WIND BREAKER | 第12巻97話『梅宮一/立志編②』ネタバレ

WIND BREAKER
ウィンドブレイカー 第97話 ネタバレ 感想 梅宮 過去 中学時代 柊 ウィンブレ ウィンドブレーカー Wind Breaker Chapter 97
『WIND BREAKER』第97話「梅宮一/立志編②」ネタバレ。梅宮と柊の15歳の中学時代を描く回想エピソードである。風鈴高校への入学を前に、梅宮は嫌いだと言い切る柊に対して熱い勧誘を行う。街を守るためにてっぺんを目指すという梅宮の言葉や、街と風鈴の深い溝に橋を架ける見回りのアイデアがここで明かされる。
← 第96話第98話

ウィンドブレイカー 第97話

原作 にいさとる
サブタイトル梅宮一/立志編②
配信日2023年3月1日
掲載サイトマガジンポケット
単行本12巻
登場人物梅宮一
柊登馬
椿野佑
水木聡久
桃瀬匠

第97話 梅宮一/立志編②


あらすじ

回想の中で15歳の柊は中学生を囲む大勢の相手と戦い、巻き込まれたことに文句を言うが、梅宮は柊の強さと律儀さを称賛する。梅宮は一緒に風鈴に行こうと誘い、風鈴でてっぺんをとって街を一つにし、外からの敵に備える構想を語る。街と風鈴の間にある深い溝に対し、双方を知る自分たちが橋となり、見回りを通じて街の人々と交流して楽しい空間にしてみせると宣言する。なぜ自分が必要なのかと問いかける柊に対し、梅宮は嫌いだからこそ近くにいて自分が間違えた時に容赦なくぶっ飛ばしてほしいと本音を明かす。その狂気じみた理由に柊は笑い、二人のやり取りの後に梅宮と柊、桃瀬、水木、椿野の四天王たちが風鈴高校に入学する。

概要

第97話は、梅宮と柊の過去の因縁と、ボウフウリンの原型となる見回り活動のアイデアが誕生した瞬間を描く重要な回想エピソードである。前半では、柊の強さに惹かれて風鈴高校への同行を求める梅宮と、口だけの人間を嫌う柊の緊迫した問答が繰り広げられる。中盤では、内紛を排して外敵に集中するという幕末の志士になぞらえた梅宮の壮大なビジョンと、街と風鈴を繋ぐ具体的な手段としての見回りという一石二鳥の具体策が提示される。後半では、梅宮が右腕として柊を求める最大の理由が、自身を律するための抑止力であるという独特の信頼関係が明かされる。終盤では時が流れ、後に四天王となるメンバーたちと共に風鈴高校の門をたたく出陣の場面で締めくくられる内容である。

本文:ネタバレ

1. 中学時代の戦闘と柊の不満

15歳の中学時代、柊が戦いを終えて梅宮に対して不満を述べる。
ウィンドブレイカー 第97話 ネタバレ 感想 梅宮 過去 中学時代 柊 ウィンブレ ウィンドブレーカー Wind Breaker Chapter 97
柊の苛立ちと疑問:
  • なぜ自分がこのようなことをしているのかと柊は不満を漏らし、どうしてあのようなことに巻き込まれたのかと言葉を荒らげる。
梅宮의 感謝と強さの称賛:
  • これに対して本当に助かったと感謝を伝える梅宮は、マジで柊は強いと言葉にする。
対戦相手の指摘と梅宮への抗議:
  • しかし柊は、倒した相手はもともと梅宮の相手のはずだと主張し、それを笑いながら見ているのはどういうつもりなのかと抗議する。
梅宮の感嘆と柊の発言の回想:
  • 大勢で中坊を囲んでてめーら恥ずかしくないのかという柊の発言を挙げ、あれは本当に良かったと梅宮は感心する。
柊の愚痴と胃の痛み:
  • 本当のことを言っただけなのに殴りかかってこられて殴る相手が違うと柊は零し、梅宮と一緒にいると胃が痛くなると告げる。梅宮はそういうところが良いのだと返す。

2. 風鈴高校への突然の勧誘と過去の約束

梅宮は柊を風鈴高校へ誘い、二人の間にある約束を再確認する。
ウィンドブレイカー 第97話 ネタバレ 感想 梅宮 過去 中学時代 柊 ウィンブレ ウィンドブレーカー Wind Breaker Chapter 97
突然の勧誘と柊の反応:
  • 一緒に風鈴に行こうと梅宮は提案するが、いつも色々と唐突すぎると柊は返す。
話を聞く条件の提示:
  • 話を聞くのは今回きりだと柊は念を押し、それで自分が納得できなかったらどうするのかと問いかける。
二人の約束と梅宮の承知:
  • 自分が納得させられなければ二度とお前の前に現れないという約束を確認し、梅宮は分かっていると答える。
柊によるこれまでの経緯の振り返り:
  • 急に目の前に現れて散々まとわりついた挙句、指し示された拒絶を無視して学校まで押し掛けてきたと柊は説明する。
夢の羅列と柊の警告:
  • 聞いてもいないのに風鈴でてっぺんをとって街を守るだってみんなでうまい飯が食いたいだのと延々と話し続けたと柊は呆れる。
  • でかいことを言うのは構わないが自分は口だけのやつも大嫌いだと言い、中身も何もない話だったらぶっとばすと怒る。

3. 幕末の志士になぞらえた風鈴統一の理想

梅宮は柊の律儀さを評価し、街の現状を幕末の動乱期に例えて風鈴を統一する理由を語る。
ウィンドブレイカー 第97話 ネタバレ 感想 梅宮 過去 中学時代 柊 ウィンブレ ウィンドブレーカー Wind Breaker Chapter 97
律儀さへの評価と好意:
  • なんだかんだ言ってちゃんと話を聞いてくれたと梅宮は言い、そういう律儀なところも好きだと伝える。本当にテメーはと柊は言葉を詰まらせる。
街の現状と幕末への例え:
  • 今この街はさながら幕末の動乱期だと梅宮は表現する。
  • 外から攻めてくる敵があるのに内側で揉めて収拾がつかない状態だと説明する。
志士の行動と風鈴での目標:
  • 志士たちは志を持って走り回り、人と人を結んでみんなを一つにして同じ方向を向かせたと梅宮は話す。
  • それを自分たちは風鈴高校でやるのだと宣言する。
てっぺんを目指す理由:
  • そのためにてっぺんをとると梅宮は言う。統一されれば内側での揉め事はなくなり、外からの敵に集中できるため風鈴のみんなで街を守ることができると熱弁する。

4. 街と風鈴の深い溝と架け橋の提案

柊は命令だけで街を守ることの難しさを指摘し、梅宮は双方が歩み寄るための架け橋となる考えを述べる。
ウィンドブレイカー 第97話 ネタバレ 感想 梅宮 柊 椿野 水木 桃瀬 ウィンブレ ウィンドブレーカー Wind Breaker Chapter 97
柊による現実的な反論:
  • そんなわけはないと柊は否定する。
  • 梅宮はもともと街を守る意志があるからいいが、他のやつはそうではないと指摘する。
てっぺんの命令の限界と人々の記憶:
  • いくらてっぺんの命令だからといって、自分たちを嫌っている人間を守り続けられるとは思えないと柊は告げる。
  • 街の人間は今までされたことを忘れないため、その溝はちょっと助けてやったくらいでは埋まらないと語る。
元の状態への懸念と梅宮の問い:
  • 溝がある限り元の好き勝手にケンカをする状態にすぐ戻るだろうと柊は言う。
  • これに対し梅宮は、風鈴の連中が街のものを壊したり困らせたりしても何も思わない理由を問いかける。
知らないことへの指摘と相互理解:
  • 相手のことを何も知らないからだと梅宮は答える。
  • 知らなければ人は意識することはできないため知っていけばいいと語る。壊した時にきっと思うことがあるはずだと主張する。
深い関係の構築と架け橋の役割:
  • 今深い溝があるなら橋を架けてしまえばいいと梅宮は言う。
  • 一緒に風鈴に行くことになった仲間としょっちゅう街に行って少しでも深い関係を作ろうとしていると明かす。
  • 風鈴のやつとも関係を築いていき、両方知っている自分たちが双方の橋になると伝える。

5. 見回り活動の具体策と柊が必要な理由

梅宮は街と繋がるための具体的な方法を提示し、自身を律するために柊が必要であると伝える。
ウィンドブレイカー 第97話 ネタバレ 感想 梅宮 過去 中学時代 柊 ウィンブレ ウィンドブレーカー Wind Breaker Chapter 97
見回りという方法の導入:
  • 自分たちが風鈴と街を繋ぐのかと納得する柊に対し、梅宮はその通りだと肯定する。
  • そのための方法を色々と考えてたら仲間が良い方法を思いついてくれたと話す。
見回りの効果と将来の誓い:
  • 頻繁に街に出入りしていれば揉め事にすぐ対応でき、街の人ともたくさん交流できるため一石二鳥だと梅宮は語る。
  • 最初は大変で急には仲良くなれないし外のチームとの問題もすぐには減らないだろうが、いつかこの街をみんなが楽しくて幸せな空間にしてみせると誓う。
やりたいことへの理解と柊の疑問:
  • お前がやりたいことは分かったと柊は言う。
  • しかしなぜそこに自分が必要なのかと問いかける。
梅宮への高い評価と疑問の継続:
  • 一緒にやる仲間もいてやるべきことも決まっているのになぜ自分がそこにいなければいけないのかと柊は尋ねる。
  • 梅宮は腕っぷしも強く筋も通っていてついてくるやつもたくさんいるすごいやつだから、そのようなやつはいくらでもいると話す。
柊を必要とする最大の理由:
ウィンドブレイカー 第97話 ネタバレ 感想 梅宮 過去 中学時代 柊 ウィンブレ ウィンドブレーカー Wind Breaker Chapter 97
  • お前にいてほしい一番の理由は、お前が自分を嫌いだと言ったからだと梅宮は明かす。
  • これを聞いた柊は驚きの声を上げる。
抑止力としての期待:
  • 嫌いだからこそ自分の近くにいてほしいと梅宮は頼む。
  • これから自分のやりたいことのためにたくさんの人を巻き込むため、もし自分がダサいことをやった時に腕っぷしが強くて筋の通ったお前なら容赦なく自分をぶっ飛ばせると説明する。

6. 柊の爆笑と四天王の風鈴高校への入学

梅宮の理由を聞いた柊は呆れて笑い出し、その後二人は他の仲間と共に風鈴高校へと入学する。
ウィンドブレイカー 第97話 ネタバレ 感想 梅宮 柊 椿野 水木 桃瀬 風鈴 ウィンブレ ウィンドブレーカー Wind Breaker Chapter 97
柊の爆笑と梅宮の困惑:
  • 柊は大きな声で笑い出す。何が起きてどうしたのかと梅宮は困惑する。
イカれているという評価と梅宮の笑み:
  • 本当にイカれているとお前を評して柊は笑う。梅宮はにひっと笑みを浮かべる。
好意への期待と柊の拒絶:
  • でも好きになってもらった方が嬉しいと梅宮が言うと、そういうところが嫌いなのだと柊は返す。
四天王の集結と入学の瞬間:
  • そして梅宮をはじめ、四天王の4人である柊、桃瀬、水木、椿野は風鈴高校に入学する。
  • 「よし、いっちょ行きますか」と梅宮が声をかけて歩みを進める。

まとめ

第97話は15歳の梅宮と柊の中学時代の回想を通じ、風鈴高校を統一して街を守るビジョンと見回りのアイデア、親しい仲間との独特な信頼関係が明かされて風鈴高校へ入学するエピソードである。
中学時代の共闘と風鈴への勧誘:
  • 大勢の相手と戦った柊に対し梅宮は強さを称賛し、納得しなければ二度と現れない約束で風鈴高校へ一緒にいこうと突然勧誘する。
風鈴統一の構想と街との溝:
  • 梅宮は街の現状を幕末の動乱期に例え、風鈴を統一して内紛を無くし外敵に備えること、および街と風鈴の深い溝に自分たちが橋を架ける計画を語る。
見回りのアイデアと柊の必要性:
  • 街の人々と交流して揉め事に対応する見回り活動を提示した梅宮は、自分がダサいことをした時に容赦なくぶっ飛ばせる抑止力として、自分を嫌う柊が必要だと明かす。
四天王の集結と高校への入学:
  • 梅宮の理由に柊が爆笑する中、梅宮と四天王の4人である柊、桃瀬、水木、椿野は揃って風鈴高校へ入学し新たな一歩を踏出す。
『WIND BREAKER』コミックス一覧
コミックスの表紙・サブタイトル・あらすじを詳細にまとめた資料ページはこちら。
← 第96話第98話
関連記事
キャラクター一覧主題歌一覧