ブルーロック | 第18巻158話『全ての瞬間を』ネタバレ | BLUE LOCK

BLUE LOCK
原作(Original Story): 金城宗幸 × ノ村優介
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ブルーロック 第158話ネタバレ
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ブルーロック第158話

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サブタイトル全ての瞬間を
配信日2022年1月12日
マガジン2022年7号
単行本18巻
登場人物潔世一
ミヒャエル・カイザー
アレクシス・ネス
ノエル・ノア
ベネディクト・グリム
エリック・ゲスナー
國神錬介
雷市陣吾
五十嵐栗夢
黒名蘭世
氷織羊
雪宮剣優
蜂楽廻
乙夜影汰
ラヴィーニョ
ルイス
モロ
ララ

第158話 全ての瞬間を

『第一試合までは10日間。俺たちは毎日ノエル・ノアが指定するトレーニングをこなして、その都度、更新されるランキングに一喜一憂し、上位11人に入るために戦っている。上位11人に選ばれなきゃ試合に出られない。トレーニングで高い数値を出して喰らいつくしかない。ドイツ最強チーム“バスタード・ミュンヘン”に!カイザーに勝つために!』
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『ドイツ棟 4人部屋』
雪宮剣優「結局、國神くんは何も話してくれないの?」
潔世一「うん。敗者復活戦(ワイルドカード)の話聞きたいんだけどね」
氷織羊「でも身体能力爆上がりしてんねやろ?」
黒名蘭世「シュートS、オフェンスS、スピードA、総合評価A。チェックするか?國神錬介のデータ」
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潔世一「おう、サンキュ黒名」
『参加選手のデータは閲覧できるようになっていて、ブルーロック内での評価が細かく可視化されて、自己分析の手がかりになっている』
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潔世一「(俺の数値は…総合評価B。動作視力とダイレクトプレーの数値は高いけど、パワーやパス能力はイマイチ。元々俺は単純な身体能力でここまで来た選手じゃない。数値で見た時にこの低い評価になるのも当たり前だ。じゃあランキングを上げるために俺に必要なのは何だ?)」
黒名蘭世「潔…どこいく?」
潔世一「ちょっとマスターのとこ」
『ドイツ棟 マスターストライカールーム』
潔世一「失礼しますノア」
ノエル・ノア「何だ」
潔世一「どうしたら俺はランキングを上げられますか?」
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ノア「…トレーニングに不満でもあるのか」
潔世一「いえ…勝ちたいんです…カイザーに」
ノア「そうか…潔世一、お前の武器は何だ」
潔世一「…ダイレクトシュートです」
ノア「その武器を使うために必要な要素は何だ」
潔世一「え…それは…敵の裏を突いてゴール前に自由で抜け出すコトです」
ノア「そのために必要なプレーは何だ」
潔世一「より広いプレー視野と90分間敵陣の穴を見つけて挑戦し続ける集中力と運動量です」
ノア「そのために必要な能力は何だ」
潔世一「え…えっと…」
ノア「…どーした。自分の理想ぐらい言語化できないのか?」
潔世一「…いえできます!今自分に必要なプレーの引き出しと、どんな相手にも対応できる基礎能力です」
ノア「じゃあそれが仮に全て手に入ったとして俺に勝てるか?」
潔世一「!?…それは…わかりません…」
ノア「思考からやり直せ。お前の理論は今ここで破綻した。計画の中に“わからない”要素を入れるな。全て言語化して説明できる理想を描け。“わからない”ってのは希望的観測のノイズが入った非合理の思考停止だ。そんな人間を俺はレギュラーに選ばない」
潔世一「……俺に足りないモノは何ですか?」
ノア「思考からやり直せっつってんだろ。潔世一…お前は朝起きてまず何をする?」
潔世一「へ…?」
ノア「その一歩目は世界一になるための行動か?1分1秒365日全ての瞬間をお前は本当に世界一になるために費やしているか。ブルーロックは世界一のストライカーを創る場所なんだろ?俺に勝つ理論を持ってこい」
潔世一「(これがノエル・ノアの哲学…デケぇ…!)」
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『10日後 ブルーロックセントラルフィールド』
『NEO EGOIST LEAGUE 1st GAME バスタード・ミュンヘン vs. FCバルチャ』
五十嵐栗夢「結局…10日間のトレーニングじゃ誰も上位11人には入れなかったな」
雷市陣吾「國神以外はな」
潔世一「(ノエル・ノアの言葉は俺に新しい価値観をくれた。ベンチに座ってるこの瞬間も無駄にはしない)」
🔊「それでは対戦するスペイン、FCバルチャスターティングメンバーの入場です」
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潔世一「え…(蜂楽がスタメン…!?)」
雪宮剣優「つーか乙夜も!?」
五十嵐栗夢「マジかよ…アイツら凄ぇ!」
雷市陣吾「この10日で勝ち奪ったのかよレギュラー!?」
潔世一「(クッソ…蜂楽…お前と同じその舞台に…俺も絶対立つ!)」
『新英雄大戦(ネオ・エゴイストリーグ)第一試合開戦!』
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