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WIND BREAKER | |||
原作(Original Story): にいさとる(Satoru Nii)![]() WIND BREAKER 第182話ネタバレ | |||
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ウィンドブレイカー 第182話 | |||
サブタイトル | 歓迎会 | ||
配信日 | 2025年6月11日 | ||
掲載サイト | マガジンポケット | ||
登場人物 | 桜遥 梅宮一 橘ことは 十亀条 | ||
第182話 歓迎会十亀条《桜のしたいことでいいんじゃないかな。願いとか望みとか》 桜遥「(願い…望み…ここがいい…ここにいたい。オレの望み…あいつらとずっと…いやなんか違う…)」 桜遥「(あぁ…そうかあいつらも一緒がいい…でもなぁ…いれてるんだよなぁオレ…だから今までみたいに外から守り続けるのか?でもそれじゃ梅宮と同じ…オレなりの…なりの…) 腹減った…」 『喫茶ポトス』 桜遥「臨時…休業?くっそーなんだそれ。なんなんだそれ…くっ…そ…はぁ…仕方ねぇ。さぼてんにでも行くか。ん?」 橘ことは「桜!待って!」 桜遥「てめー…」 橘ことは「やだ…ごめん」 桜遥「な…なんだこれ…」 橘ことは「えーと…施設に新しい子が来てね、今日歓迎会があってこれはそのための料理。うち大きなオーブンがあるから色々作ってくれって頼まれて…作ったはいいものの箱詰めまで終わってなくて、もうすぐ取りに来る時間なの。お願い手伝って!」 桜遥「…オレ腹減ってんだけど…」 橘ことは「これ…こっちのは(海苔巻きの切れ端、尻尾がないエビフライ、だし巻き卵の切れ端、小さすぎた唐揚げ)食べていいから!」 桜遥「…しゃーねーな」 梅宮一「ことはあぁぁぁぁ、料理運ぶぞー」 橘ことは「あと5分待って!」 梅宮一「お、おう。あれ、桜…だよな」 桜遥「も゛ぶ」 梅宮一「手伝ってくれてたのか!ありがとな」 桜遥「べ…別に…朝飯と取り引きしただけだ」 梅宮一「そうかそうか。うん!ちょーどいいや。桜も一緒に行こうぜ!歓迎会!」 桜遥「はぁ!?いやなんでだよ。行かねーよ。…それに施設って…あの話の場所に行くってことだろ」 梅宮一「ははは、だいじょうぶ!オレだってその子のことはまだよく知らないから」 桜遥「そういう問題じゃない」 梅宮一「こーゆーのは人数が多い方がいいんだよ」 桜遥「“お前が”だろ!やめろ!うざい」 梅宮一「なぁことは、いいだろ?」 橘ことは「え!なに!?」 梅宮一「桜、歓迎会に来てもらおう」 橘ことは「…そうだね。じゃあこれお願いね!」 桜遥「こんの…」 『児童養護施設 風鈴園』 「なんで半分だけ髪が白いの?梅兄ちゃんのまね?」 「梅兄ちゃんのお友達?」 「おしっこー」 桜遥「はぁ!?えぁ」 梅宮一「ほらー、桜困ってんだろ」 橘ことは「あんたら手ぇ洗った?」 桜遥「(勢いに押されて来ちゃったけど、思ったより明るい場所だな…ここが梅宮が育った場所…なによりあの梅宮の原点…それにあいつ(ことは)もいたんだよな…)」 先生「お~よく来たよく来た。お前が桜だな。話ははじめやことはからよく聞いてるぞ」 桜遥「え!?大人!?誰…」 橘ことは「ちょっと先生!それビール!?」 先生「ふふん、そんなわけないだろ。オール0のやつだ!なー」 桜遥「いや知らねーし」 橘ことは「そこまでして飲みたいの?」 先生「今日は歓迎会!おめでたい日だ。飲みたいに決まってる」 梅宮一「先生はいつでも飲んでるけどなー」 先生「おー料理も豪華だな。いつもありがとな、ことは!そろそろ始めるか」 子供達「はーい」 先生「さて、主役は…」 「いい加減にして!しつこい!何度も言ってるじゃん。そんなのいらないって」 「そんなこと言わないで…少しだけでもいいから」 「もう!ほっといて!」 | |||
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