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Detective Conan | |||
原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama) TVアニメ『名探偵コナン』 第R147話/第826話 | |||
名探偵コナン 第R147話/第826話 | |||
サブタイトル | 美女とウソと秘密 | ||
放送日 | 2024年9月7日 | ||
原作 | アニメオリジナル | ||
OPテーマ | Unraveling Love ~少しの勇気~ | ||
EDテーマ | 夢で逢いましょう | ||
キャスト | 役:声優 | ||
江戸川コナン:高山みなみ 毛利小五郎:小山力也 毛利蘭:山崎和佳奈 目暮十三 :茶風林 高木渉:高木渉 滝沢美咲:浅川悠 | |||
あらすじ | コナン、蘭、小五郎が食事を終えて通りを歩いていると、女性の悲鳴が聞こえてくる。駆け付けたコナンたちは、立体駐車場の非常階段下で頭から血を流して絶命している男性を発見。さらに非常階段三階の踊り場では、女性が震えていた。三階にいた女性・滝沢美咲は、被害者の八木沼武志がいきなり襲ってきたと証言。非常階段まで逃げてきた際に身をかわしたことで、八木沼が階段から転落してしまったというが……。 | ||
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ネクストコナンズヒント | |||
第R147話/第826話 美女とウソと秘密コナン「すっかり暗くなっちゃったね」 毛利小五郎「オメーらがいつまでもデザートなんか食ってるからだぞ」 「きゃあああああ!」 目暮警部「つまりあの男がいきなりあなたに襲いかかってきたというんですね」 滝沢美咲「夢中で非常階段の方へ逃げたんですけど」 目暮警部「うむ…それであの男があの事件であなたが目撃した男に間違いなんいですね?」 滝沢美咲「はい、間違いありません」 毛利小五郎「警部殿、その事件というのは?」 目暮警部「強盗殺人事件だ。一週間前の深夜、こちらの滝沢美咲さんの家の2階のベランダから賊が侵入」 目暮警部「御主人である滝沢彰氏を脅して」 目暮警部「書斎の金庫を開けさせ、一億円相当の宝石類を奪い」 目暮警部「滝沢さんを殺害したんだ」 目暮警部「あの男は八木沼武志というジャズ喫茶の雇われマスターで、その店には亡くなった滝沢氏も何度か訪れていたらしい」 高木刑事「警部、八木沼の店を捜索したところ、床下の収納庫からこんな物が」 目暮警部「よく見てください。お宅の金庫から盗まれたものですか?」 毛利小五郎「よかったですね美咲さん」 滝沢美咲「ありがとうございます」 毛利小五郎「あんな高級な車、目立つとこに置いといたら」 毛利小五郎「泥棒に盗まれちまうだろうが!」 毛利小五郎「ねぇ美咲さん」 コナン「ごめんなさい。僕あんなかっこいい車乗ったことないから気になっちゃって…一度でいいからあんな車に乗ってみたいなぁ」 利小五郎「しつこいぞコラ!」 コナン「だって、もう二度と美咲さんに会えないかもしれないじゃない」 滝沢美咲「いいわ。それじゃあ今からドライブに行きましょうか」 コナン「わあ!やった!」 滝沢美咲「初めてよ、コナン君が。あたしの車に乗る初めての男性」 コナン「美咲さんはタバコ吸うの?」 滝沢美咲「いいえ」 コナン「だってほら、ここら散ってるのタバコの灰だよね」 滝沢美咲「なんでも気になっちゃうのね。どうしても見たい?」 コナン「う…うん」 滝沢美咲「あたしが吸うのよ、これ」 滝沢美咲「結婚する時、タバコは吸わないってウソついちゃったの」 コナン「ふーん、結婚するのにウソついたんだ」 滝沢美咲「でもあそこ事件の時のままなのよ。だからあたし一人で帰るのが怖くて、今ホテル住まいで」
コナン「だったら大丈夫だよ。今日は一人じゃないから」 毛利小五郎「何ィ!?コナンが美咲さんのうちに!?」 毛利小五郎「それがどうした?」 毛利蘭「だから一年前30歳も年下の美咲さんと結婚した時は財産目当てじゃないかって騒がれたらしいよ」 毛利小五郎「そういうのをゲスの勘ぐりっていうんだ。美咲さんは御主人を殺害された可哀想な被害者なんだぞ。んなことより、あのマセガキ!いつの間にか色気づきやがって!」 コナン「うわぁー!蝶々が飛んでる」 滝沢美咲「滝沢は自然が好きで田舎暮らしに憧れてたの」 滝沢美咲「でもあたしは苦手」 滝沢美咲「あたし着替えくるから適当に座ってて」 コナン「(確か犯行現場は2階の書斎)」 コナン「(やっべぇ、書斎はあっちか?)」 コナン「(ここが書斎か)」 コナン「(ん?あっ、これは…ってことはやっぱり)」 滝沢美咲「ダメじゃないコナン君。勝手に入ったりしたら」 コナン「そっか、だからこの部屋防音扉になってるんだね?」 滝沢美咲「そう」 コナン「あれ?でもおっかしいな。美咲さんはテーブルが割れる音で目が覚めたんでしょ?でも防音扉が閉まってたらそんな音聞こえないんじゃない?」 コナン「だってほら、ターンテーブルにレコードが乗ったままだよ。レコードを大切にしてる人だったら聴いてないレコードをそのままにはしないんじゃない?」 滝沢美咲「そうねぇ。だとすると扉を開けたのは八木沼かもしれないわ」 滝沢美咲「八木沼は宝石を奪ったあと、滝沢をあたしの寝室に連れていこうとしたんじゃないかしら。そこであたしたちの口をまとめて塞ごうと」 コナン「美咲さんがガラステーブルが割れる音を聞いてここに駆けつけた時、もう宝石は盗まれた後だったんだよね?」 コナン「その陰にガラステーブルの破片があったんだ」 コナン「ここにガラステーブルの破片が入り込むためにはキャビネットの扉は閉まってなきゃいけない。でも扉が閉まってたら金庫は開けられない。つまり金庫を開けたのはガラステーブルが割れた後。滝沢さんが殺害された後って事になるんじゃない」 コナン「美咲さんがついた嘘はそれだけじゃないよ」
コナン「そこからだとプールの水銀灯の光がちょうど逆光になって顔はハッキリとは判別できないでしょ?」 コナン「美咲さんは八木沼さんを手引きして宝石を盗ませ、滝沢さんを殺害させた。そして次は八木沼さんをあの駐車場に呼び出して殺害。全ての罪をなすりつけた」 滝沢美咲「コナン君かわいい。どこか遠くまで連れてっちゃおうかしら」 📱『携帯の着信音』 滝沢美咲「冗談よ。ごめんなさい。電話出ないと心配するわ」 コナン「もしもし」 毛利小五郎「おいボウズ!今どこだ!?お前まさかお泊りするつもりじゃないだろうな!?」 滝沢美咲「ご心配なさらなくて大丈夫ですよ毛利さん。ちょっと遅くなりますけど、コナン君はきちんと送り届けますから」 毛利小五郎「ご迷惑をおかけして申し訳ありません。そのメガネ小僧はその辺にほっぽり出してかまいませんから」 コナン君「最初からだよ」 コナン「だって八木沼さんの遺体の掌、全然汚れてなかったからね。階段から転げ落ちそうになったら誰だって咄嗟に何かに掴まろうとするはずでしょ!?あそこの階段だいぶ汚れてたから掴まろうとしたら必ず掌が汚れるはずなんだ。でも、八木沼さんの掌は汚れてなかった。その代わり、胸の辺りにタバコの灰がついていたんだ。つまり、八木沼さんは落ちる直前までタバコを吸っていた。そこから考えられるのはたった一つ」 コナン「それで両手で目を覆った八木沼さんを美咲さんが後ろから突き飛ばしたんだ」 コナン「え?美咲さんが僕を?でも僕がこのまま帰らなかったら美咲さんが真っ先に疑われるんじゃない?」 滝沢美咲「どうかしら?あたしはあなたをおうちの近くまで送ったと言えばみんな信じてくれるわ。だって、あたしにはあなたを殺害する動機がないもの」 コナン「ずっとウソをつき続けるつもりなんだね…僕も一つ美咲さんをダマしてたんだ。さっきスマホをポケットにしまう時」 コナン「コールバックのボタンを押しちゃったんだ」 📱毛利小五郎「美咲さん!バカな真似はやめなさい!もうじきそっちに警部たちが到着する!だからもう観念するんだ」
コナン「残念だったね美咲さん」 滝沢美咲「ふふ…君は一体何者なの?」 コナン「江戸川コナン…探偵さ」 毛利蘭「どうせ美咲さんと二人きりになること想像してたんでしょ」 毛利小五郎「そんなこと考えてねぇよ」 目暮警部「いやいやワシを巻き込むな」 | |||
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