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Kuroshitsuji | |||
原作(Original Story): 枢やな(Yana Toboso)![]() 黒執事 第182話ネタバレ | |||
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黒執事 第182話![]() | |||
配信日 | 2021年11月18日 | ||
サブタイトル | その執事、問答 | ||
Gファンタジー | 2021年12月号 | ||
扉絵 | バルドロイ | ||
単行本 | 32巻 | ||
登場人物 | セバスチャン・ミカエリス バルドロイ ジョアナ バルドロイJr. | ||
第182話 その執事、問答バルドロイ「マジで朝までにココの掃除終わらせんのか?」 セバスチャン「当然でしょう。主人に汚れた廊下を歩かせる訳にはいきません」 バルドロイ「おい執事さんよ、この小麦はキッチンに戻せばいいよな?」 セバスチャン「床に落ちた食材を主人の口に入れるつもりですか?しかもこんな血まみれの床に…処分しておいて下さい」 バルドロイ「もったいねぇ。血がついてねぇトコは食えんだろ。小麦を一掴み作るのにどれだけ農家が汗水垂らしてると思ってんだ」 セバスチャン「……そういえば初めてお会いした際、“牛の世話はした事がある”…とおっしゃっていましたよね。家畜や農家に携わったご経験が?」 バルドロイ「携わったも何もオレぁ生まれも育ちも農家だぜ。逆に…銃で飯を食うなんて考えたこともなかった」 『俺が生まれた頃、アメリカはゴールドラッシュに沸いていたらしい。物心ついた頃は開拓精神(フロンティア・スピリット)、主義主張の違い、南と北…あっちでもこっちでも大人の喧嘩…子供が憧れる職業はガンマンか保安官。どいつもこいつもギラギラしていた。けれど…オレにはまったく関係ない話だ。オレのひい爺さんかひいひい爺さんだかは信仰の自由だかなんだかを求めてこの国へ来たらしい。森ばかりの未開の地で途方に暮れたご先祖様は先住民にトウモロコシや豆を分けてもらい、ひたすら土地を耕し、ここに根を張った。“先住民への感謝を忘れるな” 我が家に伝わるご先祖様のありがたい言葉だ』 『回想』 ジョアナ「バルドー!ウチでとれたミルクと小麦を交換してくれない?」 バルドロイ「いいけど、どれくらい欲しいんだよ」 ジョアナ「24ポンド一袋」 バルドロイ「げっ、ボリすぎだろ。せめて15ポンド」 ジョアナ「ケチケチしないでよ~うちのミルク、よそのよりうんと甘くて栄養たっぷりなんだから」 バルドロイ「甘くて…栄養たっぷり…」 ジョアナ「ちょっとどこ見て話してんのよ!」 バルドロイ「別にやらしい目で見てたわけじゃ」 ジョアナ「じゃあどういう目!?」 バルドロイ「丸いパンみてぇでうまそうだなー…って思ってただけだし」 ジョアナ「パンですって~!?食べるなら…責任とって残さず食べないと許さないんだから」 バルドロイ「えっ」 ジョアナ「じゃあねっ」 『オレもご先祖様のように一生畑を耕して平凡に幸せにこの場所で年老いていくんだろう…そう思っていた』 | |||
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