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Kagurabachi | |||
原作(Original Story): 外薗健(Hokazono Takeru) カグラバチ 第58話ネタバレ | |||
カグラバチ 第58話 | |||
サブタイトル | 再会 | ||
配信日 | 2024年11月18日 | ||
ジャンプ | 2024年51号 | ||
次回 | 2024年12月2日(1号) | ||
登場人物 | 六平千鉱 漣伯理 座村清市 漆羽洋児 巻墨 (隊長) 巻墨 (女) 巻墨 (男) 昼彦 | ||
第58話 再会『漆羽の命滅契約は一体…!?』 『7分前 仙沓寺 東門前』 巻墨(女)「ハクリ君大丈夫か?応急処置は済ませたわ。詳しくは診れないから今はとにかく休んで。神奈備にとって能力が重要なのもあるけど、この先のあなた自身のためにも言っておく。無茶をすればいいってものじゃないわ。でもありがとう」 巻墨(隊長)「おかげでまた座村さんを拝めたよ」 「それにもう安心。治療に長時間必要だったり、万が一治らなかったりしても…」 「それは困る」 「敵戦力は枯渇状態」 「おそらくな」 「なんにせよ座村さんと飛宗がこっちにあるからな。焦らなくていい」 漆羽洋児「なんのつもりだよ…座村さん…!」 漣伯理「(血は出てない。皆気絶してる?)」 漆羽洋児「乱心したか」 座村清市「俺ァ冷静だ漆羽。ここへきてからまだゆっくり話せてなかったな。なあ、例えばこのまま妖刀を全て取り返せば妖刀を取り巻く問題は解消か?」 漆羽洋児「………」 座村清市「んな簡単な話ならそもそも戦後すぐに六平が妖刀を隔離する必要なんてなかったよな。妖刀“飛宗”…18年ぶりだ。こいつを再び振るうなら、六平国重の名の下に悪を滅し弱者を救う」 漆羽洋児「ああ…だからその刀で毘灼を討つんだろ。奴らは六平サンを殺した悪だ」 座村清市「ああ…だが、そんな毘灼と協定を結んででも罰を与えねぇといけねぇ毘灼よりもずっと薄汚ぇ悪がいる」 漆羽洋児「(毘灼と)」 漣伯理「(協定…!?悪って)」 座村清市「契約者のことだよ漆羽。俺達は18年前あの事件を隠した」 漣伯理「(何かあったのか?)」 座村清市「罪に蓋をした。そして六平や契約者を英雄として擁立し、その上に成り立つ社会があるならと…受け入れた。そしてまたそんな悪を英雄と信じ別の悪から守るために真相をしらねぇ若い奴が死んだ。若者はこれからも俺達のために命をかけちまう。そんな連中の死か…俺達への報い…どちらが必要かなんて天秤にかけるまでもねぇだろ。俺を含めて五人、契約者は全員俺が殺す。俺に飛宗があれば、毘灼と違って守護者を死なせず契約者の命だけ刈り取れる」 漆羽洋児「…でもッ、俺を殺せば毘灼の持つ“酌揺”が使用可能になるぞ。使わせていいのか。奴らは六平サンを、守護者を殺した張本人だぞ」 座村清市「剣聖を殺すのに少しばかり利用するだけだ。その後は皆殺し。妖刀で勝手なマネはさせねぇ。むしろ妖刀を炙り出す好機だ。言ったろ…俺は“悪”を滅する」 漆羽洋児「(“毘灼が妖刀を使えばこの人を出し抜けるか” その可能性は限りなく低い。この人なら説得力がある)」 座村清市「妖刀を巡るしがらみは全部精算する。これからはガキ共は蚊帳の外。悪党だけが死ぬ」 漆羽洋児「あんたの考えは理解できる。…だが俺はもう過ごし…生かされた…!だから死ぬわけにはいかない」 漣伯理「漆羽さん…(立てない…漆羽さんが殺される…俺が飛宗を転送したから…)」 座村清市「互いのエゴたな。後は斬り合うだけだ」 漣伯理「(俺のせいだ…!俺がさっさと無茶してでも酌揺も転送してれば…やばい…早く…!)」 漆羽洋児「……一人で…背負うのか」 座村清市「ああ。これ以上誰も地獄に来なくていい」 座村清市「…随分と血生臭くなっちまったなァ…千鉱」 『信念のもと漆羽を殺めた座村を前に…』 | |||
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