鬼滅の刃 | 遊郭編 第6話『ヒノカミ神楽 灼骨炎陽』ネタバレ | Demon Slayer

Demon Slayer

原作(Original Story): 吾峠呼世晴(Koyoharu Gotōge) TVアニメ『鬼滅の刃』遊郭編 第6話ネタバレ

第六話 重なる記憶
放送日	2022年1月9日
OPテーマ	残響散歌 (歌 : Aimer)
EDテーマ	朝が来る (歌 : Aimer)
CAST
竈門炭治郎 Kamado Tanjiro CV.花江夏樹 竈門禰豆子 Kamado Nezuko CV.鬼頭明里 嘴平伊之助 Hashibira Inosuke CV.松岡禎丞 我妻善逸 Agatsuma Zenitsu CV.下野紘 音柱 宇髄天元 Uzui Tengen CV.小西克幸 煉󠄁獄槇寿郎 Rengoku Shinjuro CV.小山力也 上弦の陸 堕姫 Daki CV.沢城みゆき 竈門竹雄 Kamado Takeo CV.大地葉 竈門花子 Kamado Hanako CV.小原好美 まきを Makio CV.石上静香 須磨 Suma CV.東山奈央 剣士 CV.井上和彦

EPISODE GUIDE
← 前の話	次の話 →

堕姫「この…不細工がァ！！」

竈門炭治郎「(なんだ！？帯が体に入っていってる)」

竈門炭治郎「(いや、戻っているのか！分裂していた分が)」

竈門炭治郎「(怯むな！呼吸を整えろ！)」

竈門炭治郎「(行くぞ！)」

堕姫「やっぱり…」

竈門炭治郎「消えた！？」

堕姫「柱ね…柱が来てたのね～よかった～あの方に喜んで頂けるわ」

竈門炭治郎「(姿が変わった…なんて禍々しい匂いだ…喉の奥が痺れて痛い…力が更に増している…でも伊之助たちの方に宇髄さんがいるのか？だったら安心だ)」

「うるさいぞお前ら！なんだその刀は！人の店の前で揉め事起こすんじゃねぇぞ！どこの嫌がらせだ！」

竈門炭治郎「(しまった！騒ぎで人が…)」

「この花街はな！店の者もお客も規律を守って成り立ってんだ！お前らみたいのはお呼びじゃねえんだよ！とっととうせろ！」

堕姫「うるさいわね」

竈門炭治郎「だめだ！こっちに来ちゃ！下がってください！」

竈門炭治郎「建物から出るなァ！！」




竈門炭治郎「落ち着いて！あ…あなたは助かります。腕を…紐で縛って！」

竈門炭治郎「待て…許さないぞ！こんなことをしておいて！」

堕姫「何？まだ何か言ってるの？もういいわよ不細工」

堕姫「醜い人間に生きてる価値無いんだから仲良くみんなで死に腐れろ」

煉󠄁獄槇寿郎「竈門君、君には悪いことをした。杏寿郎の為に泣いてくれてありがとう。この四ヶ月、千寿郎とも手紙のやりとりをしてくれていたそうだね。あの子も随分元気になった」

煉󠄁獄槇寿郎「初対面があのようなことになってしまい恥ずかしく思う」

煉󠄁獄槇寿郎「自分の無能に打ちのめされていた時、畳み掛けるように最愛の妻が病死した」

煉󠄁獄槇寿郎「それから酒に溺れ、蹲り続けた私はとんでもない大馬鹿者だ」

煉󠄁獄槇寿郎「杏寿郎は私などと違い素晴らしい息子だった」

煉󠄁獄槇寿郎「私が教えることを放棄した後でも炎の呼吸の指南書を読み込んで鍛錬し柱となった。たった三巻しかない本で」

煉󠄁獄槇寿郎「瑠火の、母親の血が濃いのだろう。杏寿郎も千寿郎も立派な子だ」

煉󠄁獄槇寿郎「そして竈門君、君はもっと凄い力がある」

煉󠄁獄槇寿郎「日の呼吸の選ばれた使い手は君のように生まれつき赤い痣が額にあるそうだ。だからきっと君は」

竈門炭治郎「(いいえ、槇寿郎さん、この傷は生まれつきのものじゃない)」

竈門炭治郎「(これは元々弟が火鉢を倒した時庇って出来た火傷です。さらにその上を最終選別で負傷して今の形になりました)」

竈門炭治郎「(俺の父は生まれつき額に薄く痣があったようですが、俺は違います。俺はきっと、選ばれた使い手ではないのでしょう…でも！)」

竈門炭治郎「(それでも！選ばれた者でなくとも、力が足りずとも、人にはどうしても退けない時があります！)」

竈門炭治郎「(人の心を持たない者がこの世には居るからです！理不尽に命を奪い！反省もせず悔やむこともない！)」

竈門炭治郎「(その横暴を俺は絶対許さない！)」

竈門炭治郎「失われた命は回帰しない！二度と戻らない！」

竈門炭治郎「なぜ奪う？なぜ命を踏みつけにする？」

堕姫「(この言葉どこかで聞いた)」

「何が楽しい？何が面白い？命を何だと思っているんだ」

堕姫「(誰？知らない)」

竈門炭治郎「どうしてわからない？」

「どうして忘れる？」

堕姫「(これはアタシじゃない…アタシの記憶じゃない…細胞だ…)」

堕姫「(無惨様の細胞の記憶)」

ムキムキねずみ「ムキ、ムキ、ムッキー！」

嘴平伊之助「オイィィ！蚯蚓帯共が穴から散って逃げたぞ！」

宇髄天元「うるせぇええ！！捕まってたやつらみんな助けたんだからいいだろうがァ！！」

宇髄天元「まずは俺を崇め称えろ！話はそれからだ！」

まきを「天元様！早く追わないと被害が拡大しますよ！」

須磨「わわ私達はいいから行ってくださーい！」


宇髄天元「野郎共！追うぞ！ついて来い！」


宇髄天元「どけどけェ！宇髄様のお通りだ！！」

嘴平伊之助「くそォ…速ぇ…！」

堕姫「何？お前」

竈門炭治郎「人間だったろう？お前も、かつては痛みや苦しみに踠いて涙を流していたはずだ」

堕姫「ごちゃごちゃごちゃごちゃうるさいわね！昔のことなんか覚えちゃいないわ！アタシは今鬼なんだから関係ないわよ」

堕姫「鬼は老いない、食うために金も必要ない、病気にならない、死なない、何も失わない」

堕姫「そして美しく強い鬼は何をしてもいいのよ！」

竈門炭治郎「わかった。もういい」

堕姫「血鬼術！」

堕姫「重帯斬り！」

堕姫「(さぁ、止まれないでしょ？馬鹿だから！逃げ場のない交差の一撃、花街を支配するために分裂していた私の体、一つに戻ったらその速度は比じゃないのよ)」

堕姫「(血鬼術でもない攻撃で手一杯だったアンタじゃもう無理、お終いね、さよなら、その鈍ごと斬ってあげる)」

堕姫「(アタシは柱の方に行くから)」

竈門炭治郎「ヒノカミ神楽 灼骨炎陽(しゃっこつえんよう)」

堕姫「(痛い！何？この痛み)」

堕姫「(斬撃を受けた所灼けるように痛い！上手く再生できない)」

堕姫「(コイツの傷も深いはずなのに、こんな激しい動きをしたらそこから体が裂けるわよ普通)」

堕姫「(そもそも何で私の帯が斬られるの？)」

堕姫「(硬度も上がってるのよ)」

堕姫「(指先が震える、これは私？無惨様？)」

堕姫「(コイツ、さっきより速くなってる！)」

堕姫「(おかしい！おかしい！)」

堕姫「(痛みを感じないの？人間なの！？)」

堕姫「アンタなんかにアタシの頚が斬れるわけないでしょ…！」

竈門炭治郎「(柔らかいんだ。柔らかすぎて斬れない。しなって斬撃を緩やかにされた)」

堕姫「逃がさないわよ！醜い糞餓鬼！」

竈門炭治郎「(帯が増えた。十三本。避けるとまた被害が広がるかもしれない。でもなんだろう？すごく遅いな)」

堕姫「斬らせないから今度は！さっきアタシの頚に触れたのは偶然よ！」



堕姫「(鎬で受け流された帯が一ヶ所に！)」

堕姫「それで止めたつもり！？弾き飛ばしてやる！」

堕姫「帯を張ってしならせずに斬る気か！」

堕姫「まばたきする間に伸ばせるのよ！そんな一瞬でこれだけの距離をどうにかできるわけ」

堕姫「(え？斬られた？)」

竈門炭治郎「(単純なことだ。しなるよりも尚速く刀を振り抜いて斬ればいい)」

竈門炭治郎「(今度はいける！斬れる！)」

竈門花子「お兄ちゃん！」


竈門花子「お兄ちゃん、息をして！お願い！」

堕姫「惨めよね、人間っていうのは本当に、どれだけ必死でも所詮この程度だもの、気の毒になってくる」

竈門炭治郎「(咳が止まらない…苦しい…息が…とっくに俺は体力の限界を超えていたんだ…目の前が真っ暗だ…自分の心臓の音しか聞こえない)」

堕姫「そうよね～傷も簡単には治らないし、そうなるわよね」

竈門炭治郎「(構えろ…刀を！)」

堕姫「お返しにアンタも頚を斬ってやるわよ」

竈門禰豆子「ヴーーーーーッ」



堕姫「よくもやったわね、アンタ！そうアンタ！アンタなのね！あの方が言ってたのはアンタなのね！」

鬼舞辻󠄀無慘「堕姫、私の支配から逃れた鬼がいる。珠世のように。見つけて始末してくれ。お前にしか頼めない」

鬼舞辻󠄀無慘「麻の葉文様の着物に市松柄の帯の娘だ」

堕姫「ええ！勿論嬲り殺して差し上げます！お望みのままに」


堕姫「蹴るしか能が無いのか！雑魚鬼が！」

堕姫「弱いわね！大して人を喰ってない！何であの方の支配から外れたのかしら？」

堕姫「可哀そうに。胴体が泣き別れになってるでしょ？動かない方がいいわよ」

堕姫「あんたみたいな半端者じゃそれだけの傷すぐには再生できないだろうし」

堕姫「同じ鬼だもの。もういじめたりしないわ。帯に取り込んで朝になったら日に当てて殺してあげる。鬼同士の殺し合いなんて時間の無駄だし」

堕姫「(は？ちょっと待ってよ、何なの？)」

堕姫「(足が再生してるんだけど、足どころか何で立ってるの？)」

堕姫「(さっき体切断したわよ。手応えあったもの。切ったのは間違いない)」

堕姫「(今の回復再生速度は上弦に匹敵する)」

堕姫「(なに…この圧迫…威圧感…急に変わった)」

竈門竹雄「兄ちゃん」

竈門竹雄「兄ちゃんと姉ちゃんはよく似てるよな。優しいけど怒ると怖い。姉ちゃん昔、小さい子にぶつかって怪我させたガラの悪い大人にさ、謝ってくださいって怒ってさ」

竈門竹雄「その時は周りに大人が大勢いたから良かったけど怖かった…俺…人のために怒る人は自分の身を顧みない所があるから、そのせいでいつか大切なものを失くしてしまいそうだから…怖いよ…」


堕姫「(また蹴り)」

堕姫「馬鹿の一つ覚えね！」

堕姫「次は頚よ！」

次回予告

嘴平伊之助「紋次郎！今すぐ助けに行ってやっからその前にくたばんじゃねえぞ！」

嘴平伊之助「お前よく寝ながら走れんな」

嘴平伊之助「前見えてんのか？」

嘴平伊之助「これならどうだ！」

嘴平伊之助「お前いつになくやるな。てか祭りの神はどこ行った！？」

宇髄天元「おっせえんだよお前ら！」

嘴平伊之助「祭りの神！」

宇髄天元「時間ねえから大正コソコソ噂話はなしだ！」

宇髄天元「次回、第七話 変貌。ぐずぐずすんじゃねえ！行くぞ！」

 

KIMETSU NO YAIBA
アニメエピソード	第1期	無限列車編
遊郭編	刀鍛冶の里編	主題歌
アイキャッチ	竈門炭治郎	竈門禰豆子
嘴平伊之助	我妻善逸	鬼殺隊・柱
煉獄家	猗窩座	累
上弦の鬼	下弦の鬼	コミックス
鬼滅の刃 投稿一覧