- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
KUSURIYA | |||
原作(Original Story): 日向夏×倉田三ノ路 薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜第84話ネタバレ | |||
薬屋のひとりごと 第84話 | |||
サブタイトル | 年明け(前編) | ||
サンデーGX | 202年12月号 | ||
配信日 | 2024年11月19日 | ||
登場人物 | 猫猫(マオマオ) 壬氏(ジンシ) 高順(ガオシュン) 玉葉妃(ギョクヨウヒ) 阿多(アードゥオ) 皇帝 羅門(ルオメン) 小蘭(シャオラン) 赤羽(セキウ) やり手婆 響迂/趙迂(キョウウ/チョウウ) | ||
第84話 年明け(前編)『子一族の乱も平定され、賑わう新年の都。猫猫がいる場所は…』 響迂「おいそばかすー、点心くれ」 猫猫「趙迂、もっと静かに開けろ。壊れる」 響迂「なー、表すげえ人だぜ。遊びに行かねぇの?」 猫猫「そんな暇じゃない。今は花街の薬屋は私だけなんだから」 響迂「新年だしさー、宮中からおめでたい知らせもあったんだろ?主上が皇后を決めたとか」 猫猫「玉葉さまな」 『子一族の乱を制圧している間に、玉葉さまが東宮をご出産された。東宮のお披露目と玉葉さまが皇后の座に就いたという知らせが出たのは、新年に合わせてのことだった。長いこと後継となる男児がおらず皇后も不在だった後宮だが、これで一安心だ。さらにおやじ、羅門が医官として出仕することになった。追放された身で異例のことではあるが腕は確かだ。つまり、私は用済みとなって花街に戻ってきた。響迂は名を捨て、“趙迂(チョウウ)”とつけられた。似たような韻を踏んだのは本人が前の名をかすかに覚えているためだ。戦の後、子どもたちは次々と息を吹き返した』 『回想』 猫猫「手を貸してください」 翠苓「あ、ああ。あと目が覚めてないのは…?」 猫猫「響迂だけです」 翠苓「前に話しただろう。あの薬はまだ改良途中だった。大人の私でも後遺症が残った。子どもにはどういう影響がでるか…そもそも目が覚めない可能性だって…」 猫猫「起きた!」 翠苓「話せるか!?」 響迂「…だ、れ…?」 『最後に目が覚めた響迂は薬の影響で麻酔が残った。記憶もなくしていたため、他の子どもたちとは別に緑青館で引き取られることになった。他の子どもたちを引き取ったのは、今は離宮に住まわれてる阿多さまだった。本来バラバラに引き取られるはずだった子どもたちを、まとめて引き取ったのだ』 『翠苓もまた、子一族の処刑に巻き込まれることなく監視下の元、生きている。先帝の血が流れていることが幸いしたのだろう。私に託されたことは、すべて終わったのだ』 『回想』 赤羽「驚いた。あなた、花街で仕事してたのね」 猫猫「薬師としてですよ赤羽。何の用でここまで?」 赤羽「これ、渡そうと思って。小蘭から預かっていたの。彼女、寂しがってたわよ。子翠もあなたも同時にいなくなるんだろから。後宮を出るなら、一言あってもいいのにって」 猫猫「小蘭はもう年季が明けて…?」 赤羽「明るい性格って得よねぇ。下級妃の一人に気に入られて、実家の妹の下女にって推薦してもらったそうよ。あの子ならすぐ新しいとこにも馴染むわよ」 『現在』 猫猫「(…また拙い字で)」 小蘭の手紙『いつかまた会いたいな。また氷菓子食べたいよ』 猫猫「(…薬、そろそろ補充しないとな。新しい薬の効用も試してみたいし。今度はもうちょっと深く切ってみて)」 壬氏「おい、何をするつもりだ」 猫猫「…実験です。お仕事は片付いたのですか」 壬氏「たまには休ませろ」 猫猫「…お疲れのようで」 壬氏「いろいろな。子一族の領地から人事やら山積みだ」 猫猫「(前より綺麗な縫い痕になってる。おやじが縫い直したのかな) 私は仕事してますので、ゆっくりお休みください」 壬氏「待て」 『猫猫を引き留める壬氏。ドキドキの次号』 ≫関連記事:薬屋のひとりごと ビッグガンガン最新話第19巻 最新刊情報まとめ | |||
← 第83話 | 第85話 → | ||
KUSURIYA | |||
漫画・小説作品一覧 | キャラクター | 主題歌 |