黒執事 | 第228話『その執事、遺忘』ネタバレ(最新話)

Kuroshitsuji
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『黒執事』第228話「その執事、遺忘」ネタバレ。ブライトンのザー・ネクタルスプリングスホテルの喫煙室において、モドリが語る壮絶な過去の物語が終わりを迎える。モドリはセバスチャンを邪悪な悪魔と見なして激昂し、室内を破壊して周囲を脅かすが、余興は強制的に閉幕される。各自が部屋に引き上げる中、客の一人であるリチャードが従業員たちによって冷酷に始末される様子が描かれる。
第227話第229話

黒執事 第228話

原作枢やな
配信日2026年7月18日
サブタイトルその執事、遺忘
Gファンタジー2026年8月号
登場人物シエル・ファントムハイヴ
セバスチャン・ミカエリス
ヴィクトリア女王
ジョン・ブラウン
モドリ・ヴラディス
バーナバス・フェアチャイルド3世
イリーナ・ペトロヴナ
ダリウス・スターリング
リチャード・バリモア
ホフマン
ロドニー・ホール

第228話 その執事、遺忘


あらすじ

ホテルの喫煙室で繰り広げられていた物語の泉(The Spring of Tales)において、モドリが自身の過去を語り終えて臨戦態勢をとる。モドリはセバスチャンが探し求めていた悪魔であると確信し、導き主の教えに従って彼を打ち倒そうと激しく威嚇する。この突然の暴走による騒動で滞在客たちがパニックに陥る中、司会を務めるバーナバスが今宵の余興の閉幕を宣言し、客たちは各々の部屋へと引き上げていく。自室に戻った偽伯爵のリチャード・バリモアは、イリーナの部屋を覗き込もうと画策するが、ルームサービスを装って部屋に入り込んだ従業員のロドニーに襲撃される。ロドニーがリチャードの持ち物を物色して彼の素性が安い詐欺師であることを暴き立てる中、清掃担当のホフマンが血まみれのバスタブの掃除を開始する。

概要

第228話では、前話まで描かれていたモドリの狂信的な過去が現代のザー・ネクタルスプリングスホテルの喫煙室へと繋がり、一触即発の危機が訪れる。モドリの復讐心がセバスチャンへと向けられるものの、ホテルの従業員であるバーナバスによって社交場の秩序が巧みに維持される様子が描かれる。また、余興の後に描かれるもう一つの事件により、この高級ホテルの裏に潜む凄惨な真実が浮き彫りになる。従業員のロドニーが客であるリチャードを容赦なく仕留め、彼の持ち物を冷静に査定して本物の貴族ではないことを見抜く場面や、ホフマンがバスタブに広がった血の海の清掃を平然とこなそうとする描写がなされる。従業員たちの恐ろしい二面性と冷静な処理能力が示され、シエルたちの滞在するホテルが決して安全な場所ではないことを強く印象付けるエピソードである。

本文:ネタバレ

1. 喫煙室でのモドリの怒りとセバスチャンへの威嚇

語りを終えたモドリは激しい臨戦態勢をとり、周囲の緊張感を一気に高める。
導き主の命令:
  • モドリは邪悪なる悪魔を打ち倒せという導き主の教えを叫び、敵対者に対する強い殺意を示す。
物語の泉の交信:
  • バーナバスは自分たちがモドリの語った物語と交信した事実を厳かに告げる。
セバスチャンの反応確認:
  • モドリは己の罪の重さに怯える悪魔の姿を期待しながら、セバスチャンがどのような顔をしているかを確認する。
不敵な沈黙への怒り:
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  • セバスチャンが何食わぬ顔で佇んでいる様子を目にした瞬間、モドリは激しい怒りにとらわれる。
喫煙室の物品破壊:
  • 立ち上がったモドリの激しい怒りにより、部屋の照明や酒瓶などがすべて割られ、部屋中はパニックとなる。

2. 喫煙室に広がるパニックと余興の強制的な閉幕

モドリの突然の暴走によって室内の平和は完全に崩壊して滞在客たちは恐怖の声を上げる。
客たちの悲鳴と混乱:
  • イリーナが恐怖からきゃああっと悲鳴を上げ、ダリウスは突然の激しい物音に驚いて落雷が落ちたのかと周囲を見回す。
女王の怯えと人形の慰め:
  • 女王ヴィクトリアは怖がってアルバートに助けを求め、ジョンは蝋燭に火を点けてアルバート人形で彼女に語りかけて優しく安心させる。
余興の強制的な終了:
  • バーナバスは皆様の物語から湧き出た泉は今宵一つの大河となったが流れが激しくなりすぎたため閉幕にすると告げ、各自部屋に戻るよう穏やかに促す。
社交場のルールの主張:
  • 自分に対して貴様と激怒して詰め寄るモドリを前に、バーナバスは事前にここが紳士淑女の社交場であると説明したはずだと冷淡に制止する。
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演出への勘違いと再戦の約束:
  • 今の騒動が素晴らしい演出ではないかと疑うダリウスの横で、イリーナは伯爵夫人に対してまた必ずお話させてくださいと約束を取り付ける。
突然の余興の中止による解散:
  • シエルとセバスチャンも部屋で話の続きを共有することを決めて退室し、激しい悔しさを表情に浮かべるモドリをその場に残して全員が完全に散会する。

3. リチャードの部屋への侵入とロドニーによる冷酷な襲撃

各自が部屋に引き上げる中、リチャード・バリモアは自身の野望を果たすために行動を開始する。
窓からの侵入計画:
  • リチャードは先ほどの騒動に驚きつつも、自分の本番はこれからであると考え、イリーナの部屋を窓から覗こうと試みる。
突然のノック:
  • 移動しようとしたその瞬間に部屋の扉が叩かれ、ルームサービスだという声が響く。
ロドニーの入室:
  • ホテルのお詫びのサービスと称して、ロドニーが静かに部屋へ足を踏み入れる。
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偽りの親切の受領:
  • リチャードはそれをホテルの素晴らしい配慮だと思い込んで部屋に入れるが、その後に生死がわからない状態になる。
犠牲者の物品確認:
  • 入室したロドニーはリチャードの衣服や持ち物のチェックを淡々と始め、彼の本当の素性を暴く。

4. 従業員たちによる所持品の検分と惨状の処理

ロドニーはリチャードが偽の爵位を名乗る安価な詐欺師であることを冷徹に暴き出す。
偽物の財産の評価:
  • 真鍮のシグネットリングをゼロポンド、羊毛のマフラーをゼロシリング、偽の小切手をゼロペンスと順に判定する。
貴族の衣装への辛口批評:
  • 本気で貴族を演じるのであれば既製品の肩と袖くらいは自分で縫い直すべきだと語り、仕立ての悪さを指摘する。
清掃担当の出現:
  • 惨劇の行われた浴室に、清掃担当のホフマンが平然と姿を現す。
血まみれの浴槽の目撃:
  • ホフマンは大量の血痕が広がったバスタブを目の当たりにし、これは掃除のしがいがあると呟く。
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不似合いな従業員の態度:
  • ホテルの高級な外観とは全く不釣り合いな従業員たちの冷徹な作業が描かれ、このホテルの危険性が浮き彫りになる。

まとめ

第228話はモドリの告白が終わった後に起きた喫煙室での予期せぬ暴走による余興の中止と、その裏で平然と遂行されるホテルの恐ろしい血塗られた実態を描くエピソードである。
悪魔への激昂と威嚇:
  • 自分の過去を語り終えて臨戦態勢をとるモドリは、セバスチャンの平然とした態度に激怒し、立ち上がっただけでその激しい怒りによって部屋の照明や酒瓶をすべて叩き割る。
物語の泉の強制閉幕:
  • バーナバスは名残惜しさを漂わせつつ余興を強制閉幕させ、困惑するモドリを残してシエルや女王をはじめとする滞在客たちは各々の部屋へ引き上げる。
詐欺師リチャードへの急襲:
  • 偽の伯爵であるリチャードはイリーナの部屋を覗こうとするが、お詫びのサービスを口実に部屋へ入ってきた従業員のロドニーに襲われる。
冷酷な批評と遺品の査定:
  • ロドニーは真鍮のシグネットリングや羊毛のマフラーをゼロと見做してリチャードの正体が詐欺師であることを看破し、衣装の作りを辛口に批評する。
惨死たる現場の通常清掃:
  • バスタブが血まみれになった惨状を目にしたホフマンは掃除のしがいがあると淡々と呟き、従業員たちの不気味なほどの日常的な冷静さを示す。
次号休載。10月号(9月18日金曜発売)につづく。
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