MY HERO ACADEMIA🖊原作者(Original Story): 堀越耕平(Kohei Horikoshi)
TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』第129話ネタバレ
第6期16話 地獄の轟くん家2 |
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CAST |
🔷緑谷出久 デク Midoriya Izuku CV.山下大輝 🔷爆豪勝己 かっちゃん Bakugo Katsuki CV.岡本信彦 🔷轟焦凍 ショート Todoroki Shoto CV.梶裕貴 🔷エンデヴァー Endeavor CV.稲田徹 🔷ホークス Hawks CV.中村悠一 🔷ホークス幼少期 CV.秋山絵理 🔷ホークスの父 CV.米田基裕 🔷ホークスの母 CV.松元恵 🔷ホークスのスマートフォン音声 CV.福西勝也 🔷ベストジーニスト Best Jeanist CV.緑川光 🔷轟冷 Todoroki Rei CV.根谷美智子 🔷轟夏雄 Todoroki Natsuo CV.新祐樹 🔷轟冬美 Todoroki Fuyumi CV.真堂圭
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OPENING |
ぼくらの | Eve |
ENDING |
キタカゼ | SIX LOUNGE |
AIRDATE |
2023年1月21日
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『ヒーローがいるのはいつもテレビの向こう側。現実とは違う架空の…夢のような存在だと思ってた』
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ホークスの父「啓悟!街に何ばしに行った!? 」
ホークスの父「バレんと思ったか小賢しい!何ばしに行った!? あ!?」
ホークスの父「俺を売りに行ったか!?誰に売った!? バレんと思ったか!?」
ホークス「羽がビリビリして…街で何かあったと思って…でもおさまったけん途中で帰ったんだ。誰にも見られとらん」
ホークスの父「嘘をつくな!人と関わるな!家を出るな!何もするな!」
遠見絵「あんたぁ、テレビつかん」
ホークスの父「ああ!?知らねえよ!早よ次の仕事探して来んか」
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『父は昔、端金欲しさに人を殺したそうだ』
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『その逃走中、母が父を匿いそのまま俺が産まれた』
ホークスの父「どけ!背中向けるな!言っとろーが!何度目や!」
ホークス「ごめんなさい」
ホークスの父「遠見絵の個性に頼ったんがいかんかった。いや違う…遠見絵がこいつを産まなきゃ、こいつが産まれなけりゃ、俺はまだ自由やった!」
遠見絵「ねぇ、逃げんでね」
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『父も母もブッ壊れてたから、こうはならないとじっと耐えていた』
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『耐え続ければ、時が経てばきっと…』
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遠見絵「あの人…捕まってしもうた…」
遠見絵「どうしよう啓悟…車盗んで逃げて…そんで捕まっちゃったって…エンデヴァーに」
ホークス「エン…デヴァー…」
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『瞬間、夢は現実に』
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『テレビの中にしかいなかったものが…』
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『ヒーローは実在した』
遠見絵「逃げんと…警察が来る…捕まってしまう」
『衝撃も束の間、父を匿っていた罰を恐れ母は俺の手を引きその日の内に家を出た』
『けれど、この母に生活能力があるはずもなく』
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ホークス「ケーサツ、行こ」
『俺は正しくあろうとした』
遠見絵「啓悟、何でもいいからお金持ってきて。あの人の子やろ。何の為に産まれてきたと…何の為にその羽根はついとると…早よ!」
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『剛翼を使えば母の頼みはすぐに叶えられる』
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『けれど…俺は…』
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公安「鷹見遠見絵さんとご子息の啓悟くんですね?この子には天賦の才があります。ヒーローになるべき人間です。先程話した提案を受け入れて貰えるのなら、今後ご家族ごとこちらで全面支援させていただきます」
遠見絵「ご家族?他にいるように見えますか!?」
公安「ええ、ですから全面支援とは、鷹見との関わりを一切抹消し、新たな人生を歩んでいただくものでございます」
公安「啓悟くん、この名前とは今日限りでさよならだ」
公安「キミにはここで特別なヒーローになる為の専用プログラムこなして貰う。厳しい訓練になるけど大丈夫か?」
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ホークス「俺もこの人みたく悪い奴をやっつけるヒーローになれますか?俺を救ってくれたみたく」
ホークス「みんなを明るく照らせますか?」
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ジーニスト「ホークス!ホークス!」
ジーニスト「よかった。寝たか死んだかわからん」
ジーニスト「もうじき着くぞ」
📱ホークス「すんません、俺だけ快眠して」
ジーニスト「全くだ。セントラルの医療技術がなければおまえはまだ死の淵を彷徨っていたし、脳無から着想を得た仮死状態にする手術など私は受けなかった。おかげで今も身体はボロボロ…ダメージデニムのようにな」
📱ホークス「すんません。下手な細工じゃ連合の目をごまかせないと公安に進言したのは俺です。脳無をつくれる奴が裏に潜んでたんで」
📱ホークス「手術は成功、仮死状態の貴方を荼毘に届けた。奴は遺体の鑑定も求めてきましたが、本物ですから何事もなくパス」
📱ホークス「荼毘は貴方の死を信じ込み、そして遺体の共有保管を提案してきた。効果的な場面で遺体を使うべきだと」
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📱ホークス「こうして貴方の体は奴らの息のかかった施設で保存された」
📱ホークス「まァ、こちらの効果的なタイミングでこっそり蘇生させましたけどね」
ジーニスト「掴まってろ!」
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📱ホークス「なをさか」
ジーニスト「体調の都合により仰々しい捕り物失礼した」
「ありがとう!助かった!」
ジーニスト「警察と管轄のヒーローは?」
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「来ないよ…警察は刑務所から脱獄したヴィラン達の件で手一杯…ヒーローは世間から批判の的にされるや否や事務所畳んでトンズラこいちまった」
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「ヒーローなんか…」
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「いなくても…」
ジーニスト「わかりました。では私のサイドキックを配置しよう」
ジーニスト「(ここもか…)」
ホークス「(ヒーローへの不信が日に日に高ぶっていく)」
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ジーニスト「どれだ?」
📱ホークス「あの奥です。回復して表に出る前に確認しなきゃいけない」
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ジーニスト「夜逃げか?」
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📱ホークス「荼毘が人を使ったのか?まさかここまで辿りつくとは」
📱ホークス「やっぱ漏れるとした母さんだよなぁ」
ジーニスト「それはキツイな…まるでスキニージーンズ」
📱ホークス「いえ、“鷹見”の抹消は俺と母の関係が消えるということです。それでいいと思ったんです。救うのじゃなく見限った…人を助けたいって奴がですよ」
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📱ホークス「自分のやった事が自分に返ってきただけ。むしろスッキリすわ。そんな事言える状況じゃないけど…」
📱ホークス「公安は現在実質機能停止。俺に指示を出す人がもういない。縛るもんが」
ホークス「なくなった」
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遠見絵「あの人には内緒よ」
『母がそこに連れてってくれたのは、外に出たいとうるさい俺を黙らせる為だった』
ホークス「俺もそうありたい」
ホークス「(俺は…)」
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ホークス「(俺は…正しくありたい)」
ホークス「荼毘の語った轟家の話が本当だとしても、きっと今は違う。片付けなきゃいけない事が死ぬ程あります」
ホークス「まず俺の原点から」
ホークス「エンデヴァーさんが困ってる」
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『全国に広がる真偽不明の脳無目撃談。人ならざる不気味な存在は、雄英高校に現れて以来、深層下で人々の心を蝕み続けていた』
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『噂の浸透は人々の抱く情勢不安の表れであり、溜まり続けたフラストレーションが、度重なるヒーロー達の失態、凶悪なヴィラン達の脱獄を経て今回ついに決壊したのだ』
サイダーハウス「とりあえず飯と金じゃああ!」
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「そうはさせねぇぞ!」
「サポートアイテム!?」
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「ヒーローに!」
「頼ってなんか!」
「いられるかァ!」
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リ・デストロ〈種はすでに蒔かれているのだ〉
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『そう、種は既に蒔かれていた。ヒーローを見限った人々が自衛の手段を求めた時、それらはもう市場に出回っていた』
ウォッシュ「ウォッシュ!」
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『対ヴィラン戦闘訓練を受けていない一般市民の武装戦闘は周辺一帯を巻き込み、更なる被害を生んでいた』
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『あれから僅か二日の間にこうした事件が全国で頻発していた』
ウォッシュ「ワシュ…」
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「遅いんだよ!何してんだ!」
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「巻き込まれた!外出もできないから家でおとなしくしてたんだ!なあウォッシュ!何してたんだよ!」
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ウォッシュ「ケガ人は消毒して病院に」
『ヒーローが減っていた』
ヨロイムシャ「此度の被害腹を切るより他あるまい」
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『程々の活躍と程々の名声。若かりし頃の活躍を貯金に現役を続けていた壮年男性』
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『No.9ヒーローヨロイムシャ、引退表明』
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『これに端を発し、今もヒーローを辞職する者が続出している』
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『平和が前提にあった世の中で、一体どれだけの人間が、奇しくもヒーローが、その意味を今一度問われている』
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『そして、人々はその全ての責任を』
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『この男一人の肩に乗せる』
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「焦凍くんたちはとりあえず大丈夫です。あなたも何とか一命を取り留めた。エンデヴァーさん、私は応援しています」
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エンデヴァー「(息が出来る…頭が霞がかっている…麻酔がまだ効いている)」
エンデヴァー「(俺は生きている)」
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荼毘「地獄で俺と踊ろうぜ!」
エンデヴァー「(燈矢はあの戦いで俺が生き延びるとわかっていたのだ)」
轟焦凍「頼む動け!守ってくれ!おい!後にしてくれ!」
エンデヴァー「(動けなかった)」
エンデヴァー「(あの時と同じ)」
エンデヴァー「(息子の危機を前に)」
エンデヴァー「(俺は固まっていた)」
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エンデヴァー「(ベストジーニストが告発を一部覆そうとも、事実覆る事はない)」
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エンデヴァー「(返ってきただけだ…俺がかつてしてきた事が全部…)」
エンデヴァー「俺は生き延びても、ヒーローとしてのエンデヴァーは死んだ…むすことは戦えない」
轟焦凍「お…」
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エンデヴァー「ショートォオオオ!」
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轟冬美「お父さん、よかった…ようやくみんなで顔あわせられた」
エンデヴァー「お前達無事か!」
轟夏雄「何泣いてんだよ」
エンデヴァー「すまん…本当にすまない…すまん…遅すぎたんだ…後悔が…罪悪感が今になって…」
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エンデヴァー「…心がもう…」
轟冷「心が何?後悔も罪悪感も、皆あなたよりうんと抱えてる」
エンデヴァー「冷!なぜここに…」
轟冷「話をしに来たの」
轟冷「家のこと」
轟冷「そして燈矢のこと」