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Detective Conan | |||
原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama) TVアニメ『名探偵コナン』 第1136話ネタバレ | |||
名探偵コナン 第1136話 | |||
サブタイトル | 大岡紅葉の甘い罠(後編) | ||
放送日 | 2024年9月28日 | ||
原作 | 第1088話 甘い罠 第1089話 半開きの扉 第1090話 扉の先の真実 | ||
OPテーマ | Unraveling Love ~少しの勇気~ | ||
EDテーマ | 夢で逢いましょう | ||
キャスト | 役:声優 | ||
江戸川コナン:高山みなみ 毛利小五郎:小山力也 毛利蘭:山崎和佳奈 服部平次:堀川りょう 遠山和葉:宮村優子 大岡紅葉:ゆきのさつき 伊織無我:小野大輔 黒田兵衛:岸野幸正 綾小路文麿:置鮎龍太郎 株本恭助:塩屋翼 稲場玲佑:小西克幸 軽尾明児:増谷康紀 木俣重記:天田益男 行田仁香:慶長佑香 謎の老人:森しん 運転手:竹内良太 | |||
あらすじ | 演出家・株本の自宅で舞台の打ち合わせをしていたコナン、小五郎、平次。そこには平次の許嫁を自称する大岡紅葉や警視庁の黒田兵衛管理官の姿もあった。そんな中、別室で仮眠をとっていた株本が遺体となって発見される。現場のドアは開かず密室だったため、京都府警の綾小路文麿警部は自殺と判断するが、コナンと平次は殺害事件だと考える。一方、紅葉の罠に気付いた蘭と和葉は、平次と合流するため躍起になるが‥‥。 | ||
ネクストコナンズヒント | |||
第1136話 大岡紅葉の甘い罠(後編)綾小路文麿「誰の仕業にせよ、それが計画的なもんやったら、なにをおいても株本さんに“仮眠をとる”言わせて、この部屋に籠らせなアカンのと違いますか?まぁ株本さんは睡眠薬を常用してはったようですが、それをあてにするんはどうですやろなぁ。都合よう効き目が出るとは限りませんし、飲み忘れることもないとは言えません。問題は誰に睡眠薬を飲ませるチャンスがあったか」毛利小五郎「あぁ株本さん…ピザは食べてなかったし」 大岡紅葉「コーヒーは盆に並んだカップをウチらと一緒に無作為に取ってはりました」 服部平次「後はいつもくわえてた棒つきキャンディか?」 軽尾明児「無理無理。株本ちゃんいつも同じヤツをなめてるから」 稲場玲佑「以前、イタズラして違う味のキャンディを同じ包み紙にして渡したら口に入れた瞬間、激怒してましたしね」 コナン「そーいえば株本さん、ピザを自分で切り分けてたけど何でなの?」 木俣重記「ああ、それは一年前、医者からダイエットしろと言われてえらいボヤいててな」 軽尾明児「結局、自分が食べない代わりに切り分けて皆に振舞うことにしたんだよ」 稲場玲佑「そのかいなく太ったままだったけど」 黒田兵衛「本当に食べなかったんでしょうか?株本さんの口の匂いを嗅いだ時にアーモンド臭と共に匂ったんですよ。皆さんが食べたピザのガーリックとチーズの匂いがね」 毛利小五郎「でも株本さんが切り分けて持ってきたピザは真ん丸で、どこにもかじった跡はなかったっスよ?」 黒田兵衛「匂いといえば、株本さんはペットを飼っておられるんですか?」 木俣重記「いや」 黒田兵衛「そうですか…かすかですが獣の匂いがするような…」 綾小路文麿「今日はポケットでええ子にしといてくださいね、マロちゃん」 ガイド「伊織さん、車降りた後いつもそれやったはりますけど…何です?」 伊織無我「あ、いえ、癖のようなモノなのでお気になさらず」 木俣重記「あんたら今、株本が殺害された前提で話をしとるよな。けど動機はなんや?俺らにアイツを殺す理由なんかない」 稲場玲佑「自殺…なんじゃないですか…やはり」 綾小路文麿「何や心当たりがあるいうことですか?」 稲場玲佑「仁香さんのことがありますし」 軽尾明児「株本ちゃん、仁香さんにホレ込んでたから」 木俣重記「遺体も見てしもたしなぁ」 軽尾明児「仁香さんは株本ちゃんが育てたようなもんなんです。彼の舞台には必ずキャスティングしていました」 黒田兵衛「そういえば、仁香さんの遺体を発見したのもあなた方でしたよね?どのような経緯で?」 稲場玲佑「その日は本読みの予定で、みんなで仁香さんを待っていたんです。ところが株本さんのスマホに突然“死ぬ”ってメールが来て慌てて彼女のマンションに行ってみると」 稲場玲佑「部屋の鍵が開いていましたが、寝室のドアが今回ように途中までしか開かなかったんです」 木俣重記「そこでお隣さんに頼んでベランダ伝いに彼女の部屋の窓にたどりついて中を見たら…」 稲場玲佑「寝室の扉を塞ぐように倒れている彼女を発見したんです」 軽尾明児「株本ちゃんこの探偵物の舞台止めにするってくらい落ち込んで…」
コナン「でも舞台は中止にならなかったんだよね?どーしてやることになったの?」 軽尾明児「あの時、株本ちゃん、突然、自分がなめてた棒付きキャンディを見ながら叫んだんだ」 稲場玲佑「“そうかわかった!この舞台は絶対に当たる!” いきなりそんなことを言い出したものだから」 服部平次「棒付きキャンディを見てやとォ?」 大岡紅葉「キャンディ言うたら、最近のは変わってるんですねぇ」大岡紅葉「毛利探偵が落とさはったキャンディの中に音もせんとポーンって高く弾むキャンディも混じってましたから」 コナン「(そうか!)」 服部平次「(そうやったんや!)」 コナン「(この現場は元々密室だったんじゃねぇ。犯人が密室に変えたんだ)」 服部平次「(オレらが見てる目ェの前でなァ)」 服部平次「ちゃうちゃう。こら犯人が睡眠薬仕込んで株本さんが部屋で仮眠とるように仕向けたピザと同じサイズのピザや」
毛利小五郎「けどあの時、株本さんがピザを食べなかったじゃねぇか」 服部平次「せやからあんねん。こっそりつまみ食いできる方法が。今から切り分けてそのやり方を見せたるわ」 コナン「ちょっと台所借りるね」 大岡紅葉「平次君、ピザ切るんやったらウチにやらしてくれませんか?」 服部平次「構わんといて。すぐ済むし」 大岡紅葉「けど、そんなことは妻の役目です。ウチに任せてください」 大岡紅葉「きゃっ」 服部平次「どや。これやったら普通に切り分けみたいに見えるやろ?」 毛利小五郎「見えるって…普通に切ったんじゃねーのかよ」 コナン「でもホラ、この分が抜けてるよ」 毛利小五郎「なに!?」 黒田兵衛「なるほど。中央部分を三角に細長く切り、余った両サイドを合わせれば、多少楕円にはなるものの、真ん中の抜けは気付かれにくい」 黒田兵衛「株本さんがいつもそうやって抜き取ったピザを食べてることを犯人が知っていたとしたら、ピザの中央部に睡眠薬を仕込みさえすれば株本さんがどう切ろうと彼に仮眠を取るように仕向けられる」 黒田兵衛「つまり台所にピザを運んだあなた方3人なら誰でもそれが可能という事ですな」 服部平次「ほな次はお待ちかねの密室トリックや」 毛利小五郎「バーカ!あのガキならさっきまで俺の横にいただろうが」 毛利小五郎「お…おい!?マジで開かねぇぞ!あのガキいつの間に中に!?」 コナン「入ってないよ」 服部平次「下からはみ出とんのはさっき買ってきたハンカチや」 服部平次「扉が開かへんのは床とドアストッパーの間にゴムボールをかましてるからや」 毛利小五郎「ゴムボールだと!?」 服部平次「ハンカチに注意を引きつけといてその隙にな。ドアストッパーと床の隙間にピッタリ合うサイズやったら、ドアを強く押すほどごっつい摩擦が起きてビクともせぇへん」 服部平次「まあちょっと引いて軽く押したらすぐに開くけどな」 服部平次「つまりアンタがやった犯行はこうや。まず台所で2人の目ェ盗んで、ピザの真ん中に薬を仕込んで、ソレ食うた株本さんが仮眠のため2階に籠るように仕向けたんや」 服部平次「用意してた毒入りの水を飲ませて殺害したんや」 服部平次「ゴムボールの隠し場所には失敗したのォ。なんぼ形が似てても棒付きキャンディに混ぜたらアカンで」 服部平次「ゴミ箱から拾た包み紙でボールと棒をくるみ、テープで止めたんやろが、セロファンテープっちゅうのは素手やないと扱いにくい。おそらくアンタの指紋がベッタベタやで」 行田仁香《なら奥さんの方と別れたら?》 稲場玲佑《それは…そうか…僕と別れたら株本さんの言いつけに背くことになる。今後の仕事への影響を気にして…それで君は》 行田仁香《そうだけど?悪い?これ、今日までの二人のやりとりが全部残ってるの。なんなら、あたしから奥さんにお伝えしてもいいのよ?》 行田仁香《何がお互いのためなのかもう分かったでしょ?選択肢なんてないのよ》 稲場玲佑「あの日、仁香さんの部屋に行った僕は彼女を睡眠薬で眠らせました。その場で毒を飲ませなかったのは、アリバイを固めたかったからです。彼女のスマホを持って本読みに参加した僕は頃合いを見計らって彼女を装い、“死ぬ”とメールしました。慌ててみんなでマンションに向かい、あとは今回と同じトリックです」 稲場玲佑「ところが株本さんがそのトリックに気がついてしまって」 株本恭助《ホンマの人殺した書いた探偵物。これこそワシが求めていたホンモノや。女優がおらん?んなもんこれに比べたらハナクソや。こんなチャンス、ザラにはないで。バラされたァなかったら書いてくれ。ワシの為に書いてくれ。ホンマの殺人者の魂の叫びっちゅうヤツを》 大岡紅葉「殺人事件です」 遠山和葉「紅葉!」 大岡紅葉「けどウチのナイスアシストで平次君が見事解かはりました」 遠山和葉「平次ホンマか?ソレ」 服部平次「ああ」 大岡紅葉「今回はスキンシップもあって、前より仲良ォなれた気がします」 遠山和葉「スキンシップやでぇ!?」 服部平次「いやいや俺は何もやな…」 伊織無我「今でも言うんですね?尾行がいないか確認する事を“点検”すると…」 ≫関連記事:第1088話 甘い罠黒田兵衛「ああ、未だに尾行をまく事も“消毒する”と言っているよ。榊原」 伊織無我「すみませんが、榊原は止めてください」 コナン「(点検…消毒…公安か?)」 伊織無我「昔の潜入先での偽名で呼ばれると当時を思い出して気が滅入ります」 黒田兵衛「スマン。これはこれで癖か…」 伊織無我「はい」 黒田兵衛「そういえば奴と会ったらしいな」 伊織無我「ああ金髪の彼…お嬢様の用も兼ねてポアロという店で」 コナン「(安室さん?)」 伊織無我「過去の柵を引きずっているようですが悪くないかと…」 「パトカーですね。何か事件でしょうか?」 「捨ておけ…所詮警察なんぞ愚鈍な輩が群れてるだけよ」 第1089話 半開きの扉 第1090話 扉の先の真実 | |||
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