名探偵コナン | 第1167話『迷い込んだ蘭』ネタバレ

Detective Conan
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『名探偵コナン』第1167話「迷い込んだ蘭」ネタバレ。毛利探偵事務所で外出の準備をする蘭が、母親から教わった知識を頼りに救急箱から消毒液を持ち出す。待ち合わせの駅名を誤認した蘭が目的地へ向かって走る途中に古いビルへ入り、故障したエレベーター内に閉じ込められる事故が発生する。新一との電話を通じて床の赤黒い液体の正体が誰かの血だまりである事実が判明する展開を描く。
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名探偵コナン 第1167話

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作者青山剛昌
サブタイトル迷い込んだ蘭
配信日2026年9月16日
サンデー2026年42・43合併号
登場人物江戸川コナン/工藤新一
毛利小五郎
毛利蘭
鈴木園子
阿笠博士
少年探偵団

第1167話 迷い込んだ蘭


あらすじ

蘭は園子との外出前に、服に付いた血の染みを落とす妃英理の知恵を実行するため救急箱からオキシドールを取り出す。待ち合わせ場所である竹芝駅と竹橋駅を勘違いした蘭は、約束の時間に遅れつつも走って東都タワーを目指す。方角を確認するために入った古い雑居ビルでエレベーターに乗り込むが、途中で機械が停止して暗闇の中に閉じ込められる。手元から落とした携帯を拾って新一に応答し、スピーカー通話の明かりを頼りに室内の状況を調査する。床に付着していた赤黒い液体にオキシドールを垂らすと白い泡が発生し、それが塗料ではなく大量の血だまりである事実が判明する。

概要

第1167話では、竹芝駅と竹橋駅の名称の類似による蘭の移動ミスから物語が始まり、新一から贈られた大切なガラケーを買い替えずに使い続ける背景が描かれる。東都タワーを目指して迷い込んだ古い雑居ビルでエレベーターの閉じ込め事故に遭遇し、暗闇の中で新一とスピーカー通話を行いながら手がかりを探る。新一は阿笠博士の家でサッカー観戦をする音をカフェの雑音と偽りつつ、壊れた緊急ボタンや落書きで覆われた管理番号の確認を進めさせる。床に残された赤黒い付着物や指紋のついたクシの存在から事件性を察知し、持参していたオキシドールを用いた化学反応によって血液の有無を特定する。密室のエレベーター内に潜む犯罪の影が浮き彫りになるエピソードである。

本文:ネタバレ

1. 毛利探偵事務所での出かける準備と血の染み抜き

毛利探偵事務所にて蘭が出かける準備を行い救急箱を探す。
オキシドールの捜索:
  • 蘭が救急箱の中にあった過酸化水素水の所在について小五郎に問いかける。
小五郎の使用経験:
  • 小五郎は少し前に指を切った際絆創膏を貼る前に消毒で使った旨を伝え、園子との外出に消毒液が必要な理由を不審に思う。
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母親の知恵袋:
  • 蘭は衣服に付着した血の染みにオキシドールを垂らして数分置き濡れタオルで叩くと綺麗に取れる知恵を妃英理から教わったと明かす。
鼻血のハンカチ:
  • 園子が鼻血の付いたハンカチを所持しており試したがっているため持参する経緯を語る。
小五郎の感心と見送り:
  • 小五郎は妃英理の雑学の多さに感心しつつ、途中で道に迷わないよう注意を与えて送り出す。

2. 竹芝駅での待ち合わせと竹橋駅との間違え

竹芝駅の待ち合わせ場所で園子が電話越しに驚きの声をあげる。
駅名の誤認:
  • 蘭が竹芝駅と竹橋駅を間違えて別の場所に到着している事実が判明する。
昨日のメモと謝罪:
  • 前日の電話で聞き取ってメモしたはずであると蘭が謝罪し、約束の時間を大幅に過ぎている状況を申し訳なく思う。
園子の予定変更:
  • 園子は似た駅名による誤解を納得し、おしゃれなカフェでの茶会と東都タワーでのVRバンジージャンプの行程を再調整する。
電車乗り継ぎの案内:
  • 竹橋駅から竹芝駅まで約30分で移動できる路線ルートを教え、現在も竹橋駅に留まっているか確認する。
外出での迷子:
  • 駅前で園子の姿を探して周辺を歩き回るうちに現在地を見失った理由を蘭が明かす。
京極真からの電話:
  • 連絡時に話し中だった理由について、園子は真から大会の優勝報告の電話を受けていたためであると釈明する。
通行人の指摘:
  • 東都タワーの近さを通りすがりの人に尋ねた際、竹芝と竹橋を間違えている旨を指摘された経緯を伝える。

3. 携帯へのこだわりとタクシー代の辞退

園子は地図アプリでの現在地確認を蘭に提案する。
アプリの概念:
  • 地図アプリについて問う蘭に対し、園子はガラケーの使用状況を再認識する。
スマホへの買い替え勧告:
  • アプリの利便性や写真画質の向上を理由に、新機種以外なら安価に入手できるスマホへの変更を園子が勧める。
ガラケーの継続利用:
  • 通話やメールに支障がなく写真の受信も待てば問題ないとして蘭は現状の端末で足りると答える。
新一からの贈り物:
  • この携帯が新一からプレゼントされた大切な品であるため買い替えない本音を明かす。
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旦那のプレゼントへの冷かし:
  • 園子は夫婦気取りの態度を軽やかに揶揄する。
タクシー代の折半提案:
  • 駅名の確認を怠った責任を感じた園子は、タクシー代の半分を負担する提案を行う。
走る決意と距離の隔たり:
  • 蘭はタクシー費用を勿体なく思い自力で走る決意を固めるが、竹橋駅から東都タワーまでは4キロ以上離れており竹芝駅からの3倍近く存在する。

4. 東都タワーを目指す走行と古いビルへの侵入

電話を切った蘭は時刻が13時45分であることを確認する。
高層の建物探し:
  • 時間の経過に焦りを感じつつ、周囲のビルの屋上から東都タワーの方角を確認しようと模索する。
古い雑居ビルの発見:
  • 手すりがついた非常に古いビルを見つけ、屋上や階段踊り場の窓からの視界に期待して内部へ進む。
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無人の館内とエレベーター:
  • 誰かいるか声をかけながら奥へ進み、スプレーの落書きで階数表示が隠れたエレベーターに乗り込む。
屋上ボタンの押下:
  • 最上階と思われるRボタンを押し、ここからの確認が失敗した場合はタクシーを利用する覚悟を決める。
突如の機械停止:
  • 移動の途中でガコンと鈍い音を立ててエレベーターが停止し、蘭は困惑する。

5. エレベーターの突如の停止と暗闇でのパニック

エレベーター内に閉じ込められた蘭は直ちに園子へ電話をかける。
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状況の報告:
  • ビルのエレベーターに閉じ込められたアクシデントを申し訳なさそうに伝達する。
位置の不確定さ:
  • 走り回って移動したため竹橋駅周辺からどれほど離れた場所か把握できていないと打ち明ける。
救助策の検討:
  • 園子は助ける方法を考える旨を告げて一度通話を終了する。
床と壁の落書き:
  • 携帯の画面光で室内を調べると、壁面だけでなく床一面にもスプレーの落書きがびっしり描かれている様子を目撃する。
電池消費の防止:
  • モニターの点灯によるバッテリー切れを防ぐため折りたたみ画面を閉じるが、室内は一瞬で完全な暗闇と化す。
天井の異音と落下の衝撃:
  • 天井からギギギと異音が響いた直後にガゴッという衝撃が走り、ワイヤーの切断事故を懸念して恐怖に震える。
携帯の失念と探索:
  • 衝撃で手元から落ちた携帯を暗闇の中で見失い、泣きそうにながら新一の名前を呟く。
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6. 新一からの電話とスピーカーモードの設定

暗闇の中で鳴り響いた着信音を頼りに蘭は携帯に応答する。
新一の叱責:
  • 新一は方向音痴である蘭が勝手に移動した事態を咎めつつ安否を気遣う。
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スピーカー通話の指示:
  • 画面の光で室内を照らしながら会話を進めるため、スピーカーモードへの切り替えを提案する。
非常連絡ボタンの不通:
  • 電話マークがついた緊急ボタンの押下を促されるが、閉じ込め直後に押しても反応がなく壊れている事実を報告する。
背景の歓声:
  • 電話の奥から大勢の歓声が聞こえる点を蘭から指摘される。
少年探偵団との観戦:
  • 新一は阿笠博士の家で少年探偵団と共にサッカー観戦を行っている最中である。
スポーツカフェという偽り:
  • 蘭に対してはスポーツカフェでお茶をしている最中であると誤魔化して会話を継続する。

7. カフェの偽りと故障した緊急連絡ボタン

管理番号の確認を求められた蘭はエレベーター内を照らす。
スプレー塗料の被覆:
  • 壁面を探すものの、スプレーの落書きによって管理番号の文字が完全に隠れている状況を伝える。
ワイヤー切断の不安:
  • 先ほどの揺れを振り返りワイヤーが切れかかっている危険性を新一に訴える。
手のひらの付着物:
  • 揺れた際に床へ手をついた際、水性の赤黒いスプレー塗料のような液体が手のひらに付着した出来事を思い出す。
痕跡の特定:
  • 画面の光で床を照らすと、塗料が擦れた跡と自身の手に付いた痕跡を正確に発見する。
異物の目撃:
  • 付着物の付近に歯の抜けたクシが落ちている様子を蘭が察知する。

8. 床の赤黒い付着物と歯の欠けたクシの発見

欠けたクシの周辺を観察した蘭は違和感を口にする。
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赤黒い液体の被覆:
  • 落ちたクシの上から赤黒い塗料のような液体が注がれた跡が存在する。
指紋の付着:
  • 固まった液体の上から誰かがクシを拾い上げようとした際に残されたと思われる指紋を蘭が発見する。
鑑識試薬の確認:
  • 赤黒い指紋の報告を受けた新一は、ロイコマラカイトグリーン反応用試薬の所持を問いかける。
専門薬の不在:
  • 見慣れない薬品名に対し蘭は所持しているはずがないと答える。
試薬の列挙:
  • ルミノール試薬やオキシドールの有無を新一が尋ねる。
オキシドールの所持:
  • 蘭がオキシドールを持ち歩いている事実を伝えると、新一は驚きつつ液体の端へ垂らすよう指示する。

9. 指紋の痕跡とオキシドールによる血液反応試験

新一の指示に従い蘭は持参したオキシドールを液体へ滴下する。
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白い泡の発生:
  • 液体の端へオキシドールを垂らすと、シュワーと音を立てて白い泡が噴出する。
試薬の正体明かし:
  • 新一は先ほど名前をあげた薬品がすべて血液反応を調査するための試薬であると解説する。
血液の特定:
  • 蘭が手をついた赤黒い液体の正体が、誰かが流した大量の血だまりである事実を突きつける。
密室の恐怖:
  • 手のひらについた物質が血液であると知り、蘭は恐怖と驚愕で大声をあげる。
【解説】血液鑑識反応:
  • オキシドールに含まれる過酸化水素は血液中のペルオキシダーゼ様作用と反応して即座に発泡するため、法医学において簡便な血液反応の確認に用いられる。

10. 泡の発生と血だまりの判明および事件の予感

密室のエレベーター内に漂う危険な事件の存在が明確になる。
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閉じ込めと現場の符合:
  • 動かないエレベーターと床の血だまり、クシに残された指紋が重大な犯罪の痕跡を示す。
密室内の危機:
  • 暗闇の空間で救助を待つ蘭が事件の渦中に置かれている状況が確定する。
次話への期待:
  • 鉄の密室に事件の危険性が充満し、物語は解決への展開へと続く。

まとめ

第1167話は、竹芝駅と竹橋駅を間違えた蘭が東都タワーへ向かう途中で古い雑居ビルのエレベーターに閉じ込められ、新一との通話を通じて室内に残された血だまりを発見するエピソードである。
駅名の誤認と徒歩移動:
  • 名前の似た駅を間違えた蘭は、新一から贈られた大切なガラケーを保持したまま走って東都タワーを目指す。
エレベーターの事故と暗闇:
  • 方角の確認で入った古いビルでエレベーターが停止し、暗闇の中で携帯を落とす事態に見舞われる。
新一との連携調査:
  • 新一からの電話に応答した蘭は、スピーカー画面の光で室内を調べ、故障した緊急ボタンやスプレーの落書きを確認する。
床の付着物とクシの指紋:
  • 床についた赤黒い液体や、液体がこぼれたクシに付着した指紋などの不審な痕跡を発見する。
オキシドールによる血液の確定:
  • 持参していたオキシドールを滴下すると白い泡が発生し、付着物が誰かの血だまりである事実が証明される。
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