My Hero Academia
🖊原作者(Original Story): 堀越耕平(Kohei Horikoshi)
僕のヒーローアカデミア EPISODE 108
第5期20話 僕のヴィランアカデミア
♦放送日(AirDate): 2021年8月21日
第5期20話 僕のヴィランアカデミア
My Villain Academia
🔷黒霧 KUROGIRI CV.藤原貴弘
🔷ドクター 殻木球大 氏子達磨 Garaki Kyudai CV.稲葉実
🔷リ・デストロ 四ツ橋力也 Re-Destro CV.平田広明
氏子達磨「いいぞ、死柄木弔!万事順調、想定以上じゃ!アハハハハハハ」
黒霧「死柄木弔、オール・フォー・ワンを失った今、我々はとても弱い。大事を為すには新たなステージへ上がる必要があります」
黒霧「彼は力を遺してくれた。命じて下さい」
氏子達磨「そいつはギガントマキア。かつてボディガードとしてオール・フォー・ワンを支えた男じゃ。尋常ならざる耐久力を持ち、複数個性所持に改造なしで適応している」

氏子達磨「オールマイトに勢力を削がれ敗北を予感したオール・フォー・ワンはその男を隠した。実に周到、おまえを拾って数年後の話よ。自身がどうなろうとも夢を意志を終わらせぬ為じゃ」
氏子達磨「オールマイトに勢力を削がれ敗北を予感したオール・フォー・ワンはその男を隠した。実に周到、おまえを拾って数年後の話よ。自身がどうなろうとも夢を意志を終わらせぬ為じゃ」
荼毘「そんな優しープレゼントには、見えねンだが気のせいか?」
トガヒミコ「何でしょう?」
死柄木弔「ここは…」
荼毘「何だこりゃ…」
荼毘「脳無!?これまでのと少し違う」
氏子達磨「ほほう、わかるのか、差異が。やはり良い目を持っとるよ。そうじゃ、違うんじゃ~この子らは違うんじゃよ~ハイエンド。より"マスターピース"に近付いたスーパー脳無じゃ」
氏子達磨「所在地を知られたくないので転送にて招かせてもらった。死柄木以外は初めましてかな?ギガントマキア同様、オール・フォー・ワンの側近、氏子達磨じゃ。今適当につけた名じゃ」
氏子達磨「さてと死柄木、招いてやったのはオール・フォー・ワンに免じての譲歩ゆえじゃ。ワシの命も技術もこの子らも、全ては偉大なるオール・フォー・ワンに捧げたもの」
氏子達磨「おまえは今までそのおこぼれにすがっていたに過ぎない。嫌っとるワケじゃない。ワシの為じゃよ。全てを捧げるに値するかどうか見極めたいのじゃ」
「やめろ!転弧!!」
死柄木弔「俺は、先生とあんたに会う以前の事をよく覚えてない」
死柄木弔「なのにだ、皆を身につけると怒りが沸沸湧いてくる」
死柄木弔「考えてたんだ、ずっと」
死柄木弔「あの日からずっとそう…」
オール・フォー・ワン「誰もたすけてくれなかったんだね」
オール・フォー・ワン「辛かったね」
オール・フォー・ワン「志村転弧くん…怖かったね、辛かったね」
オール・フォー・ワン「救いの手を求めて走っただろう、酷い事だね」
オール・フォー・ワン「"ヒーローが" "そのうちヒーローが"、皆そうやって君を見ないフリしたんだね。一体誰がこんな世の中にしてしまったんだろう」
オール・フォー・ワン「ドクター」


オール・フォー・ワン「君の家族の残骸だよ」

オール・フォー・ワン「君は突然変種。誰にも知りえぬ個性が発現し、その手で家族を殺めてしまった」

オール・フォー・ワン「思い出せるかい?」



死柄木弔「脳裏に蘇ったは、断片的な映像と、正体不明の吐き気をもよおすほどの苛立ち」
オール・フォー・ワン「君の家族の残骸だよ」
オール・フォー・ワン「君は突然変種。誰にも知りえぬ個性が発現し、その手で家族を殺めてしまった」
オール・フォー・ワン「思い出せるかい?」
死柄木弔「脳裏に蘇ったは、断片的な映像と、正体不明の吐き気をもよおすほどの苛立ち」
氏子達磨「イジるか?」
オール・フォー・ワン「いいや」

オール・フォー・ワン「記憶が全て戻らずとも君の心には感情がこびりついているハズだ」

オール・フォー・ワン「私が教えたいのはその感情を、苛立ちをどこへ向けるかだ」

死柄木弔「皆を身につけると、不思議なんだ」

死柄木弔「胸がムカムカして吐きそうなのに、心がどこか落ち着くんだ」

死柄木弔「不思議だよな?俺の中には断片的な映像しかないのに、なのに俺の心には鉛の塊が沈んでて、そこから怒りが無尽蔵に噴き出してくる!全然スッキリしないんだ!」
オール・フォー・ワン「記憶が全て戻らずとも君の心には感情がこびりついているハズだ」
オール・フォー・ワン「私が教えたいのはその感情を、苛立ちをどこへ向けるかだ」
死柄木弔「皆を身につけると、不思議なんだ」
死柄木弔「胸がムカムカして吐きそうなのに、心がどこか落ち着くんだ」
死柄木弔「不思議だよな?俺の中には断片的な映像しかないのに、なのに俺の心には鉛の塊が沈んでて、そこから怒りが無尽蔵に噴き出してくる!全然スッキリしないんだ!」
死柄木弔「ヒーロー社会が崩壊したとしても、裏の支配者になったとしても」
死柄木弔「この鉛が消えることはない。そう…俺はきっと全部嫌いなんだ!息づく全てが俺を苛つかせるんだ!」
死柄木弔「じゃあもう壊そう!一旦全部!あんたは世にも美しい地平線を見られるよ!だからドクター、手を貸せ!地獄から天国まで見せてやる!」
氏子達磨「うはははは!まるで子どもの絵空事!真顔で何を言うかと思ったら…良いじゃろう!力を貸そう、死柄木弔!やってみろ!ヴィランとは戯言を実践する者のことじゃ」
トガヒミコ「弔くん、物騒なこと考えてたのですねえ。ねェ、私の好きなものまで消えちゃうの?」
死柄木弔「仲間の望みは別腹さ、好きに生きてろ」
トガヒミコ「やったあ!」
トガヒミコ「やったあ!」
氏子達磨 「ハッハッハッ、思っていたよりトんだのう、死柄木よ」
死柄木弔「てめェ、ふっかけたな!」
氏子達磨 「元より協力してやるつもりじゃったよ。おまえの為に力も整えておる」
氏子達磨「ただし、力はまだ渡せない。おまえたちは弱い。最低限の格は身につけてもらう」
トガヒミコ「炎が効かないのでスネてるのです」

荼毘「喋るなイカレやろう。良い仲間ができそうなんだよ。そっちに時間を使いたい。いいだろ?」

死柄木弔「ああ、楽しみに待ってるよ」

氏子達磨「ならば荼毘にはハイエンドのテストに協力してほしいのう~趣味が、審美眼がとても合う、接しやすい」

荼毘「話聞いてんのかよ?」
荼毘「喋るなイカレやろう。良い仲間ができそうなんだよ。そっちに時間を使いたい。いいだろ?」
死柄木弔「ああ、楽しみに待ってるよ」
氏子達磨「ならば荼毘にはハイエンドのテストに協力してほしいのう~趣味が、審美眼がとても合う、接しやすい」
荼毘「話聞いてんのかよ?」
死柄木弔「そんじゃ早速戻してくれ。俄然やる気が湧いてきた」

氏子達磨「これから先ワシとの連絡をコレを使え」


氏子達磨「さァ、ジョンちゃん、彼らをギガントマキアのもとへ」



死柄木弔「よう」

死柄木弔「未来の王様がご帰還だ」

氏子達磨「これから先ワシとの連絡をコレを使え」
氏子達磨「さァ、ジョンちゃん、彼らをギガントマキアのもとへ」
死柄木弔「よう」
死柄木弔「未来の王様がご帰還だ」