SPY×FAMILY | 第95話『イーデン校の終業パーティー』ネタバレ

SPY×FAMILY
原作(Original Story): 遠藤達哉(Tatsuya Endo)
スパイファミリー 漫画 95話 終業パーティー ダミアン ダンスパートナー SPY×FAMILY Chapter 95
SPY×FAMILY 第95話ネタバレ
MISSION: 95
スパイファミリー 漫画 95話 終業パーティー ダミアン アーニャ ベッキー SPY×FAMILY Chapter 95
配信日2024年2月19日
次回配信2024年3月18日(第96話)
登場人物アーニャ
ロイド
ダミアン
エミール
ユーイン
ベッキー
ジョージ
ビル
ヘンリー
マーサ
グリーン
ナルキス
アーノルド・クロウリー
STORY
「来週の終業パーティー、オレのダンスパートナーになってくれないか?」
「よ…喜んで」
スパイファミリー 漫画 95話 終業パーティー SPY×FAMILY Chapter 95
ベッキー「パーティーのことすっかり忘れてたわ。あたしもロイドさまをお誘いしないと」
アーニャ「ぱーちー?おかしくれる?」
ンリー「終業パーティーには有志の手伝い以外に保護者は来んよ、ブラックベル」
ベッキー「えーっ、そうなんですか?ガッカリ…」
エミール「ダミアンさまは誰かダンスに誘うんですか?」
ダミアン「バッ…んなことするわきゃねーだろ!ガキっぽいイベントなんか参加する気ねーよ」
ヘンリー「おや経験を積んでおいても損はないと思うぞ、デズモンドよ。政界の社交場でもダンスパーティーはよくあるものだ」
ダミアン「なぬっ?」
ベッキー「アーニャちゃん、あいつのこと誘っちゃいなよ♡」
アーニャ「だんすするとなかよしになる?」
ベッキー「そうよ。結ばれるペアもたくさんいるよ」
アーニャ「(ブランB、いいかんじのちゃんす?)」
ダミアン《すげーだんす技術だぜアーニャさん!ぺやをむすぶぜ》
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アーニャ「じなん、アーニャとだんすしよう」
ベッキー「まあストレート♡」
ダミアン「すすすすすすするかバーカ!バァアアアカッ!バアアアアア」
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ユーイン「ダミアンさまー」
ヘンリー「こらデズモンド、廊下を走ってはいかん。人を罵るのもいかん」
アーニャ「アーニャもあいつとだんすしたくない」
ベッキー「まあ当日でもチャンスはあるからがんばりましょ。てかわりとフォーマルなパーティーみたいね。次の休みの日一緒にドレス選びに行くかい?」
アーニャ「うぃ」
『パーティー当日』
マーサ「いってらっしゃいませ、お嬢さま」
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ヘンリー「おおマーサ、事件の時は世話になったな」
マーサ「あらヘンリー」
ヘンリー「ちょっと手伝っていかんか?思ったよりも人手が足りなかった」
マーサ「あなたっていつもそうね。いいわ、付き合ってあげる」
ベッキー「あら寮ごとにやるのかと思ったら学年全部なのね」
ヘンリー「学力別クラス分けで他寮との交流が増えていくからな。その足慣らしみたいなものだ」
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エミール「ダミアンさまー、何飲んでるんです?」
ダミアン「グレープフルーツジュース」
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エミール「そんな酸っぱいの飲めるなんて大人ですね」
ユーイン「さすがです」
エミール「他の寮の女子たちがダミアンさまを見てひそひそ♡してますよ」
ダミアン「当然だ。オレはデズモンドだからな」
ユーイン「さすがです」
「セシル寮、アーニャ・フォージャー」
「入学初日に暴力事件でトミトを取り、人命救助で最速ステラ」
「爆弾をものともせずバスジャック犯に逆らった女」
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ベッキー「キャーッ、アーニャちゃんかわいいよ」
アーニャ「アーニャ、おひめさまみたい?」
ベッキー「うんうん、あたしには劣るけど」
ユーイン「ほー、馬子にも衣装ですね」
ダミアン「どこがだよ。ビンボくせードレスだな」
ジョージ「ダミアンくんよりひそひそされてますね」
ダミアン「うっせー!てめーみてーな辛気くせーのが社交場来んな!」
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ジョージ「ひどいや…」
ダミアン「ったくつまんねーパーティーだぜ」
司会者「えーご歓談中のみなさま、突然ですがこれより親睦も兼ねて寮対抗の余興を行いたいと思います。優勝した寮には当校内にある“インペリアルスカラー専用VIPラウンジで一日くつろげる権利”をプレゼント。第一ステージは寮全員勝ち抜けクイ~ズ。各寮全員が一列になり、正解した者から抜けていきます。一番早く全員が抜けた寮が勝利です」
ビル「勝負だ、総裁の息子ダミアンくん」
ダミアン「アホくせー。誰がやるか」
司会者「第一問、イーデン校七不思議をすべて答えよ」
ダミアン「第3プールのローレライさん!インペリアルスカラーの肖像画が動く!ピエール・ポミエの正体!大講堂の13階段!旧校舎の悪魔儀式!第4区の呪われた地下迷宮!知恵の塔の開かずの間!」
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司会者「正解」
ダミアン「フン!てめーら負けたらショーチしねーからな」
司会者「第2問、生活指導員グリーン先生の誕生日は?」
「知らん」
「知らか」
「1月22日」
「10月13日」
「当たるか!」
司会者「第10問、校長先生のフルネームは?」
ベッキー「アーニャちゃんがんばれ」
アーニャ「べ…べ…べんじょくそへらへら…」
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司会者「1位勝ち抜けはクライン寮!」
ダミアン「マジメにやれやコラー💢」
アーニャ「やってる」
司会者「第二ステージは一流当てクイズ。今から一流のものと、そうでないものを2つ用意します。解答は寮全員で話し合い、一流だと思う方を選択してください。第一問、一流のスーツはどっち?片方は老舗仕立屋“ドケ&チェーレ”の手による一品。もう一方は我が校の服飾部マチバリー先生のもの。レッツシンキングタイム」
「Aだろ」
「いやBじゃね」
「このしつけ糸が…」
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「いやフォルムが洗練されてるのはBの方が…」
「Aだと思う人!?」
「んー…」
司会者「正解はB」
ダミアン「しゃあっ!」
司会者「第2問、一流の紅茶はどっち!?片やヘンリーソン先生が愛飲している茶葉!おーっとこれはセシル寮の生徒が有利か!?」
司会者「第3問、一流の三角定規はどっち!?」
「わかるか!」
「何だ一流の定規って」
司会者「最終ステージ、ステラクエスト。全員で協力して大量のトミトの山からたった一つのステラを探し出し、そのタイムを競います。レディGO!ステラもトミトもやわらかいレプリカだよ」
「うおーっ見つける気しねぇええ」
司会者「1位 ハミルトン寮、2位 ヴィリアーズ寮」
司会者「結果発表!総合得点で優勝したのはヴィリアーズ寮」
ダミアン「んがぁーー」
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司会者「さてみなさま、寮の団結が高まったり、他の寮生の活躍が気になったりしたでしょうか。これよりまたご歓談の時間となりますが、30分後より始まるダンスセレモニーに参加ご希望の方はぜひ気になるあの子やご友人などをお誘いしてみてください」
「スーちゃん、オレと踊ってくれ」
「ごめーん、ケンくんと約束入れちゃった」
「ガーン」
「アイリン、一緒に参加する?」
「いいよ」
「ジョディ先生ボクと」
「あらあら」
エミール「ダミアンさまは…」
ダミアン「踊らねーっつったろ。めんどくせー帰るからな」
ウェイター(ロイド)「新しいお飲物いかがですか?おいしいですよ」
ダミアン「いらねーよ」 
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ロイド「(たまにはプランBのサポートをせねばな)」
ロイド《なにっダミアンくんをダンスに誘ったが断わられただと!?仲良くなったんじゃないのか》
アーニャ《ばかっていわれた》
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ロイド「(何か不和の原因があるなら、取り除いておかねばならん。さて、どうしたものか…)」
アーニャ「(はっ!ちち)」
ベッキー「あーあ、ロイドさまと踊りたかったなー」
アーニャ「……あそこのじゅーすやさんとだんすするといい」
ナルキス「ベッキー・ブラックベルさん、ボクと踊ってくれまいか?」
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「キャーッ、8組のナルキスくんがブラックベルのお嬢さんを…」
「あのヴヌボレー財閥の!?」
「ちょっと待ったぁー!ブラックベルさんにウヌボレー財閥は似合わない。アツカマー商事長男のこのボクと」
「ベッキーさん、バスジャック事件のご活躍感動しました。ぜひボクと」
「いやボクと」
ベッキー「フフフ♡あらやだ。みんながあたしをめぐって争っているわ。どうしましょう」
アーニャ「せんそうよくない」
ベッキー「でもごめんなさい。あたし子どもにはキョーミないの」
ナルキス「同い年じゃん!」
『各寮の令息令嬢が集うイーデン校におけるダンスパーティー、それは一部の者にとってさながら政略戦争の場であった』
ヘンリー「(だからあまり保護者を呼ばんようにしておるのだ)」
「ダミアンく~ん♡」
「ダミアンくん、ぜひ私と♡」
「何言ってるの?私よね?」
「私んちの方が資産多いわよ」
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ユーイン「さすがダミアンさま。モテモテですね」
ダミアン「フンッ、めんどくせーだけだぜ」
「アーニャ・フォージャーさん、バスジャック事件での君の勇気にボクは惚れた。君のことがもっと知りたい。一曲お付き合い願えないだろうか」
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「ボボボクも同じです。フォージャさんのファンです」
「オレもオレも」
エミール「うわーあんなの誘うなんて物好きですね」
ベッキー「あ~アーニャちゃんが誰かのものになっちゃうかもね~こないだのお誘い、断らなければよかったのにね~」
ダミアン「どっどうでもいいし!あいつが誰と踊ろうが勝手にしろられじゃし!」
「られじゃし?」
アーノルド「やあボクはアーノルド・クロウリー。古語のテストで1位だった者だ。2位だった君にとても興味がある。少し語らないか?」
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ダミアン「誰だてめーは!しょーもない理由で出てくんじゃねー!」
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アーノルド「君こそ誰だい?邪魔する権利あるのかい?」
ダミアン「ね…ねーよ、そんなモン」
ベッキー「アーニャは最初こいつを誘ったのよ。ごめんね」
アーノルド「え…そうなの?」
エミール「ダミアンさまがそんな庶民の誘いなぞ受けるわけないだろう」
アーノルド「断ったのならなおさら口を出す権利ないじゃないか!ほっといてくれ」
「といわけでフォージャさんお手を」
アーノルド「よろしくお願いします」
ロイド「(クロウリー家長男 重要度B、ハイアット家次男 重要度C+、他も概ねB・Cランク。どの家もさしたる情報源にはなりえんな…いや、ダンスパートナーなぞあいつの好きに選べばいい。ダミアンくんとは決定的な亀裂さえなければ挽回のチャンスはいくらでもある。どのみち鼻水で遊ぶようなやつをデズモンド家がパートナーとして選ぶわけがなかったのだ。ダミアンくんにも選ぶ権利はある)」
アーニャ「がーん」
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アーニャ「アーニャやっぱりじなんとだんすしたい」
ダミアン「ななな…」
ベッキー「キャッ♡覚悟を決めたのねアーニャちゃん」
「なによ、一回断られたのに図々しいわね」
「そうよ、大体あんたみたいな庶民が…」
「あの子、あなたのこと殴ったやつでしょ?断って当然よね」
「私はおしとやかよ、ダミアンくん♡」
「ねぇ見て。私のドレスキレイでしょ?ピーチフィルムのオートクチュールなの」
「私ね、幼稚園の時“ミス年長”に輝いたことあるのよ♪」
「ちょっと邪魔よ」
「私を選んで。絶対損はさせないから」
「いや私よ」
「あら、私に決まってるじゃない」
「ダミアンくぅ~ん♡」
ユーイン「一列に並べ、女たちよ」
「は?」
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ユーイン「ダミアンさまがそう容易くイエスと言うと思うなよ?」
エミール「ダミアンさまのパートナーとなれるのは高貴なレディのみ。これより“ダミアンさまにふさわしいダンスパートナー選考会”を執り行う」
ユーイン「我こそはと思う者は試練を乗り越え栄光を掴んでみせよ」
「望むところよ」
ダミアン「オイ待て。勝手に決めんな。誰とも踊らねーって言ってんだろ」
エミール・ユーイン「ダミアンさまはすっこんでください。我々が厳正なる審査を致します」
アーニャ「われこそわ!」
ベッキー「がんばれアーニャちゃん♡」
ロイド「(そうだ黄昏…ウィーラー戦で何を学んだ。優先すべきは東西の平和。心を殺せ。プランBのため…私情で臨んでいる子には申し訳ないがこの勝負、勝たせてもらう!)」
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ヘンリー「あの…あと10分でダンスタイム始めるけど…いい…?」
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