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後藤「コイツはわけわからん。なにこれ」
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後藤「そして俺が手に持っているのは高級菓子のカステラだ。正直自分が今すぐにでも食べたいのを全力で我慢している」
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後藤「未だに意識が戻らないアイツへの贈り物なのだ。アイツは鼻がいいらしいので、もしかしたら…」
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後藤「(何でもやりっぱなしだなこの子マジで。カナヲちゃんよ。全然喋んねぇし変な子だよ。子供の頃から鬼殺なんてやらせるからだよ)」
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後藤「あのー、これカステラ置いとくんで暫くしたら下げてください。傷みそうだったら食べちゃっていいので」
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後藤「みんな心配してんだからよ!上とか下とか関係ねーからな!今だけは!」
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後藤「炭治郎意識戻ったぜぇええ!」
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後藤「黄色い頭の奴は一昨日だっけ?復帰してるぜ。もう任務に出てるらしい。嫌がりながら」
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後藤「音柱は自分で歩いてたな。嫁さんの肩借りてだけど。隠は全員引いてたよ。頑丈すぎて。すごい引いてた」
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竈門炭治郎「そうか…伊之助は?」
神崎アオイ「伊之助さん…すごく状態が悪かったの。毒が回ったせいで呼吸による止血が遅れてしまって…」
嘴平伊之助「俺はお前よりも七日前に目覚めた男!」
すみ「伊之助さんが普通じゃないんですよ!しのぶ様も言ってたでしょ」
きよ「毒が効かないから毒蛇であっても食べちゃうし。伊之助さんはこれと同じだってしのぶ様が」
後藤「いや違うだろ。バカじゃねーの」
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嘴平伊之助「誰がバカだこの野郎!」
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神崎アオイ「あなたは毒も効きづらいけど、薬も効きづらいから気をつけなさいってしのぶ様にも言われたでしょ!すぐ忘れるんだから」
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栗花落カナヲ「炭治郎寝たから静かにして!」
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嘴平伊之助「あーっ!またコイツ昏睡した!」
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嘴平伊之助「誰がバカだこの野郎!」
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神崎アオイ「あなたは毒も効きづらいけど、薬も効きづらいから気をつけなさいってしのぶ様にも言われたでしょ!すぐ忘れるんだから」
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栗花落カナヲ「炭治郎寝たから静かにして!」
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嘴平伊之助「あーっ!またコイツ昏睡した!」
『それから一週間後、炭治郎さんが復活しました』
きよ「鋼鐵塚さんからお手紙は来てます。ご…ご覧になります?」
きよ「里の方に行ってみてはどうですか?」
なほ「直接会ってお話した方が良いかと」
竈門炭治郎「え?行っていいの?」
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隠「ではこれを」
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隠「目隠しと耳栓です。里は隠されています。それとあなたは私が背負って行きますので」
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隠「さらに鼻が利くというあなたには鼻栓を」
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『日輪刀を作る刀鍛冶の里のは、鬼殺隊にとってとても大切な場所。そこを鬼に知られて襲撃されることを防がなくてはならない。だから里の場所は誰も知らない』
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隠「お館様より許可が出ましたので私がご案内します」
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隠「ではこれを」
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隠「目隠しと耳栓です。里は隠されています。それとあなたは私が背負って行きますので」
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隠「さらに鼻が利くというあなたには鼻栓を」
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『日輪刀を作る刀鍛冶の里のは、鬼殺隊にとってとても大切な場所。そこを鬼に知られて襲撃されることを防がなくてはならない。だから里の場所は誰も知らない』
隠「はい、おっしゃる通りです。後ほど疲れを癒しに行かれてください。その前に、長の家がこの突き当たりを左に曲がった所にあります。一番最初に挨拶しに行ってください」
竈門炭治郎「はい!」
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竈門炭治郎「ありがとうございました!」
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甘露寺蜜璃「誰か来たのかしら。何だかドキドキしちゃう」
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鉄珍「里で一番小さくって一番えらいのワシ。まあ畳におでこつくくらいに頭下げたってや」
竈門炭治郎「かわいい名前ですね」
鉄珍「そうやろ?ワシが名付け親」
鉄珍「はぁ…あの子は小さい時からあんなふうや…すーぐ癇癪起こしてどっか行きよる。すまんの」
竈門炭治郎「あ…あまり乱暴は…」
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鉄珍「君もまだ鬼狩りに行ける程体が回復してないと聞いてる。それまでに蛍が刀を打たない場合、別の者を君の刀鍛冶にする。うちの里の温泉は弱った体によく効くから、まあゆっくり過ごしてや」
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竈門炭治郎「喧嘩にならないといいな」
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甘露寺蜜璃「あーっ!炭治郎君だ!」
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甘露寺蜜璃「私今こそで無視されたの〜挨拶したのに無視されたの〜」
竈門炭治郎「誰にですか?」
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鉄珍「君もまだ鬼狩りに行ける程体が回復してないと聞いてる。それまでに蛍が刀を打たない場合、別の者を君の刀鍛冶にする。うちの里の温泉は弱った体によく効くから、まあゆっくり過ごしてや」
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竈門炭治郎「喧嘩にならないといいな」
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甘露寺蜜璃「私今こそで無視されたの〜挨拶したのに無視されたの〜」
竈門炭治郎「誰にですか?」
甘露寺蜜璃「わかんないの。だから名前聞いたのに無視なの。酷いと思わない?私柱なのに〜お風呂上がりのいい気分がもう全部台無し」
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竈門炭治郎「もうすぐ晩ご飯ができるみたいですよ。松茸ご飯だそうです」
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甘露寺蜜璃「えーっ!ほんとォ!?」
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竈門炭治郎「わあ!広い」
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竈門炭治郎「前歯?」
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竈門炭治郎「歯の!落とし物?」
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竈門炭治郎「不死川玄弥!」
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竈門炭治郎「もうすぐ晩ご飯ができるみたいですよ。松茸ご飯だそうです」
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甘露寺蜜璃「えーっ!ほんとォ!?」
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竈門炭治郎「前歯?」
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竈門炭治郎「歯の!落とし物?」
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竈門炭治郎「不死川玄弥!」
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不死川玄弥「死ね!」
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竈門炭治郎「久しぶり!」
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竈門炭治郎「元気でやってた!?風柱と名字一緒だね!」
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不死川玄弥「話しかけんじゃねぇ!」
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竈門炭治郎「裸の付き合いで仲良くなれると思ったんだけど…人間関係って難しいな」
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甘露寺蜜璃「そうかな?今日はそんなに食べてないけど」
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竈門炭治郎「甘露寺さんが温泉で会ったのは不死川玄弥という俺の同期でしたよ」
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甘露寺蜜璃「不死川さんの弟さんでしょ?でも不死川さん弟いないって言ってたの。仲悪いのかしら…切ないわね」
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竈門炭治郎「そうなんですか…どうしてだろう…」
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甘露寺蜜璃「私の家は五人兄弟だけど仲良しだから、よくわからなくて不死川兄弟怖って思ったわ」
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竈門炭治郎「玄弥はまだ来ないですね…本人と少しでも話せるといいんですが…」
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甘露寺蜜璃「全然食事しないって里の人が話してた」
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竈門炭治郎「甘露寺さんが温泉で会ったのは不死川玄弥という俺の同期でしたよ」
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甘露寺蜜璃「不死川さんの弟さんでしょ?でも不死川さん弟いないって言ってたの。仲悪いのかしら…切ないわね」
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竈門炭治郎「そうなんですか…どうしてだろう…」
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甘露寺蜜璃「私の家は五人兄弟だけど仲良しだから、よくわからなくて不死川兄弟怖って思ったわ」
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竈門炭治郎「玄弥はまだ来ないですね…本人と少しでも話せるといいんですが…」
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甘露寺蜜璃「全然食事しないって里の人が話してた」
甘露寺蜜璃「ん?私?恥ずかしいな〜」
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甘露寺蜜璃「添い遂げる殿方を見つけるためなの~~♡やっぱり自分よりも強い人がいいでしょ?女の子なら」
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甘露寺蜜璃「守って欲しいものわかる?この気持ち!男の子には難しいかな?ほら!柱の人は強いでしょ?」
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甘露寺蜜璃「添い遂げる殿方を見つけるためなの~~♡やっぱり自分よりも強い人がいいでしょ?女の子なら」
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甘露寺蜜璃「守って欲しいものわかる?この気持ち!男の子には難しいかな?ほら!柱の人は強いでしょ?」
甘露寺蜜璃「あら、もう行かなきゃいけないみたい」
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甘露寺蜜璃「炭治郎君、今度また生きて会えるかわからないけど、頑張りましょうね。あなたは上弦の鬼と戦って生き残った。これは凄い経験よ」
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甘露寺蜜璃「実際に体感して得たものはこれ以上ない価値がある。五年分、十年分の修行に匹敵する。今の炭治郎君は前よりももっとずっと強くなってる」
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甘露寺蜜璃「炭治郎君、今度また生きて会えるかわからないけど、頑張りましょうね。あなたは上弦の鬼と戦って生き残った。これは凄い経験よ」
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甘露寺蜜璃「実際に体感して得たものはこれ以上ない価値がある。五年分、十年分の修行に匹敵する。今の炭治郎君は前よりももっとずっと強くなってる」
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竈門炭治郎「ありがとうございます!でもまだまだです俺は。宇髄さんに勝たせてもらっただけですから。もっともっと頑張ります。鬼舞辻無惨に勝つために」
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甘露寺蜜璃「炭治郎君は長く滞在する許可が出てるのよね?この里には強くなるための秘密の武器があるらしいの。探してみてね」
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小鉄「渡さない!これは俺の先祖が作った大事なものなんだ!」
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竈門炭治郎「ん?後ろにもう一人誰かいるのか?」
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竈門炭治郎「知ってる…俺…見覚えがある!」
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神崎アオイ「ところで伊之助さんはいつから天井に張りついていたんでしょう」
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神崎アオイ「ということは少なくとも一時間以上はあそこにいたって事?相変わらずのめちゃくちゃぶりだわ」
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「違う!」
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神崎アオイ「何が違うのよ!」
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嘴平伊之助「俺様がいたのは前の日からだ!」
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竈門炭治郎「ん?後ろにもう一人誰かいるのか?」
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竈門炭治郎「知ってる…俺…見覚えがある!」
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次回予告
栗花落カナヲ「炭治郎の目が覚めてよかった」
なほ・きよ・すみ「よかった!」
竈門炭治郎「みんなありがとう」
竈門炭治郎「みんなありがとう」
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神崎アオイ「ところで伊之助さんはいつから天井に張りついていたんでしょう」
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神崎アオイ「ということは少なくとも一時間以上はあそこにいたって事?相変わらずのめちゃくちゃぶりだわ」
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「違う!」
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神崎アオイ「何が違うのよ!」
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嘴平伊之助「俺様がいたのは前の日からだ!」
寺内きよ「それじゃ炭治郎さんも起きざるを得ないですね」
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