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Detective Conan | |||
原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama) TVアニメ『名探偵コナン』 第1141話ネタバレ | |||
名探偵コナン 第1141話 | |||
サブタイトル | お留守番毛利一家 | ||
放送日 | 2024年11月9日 | ||
原作 | アニメオリジナル | ||
脚本 | 扇澤延男 | ||
OPテーマ | Unraveling Love ~少しの勇気~ | ||
EDテーマ | 夢で逢いましょう | ||
キャスト | 役:声優 | ||
江戸川コナン:高山みなみ 毛利小五郎:小山力也 毛利蘭:山崎和佳奈 目暮警部:茶風林 高木刑事:高木渉 千葉刑事:千葉一伸 上湯鷹彦:土門仁 石破玄石:藤本たかひろ 香深幸子:金子有希 藤枝久美:新谷良子 藤枝爽:露崎亘 | |||
あらすじ | 小五郎は、文芸評論家・上湯鷹彦から「地方に行く三日間、家で留守番をしてほしい」という依頼を受ける。探偵の仕事とは思えずに断る予定だったが、報酬が高いわりに、やることは飼い猫の世話で、気になることは二日目に入るという工事の騒音程度。家にある酒や食べ物は自由で、コナンと蘭も呼んでいいという好条件だったため、小五郎は依頼を引き受けることにする。しかし上湯邸でくつろいでいると、次々と客が訪ねてきて……。 | ||
ネクストコナンズヒント | |||
第1141話 お留守番毛利一家毛利小五郎「留守番をしてくれ!?」上湯鷹彦「今度の3連休、地方へ行く用事が出来まして、その3日間を私の家で」 毛利蘭「上湯鷹彦さんて有名な文芸評論家だよね」 コナン「うん。ものすごく辛口で有名なんだね」 『お留守番 一日目』 ≫関連記事:名探偵コナン最新刊情報まとめ上湯鷹彦「ああ忘れてました。庭の隅に書庫を建てるんで、明日から工事業者が入って騒音がするかと」 毛利小五郎「工事の音ぐらい…ではお気をつけて」 毛利小五郎「ウヒョヒョヒョヒョ!」 毛利小五郎「さて、猫に餌をくれてやることだけが仕事の、あとは飲み食いし放題の留守番の始まりだ!」 毛利蘭「でもこのタマって猫、ホントに神経質なの?」 コナン「とてもそんな風には思えないよね」 毛利小五郎「ですからホントに留守なんですってば」 毛利蘭「今朝から地方に出かけられてて」 石破玄石「負けると覚って逃げたか奴め」 コナン「決着をつけにって?」 石破玄石「何日か前、あるパーティーで俺達は揉めたのよ。だが、人に割って入られたんで改めて今日こそとな…しかし逃げるとはな」 『一時間後』 香深幸子「上湯先生はお留守なんですか…」 毛利小五郎「急用だったんですか?」 香深幸子「昨日、うちの雑誌に載せる文芸時評をメールで頂いたんですが、その内容が不満と電話を入れたんです。でも私の方が間違ってたと気づいたのでお詫びしようと…」 毛利蘭「よほど過激な評論を書いたんだろうね上湯さん」 香深幸子「逆なんです。これまでずっと酷評し続け犬猿の仲と言われて来た藤枝爽先生の新作を上湯先生はとても誉めておられるんです。でも読者が先生に期待してるのは痛快に斬りまくることで…と…つい私…わかりました。とりあえずお詫びは電話で…」 『お留守番 二日目』 毛利小五郎「匿名の人物から情報の提供が?」 警官「速達郵便で…念のため確認に」 毛利小五郎「“昨夜、杯戸町二丁目の自宅の庭に上湯鷹彦さんが何かを埋めていました。人間のように見えたのですが…” 投函されたのは昨日だから」 コナン「昨夜っていうのは一昨日の夜」 上湯鷹彦「違う!」 藤枝久美「何日も前から爽ちゃん、仕事場として借りているアパートにこもってたんです」 上湯鷹彦「私はやってない!一昨日の夜は書斎でずっと仕事を…書斎は庭に面していないんで、殺人や遺体の埋め隠しにも全く気づかなくて…そもそも工事が始まれば掘り返されると分かってる場所に埋めるわけがない」 高木刑事「とにかくお話は取調室で」 石破玄石「だから昨日俺が訪ねたのは」 毛利小五郎「あくまで論争のためだと!?」 石破玄石「売られたケンカだ」 毛利小五郎「ところで一昨日の夜はどちらに?」
香深幸子「何が仰りたいんでしょう」 コナン「(そういうことか!ならあれにも説明が)」 コナン「上湯さん、警察に疑われて困ってるんだけど、藤枝爽さんと不仲だったのは作品をめぐってだけだったんだよね?」 香深幸子「他に何もあるはずが…でもあれはどういう意味だったんだろう…」 コナン「何かあったの?」
毛利蘭「生命保険金目当てにあの久美さんって奥さんが?」毛利小五郎「ねぇとは言えねぇだろ」 藤枝久美「タグのことですか?いつの間にかなくなってしまって」 毛利小五郎「決まりだな」 毛利小五郎「何かの拍子で外れたハンドバッグのタグがポケットにでも入っていたんでしょうな。それが遺体を埋める時、転げ落ちた」 上湯鷹彦「いや私は…」 小五郎(コナン)「気づいたのは石破玄石氏も香深幸子さんも昨日この家に訪ねてきたのがたまたまではなく、あなたがそう仕向けたのだと知った時です。留守番の私に会わせるためとしか思えません」 小五郎(コナン)「やがて藤枝氏の遺体が発見され、あなたが疑われた時、二人から話を聞いていた私はあなたをシロと思い込み、別の犯人捜しを始めることとなりました」 小五郎(コナン)「そう。私に留守番を依頼したのは、猫への餌やりなどというのはもちろん口実で、私に探偵として動くきっかけを作らせるためだったんです。そして辿り着かせようとしたゴールこそ、藤枝久美さんを犯人と指摘させることでした」 小五郎(コナン)「決行日を決め、あなたは準備を重ねた。私に留守番を依頼する一方、偽りの物証に使う小道具を手に入れておき、石破氏と香深さんに自宅に訪ねてくるようにと仕向けた」 小五郎(コナン)「藤枝氏を殺害し、小道具とともに埋め」 小五郎(コナン)「偽りの情報提供であえて自分を疑わせ」
小五郎(コナン)「そのあなたを救おうとまんまと私は走らされてしまった。そしてどんな恨みでかは知りませんが、石破玄石氏と香深幸子さんを企てに利用するだけではなく、警察であえてその名を出すことで困らせてやろうともした」 小五郎(コナン)「犯人は工事予定の場所に遺体を埋めています。それは警部殿が仰ったように言い逃れをするためとしか考えられません」 小五郎(コナン)「また香深幸子さんに送った文芸時評で、あなたが藤枝氏の新作を誉めたのは、藤枝氏が亡くなると知っていたからです。酷評すれば死者にムチ打つことになり、ひんしゅくを買いかねないので無理にも誉めた」 小五郎(コナン)「そうも口走っている。つまり脅すための具体的な品が存在するわけで、藤枝氏が借りていた仕事場を徹底的に捜索すれば、それも見つかるでしょう」 上湯鷹彦「…原稿だよ…若い頃、私は小説家を志し、ペンネームで新人賞に作品を応募しまくっていた。今思えばどれも酷い作品で、切り捨てた恥ずかしい過去だ。なのにそれから20年近くも経った半月程前、匿名の者からメールが入ったんだ」 上湯鷹彦《“お前に他人の作品が斬れるのか?かつてお前が書いた愚作を公表してやろうか。いい加減に酷評を慎め。身のためにな” 誰だ!》 上湯鷹彦「そして翌日バッタリ出くわした藤枝爽が言ったんだ」 藤枝爽《酷評ばかり続けてると恨まれてそのうち痛い目にも…》 上湯鷹彦「こいつだと分かった。過去の愚作など公表されたら、もう評論活動を続けられは…こいつを葬り、忌まわしい原稿を見つけ焼却するしか…」 小五郎(コナン)「しかし上湯さん」
藤枝久美「爽ちゃんがそう言ったとしても一般論としてですよ。だって、そのメールを入れたのは私なんですから」 藤枝久美「半月前、以前アルバイトをしていた出版社に立ち寄ったら、本来は審査が済めば廃棄されるはずの新人賞の応募原稿の古いのが何かの手違いで残ってて」 藤枝久美《あの人、昔は小説を!?》 毛利小五郎「引き取ってくれるっつー知人がいたのは幸いだが、環境変わってやっていけるのかねぇ、神経質なこいつ」 | |||
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