名探偵コナン | 第R123話『揺れる警視庁1200万人の人質Ⅱ』ネタバレ | Detective Conan

DETECTIVE CONAN
🖊原作者(Original Story):青山剛昌(Gosho Aoyama)
名探偵コナンアニメ 揺れる警視庁1200万人の人質 松田陳平 佐藤刑事 | Detective Conan Episode 304
TVアニメ『名探偵コナン』 第R123話ネタバレ
♦放送日(Airdate): 2022年3月26日

第R123話 揺れる警視庁1200万人の人質Ⅱ
名探偵コナンアニメ 揺れる警視庁1200万人の人質 松田陳平 佐藤刑事 | Detective Conan Episode 304
キャスト
🔷江戸川コナン Edogawa Conan CV.高山みなみ
🔷松田陣平 Matsuda Jinpei CV.神奈延年
🔷萩原研二 Hagiwara Kenji CV.三木眞一郎
🔷佐藤美和子 Sato Miwako CV.湯屋敦子
🔷目暮十三 Megure Juzo CV.茶風林
🔷白鳥任三郎 Shiratori Ninzaburō CV.井上和彦
🔷高木渉 Takagi Wataru CV.高木渉
🔷千葉和伸 Chiba Kazunobu CV.千葉一伸
🔷鈴木園子 Suzuki Sonoko CV. 松井菜桜子
🔷灰原哀 Haibara Ai CV.林原めぐみ
🔷吉田歩美 Yoshida Ayumi CV.岩居由希子
🔷円谷光彦 Tsuburaya Mitsuhiko CV.大谷育江
🔷小嶋元太 Kojima Genta CV.高木渉
佐藤美和子「白鳥君!白鳥君!」
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白鳥任三郎「危険です…早くここから…離れて…」
高木渉「大丈夫ですか!」
白鳥任三郎「ああ…君の様にうまく逃げられなかった様だがね…」
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佐藤美和子「高木君!すぐにこの道を封鎖して救急車を呼んで!」
高木渉「は、はい!」
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佐藤美和子「でも喋れるなら大丈夫そうね」
コナン「いや、右側頭部から出血し左の手足が麻痺している。これは多分…」
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灰原哀「急性硬膜下血腫…早く病院に連れて行かないとヤバいわよ」
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阿笠博士「とにかくガソリンに引火したら二次爆発が起きかねん!救急車が来るまで白鳥警部を車から離そう!」
佐藤美和子「そ…そうね」
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コナン「犯人はわからねーが狙いは警察官だって事は確かだぜ。店の中に爆弾を仕掛けたってガセネタで警察をおびき出し、刑事が店内の爆弾を探してる間に本物を車の中に仕掛けたんだよ。店の外に避難させられた大勢の客の影に隠れてな」
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コナン「さっき見た感じだと起爆装置は多分、車のドアを開けると安全ピンが外れもう一度開けて外に出ようとすると着火する仕掛け…問題は白鳥警部がどうしてすぐ外に出ようとしたかだけど…」
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白鳥任三郎「こ…これを…すぐにあなたに見せたくて…」
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白鳥任三郎「あなたを悩ませている消せない記憶…それを吹っ切るチャンスですから…」
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佐藤美和子「俺は剛球豪打のメジャーリーガー。さあ延長戦の始まりだ。試合開始の合図は明日正午。終了は午後3時。出来のいいストッパーを用意しても無駄だ」
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佐藤美和子「最後は俺が逆転する。試合を中止したくば俺の元へ来い。血塗られたマウンドに貴様ら警察が登るのを鋼のバッターボックスで待っている」
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佐藤美和子「こ…これは!」
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佐藤美和子「(あいつだ!あいつがまた!)」
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目暮警部「ほ、本当かね?白鳥君が爆発に巻き込まれたというのは!?」
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佐藤美和子「はい。たった今救急車に乗せて近くの病院へ。重傷です。で、そちらの状況は?」
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目暮警部「今、君が言った文と同じ内容のFAXが警視庁管轄内の全ての警察庁に送られてきて大騒ぎになっておるよ。もしかしたら7年前と3年前の爆弾犯じゃないか…とな」
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佐藤美和子「もしかしたらじゃありません。間違いなくそうだと松本管理官に伝えてください!」
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佐藤美和子「3年前の事件で公開された予告FAXは前半部分だけ!こんな酷似した文は模倣犯に書けませんから」
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佐藤美和子「(今度こそ逃がさない!必ずこの手で捕まってみせる!)」
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白鳥任三郎「消せない記憶…それを吹っ切るチャンスですから…」
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佐藤美和子「(そうだ!吹っ切らなきゃ!あの爆弾犯を挙げて忘れなきゃ!忘れる?)」
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松田陳平「へぇー、殉職した親父の形見をお守り代わりにねぇ」
佐藤美和子「ちょっと返してよ!どうせそんなのいつまでも持ってないで吹っ切らなきゃ前に進めないって言いたいんでしょ?」
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松田陳平「いゃ、忘れるこたぁねぇよ」
佐藤美和子「え?」
松田陳平「前に進めるかはあんた次第」
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松田陳平「あんたが忘れちまったら、あんたの親父は本当に死んじまうぜ?」
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コナン 「ねぇ、教えてくれない?どうしてこの爆弾犯は警察を目の敵にしてるの?」
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佐藤美和子「こ、コナン君!いつこの車に!?」
コナン 「ねぇ、答えてよ」
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佐藤美和子「7年前の事件の時、爆弾犯は二人いたのよ。爆弾が仕掛けられた場所は都内にある二つのマンション。要求は10億円で住人が一人でも避難したら即爆発するという条件だったわ」
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佐藤美和子「一つは何とか時間内に解体できたんだけど、もう一つは手間取って仕方なく爆弾犯の要求を飲む事にしたの」
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佐藤美和子「起爆装置のタイマーは爆弾犯のリモコンによって止められ、住人は全て避難し事件は終わったかに見えた」
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佐藤美和子「ところがその30分後に突然犯人から警察に電話が入ったのよ。“爆弾のタイマーがまだ動いてるってどういう事だ?”ってね」
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佐藤美和子「多分その頃テレビで流れた事件を振り返るVTRの部分だけを観て勘違いしたんだろうけど」
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佐藤美和子「警察は爆弾犯を確保する絶好のチャンスだと思い話を引き伸ばして逆探知に成功し、電話ボックス内にいる爆弾犯を発見」
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佐藤美和子「でも運悪く」
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佐藤美和子「慌てて逃げた爆弾犯は逃走中に車にはねられて死亡してしまった」
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コナン「じゃあどうして爆弾犯がもう一人いるってわかったの?」
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佐藤美和子「それが…そのあと止まったはずのタイマーが再び動き出して爆弾が爆発したのよ」
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佐藤美和子「事故死した爆弾犯の住所はすぐに突き止めたけど、わかったのは誰かと二人で住んでいた事だけ。多分もう一人のその爆弾犯は思ったでしょうね。我々警察がウソの情報をテレビで流し、仲間を罠にはめて殺したってね」
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円谷光彦「それじゃあまるっきり逆恨みじゃないですか!」
高木渉「さあ、わけを話したんだからもう降りてくれよ」
吉田歩美「私達も手伝うもん!」
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小嶋元太「一人よりいっぱいいた方お買い得だぞ」
高木渉「でもねぇ、子供を乗せて捜査してるなんてバレたら…」
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灰原哀「あら、こういう子供じみた暗号は案外子供の方が解きやすいのよ。それとも、江戸川君抜きの私達だけじゃ不満なのかしら?」
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高木渉「そ…そういうわけじゃ…」
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円谷光彦「でもどうして犯人はわざわざ暗号を送って来たんでしょう…」
吉田歩美「何も言わなきゃ見つかりっこないのに」
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灰原哀「あなた達が宝物を隠して誰かが探しに来たらどうする?」
吉田歩美「ドキドキしながら黙って見てるけど…」
灰原哀「その宝物を落とし穴の中に隠していたとしたら?」
円谷光彦「ヒントをちょっとずつ言って」
吉田歩美「そうか!だから暗号を」
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灰原哀「そう、犯人はまるで子供…爆弾という玩具を手に入れた質の悪いガキだわ」
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名探偵コナンアニメ 揺れる警視庁1200万人の人質 犯人 | Detective Conan Episode 304
名探偵コナンアニメ 揺れる警視庁1200万人の人質 犯人 | Detective Conan Episode 304
阿笠博士「蘭君、実はコナン君なんじゃが今夜家に泊まると言い出してのォ」
毛利蘭「え?博士の家にですか?」
阿笠博士「ああ、ワシの作ったゲームに子供達みんなはまってしまってのォ」
毛利蘭「じゃあ歩美達も一緒に泊まるんですか?」
阿笠博士「そうなんじゃ…明日の夕方には帰ると思うがな…じゃあそういう事で」
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阿笠博士「ふう…次は歩美君の家か…」
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コナン「頼むよ博士」
吉田歩美「私達も白鳥警部の敵取りたいもん!」
小嶋元太「そうだそうだ取りたいもん!」
円谷光彦「お願いします博士!」
灰原哀「危険なマネはさせないから」
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灰原哀「南杯戸駅よ」
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灰原哀「3年前の事件で爆弾が仕掛けられたのは杯戸ショッピングモールの大観覧車と米花中央病院、それらが面している道の延長線上で交差する場所にあるのが東都中央線の南杯戸駅よ」
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高木渉「ハハ…でもそれは延長戦と延長線をこじつけただけで…」
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灰原哀「バカね。道が交差してるそばに駅があるって事は当然あるはずでしょ?ストッパーも」
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円谷光彦「踏み切りの遮断機の事ですね!」
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高木渉「まさか鋼のバッターボックスって…」
灰原哀「鉄の箱、電車の事よ。しかも血のマウンドに登れって事は赤い車体の上り電車」
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高木渉「た、大変だ!早くこの事を佐藤さん達に」
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佐藤美和子「大丈夫!聞こえたわ。こっちも大体同意見よ」
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佐藤美和子「恐らく一つ目の爆弾は南杯戸駅から東京へ向かう東都中央線の車内。私は警部に連絡して捜査員を向かわせるか高木君は爆発物処理班の手配を!急いで!」
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目暮警部「何!?南杯戸駅!?本当なのか!?わかった!至急手配する」
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「何だ?これは」
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「みんな離れろ!爆弾だ!」
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「何だこりゃ」
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佐藤美和子「え?偽物!?本物の爆弾じゃなかったの!?」
コナン「どやら犯人は捜査員がそこに探しに来る事を読んでたようだな」
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灰原哀「ええ、かなりずる賢そうね、このイタズラ坊主は。しかも始末の悪い事に目的はお金じゃないようだし」
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コナン「ああ、恐らく警視庁に対する復讐だ。この東京に住む1200万人もの人間を人質に取ってな」
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千葉和伸「一応都内を走る赤い車体の電車はほぼ調べたんですが」
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千葉和伸「見つかる不審物はどれもふざけた偽物ばかりで」
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目暮警部「そうか…恐らく捜査を混乱させるのが目的だろ。とにかく気を抜かずに捜査を続行しろ」
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松本清長「都内の赤い電車は全線停止!野球場に割り振った捜査員を各駅に回して張り込ませろ!一発目の爆破予告の正午まではまだ5時間もある!」
名探偵コナンアニメ 揺れる警視庁1200万人の人質 松本清長 | Detective Conan Episode 304
松本清長「まだ5時間もあるか…本当はあと5時間しかないと言いたいところだがな…」
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佐藤美和子「とにかくこれ以上あの子達を引っ張り回すわけにはいかないわね。あ、そうだ!白鳥君の容態聞いてくれた?」
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高木渉「はい。白鳥さんに付き添っている由美さんが教えてくれました。手術は成功して今は意識が戻るのを待っているそうです」
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佐藤美和子「そう!よかった!」
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宮本由美「いい?高木君!美和子を危ない目に遭わせちゃダメよ。もし今回の爆弾犯が3年前に松田君を爆死させた被疑者と同じなら、あいつ無茶しかねないし、それに美和子を救えるのは高木君しかいないんだから!」
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高木渉「え?でもどうして僕なんですか?」
宮本由美「似てるのよ、あなたその松田君に」
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高木渉「あ、でもそれはあの時、変装した僕の姿がたまたま…」
宮本由美「もちろん顔やワイルドさは彼の方が5枚も10枚も上よ」
高木渉「10枚ですか…」
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宮本由美「でも何となく感じるのよ匂いと言うか…ハートというか…彼に似た何かをね。美和子も最近やっとその事に気づいてきたみたいだけどね」
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佐藤美和子「ちょっと高木君!高木君ってば!何深刻な顔して考え込んでたのよ!もしかして爆弾の隠し場所わかったの?」
高木渉「あ、いや、違います」
佐藤美和子「じゃ何を」
高木渉「別に大した事じゃありませんよ」
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佐藤美和子「じゃあ私は捜査を続けるから高木君は子供達を家に送り届けてそれから本庁に戻って仮眠を取ってから目暮警部の手伝いをしてなさい」
高木渉「あ、でも僕もこのまま捜査を…」
佐藤美和子「バカね!寝不足でフラついてる刑事なんて足手まといになるだけよ!わかったわね!」
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高木渉「は…はい」
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佐藤美和子「(ダメよ)」
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佐藤美和子「(誰も連れて行かせやしないわ…もう二度と…絶対に)」
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