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Kagurabachi | |||
原作(Original Story): 外薗健(Hokazono Takeru)![]() カグラバチ 第84話ネタバレ | |||
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カグラバチ 第84話 | |||
サブタイトル | 傷の者たち | ||
配信日 | 2025年6月30日 | ||
ジャンプ | 2025年31号 | ||
登場人物 | 六平千鉱 座村清市 郎 炭 杢 座村イヲリ 井倉 | ||
第84話 傷の者たち『京都』 座村清市「真打を折るだと?(戦後打った妖刀はあの一振りのみ。妖刀を破壊するための妖刀。確かに六平の考えそうなことだ…が)…どうだか夢物語だ。この飛宗にすら刃こぼれ一つ与えられてねぇんだぞ」 六平千鉱「これからだ」 座村清市「んな力があったとしても過去の荷だ。お前が背負う必要はねぇ」 六平千鉱「俺は六平国重の息子だ」 座村清市「そうか」 六平千鉱「(この上ない殺気…今度こそ本気で淵天を奪う気だ)」 座村清市「(やはり鴉と同じ…淵天の基本能力か、それとも…)」 六平千鉱「(“猩(あか)” 流れのまま飛宗の鴉を吸収できた。感じる…どんどん淵天と馴染んでいく。座村さんの握る飛宗に傷一つつけられないなら、確かに“真打を折る”なんて夢物語だ) 証明する。淵天の力を…あなたに!生きる道を!」 座村清市「(もはやまともに刀を握ることさえ…) 夢物語だな。終わりだ」 『回想』 郎「飛宗を持った座村さんに死角はない。羽根による感知、どういう感覚なんだ?」 六平千鉱「淵天の金魚と同じ、触れれば凹凸まで詳細の形はわかります。けど周囲の環境は多分音や温度、空気の流れとかを感知して自然とイメージで空間が立ち上がるような」 郎「羽根に当たらなければいけるかもな」 杢「巻墨の隠密は熱・音・匂い・殺気。気配の由来は極限まで削ぎ落とし空間に溶け込む」 炭「物理的な空気の流れで僅かにこちらを感知できても視認できない座村さんにとって巻墨の存在は朧げになる」 『現在』 座村清市「(意識を強く向けなければ消えていく。この状態でのヒットアンドアウェイ…) チッ」 郎「(この妖刀戦、巻墨なら水を差せる)」 六平千鉱「猩“雀”」 座村清市「(雀!やっぱコピー…!手を治す気だな)」 座村清市「(回復は馴染みのない神経を使う。いきなり使いこなせねえ。おそらく骨ごといってるあの怪我なら早くて十数秒。巻墨が時間稼ぎ…!)」 郎「何焦ってる (雀とやらはあんたのその眼も治せるらしいじゃないか。眼治したら巻墨なんて敵じゃねえだろ。それでも)…生きる未来を直視するのか怖いのか」 座村清市「黙れ (俺が生きる未来は…) もう視えてる」 『座村の天敵、巻墨の大一番。しかし生まれた隙き僅か3秒にさえ届かない一瞬』 座村清市「悪いな (回復する隙は無)」 郎「いや、やっぱ大事なもんは視えてねえな」 『“一瞬”…それでも再びその刀を構えるのには十分な猶予であった』 座村清市「(治してないのか)」 六平千鉱「(回復じゃない全て火力として乗せる) 俺たちは傷だらけになったって構わないんだ」 『想いを乗せた一撃が届く』 | |||
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