Attack on Titan
🖊原作者(Original Story) : 諫山創(Isayama Hajime)進撃の巨人 アニメ 第3期13話(50話) ネタバレ⑴
第50話 はじまりの街
The Town Where Everything Began
キャスト
🔷エレン・イェーガー Eren Jaeger CV. 梶裕貴
🔷ミカサ・アッカーマン Mikasa Ackerman CV.石川由依
🔷アルミン・アルレルト Armin Arlert CV. 井上麻里奈
🔷リヴァイ・アッカーマン Levi Ackerman CV.神谷浩史
🔷ハンジ・ゾエ Hanji Zoe CV. 朴璐美
🔷ジャン・キルシュタイン Jean Kirstein CV. 谷山紀章
🔷コニー・スプリンガー Connie Springer CV.下野紘
🔷サシャ・ブラウス Sasha Braus CV. 小林ゆう
🔷ジーク・イェーガー Zeke Yeager CV.子安武人
🔹ベルトルト・フーバー Bertolt Hoover CV. 橋詰知久

アルミン「5年前、この領土を失った人類は残された2枚の壁の中で悟った」

アルミン「私達は、もう生きてはいけないのだと。なぜなら人類は巨人に勝てないのだから」

アルミン「だが、ある少年の心に抱いた小さな刃が、巨人を突き殺し、その巨大な頭を大地に踏みつけた」

アルミン「それを見た人類は、何を思ったのだろう」

アルミン「ある者は誇りを」


アルミン「ある者は怒りを叫び出した」

アルミン「では、ウォール・マリアを奪還したなら、人類は何を叫ぶだろう」

アルミン「人類は生きていいのだと、信じることができるだろうか」

アルミン「自らの運命は自らで決定できると」

アルミン「信じさせることができるだろうか」


アルミン「ウォール・マリアさえ奪還すれば」

リヴァイ 「おい、ちゃんと足元照らせ!」
リヴァイ 「麓はまだか?夜が明けちまうぞ」
ディルク 「この山さえ越えればシガンシナ区はすぐそこだ」



ジャン 「左に巨人!!全体停止!!」

ハンジ 「大丈夫。ぐっすり寝てる」

ハンジ 「この子も夜に動くっていう新種ではないようだね…はは…残念だな。ほっといてやろう」

エレン 「こんな距離まで近づかないと気付かないなんて...」
ハンジ 「あぁまったくだ。私達はきっとこの闇夜に守られている。月の光は太陽光の反射だからね」

ハンジ 「新種の巨人は、その微量な月光を糧にして動いてるって仮説が正しければだけど、新月を選んで正解だった。あの時と同じことが起こらない保証は何もない。今の子も月光の巨人だったのかもしれないからね。いつか捕獲できたらな~」



ジャン 「左に巨人!!全体停止!!」

ハンジ 「大丈夫。ぐっすり寝てる」

ハンジ 「この子も夜に動くっていう新種ではないようだね…はは…残念だな。ほっといてやろう」

エレン 「こんな距離まで近づかないと気付かないなんて...」


ハンジ 「新種の巨人は、その微量な月光を糧にして動いてるって仮説が正しければだけど、新月を選んで正解だった。あの時と同じことが起こらない保証は何もない。今の子も月光の巨人だったのかもしれないからね。いつか捕獲できたらな~」
エレン 「(震えが?何だ!?何がそんなに怖いんだ!?クソッ…こんな調子でウォール・マリア奪還に失敗したらどうなる!?どれだけの人が失望すると思う!?また次の機会なんてもんがあると思うか!?やっぱり俺じゃ駄目なのか…?こんな奴が…どうやって人類を救うっていうんだよ?こんな奴がどうやって...)」
エレン 「はっ…はぁ!?怖くねぇし!」


アルミン 「そうなの?僕なんかずっと震えが止まんないんだけど…ほら」


アルミン 「でも…そんな僕を…君は巨人の口から出してくれたんだ。なんで君はあんなことができたの?」

エレン 「思い出したんだ。お前が俺に本を見せた時のことを...」

エレン 「それまで壁の外のことなんて考えたこともなかったんだ。毎日空か雲を見て過ごしてたっけ」

エレン 「あの時お前の話を聞いてお前の目を見るまでは」

エレン 「お前は楽しそうに夢を見てるのに、俺には何もなかったそこで初めて知ったんだ。俺は不自由なんだって...」


エレン 「何でか知らねぇけど俺は自由を取り返すためなら…そう力が湧いてくるんだ。ありがとうな。もう大丈夫だ」
アルミン 「うん」
エレン 「多分…来年の今頃俺達は海を見ているよ」
エレン 「もうすぐそこだ」
エルヴィン 「物陰に潜む巨人に警戒せよ!

エレン 「(俺の家はあの辺りだ)」

エレン 「(あそこに...すべてを置いてきた...)」

エレン 「(大丈夫だ!)」

エレン 「(取り返してやる!)」

ハンジ 「やっぱりおかしいな…巨人が一匹もいないのは」
リヴァイ 「だがやるしかねぇ」
ハンジ 「ああ…作戦続行に支障なし!」
