名探偵コナン | 第1094話『ホテル連続爆破事件①』ネタバレ | Detective Conan

Detective Conan
原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama)
名探偵コナン 漫画 1095話ネタバレ メアリー 世良真純 ホテル連続爆破事件 Detective Conan Chapter 1095
名探偵コナン 第1094話ネタバレ
第1094話 偶然の出会い
名探偵コナン 漫画 1095話ネタバレ 世良真純 ホテル連続爆破事件 Detective Conan Chapter 1095
サンデー2022年27号
配信日2022年7月13日
登場人物江戸川コナン
毛利蘭
世良真純
メアリー
妃英理
林崎団司(宿泊客)
論田盛子(ホテル清掃員)
暮石有斗(ベルボーイ)
ホテルの従業員
場所杯戸ホテル
STORY
コナン「(ラッキー♪絶版になってる掘り出し物の推理小説が3冊も買えた。わざわざ遠出してこの本屋さんまで来て正解だったな)」
名探偵コナン 漫画 1095話ネタバレ 世良真純 ホテル連続爆破事件 Detective Conan Chapter 1095
コナン「(あれ?でも何でこの本屋さんに来たんだっけ?確か蘭が…)」
毛利蘭《コナン君って本好きだよね?だったら杯戸町まで行けばあるらしいよ。ミステリーに強くて通好みの本がいっぱい置いてあるって世良ちゃんが言ってたよ》
コナン「(そうか世良か…でもあいつそんなに本好きだったか?)」
世良真純「おーいコナンくーん!こっちこっち」
コナン「世良…の…姉ちゃん」
名探偵コナン 漫画 1095話ネタバレ 世良真純 ホテル連続爆破事件 Detective Conan Chapter 1095
世良真純「こんな所で君に会えるなんて…今日はついてるな。ちょっとこのペットボトルのフタを開けてくれないか?のどカラカラで」
コナン「自分で開ければ?」
世良真純「でもホラ…ボクさっきまでバイクいじってたから手が油まみれで」
コナン「まぁいいけど」
世良真純「ありがとう」
コナン「わっ」
名探偵コナン 漫画 1095話ネタバレ 世良真純 ホテル連続爆破事件 Detective Conan Chapter 1095
コナン「コレ…炭酸だったの?」
世良真純「わーっ!ごめんごめん。すぐに着替えなきゃだね」
コナン「いいよ。走って帰っから」
世良真純「でも君ん家まで結構あるぞ?ベトベトして気持ち悪いんじゃないか?そうだ、先週引っ越して今ボクが住んでるホテルが丁度偶然たまたまそこに建ってるよ」
コナン「え?」
世良真純「ホテルのボクの部屋のバスルームでシャワー浴びるってのはどーだ?」
コナン「…ヤダ」
世良真純「えーっ何で!?」
コナン「何でって…世良の姉ちゃんニュース観てないの?ホラ、立て続けに2件、ホテルの爆破事件が起きてて犯人捕まってないのにホテルなんか怖くて行きたくないよ」
名探偵コナン 漫画 1095話ネタバレ 世良真純 ホテル連続爆破事件 Detective Conan Chapter 1095
世良真純「ああ…2件共1部屋爆破されて丸コゲになったけど、運良く死傷者は出てなくてマスコミに公表されてない奇妙な暗号がそれぞれのホテルに届いてたっていう事件か」
コナン「んじゃそういうことだから (メチャクチャワナ臭いし)」
世良真純「そうそう、その一つ目の暗号なら今朝偶然入手できてさ…」
コナン「ホントに!?」
世良真純「ああ、見せてもいいけどその暗号…ホテルのボクの部屋に置いてあるパソコンの中なんだな。シャワー浴びる気になってきた?」
コナン「まーね」
『杯戸ホテル 世良の部屋』
世良真純「どうだいコナン君?ここのバスルーム…いい感じだろ?」
コナン「そうね」
メアリー「(早くしろ。その少年が私の体を縮めた薬の解毒薬を持っているというのなら今がそれをせしめる絶好の機会だぞ)」
名探偵コナン 漫画 1095話ネタバレ 世良真純 ホテル連続爆破事件 Detective Conan Chapter 1095
コナン「あ、そうだ、あの薬なら今日は持ってきてないからね」
世良真純「へ…へぇーそうなんだ…」
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コナン「でもよく手に入ったね…ホテル連続爆破事件の犯人が送ってきた暗号なんて…」
世良真純「1件目の爆破事件の時、爆破の予告状と一緒に送られてきたっていうその暗号が一時的にネットに流されたって噂があったんだ。“どーせこんなのイタズラだ”って高を括ったホテルの従業員がアップしたらしいが、そのホテルの従業員のスマホを片っ端からハッキングしたら、この暗号を見つけたってワケさ」
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世良真純「これと一緒に送られてきた予告状に書いてあったよ。“今日の17時までに暗号が解けなければ、この暗号が示す部屋を爆破する。もちろん1人でも客を故意に部屋から避難させたり、警察を呼んだりしたらその時点でスイッチを押す。答えがわかったら別途に記したアドレスにその部屋番号を書いて送れ。答えるチャンスは一度だけ。間違えてもアウトだ”ってね。んでイタズラだと思って無視してたらタイムアウトになり、1件目の爆破が起きたんだよ」
コナン「確かに最初に爆破させた部屋って3420号室だったよね?」
世良真純「ああ。コナン君、紅茶とか飲むかい?」
コナン「あ、うん、紅茶好きなんでね」
世良真純「え?ああこれか…ボク紅茶党で…これは後でまとめて洗おうと思って…」
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コナン「いや、世良の姉ちゃんと一緒にここで暮らしてる誰かさんのことだよ。使い終わった紅茶のティーバッグ…潰されてるのと、そうじゃないのがあるじゃない。カップのお湯からティーバッグを引き上げる時にバッグをスプーンの背で押してもう一絞りする人がたまにいるけど、それはイギリス人に多い。世良の姉ちゃんが紅茶飲んでるトコ何度も見たことあるけど、そんなことしてなかったからわかったんだよ。多分、この部屋にはもう一人潜んでてその人はイギリス人の可能性が高いってね。ねぇもしかしてその人って世良の…」
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林崎団二「おいふざけるな!何でチェックインしたての部屋の机の上にこんな暗号が置いてあるんだよ!?ちゃんと掃除してんのかよ!?僕のこの部屋を掃除した清掃員、ここに連れて来い!」
『林崎団二(45) 宿泊客』
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論田盛子「その部屋をベッドメイクしたのは私ですけど、机の上には何もなかったかと…」
『論田盛子(41) ホテル清掃員』
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林崎団二「現にこんな紙が置いてあったっつってんだよ!どーせ前に泊った客が次に泊る客をビビらせようと…今噂になってるホテル連続爆破魔のフリをしてこんなくだらねぇ暗号を残したんだろーけどよォ」
コナン・世良「(ば…爆弾犯の暗号!次はこのホテルかよ)」
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暮石有斗「あのーその部屋に何かありました?」
『暮石有斗(34) ベルボーイ』
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『ホテルのフロント』
暮石有斗「ええっ!?やっぱり2114号室に暗号があったんですか!?さっきフロントに爆破犯を名乗る人から妙な声の電話がかかってきたらしいです。2114号室に暗号があるから確かめろって…それで近くにいた自分が様子を見に行ったんです。その部屋に荷物を運んだのは自分でしたし…」
☎従業員「はい、杯戸ホテル」
☎爆弾犯「どーも、さっきの爆弾犯です。暗号は確かめてくれたかな?」
従業員「ば…爆…」
暮石有斗「まさか爆弾犯!?」
世良真純「スピーカーにして!」
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爆弾犯「前回、前々回と同様、客を故意に避難させたり、この件に警察が介入したとわかれば、このホテルの部屋数が一つ減ることになる。猶予は今日の17時まで…その頃にまた電話するから暗号の答えを聞かせてもらおう」
☎暮石有斗「あのどこの誰かは知りませんが、こんなバカなこと止めましょうよ」
☎爆弾犯「フン…ベルボーイ風情が私に説教か」
コナン・世良「(見てるのか!?このホテルのどこかで!?)」
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☎コナン「ねぇ前と同じくやっぱり答えるのは一回だけ?」
☎爆弾犯「じゃあ17時にまた電話する。頑張れよ」
コナン「あ、ちょっ…」
世良真純「まだ聞きたいことが…とりあえず警察に電話だな」
従業員「大丈夫ですか?2回目の爆破事件はホテル側が警察に通報したのが犯人にバレて時間前に爆破されたそうじゃないですか」
従業員「っていうか2114号室の暗号はどこに?」
論田盛子「それならその子たちが…」
世良真純「一応、警察に渡す前に汚しちゃいけないと思って」
コナン「でも写真は撮ったから…ホラ」
従業員「これって…」
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従業員「この前警察から送られてきた二つの暗号にそっくり」
世良真純「二つ?」
従業員「ええ、これによく似た暗号が送られてきたら通報してくださいと」
コナン「じゃあ二つ目の暗号を見せてくれる?」
従業員「何で?」
従業員「っていうかあなたたち誰?」
世良真純「あ、ボク2113号室に泊ってる世良ですけど」
従業員「いくらお客様でもダメです」
従業員「上の者に相談して対応を練らないと」
世良真純「一応ボク女子高校探偵なんだけど…」
コナン「(やべーな…17時まであと1時間ちょっとしかねぇのに…どうするどうする?高木刑事呼ぶか?いやこっそり呼ぶならオッチャンの方が…)」
妃英理「あらコナン君?何?何?蘭と一緒?」
コナン「(妃弁護士!?)」
名探偵コナン 漫画 1095話ネタバレ 妃英理 ホテル連続爆破事件 Detective Conan Chapter 1095
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