ONE PIECE | 第250話『造った船に男ならドンと胸をはれ！』ネタバレ

ONE PIECE

原作(Original Story): 尾田栄一郎(Oda Eiichiro) TVアニメ『ONE PIECE』 第250話ネタバレ

第250話 伝説の男の最期！海列車が泣いた日
放送日	2005年11月27日
OPテーマ	ココロのちず
EDテーマ	Dear friends
CAST
🔸トム TOM CV.村松康雄 🔸フランキー FRANKY CV. 矢尾一樹 🔸アイスバーグ Iceburg CV.及川いぞう 🔸ココロ KOKORO CV.真山亜子 🔸ヨコヅナ Yokozuna CV.高塚正也 🔸スパンダム Spandam CV.小野坂昌也 🔸ロブ・ルッチ Rob Lucci CV.関智一 🔸カク KAKU CV.置鮎龍太郎 🔸ブルーノ Blueno CV.佐々木誠二 🔸カリファ Kalifa CV.進藤尚美
TITLE CARD

EPISODE GUIDE
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トム「よせ！責めちゃいけねェよアイスバーグ！フランキーは悪くねェ」

アイスバーグ「この期に及んでまだそんな事！」

フランキー「トムさん！ごめん！これはおれが作った銛なんだ！」

フランキー「刺さっても抜けねェ様に作ったんだ！畜生！」

トム「謝るな。痛くもカユくもねェよ」

「見ろ！あそこだ！」

「トムが倒れてる！」

「襲撃はアイツらの仕業じゃねェのか？」

アイスバーグ「町の奴らだ」

スパンダム「さてそれでは、我々も町へ向かいましょうか」

フランキー「てめェ！スパンダ！」

スパンダム「スパンダムだ！犯罪者の諸君」

スパンダム「襲撃犯達です」

スパンダム「どうもお初に…CP5のスパンダムです」

裁判長「偶然いたのか。助かったよ」

スパンダム「奴らの身柄は我々にお引き渡し下さい。取り調べをしたいので」

スパンダム「(ワハハ…言い逃れしてみろ！信用度は天と地の差だ。古代兵器の設計図は頂くぞ)」


裁判長「まずは海列車の件、見事という他ない。この先このウォーターセブンの発展に深く貢献してゆく事だろう。それによって前科ゴールド・ロジャーの海賊船製造の罪は本日免罪となる事がほぼ確定していたというのになぜ罪を重ねた」

フランキー「ふざけんな！司法船襲撃の犯人はおれ達じゃねェ！そこにいるスパンダムって野郎だ！」


「はっはっはっは！」

「何おかしなこと言い出すんだ、あのトムの弟子」

「政府機関のCP5が司法船を沈めて何の得になるんだ」

スパンダム「カティ・フラムと言ったな！？そもそも我々は船に乗っていた君らを現行犯で仕留めたんだぞ」

スパンダム「それにその襲撃船は全て君達の会社で造られたものじゃないのか！？」

フランキー「あんな事する船なんて…」


フランキー「もう…あんなのは…」

フランキー「おれの船じゃねェ！」




アイスバーグ「トムさんが…フランキーを始めて殴った…」

トム「おれの船じゃねェだと！？それだけは言っちゃいけねェ！」

フランキー「言って何が悪い！おれは後悔してんだ！あの船さえなきゃ…誰も傷つけずに済んだんだ！」

トム「どんな船でも造り出す事に善も悪もねェんだ。この先お前がとんな船を造ろうと構わねェ！だが！」

トム「生み出した船が誰を傷つけようとも！世界を滅ぼそうとも！」

トム「生みの親だけはそいつを愛さなくちゃならねェ！生みだした者がそいつを否定しちゃならねェ！船を責めるな」

トム「造った船に男ならドンと胸をはれ！」




トム「アイスバーグ…フランキー…これから起こる事に口を出すな。絶対に」

トム「(罪をきせてきたのも世界政府。裁くのも世界政府。この疑いは晴れるわけもねェ。ここまでだな…自分の造った汚れのない船をこんな事に使われて辛かろう)」

トム「(あいつを殴りてェだろうフランキー)」

フランキー「トムさん！」

アイスバーグ「やめてくれ！これ以上手を出しちまったら」

トム「お前にあいつの痛みがわかるか！？」

スパンダム「撃てェ！」

フランキー「トムさァん！」

トム「(麻酔弾か…)」

スパンダム「怪力魚人がザマァ見やがれ！ワハハハ！」

フランキー「トムさん！何でこんな事！」

スパンダム「こいつらをさっさと捕らえろ！凶暴なトムズワーカーズを全員エニエスロビーへ連行だ！」

「やっぱりあいつは海賊に魂をうった男なんだ！」

「戦艦をあんなに造ってこんな機会を待ってたんだ！」

フランキー「てめェらトムさんに向かってよくも！」

トム「よせ！これでいいんだ。裁判長！司法船襲撃の罪を認める」

フランキー「ちょ…！トムさんやめろよ！」

トム「だが一つ頼みがある」

スパンダム「ぬかせアホ魚人！罪人の頼みなど誰が」

裁判長「黙っていろCP5！」


裁判長「頼みとは？」
トム「海列車を造った事で何か罪が一つ消えると言うのなら今日の罪を消して欲しい」

裁判長「たとえその望みが通ったとしても振出しに戻るだけだ。お前には極刑となる“海賊王の船製造”の罪が残るぞ」

トム「ああ！その方がいい！わしはロジャーという男に力を貸した事をドンと誇りに思っている！」

フランキー「トムさん！何で！」

トム「いいんだ…これで…いいかおめェ、自分を責めるなよ。まさか政府がこれ程強行に設計図を狙っていたとはな」

トム「ロジャーの件でわしは少し不利な立場にいたな」

フランキー「だからって何も自分から」

トム「大丈夫だ」

トム「見ろ。罪名が14年前に戻っても何もかも昔とは違う。この島は今や力に満ちてる。これからさ」

トム「わしの身に何が起きても、わしは町の力になれる」

トム「わしの夢は…やっと走り始めたんだ」

フランキー「トムさん！」


トム「(アイスバーグ…フランキー…設計図を頼んだ)」

トム「(ココロさん…ヨコヅナ…今まで世話になった)」

スパンダム「ワハハハ！やっと麻酔が回ったか！司法船襲撃犯3人を捕らえろ！」

裁判長「待て！罪名は変更だ」

裁判長「海賊王ゴールド・ロジャーの海賊船製造の罪により造船技術トム１名をエニエスロビーへ連行する。以上だ」

スパンダム「ジジイが何の情にほだされたんだか…まァいい。弟子に用はねェ」

スパンダム「弟子二人は解放しろ！」

ココロ「トムさんはもう助からねェよ…相手が世界政府じゃ…どうしようもねェ！」

ココロ「我慢しなよ…おめェらトムさんに救われたんだ！あいつらを敵に回したら、命がいくつあっても足りゃしねェ！」

ココロ「エニエスロビーは政府所有の司法の島！あそこへ行った罪人が帰ってきたためしは一度だってねェんだ」

フランキー「ココロさん…おれは…」

フランキー「ムリだァ！」

アイスバーグ「やめろォ！」

「やつを捕まえろ！撃っても構わん！」

フランキー「上等だ！連れてかせやしねェぞ！」

フランキー「トムさんを返せ！」


フランキー「うっ！」

ココロ「大丈夫かい！？」

アイスバーグ「早く逃げろ！」

スパンダム「畜生め！逃げられた！あのカティ・フラムってガキは絶対に許さん！」

「スパンダムさん！」

スパンダム「何だ！」

「カティ・フラムです！」

スパンダム「何！？」

「ここまで追って来ました！」

「線路の上に何やら武器を持って！」

フランキー「そこにいろヨコヅナ」

ヨコヅナ「ゲロゲロ」

スパンダム「バカがあいつは！」

「どうしましょう」

スパンダム「おめェもバカか！このまま進め！奴のお望み通りな」

フランキー「止まれパッフィングトム！」

フランキー「てめェ…生みの親をどこへ連れてく気だよ！」

フランキー「行かせやしねェ！」 


フランキー「トムさんを返せェ！止まれ海列車ァ！」

トム〈たっはっはっは！親に捨てられたか！ケッサク！はっはっはっは！〉

フランキー〈おい！笑いすぎだ！〉

トム〈よし！ドンとウチに来い！はっはっはっは！〉

フランキー「(トムさん…おれはもう…船なんか造りたくねェ)」

フランキー「(本当に大切な人達を傷つけた船をおれは愛せねェ！だけどトムさん…おれの目標はやっぱりあんただから！)」

フランキー「(帰ってきて…また教えて欲しいんだ)」

フランキー「(おれもいつか…夢の船を造りてェから…)」

フランキー「(世界の果ての未知の波でもドンと胸はって乗り越えていく夢の船を)」

ルッチ「改めて犯罪者としてお前をエニエスロビーへ連行しよう！」

ルッチ「そこでゆっくり答えてくれればいい。プルトンの設計図のありかについて」

ルッチ「ブルーノ」

ブルーノ「ああ、ちょうどつながったところだ」

ルッチ「ウチの上官にこの件を報告したらすぐにでもお前と話したいというもんでな」

🐌「どわあああああ！あとあとあとあコーヒーこぼした～～！チクショーこんなコーヒー！」

🐌「そこにいるのか？カティ・フラム…久しぶりだな」 

🐌「まさかあれで生きていたとはな…信じられねェが嬉しいニュースだ」

フランキー「誰だおめェは」

🐌「この8年、傷が痛む度にぶつけ様のない怒りに苛まれていた。自分を傷つけた犯人が死んじまったからさ」

フランキー「だから誰だっつってんだろ！」

🐌「覚えてねェか？8年前、サイファーポールNo.5で司法船襲撃犯トムズワーカーズを逮捕した男さ」

 

ONE PIECE CHARACTERS
麦わらのルフィ	麦わらの一味	サニー号
ガレーラカンパニー	トムズワーカーズ	CP9
五老星	海軍大将	海軍中将
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