ホリミヤ | 第5話『それは言えない事』ネタバレ | HORIMIYA

HORIMIYA

🖊原作者(Original Story): HERO

TVアニメ『ホリミヤ』 第5話ネタバレ

第5話『それは言えない事』

 I Can't Say It Out Loud

キャスト

🔶堀京子 Hori Kyōko CV.戸松遥

🔶宮村伊澄 Miyamura Izumi CV.内山昂輝

🔶石川透 Ishikawa Tōru CV.山下誠一郎

🔶吉川由紀 Yoshikawa Yuki CV.小坂井祐莉絵

🔶進藤晃一 Shindō Kōichi CV.八代拓

🔶堀京介 Hori Kyōsuke CV.小野大輔

🔶堀百合子 Hori Yuriko CV.茅野愛衣

🔶堀創太 Hori Sōta CV.寺崎裕香

堀創太「ただいま」

堀京子「お帰り」

堀創太「ヨーグルト食べていい？」

堀京子「どうぞ」

堀創太「あ、朝お兄ちゃん見たよ」

堀京子「へぇ～あいつどんなだった？」

堀創太「女の人と一緒だった」

堀京子「は？」

堀創太「ねえ、お姉ちゃんどっち食べる？」

堀京子「えっ…ちょっ…はあ？？女の人って誰？」

堀創太「へぇ…知らない」

堀京子「どっかの学校の制服だった」

堀京子「(どっかの制服=どっかの女子高生→外で会う行為×俺堀さん好きなんだけど発言=二股？二股なんじゃねぇの)」

堀京子「(おっといけないいけない。考えすぎだわ)」

堀京子「(友達に決まってんじゃん)」

堀京子「仲良さそうだった？何かお話してたとか」

堀創太「あ？ん～超くっついて腕組んでたよ」

堀創太「はあ～もったいない！」

堀京子「(女？腕組み？何で？)」

堀京子「(バカみたい！いつも通りメールを送って確かめればいいじゃない…進藤君みたいに中学の同級生かもしれないし)」

堀京子「(本当に宮村だったのかもわからない…)」

石川透「おお！堀！もう風邪大丈夫なのか？」

堀京子「しーっ！デカい声出すな！」

石川透「すみません」

堀京子「宮村は？」

石川透「来てるぞ。あいつも堀の風邪心配しててさ～宮村、窓際の席にいるから堀も…」

石川透「あれ？」


宮村伊澄「え？堀さん来てたの？」

宮村伊澄「ホームルームの時いなかったよね？」

石川透「1限から来たっぽいけどなんかピリピリしててさ…機嫌悪かったわ…宮村には会いたくないみたいな…喧嘩でもした？」

宮村伊澄「喧嘩じゃないよ」

石川透「そう？ならいいけど」

宮村伊澄「堀さん」

堀京子「うわあああああああ！！」

宮村伊澄「わあぁぁ…って…あの…ちょっと話が」

堀京子「ああ…私今日は早く帰んなきゃいけないの。じゃあ」

宮村伊澄「起きてた？あの日起きてた…よね？」

宮村伊澄「俺…堀さんが起きてたの知ってたから言ったんだ」

宮村伊澄「だから」

堀京子「誰？」

宮村伊澄「？？」

堀京子「い…一緒に腕組んで歩いてた人…誰？」

宮村伊澄「えぇぇ…」

堀京子「(知らないって言え。創太の見間違いだって。人違いだって)」

宮村伊澄「あ～！チカちゃんのこと？」

堀京子「チカ…ちゃん？」

宮村伊澄「あぁえっと…八阪の」

堀京子「宮村が女の子を名前で呼ぶの初めて聞いた。腕組んで外歩くんだね？」

堀京子「八阪の…頭のいいチカちゃんと」

宮村伊澄「堀さん？誤解だって！チカちゃんとはそんなんじゃなくて」

宮村伊澄「あぁ…進藤？進藤のさ、彼女！チカちゃんは」

宮村伊澄「チカちゃんが躓いて」

宮村伊澄「足くじいちゃって」

宮村伊澄「進藤もだからチカちゃんに肩貸してあげてただけで」

宮村伊澄「だから別にチカちゃんはー」

宮村伊澄「うっ！」

堀京子「チカちゃんチカちゃんチカちゃんってなにそれ！」


宮村伊澄「堀さん聞いてよチカ」

宮村伊澄「うっ！！」

堀京子「チカチカチカチカ！！うるさい！！」

宮村伊澄「(だって…苗字知らないだもん)」

宮村伊澄「(一緒に歩いてたから怒ってたんじゃなくて…名前？…こんなに簡単に嫌われるなんて…思わなかった…)」

堀京子「顔面に教科書って」

宮村伊澄「マジあの人…あり得ねぇ」

石川透「頭おかしいんじゃねぇの？」

堀京子「言わない言わない！！宮村はそんなこと言わない！！」

堀創太「お姉ちゃん」

堀京子「なによ～！ヨーグルトなら食べていい」

堀創太「お兄ちゃん来てる」

堀京子「い…いないって言え」

宮村伊澄「お邪魔します」

宮村伊澄「えっと…帰った方がいい？」


宮村伊澄「何？帰った方がいいなら帰るけど」

堀京子「い…いてください」

宮村伊澄「そう よかった～」

宮村伊澄「これ届けに来たんだ」

堀京子「あぁ…はい…」


宮村伊澄「(絶対怒ってる)」

堀京子「(絶対怒ってる)」

宮村伊澄「(何で怒ったんだろ…チカちゃんのことなんだよな…たぶん…)」

堀京子「(何で怒ったか分かってないんだろうな)」

宮村伊澄「ご…ごめん」

堀京子「ごめんなさい」

宮村伊澄「え？」

堀京子「あの…これ…バーンって2回も」

宮村伊澄「あぁ全然。元はと言えば俺がチー」

宮村伊澄「えっと…進藤の彼女のことで嫌な思いさせたから」

堀京子「あの…チカちゃんの苗字って…」

宮村伊澄「あぁ…わからないんだ」

堀京子「何それ」

堀京子「もう～もっと早く教えてくれればよかったのに～妙な勘違いしたじゃない」

宮村伊澄「えぇぇー？言ったのに聞かなかったのは堀さんだよ？」

堀京子「まぁそれはいいとして……起きてたよ」



堀京子「あの日ちゃんと聞いてたよ」

宮村伊澄「そっか。起きてるの知ってて言ったんだから…当たり前か…返事がほしくて言ったわけじゃなかったけど…いや、本当は返事を聞くのが怖かっただけなんだ」

宮村伊澄「言い逃げしてごめん」

堀京子「宮村」

「京子」

「その男、誰？」

堀京子「京介！」

堀京介「百合子は？」

堀京子「ちょっ…何しに来たのよ？！！」

堀京介「遊びに来たんだよ」

宮村伊澄「(誰？まさか…)」

堀京介「ねぇ、あれなに？」

堀京介「超ピアス 撫でていい？」

堀京子「タバコけしてよ京介」

堀京介「タバコくらい吸うよね？」

宮村伊澄「いや俺は…」

堀京介「ピアスすごいね。自分でやったの？」

宮村伊澄「あ…はい…中学の時に」

堀京介「ほぉ～」

堀京介「うっ！！」

堀京子「タバコ消せっつーの」

堀京介「京子…年頃の女の子は父に踵落としない」

堀京子「するのよ最近は」

宮村伊澄「(やっぱり…堀さんのお父さんなんだ)」

堀京介「久しぶりに帰ってきたらさ～百合子いないしさ～娘は暴力振るってくるしさ～知らない男がいるしさ～」

堀京子「電話ぐらいしてよ。常識よ？」

堀京介「京子腹減った。軽くなんか作って」

堀京子「はあ？ったく」

堀京介「文句言うけど結局作ってくれんの。よくできた子たべ」

宮村伊澄「はぁ…」

宮村伊澄「あ！ご挨拶が」

堀京介「まぁ座れって」

宮村伊澄「(何だ…このノリ)」

堀京介「君何？」

宮村伊澄「桐高の宮村です。宮村伊澄」

堀京介「もしかしておじさん邪魔だった？」

宮村伊澄「えっ！？そんなことは」

堀京介「あ、そう。宮村君まつ毛長いって言われない？」

堀京子「はーいーお通しー」

堀京介「京子…テーブルの上にお願いしたい」

堀京子「次からはそうするわ」

堀京介「ごめんね。うちの子誰に似たのかDV激しくて」

宮村伊澄 「あぁ…いえそんなことは全然…」

宮村伊澄 「…全然…」

堀京介「宮村君一人っ子？長男？」

宮村伊澄「一人っ子です」

堀京介「お前に娘はやらん」

宮村伊澄「ええっ！！？」

堀京介「なんつってー、1回言ってみたかったの」

宮村伊澄「(テンション高ぇ)」

宮村伊澄「あの…堀さんはお父さんの事を名前で呼ぶんですね。ちょっとびっくりしました」

堀京介「宮村君、俺も一応堀さんなんだけど」

堀京介「京子の事は京子って呼んでくれないかな？」

宮村伊澄「あ？…はい…」

宮村伊澄「(名前…名前で)」

宮村伊澄「きょ…」

堀京介「ま～冗談だよ～冗談～」

堀京介「いきなり名前は恥ずかしいもんね～アハハッ」

宮村伊澄「(草原行きたい)」

堀京介「京子～京子ちゃん～」

堀京子「なによー今行くわよ」

堀京介「あれでしょ？宮村君はお前の彼氏なんでしょ？」

堀京子「そうよ！何か文句あんの！？」

宮村伊澄「(堀さん…)」

堀京介「父さんロン毛は認めんぞ」

堀京子「鏡見てから言えよ」

宮村伊澄「あの、切ります！髪切ります！短く」

堀京介「いや」

堀京介「とりあえず縛ろうか？もったいないし」

堀京子「宮村、無視していいから」

堀京介「京子ちゃんピン」

堀京子「あぁ？もうー」

堀京介「宮村君女の子に人気なんじゃないの？」

宮村伊澄「え？いや、とんでもないです」

堀京介「うちの京子で手を打っても大丈夫？」

宮村伊澄「あ…はい…俺が好きなのが堀さんなんで」

堀京介「いいな！俺も高校戻りてぇ～」

堀京子「はい！たくさんのピン！」

堀百合子「京介…」

堀百合子「どうしましょう～今日の夕飯あなたの分だけないわ」

堀京介「マジかよ！？」

堀百合子「京子、創太、私、伊澄君」

宮村伊澄「あ！いや、俺帰りますんで」

堀京子「だってさ。宮村の食器借りれば？」

堀京介「父の食器もねぇの？」

堀百合子「お箸は割り箸でいいとして」

堀京介「箸もねぇの？」

堀京子「宮村」

宮村伊澄「なに堀さん？」

宮村伊澄「！！」






宮村伊澄「堀さん、俺さ堀さんのこと何も知らないけど…少しでも…少しずつでも知っていけるかな…」

宮村伊澄「知っていけるといいなぁ」


堀京子「お互い様でしょ？」

宮村伊澄「そうかな？」

堀京子「そうよ」

宮村伊澄「堀さん、ありがとう」

堀京子「お…おぉ…」




宮村伊澄「(また明日の名残惜しさと)」

宮村伊澄「(彼女の鼓動の速さを知った)」

石川透「…そっか…うん…うん…バカが…こっちから電話しちゃったんだし気にすんなって」

石川透「はぁ…」

石川透「やっへぇ…」

石川透「(堀に一番近かったのは俺だったんだぜ宮村)」

石川透「まさか気まずいとか思ってねぇ？」

宮村伊澄「えっ？…少しだけ…ごめん」

宮村伊澄「ん？」

石川透「気にすんなって言っただろ？何度も言わせんな」

石川透「バカ」

宮村伊澄「えへへ」

堀京子「ん？もう5時か？」

宮村伊澄 「どうしたの？」

堀京子「いや来るはずなんだけど…泉君」

宮村伊澄 「はい」


堀京子「プッ！アハハハハ！アハハハハハ！」

宮村伊澄 「え？え？」

堀京子「宮村のことじゃないわよ。何返事してんの」

宮村伊澄「え…そうなの？」

堀京子「創太の友達、苗字が泉なんだって」

宮村伊澄「なんだ～堀さんが下の名前で呼んでくれたのかと思っちゃった」

堀京子「な～に呼んでほしいの？」

宮村伊澄「…うん…少し」

堀京子「み…宮村が照れると私が一番恥ずかしいでしょ？」

宮村伊澄「そ…そうなの？」

宮村伊澄「ごめん」

堀京子「…バカ…バカ伊澄」

宮村伊澄「俺…俺の名前の最初に…バカは付かない」

堀創太「ただいま」

堀京子「う…うるさい！！ば…バカ！！」

堀創太「またやってるよ」

泉圭吾「またなの？」

堀京子「うるさい！バカバカバカ！」