WIND BREAKER | 第16巻123話『咆哮』ネタバレ

WIND BREAKER
ウィンドブレイカー 123話 ネタバレ 感想 梶蓮 ウィンブレ ウィンドブレーカー Wind Breaker Chapter 123
『WIND BREAKER』第123話「咆哮」ネタバレ。大通りでの戦いに決着をつけた椿野は、合流した晴竜や雨竜、硯と共にさらなる戦場へと向かう決意を固める。一方、河川敷では盤杖の圧倒的な暴力を前に梶やクラスメイトたちが窮地に陥る。仲間を傷つけられ、自身の無力さに激昂した梶は、大切なヘッドホンを預けて咆哮する。
第122話第124話

ウィンドブレイカー 第123話

原作 にいさとる
サブタイトル咆哮
配信日2023年10月25日
掲載サイトマガジンポケット
単行本16巻
登場人物梶蓮
椿野佑
硯秀平
榊晴竜
榊雨竜
榎本健史
楠見結斗
盤杖奏音

第123話 咆哮


あらすじ

大通りで桝田との戦いを終えた椿野の元に晴竜と雨竜が駆け寄り、級長である梓沢や椎名の手助けを提案するが、椿野は彼らの成長のために見守る選択をする。さらに硯も合流し、仕込みの合間を縫って助けてくれたことに椿野は感謝し、一同は残りの敵を素早く片付けるために動き出す。場面は河川敷へと変わり、梶は盤杖から激しい殴打を受けて倒れかけるが、そこへ榎本が盾となって割って入り、楠見もろとも盤杖に吹き飛ばされる。烽の仲間すら理不尽に殴り倒す盤杖の残虐さを前に、周囲のクラスメイトは全滅状態となる。傷ついた榎本から大丈夫だと言葉をかけられた梶は、自分ができることを全うするため、楠見に大事なヘッドホンを託し、柊への謝罪と敵への激しい怒りを胸に大声で咆哮する。

概要

本話は、大通りでの共闘と勝利による絆の描写から一転し、河川敷での凄惨な一方的蹂躙と、それに立ち向かう梶の魂の叫びが対比されるエピソードである。前半では、椿野や晴竜、硯といった風鈴高校の上級生たちが互いの実力を信頼し合い、日常の会話を交えながら戦場を清々しく支配していく様子が描かれる。後半の河川敷の場面では、圧倒的な武力を持つ最高幹部の盤杖がその凶暴性を遺憾なく発揮し、敵である1年生のみならず、制止しようとした自組織の烽のメンバーにまで理不尽な暴力を振るう異常性が際立つ。極限状態の中で仲間を傷つけられた梶が、柊から貰った大切なヘッドホンを外して戦線に留まる覚悟を決める場面では、自身の無力さへの悔恨と仲間を思う強い執念がドラマチックに表現されている。

本文:ネタバレ

1. 大通りでの戦いの決着と級長への信頼 | 椿野と晴竜の会話

大通りでの戦いが終わり、晴竜と雨竜が椿野のところに駆け寄る。
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晴竜の戦闘終了の報告:
  • 晴竜は椿野のところへ足を運び、自分たちの側の戦いが終わったことを報告する。
椿野の終了の返答:
  • それに対して椿野も、自分自身が相手をしていた戦いも同様に終わったと答える。
他の仲間の奮闘への言及:
  • さらに晴竜は、同じ場所で戦っている梓沢と椎名も一生懸命に頑張っていると言葉を続ける。
加勢の提案:
  • ただしあちらは人数差があって大変そうに見えるため、少し手伝いに行こうかと晴竜は提案する。
級長への期待と制止:
  • 椿野はその提案を制止し、あの子たちは級長なのだからあの程度の相手はどうにかしてもらわないと困ると告げる。
椿野の様子の察知:
  • 晴竜は椿野の言葉に納得を示しながらも、今の椿野は少し気が立っている状態だと察する。

2. 硯の合流と仕込みの時間への気遣い | 感謝と状況の確認

そこへさらに硯が合流し、仕込みの時間を気にかけられながらも一同は現在の状況を話し合う。
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硯の到着と終了の伝達:
  • 硯が椿野と晴竜のいる場所へと合流し、こっちの戦いも終わったと声をかける。
硯への感謝の表明:
  • 姿を見た椿野は硯に対し、色々と状況について言いたいことはたくさんあるけれど本当にありがとうと感謝を伝える。
礼の辞退と継続の指摘:
  • 硯はお礼を言う必要はないと返し、全体の状況を見ればまだすべての戦いが終わったわけではないと指摘する。
片付けと移動の希望:
  • 椿野はその言葉に同意し、一刻も早くこの場所を片付けてみんながいる街に行きたいと告げる。
硯の仕込みの時間への気遣い:
  • 続けて椿野は、硯が本当は今の時間は店での料理の仕込み作業をしているはずではないかと尋ねる。
仕込みの量の多さの肯定:
  • 硯は今日の仕込み作業について認め、仕込む料理の量が多いために大変だと話す。

3. 料理のリクエストと戦闘再開の合図 | 日常の会話と団結

仕込み作業の話を聞いた晴竜は好物の料理を注文し、一同は再び戦いへと向かう。
ロールキャベツのリクエスト:
  • 晴竜は硯の仕込みの話を聞き、また硯が作ったロールキャベツを食べたいとリクエストする。
承諾と別の注文:
  • 硯がその要望を分かったと承諾すると、晴竜は雨竜がラタトゥイユという料理を食べたがっていると重ねて伝える。
料理への戸惑い:
  • 硯はラタトゥイユという料理の名前が分からないため、すまないがよく分からないと素直に謝る。
戦闘再開の合図:
  • 日常の会話を終えた椿野は、残っている敵をとっとと終わらせるわよと一同に声をかける。
同意の声:
  • その呼びかけに対して、硯と晴竜の二人はおうと力強く返事をして同意する。

4. 河川敷での盤杖の猛攻と榎本たちの乱入 | 圧倒的な暴力の連打

河川敷方面では、盤杖と梶の戦いが続いている。
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執拗な殴打と暴言:
  • 盤杖は対峙している梶の顔面を何度も拳で殴りつけ、しつっこくて気持ち悪いから死ねと酷い暴言を吐く。
梶の耐える意思:
  • 激しい攻撃を受けながらも梶は自分の身体に向かって動けと念じ、せめて倒れるわけにはいかないと心の中で耐える。
盤杖の攻撃の宣告:
  • 盤杖は完全に決着をつけるために潰れろと叫び、梶に向かって拳を突き出す。
榎本の割り込み:
  • 盤杖の拳が梶の顔面に直撃する寸前のところで榎本が間に割って入り、梶の代わりにその拳を正面からまともにくらう。
楠見の攻撃と二人の吹き飛ばし:
  • すかさず楠見も盤杖に攻撃を仕掛けようとするが、盤杖は楠見と榎本の二人を同時に力任せにぶっ飛ばす。
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5. 盤杖の理不尽な身内への暴力 | 烽のメンバーの制止と撃退

その戦いを見かねて、盤杖の身内である組織のメンバーが戦いを止めようとする。
身内のメンバーの制止の懇願:
  • 烽のメンバーの一人が見かねて盤杖を止めに入り、こいつらはもう限界だから後の処理は自分たちが引き受けるので盤杖は先に進むようにと提案する。
身内への暴力:
  • しかし盤杖はその提案に激怒し、自分を止めに入った烽のメンバーの顔面を容赦なく殴って地面に踏みつける。
手の出し方の制限への激怒:
  • 盤杖は、自分は最初からこの戦いに手を出すなと言っておいたはずだと不快感を露わにする。
命令違反への侮蔑:
  • こちらの指示をちゃんと聞いていたのかと問い詰め、命令を守れないなんて頭がおかしいのではないかと吐き捨てる。

6. 仲間への駆け寄りとヘッドホンの託送 | クラスメイトの現状と離脱指示

仲間たちが倒れる中で、梶は榎本や楠見に近づき大切な品を託して下がるように伝える。
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倒れた仲間への駆け寄り:
  • 梶は先ほど盤杖によってぶっ飛ばされた榎本と楠見の元へと急いで駆け寄る。
クラスメイトたちの現状:
  • 榎本と楠見の二人は辛うじてまだ意識を保っているが、周囲にいる他のクラスメイトたちはすでに全員が地面に倒れている。
榎本の短い励まし:
  • 大声を上げて苦しんでいる梶の様子を見た榎本は、自分たちは大丈夫だから気にするなと言葉をかける。
自分の役割の遂行:
  • その言葉を聞いた梶は、今の自分にできることを精一杯やるしかないと心の中で固く決意する。
ヘッドホンの託送の依頼:
  • 梶は楠見に向かっていつも身に付けている大切なヘッドホンを頼むと預け、榎本と楠見の二人に対して一緒に下がってろと指示する。
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7. 柊への悔恨と怒りの咆哮 | 無力さの拒絶と激昂

梶は柊の好意を無駄にしたことを悔やみつつも、敵と自分自身への怒りを爆発させる。
柊への謝罪と悔恨:
  • 梶は、せっかく自分のために力を貸してくれたのにこのような結果になって申し訳ないと心の中で柊に向かって深く謝る。
敵への激しい怒り:
  • それと同時に、自分の大切な仲間たちを容赦なく傷つけた目の前の盤杖の存在が絶対に許せないと激しい怒りを抱く。
自身の無力さへの拒絶:
  • 何よりも、級長としての役割ややるべきことが何一つできていない自分自身の不甲斐なさが許せないと強く自分を責める。
激情の爆発と咆哮:
  • 胸の中に渦巻く全ての悔しさと圧倒的な感情をすべて爆発させるように、梶はうあでああああああと大声をあげて激しく咆哮する。
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まとめ

第123話は、大通りで勝利した椿野たちが次の戦場へ向かう一方で、河川敷では盤杖の圧倒的な暴力により窮地に陥った梶が仲間を守るために怒りの咆哮をあげる話である。
椿野たちの勝利と級長への信頼:
  • 大通りの戦いを終えた椿野は晴竜たちから梓沢らの加勢を提案されるが、級長としての成長を信じて見守ることにし、合流した硯と共に残りの敵の掃討へと向かう。
硯の合流と和やかな料理の会話:
  • 仕込みの合間を縫って助けてくれた硯に椿野は感謝し、晴竜がロールキャベツやラタトゥイユのリクエストをして硯が困惑する日常の会話を交わしながら一同は団結する。
河川敷での盤杖の猛攻と榎本らの盾:
  • 河川敷では盤杖が梶の顔面を執拗に殴りつけ、止めの一撃の瞬間に榎本が盾となって割って入り、楠見と共に盤杖の力でまとめて吹き飛ばされる。
盤杖の身内への理不尽な暴力の行使:
  • 惨状を見かねて戦闘の引き継ぎを提案した烽のメンバーに対し、盤杖は手を出すなという命令を無視したことに激怒して顔面を殴りつけ、地面に踏みつける。
梶の覚悟とヘッドホンの託送と咆哮:
  • 全滅状態の仲間を見た梶は、楠見に大事なヘッドホンを預けて二人を下がらせ、柊への謝罪と仲間を傷つけた盤杖への激しい怒りを胸に大声で咆哮する。
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