薬屋のひとりごと | 第103話『西都 初日』ネタバレ | サンデーGX最新話

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薬屋のひとりごと サンデーGX 第103話 ネタバレ 感想 壬氏 阿多 The Apothecary Diaries Chapter 103
『薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜』第103話「西都 初日」ネタバレ。西都に到着した猫猫は、豪華な部屋の待遇に戸惑いつつも、隣室で起きた里樹妃と異母姉の騒動に巻き込まれていく。里樹妃を巡る壬氏への下賜という思惑が浮上する中、給仕を探す猫猫と馬閃の密談が壬氏たちに露見する展開を迎える。
第102話第104話

薬屋のひとりごと 第103話

原作日向夏
作画倉田三ノ路
サブタイトル西都 初日
サンデーGX2026年8月号
配信日2026年7月17日
登場人物猫猫(マオマオ)
壬氏(ジンシ)
馬閃(バセン)
阿多(アードゥオ)
里樹妃(リージュヒ)
羅半(ラハン)
陸孫(リクソン)
楊玉袁(ヨウギョクエン)

第103話 西都 初日


あらすじ

西都に到着した壬氏一行は、戌西州の長である楊玉袁の丁重な出迎えを受ける。滞在先で猫猫は、隣室の里樹妃が実父の妾腹の異母姉から理不尽に殴られている現場に遭遇し、彼女の怪我の手当てを行う中で口内に極めて稀な身体的特徴を発見する。さらに食事への細工を警戒して阿多を交えた安全な夕食の席を確保するが、食後に館内で道に迷っていた武官の馬閃と偶然鉢合わせる。馬閃から壬氏と里樹妃の間に持ち上がっている下賜の縁談とそれに伴う懸念を打ち明けられる最中、馬閃が動揺して大声を上げてしまう。近づく人影から隠れようと咄嗟に物陰に潜む二人だったが、不注意から足音を立ててしまい、行方を探していた壬氏や羅半、陸孫に極めて怪しい密会現場を正面から目撃される事態へと発展する。

概要

本話は、猫猫たちが西都の地に足を踏み入れた初日の様子を描くエピソードである。出迎えたのは玉葉妃の父親である楊玉袁であり、猫猫は皇弟の従者としての待遇の良さに戸惑いを見せる。また、後宮から離れた地での里樹妃を取り巻く複雑な親族関係や、彼女を巡る壬氏への下賜という政治的な思惑が馬閃の口から語られる。物語の終盤では、馬閃と猫猫の隠密な会話が思わぬ形で壬氏たちに露見する展開を迎える。不審な物音に気づいた壬氏の隣には羅半と陸孫も同行しており、緊迫した空気のなかで幕を閉じる。

本文:ネタバレ

1. 西都への到着と楊玉袁(ヨウギョクエン)の出迎え

猫猫たちは西都に到着し、立派な表門の前で主人と従者が並んで出迎えを受ける。
戌西(いせい)州の長の挨拶:
  • 長である楊玉袁(ヨウギョクエン)が遠路はるばるやってきた一行を歓迎する。
玉葉妃の父親:
  • 出迎えた人物の顔を見て、猫猫はそれが玉葉妃の父親であると察知する。
薬屋のひとりごと サンデーGX 第103話 ネタバレ 感想 玉葉の父 楊玉袁 ヨウギョクエン The Apothecary Diaries Chapter 103
湯浴みの勧め:
  • 長旅の疲れを気遣って湯浴みの支度があることを伝えられた壬氏が、それをありがたく受け入れる。

2. 豪華な部屋への困惑とバルコニーでの休息

猫猫は案内された自分の部屋があまりにも立派であるため、その待遇に戸惑いを隠せない。
費用の心配:
  • 皇弟の従者という立場を考慮しても豪華すぎるため、後で金を請求されるのではないかと疑う。
風呂上がりの風:
  • 湯浴みを済ませた猫猫はバルコニーに出て、外の風に当たっていると埃っぽくなりそうだと感じる。

3. 隣室からの怒鳴り声と去り行く女性

バルコニーで風に当たっていると、突然どこからか誰かの怒鳴り声が聞こえ始める。
隣室の状況:
  • 「なんであんたがここにいるのよ!」と激しく怒る声が響き、猫猫はそれが隣にある里樹妃の部屋からのものだと察する。
異母姉の怒声:
  • 「だから何?私の邪魔をする気?いつもそう!」と憤る言葉が聞こえ、声の主を確かめるために廊下へ向かう。
女性の退出:
  • 声の主を確認するために廊下に出て様子を伺った猫猫はある女性が里樹妃の部屋から不機嫌に出てくる姿を目撃する。
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人払いの不備:
  • わざわざ人払いをしておきながら窓を開けたままにしているため、これでは全く意味がないと呆れる。

4. 里樹妃の部屋への訪問と左頬の怪我

女性が去った後、猫猫は里樹妃の部屋を訪ねて中に入っても良いか尋ねる。
入室後の要求:
  • 何の用か問いかける里樹妃に対し、猫猫は彼女の顔を見せるように促す。
殴打の痕跡:
  • 里樹妃の左頬には誰かに殴られた痕があり、会話を聞かれていたのかと不安そうに尋ねられる。
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水の用意:
  • 隣の部屋なので聞こえたと言いながら、猫猫は侍女に対して頬を冷やすための水を用意するように指示する。
侍女への指摘:
  • 自分が動くのかと不満そうな侍女に対し、人払いには応じるのだなと皮肉を込めて告げて黙らせる。

5. 口内の確認と異母姉の事情

里樹妃の顔を観察した猫猫は、熱を持っているが冷やせば腫れはひどくならないと判断する。
口の中の異変:
  • 念のために口の中を見せてもらうと、猫猫はそこで珍しい状態を発見して少し驚く。
乱暴な相手の正体:
  • 誰がそんなに乱暴をしたのか尋ねると、里樹妃は実母の死後に父親が迎えた後妻の連れ子である異母姉だと明かす。
父親への不信感:
  • 里樹妃の不貞を疑うくせに自分はよそで子供を作っていた父親に対し、猫猫は器の小ささを感じて姉を甘やかしていると推測する。

6. 食事への同行提案と里樹妃の安堵

猫猫は父親の件をその姉から聞いたのか、また盗賊の件も姉の指し金と思って言葉を濁したのかと確認する。
里樹妃の困惑:
  • 詳細についてはよく分からないと答える里樹妃に対し、猫猫は今晩の食事を一緒に摂ることを提案する。
阿多への声かけ:
  • 阿多も食事に誘えば不審な細工をされる心配がなく安心して食べられると伝え、里樹妃は嬉しそうな笑顔で同意する。
猫猫の同情:
  • 誰の子供か分からないという噂があっても本人は何も悪くないと、猫猫は心の中で彼女を思いやる。

7. 玉葉妃の旧居での夕食

猫猫と里樹妃、阿多の三人は、食事が用意されている部屋へと案内される。
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部屋への感心:
  • 立派な部屋を見てここを使って良いのかと尋ねる阿多に対し、使用人は昔お嬢様たち皆で食事をするのに使っていたと説明する。
建物の由来:
  • お嬢様が玉葉妃のことだと察する猫猫の横で、使用人は異国の神を祀る建物を移築したものであり異教徒は通っていないと付け加える。
天井のガラス:
  • 阿多と里樹妃が部屋の使用を承諾する中、猫猫は天井にはめ込まれた玻璃の製造方法に興味を持つ。
食後の片付け:
  • 翠苓も来ればよかったと話しながら都と違う食事を終えた後、猫猫は給仕を呼ぶだけの片付けを自分一人で引き受ける。

8. 給仕の探索と馬閃との遭遇

人払いで下がっていた給仕を呼ぶため、猫猫は広い廊下を歩き始める。
馬閃との鉢合わせ:
  • 途中で馬閃とバッタリ会い、どうしたのかと尋ねるが何でもないと返される。
道迷いの指摘:
  • 道に迷ったのではないかと指摘すると馬閃は激しく動揺し、猫猫は離れまで距離があるから一緒に行こうと誘う。
強がりの失敗:
  • 離れの隣の部屋だから迷うはずがないと言いかけた馬閃は途中で言葉に詰まり、猫猫はその様子を心配する。
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9. 里樹妃の評判と嫁探しの思惑

歩きながら馬閃は、里樹妃がどのような人物であるかを猫猫に問いかける。
壬氏への相談:
  • 壬氏に聞いた方が良いと返す猫猫に対し、馬閃はそれができないから困っていると零す。
嫁探しの察知:
  • その反応から、猫猫今回の会合が壬氏の嫁探しを兼ねていることを馬閃が知っているのだと理解する。
里樹妃の評価:
  • 臆病で泣き虫だがすれていなくて可愛らしい方だと伝えると、馬閃は本当にそうかと疑いの目を向ける。
家柄の懸念:
  • 父親も壬氏も里樹妃の名前を聞いて渋っていた理由として、馬閃は卯の一族が最近でしゃばっているからかと悩む。

10. 下賜の噂と二人の身分への考察

はっきり言うよう求める猫猫に対し、馬閃は誰にも言うなと前置きした上で里樹妃を壬氏へ下賜する話が出ていると伝える。
猫猫の他人事:
  • すでに知っていた猫猫はおやまあと言い流し、大変な事態だと騒ぐ馬閃に自分が行き遅れなことの方が心配だと返して納得させる。
年齢と立場の考慮:
  • 近親婚の可能性を除けば数えで二十歳の壬氏と十六歳の里樹妃はちょうど良く、壬氏が六つも年齢をごまかしていたことを思い出す。
皇位継承権の重み:
  • 東宮に玉葉妃の皇子がいるとはいえ壬氏の継承権は高く、国母になれずとも宰相の妻としては最有力候補だと猫猫は考える。
馬閃の小姑根性:
  • 美しく有能な貴人に相応しいか見定めたいのだろうと馬閃の心理を推測する中、彼が父親の渋る様子から里樹妃の欠陥を疑うため、猫猫は滅多なことを言うなと焦る。

11. 馬閃への助言と突然の激昂

そんなに気になるなら直接見に行けば良いと、猫猫は馬閃にアドバイスを送る。
面会の工夫:
  • 人見知りでヴェールを被るが慣れれば話すと説明し、翠苓を男と思っている里樹妃が直接話さない様子を思い出す。
恩返しの利用:
  • 阿多たちの馬車を助けた恩があるのだから、阿多と一緒にいる時に話しかけてみれば良いと提案する。
女性への苦手意識:
  • 自分のような男を女性は怖がらないかと躊躇する馬閃に対し、猫猫は貞操を狙われていた側だと指摘して彼を激怒させる。

12. 壬氏たちの接近と物陰での発覚

馬閃の大きな怒鳴り声が廊下に響き渡り、周囲にその存在を気づかれてしまう。
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人影の接近:
  • 誰かそこにいるのかという声の後に、気のせいだろうと話す複数の声が近づいてくる。
口を塞がれる猫猫:
  • 馬閃を探索する壬氏の声が聞こえ、焦った馬閃は後ろから猫猫の口を塞いで物陰に隠れようとする。
最悪の目撃:
  • 思わず足音を立ててしまい、馬閃が猫猫の口を塞いでいる怪しい場面を壬氏に直接目撃される。
同行者の動揺:
  • 何をしているのかと壬氏が咎める中、その隣には羅半と陸孫も同行しており、大変な誤解が生じる状況で次回へ続く。
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まとめ

第103話は西都に到着した初日に猫猫が里樹妃の抱える親族の問題に関わり、さらに馬閃との会話から壬氏への下賜の噂が明らかになるエピソードである。
西都での出迎え:
  • 戌西州の長である楊玉袁が壬氏や阿多を出迎え、猫猫は案内された豪華な部屋の待遇に戸惑う。
里樹妃の怪我と夕食:
  • 隣室から聞こえた怒鳴り声の後、猫猫は異母姉に殴られた里樹妃の傷を確認し、彼女を安心させるために阿多を交えて玉葉妃の旧居で食事を共にする。
下賜の噂と馬閃の苦悩:
  • 給仕を探す途中で迷っていた馬閃と遭遇した猫猫は、里樹妃が壬氏へ下賜される話が出ていることを知らされ、馬閃の複雑な心境を聞く。
隠密の会話と露見:
  • 馬閃が周囲を警戒して猫猫の口を塞ぎ物陰に隠れようとした際、足音を立ててしまい、その怪しい光景を壬氏、羅半、陸孫の三人に目撃される。
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