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ONE PIECE | |||
原作(Original Story): 尾田栄一郎(Oda Eiichiro)![]() ONE PIECE 第1153話ネタバレ | |||
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ワンピース 第1153話![]() | |||
サブタイトル | ロキ誕生 | ||
配信日 | 2025年6月30日 | ||
ジャンプ | 2025年31号 | ||
登場人物 | ハラルド イーダ ハイルディン エストリッダ ロキ 巨兵海賊団 | ||
第1153話 ロキ誕生『ドリー、ブロギーと共に暴走気味な幼少期を送ったエルバフの王子ハラルドは古代巨人族の血を引く天性の巨体と怪力、そして地位により慢心極まり、もはや誰にも止められない迷惑な人物に成長した』 ハラルド「エルバフ以外の奴らは弱くて小さくてつまらねェ。なァお前ら」 「ですよねぼっちゃん!」 「おっしゃる通り!」 『新世界 バント王国』 「さーてお立合い!身の丈は10m。歩けば地震、吠えれば雷。かのエルバフから来た世に珍しき巨人族、イーダの登場だァ!」 ハラルド「巨人族を見世物にするとはいい度胸だ」 ハラルド「バラハハハハ!あいつら、エルバフをバカにしやがって!目にもの見せてやったぜ」 イーダ「あなたは誰?」 ハラルド「礼はいいぜ。おれァエルバフの王。故郷をバカにされて黙っちゃいられねェ」 「えェ~~~~!国王様ァー!」 イーダ「船を戻して!お詫びしなきゃ…ケガ人もたくさん出ちゃった」 ハラルド「正気かてめェ。チビ人形共のミニ王国に」 イーダ「シバくわよ!?💢働かせて貰ってたの。漂流して死にかけた私を助けてくれて…ケガが治るまで食べていける様に仕事をくれた優しい人達よ!?一体何?チビ人形って…たまたま大きい体に生まれただけで!偶然強いだけで!人間族より偉いなんて勘違いして!思い上がってみっともない!だから全ての巨人族がエルバフみたいに野蛮だって誤解されるのよ」 ハラルド「でかく生まれた…だけ?」 「船…出しますかハラルド様」 ハラルド「何ボーっとしてんだお前ら」 「はい?」 ハラルド「手伝った来いよバカ!模型みてェなもんだろ、あんな町!」 「はいーっ!」 「建築技法が全然違うな」 「エルバフに帰ったらみんなに教えてやろう」 「調味料も少し分けて貰おう」 「食った事ねェ味だったもんな」 「布の頑丈さ!」 「きめ細かい!器用なんだな、人間族は」 イーダ「同じ目線で見るのよハラルド。世界に壊していいものなんか一つもない」 イーダ「私は南の海のサムワナイ島の生まれ。色々あってこの海に来たの」 ハラルド「血の蛇を超えたのか」 イーダ「レッドラインのこと?ええ、まあ…だからもう帰れない」 ハラルド「エルバフに来いよ。言う程野蛮じゃねェぞ」 イーダ「あら私も誤解してたかも」 「ハラルドさまが変わっちまった…」 「気味悪ィな。長くは続くまい」 『105年前 エルバフ』 ハラルド「今までの数えきれぬ罪を償いたい」 「どうしちゃったんだハラルド」 ハラルド「少々遠征の多い王になるが、隣国と手をつなぎ、新しい文化をご教授願う。世界に学べば、この地ももっと豊かになれる」 「ドリーとブロギー達は暴れ続けてるぞ」 ハラルド「あいつらは親友だが元より変わり者。人間族とも友好的で仁義も通す。戦える側面もあっていいだろう。それが他国への威嚇になりすぎるなら少し考えよう」 ヨルル「ザバババ何という変貌ぶり」 ヤルル「ボジャジャジャ出会いもまた旅。ハラルドは…いやエルバフは運がいい」 イーダ「例えば“外交官”を派遣し合って、お互いの国に住めば深い交流ができる」 ハラルド「成程!人質を取り合うわけか」 イーダ「言い方が悪すぎよ!人と人が結びつかなきゃ国と国は仲良くなれないって事」 『81年前エルバフ 国の東“漁師村”』 「子が生まれたって!?」 「イーダ、ハラルド、おめでとう!」 ハラルド「ありがとう。おれはイーダと…」 「だが結婚は許さんぞ!王族は純血しか認められぬ!」 ハラルド「くやしい…すまんイーダ…」 イーダ「これも文化よ。感情的に盾突くものじゃない。お父さんと同じ国に住めれば幸せよね、ハイルディン」 「おぬしの結婚相手じゃハラルド。高潔なる古代の血を宿す女、エストリッダ。王妃になるにふさわしき女である」 エストリッダ「私は北の地“酒村”の生まれ。“地風術”を学んでおります。私は貴方を生涯愛し抜く運命にあります。東の女と子の事はお忘れください」 『エルバフ(酒村)権力者の娘 エストリッダ』 ハラルド「おお…いや…それは…」 エストリッダ「いけないわ。気が東へ逃げている 。国王様の運気が逃げます。すぐに窓を塞いで。あの鏡、配置が五星殺よ。処分しなさい。この子は幸運の馬アスラ。ハラルド様にふさわしい名馬。私の一族からの贈り物です。あなたをきっと幸運で包み込む事でしょう」 「何て巨大な…!足が8本!?」 エストリッダ「兵達よ、私の部屋にありったけの宝石と黄金を運びなさい。風と大地の運気を国王様に送る為よ。あと給仕の者には私と王は今日より全ての食事を銀の食器でとると伝えて」 『約70年前、海の過酷さによりまだまだ島々の交流が困難であった時代、エルバフの長けて航海術は他国にとって魅力的であった』 ハラルド「北極星という絶対に動かない星がある」 「ハラルド王、人魚は会ったって?」 ハラルド「ああついに会った。魚人もな。魚の血を引く彼らの国にネプチューンという王子が生まれ、人魚・魚人だけじゃなく、海の生物達も海底全体がお祭り騒ぎになったんだ」 『63年前エルバフ アウルスト城 (ハラルド遠征中)』 「おめでとうございますエストリッダ様。元気な男の子」 エストリッダ「…名前はロキ…王と話し合ったのよ…私の赤ちゃん、よく顔を見せて」 エストリッダ「ギャアア~~~!恐い!こわい!何アレ!?いやよ!あんなの私の子じゃない!」 「落ち着いてください王妃様」 エストリッダ「国王には死産だったと…」 「何をバカな事を!」 エストリッダ「呪われてるのよこの子は!見てよ!怪物じゃないっ!」 「王妃様おやめに!王子ですぞ!」 『宙をたぐるエルバフの王子の手が誰かの手で包み込まれる事はなかった。この世で最も不幸な者は、生まれた瞬間、母に存在を拒絶された者だ』 エストリッダ「よいな…子など生まれなかった。誰にも言うな!」 「どうなさるおつもりで?」 エストリッダ「里へ帰る。もう子など生みたくない」 「王妃様!冥界より」 エストリッダ「冥界より…!?何だ!」 『王妃エストリッダは病に倒れた』 エストリッダ「あの子を処分して…そうよ…生まれる前から予言されてた…ハラルド王はいつか自分の息子に殺されるってね」 「またその様な狂言を」 『ハラルドが国交の壁に頭を抱えていた頃』 ハラルド「また世界政府に阻まれた。なぜ国々は自由じゃないのだ」 イーダ「ねえ!あなたの弟よ!?会いたいな赤ちゃん♡」 ハイルディン「母ちゃんの子じゃねェなら、おれの弟じゃねェ」 イーダ「んもー♡何言ってもカワイイんだから♡」 『ここからエルバフを襲う不幸の全ては“ロキの呪い”と呼ばれる事となる』 『“呪いの王子”その誕生』 | |||
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