呪術廻戦 | 第19巻166話『東京第1結界⑥』ネタバレ | 虎杖VS日車

Jujutsu Kaisen
呪術廻戦 漫画 166話 虎杖悠仁 vs 日車寛見 Jujutsu Kaisen Chapter 166 JJK
原作漫画『呪術廻戦』第166話 ネタバレ
本記事では、原作漫画『呪術廻戦』第166話の物語展開を、出来事ベースで整理します。

呪術廻戦 第166話

呪術廻戦 漫画 166話 日車寛見 Jujutsu Kaisen Chapter 166 JJK
掲載日2021年11月22日
ジャンプ2021年51号
単行本19巻
アニメ第3期
登場人物虎杖悠仁
日車寛見

第166話 東京第1結界⑥


あらすじ

日車寛見は「渋谷事変の大量殺人」で有罪判決を受けた虎杖悠仁に、必殺の「処刑人の剣」を向ける。しかし、提出された証拠と虎杖の言葉を通して、日車は“法が裁く罪”と“本人が背負おうとする罪”の違いに気づき、自らの裁きそのものを見つめ直していく。

1. 概要

第166話は、日車寛見という人物の内面と思想が決定的に転換する回である。
戦闘は続いているものの、主軸は「死刑裁判」という術式を通した精神的・倫理的対話に置かれている。

2. 処刑人の剣と極刑

呪術廻戦 漫画 166話 処刑人の剣 日車寛見 Jujutsu Kaisen Chapter 166 JJK
ジャッジマンによる裁定は最重罰。
  • 有罪(ギルティ)
  • 没収(コンフィスケイション)
  • 死刑(デス・ペナルティ)
没収によって虎杖は呪力を完全に失った状態となり、日車には「処刑人の剣」が与えられる。
この剣に斬られた者は、例外なく死に至る。

3. 日車の厭世観

剣を手にした日車は、虎杖へ自身の価値観をぶつける。
  • 人は皆、弱く、醜い
  • 被害者にも、加害者にも弱さがある
  • 人の心に寄り添うことは、その醜さを直視すること
これは、弁護士として数多くの事件を見続けた末に辿り着いた、日車自身の絶望的な人間観だった。

4. 裁判官への誘い(回想)

呪術廻戦 漫画 166話 日車寛見 Jujutsu Kaisen Chapter 166 JJK
司法修習生時代、日車は指導者・吉沢から裁判官への道を勧められていた。
  • 起案能力は即判決文に使えるほど優秀
  • 検察官・弁護士ではなく、裁く側としての資質を見抜かれていた
しかし日車はこれを断る。
理由は「出世に興味がない」という建前だったが、
実際には、人を裁き続ける立場への違和感が根底にあったことが示唆される。

5. 証拠が示した“真実”

ジャッジマンが提出した証拠は、虎杖の中に存在する両面宿儺についてのものだった。
日車は法的視点から結論を導く。
  • 刑法39条1項
  • 渋谷事変当時、虎杖は宿儺に肉体を乗っ取られていた
  • 制御能力が欠如していた状態
  • 自発的な行為ではない
つまり、虎杖は無罪である。
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6. それでも罪を背負う虎杖

法的には無罪とされる状況でも、虎杖はなお「自分のせいだ」と言い切る。
  • 宿儺を内に宿したのは自分
  • 止められなかったのは自分の弱さ
この自己断罪の姿勢が、日車の中に残っていた“人間への信頼”を呼び起こす。

7. 初心への回帰

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日車は術式を解除し、虎杖に服を着るよう促す。
  • 「初心に還った」
  • 弱さを持つ人間が、まだいると知った
  • 虎杖に「100点」を与える
そして、静かに問いかける。
「自分の意志で人を殺めたことはあるか?」
虎杖が肯定すると、日車は裁く者ではなく、一人の人間として言葉を返す。
「…そうか。最悪の気分だっただろう」
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8. まとめ

166話は、日車寛見が“処刑人”であることをやめる瞬間を描いた回である。
  • 法が裁く罪
  • 本人が背負おうとする罪
  • 弱さを否定してきた男が、弱さを肯定する転換点
虎杖悠仁の在り方が、日車に「人を裁く理由」ではなく、「人に向き合う理由」を思い出させた重要な一話となっている。