名探偵コナン | 第997話『スマイルの里の陰謀』ネタバレ | Detective Conan

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🖊原作者(Original Story):青山剛昌(Gosho Aoyama)

TVアニメ『名探偵コナン』 第997話ネタバレ

放送日(Airdate): 2021年2月13日

第997話 スマイルの里の陰謀

「超高級リゾート老人ホームスマイルの里へようこそ！」

『スマイルの里』事務長 微笑ワルツ(41)

『スマイルの里』理事長 微笑タンゴ(43)

コナン「は？」

微笑タンゴ「ささ～皆さんがお待ちです江戸川様」

コナン「皆さんって？」

微笑ワルツ「サクラ様、スミレ様、ボタン様、アザミ様、それと～」

元太「おーい、コナン」

歩美「コナン君」

光彦「遅かったですね」

コナン「お前ら…」

微笑ワルツ「あちらにいらっしゃるのが少年探偵団の親衛隊の皆さんです」

コナン「親衛隊って…」

微笑タンゴ「あれは２週間ほど前」 

微笑ワルツ「超豪華観光バスで米花町に遠足に行った時のことでございます」

「♬どんぐり ころころ　どんぶりこ～♬」

「まあ～」




微笑ワルツ「以来、少年探偵団の皆さんはサクラ様、スミレ様、ボタン様、アザミ様のアイドルとなり」

微笑ワルツ「親衛隊を結成されたのです」

『スマイルの里』入居者 アザミ(77)

『スマイルの里』入居者 ボタン(73)

『スマイルの里』入居者 スミレ(77)

『スマイルの里』入居者 サクラ(78)

微笑ワルツ「少年探偵団の皆さんをお孫さんだと思ってご自分のお部屋へ」

コナン「あ…いや…僕はちょっと」

微笑タンゴ「江戸川様～皆さんをおばあ様だと思って、ね～」

コナン「で…でも」

微笑タンゴ「オンド」

コナン「オンド？」
『スマイルの里』職員 渋面オンド(30)

サクラ「そのベッドに寝かせてあげて」

コナン「しかし…すっげぇ豪華な部屋」

サクラ「私、孫に」

サクラ「子守歌を歌ってあげるのが夢だったの」

コナン「あ…そうなんですか…」

サクラ「♬ね～ん～ね～ん～ころりよ♬」

コナン「えっ？」

コナン「子守歌を歌っていて自分が眠くなって眠ってしまった」


コナン「うっ！！」

コナン「あ…あの…トイレは…？」



「はぁ…はぁ…はぁ…」

コナン「お前らもか…」

光彦「ボタンおばあさんは」



ボタン「孫に世界中から集めたフルーツの皮をむいてあげるのが夢だったの。あ～ん 召し上がれ」

光彦「あ～ん」

ボタン「あ～んして」


ボタン「あ～ん」

歩美「アザミお婆さまは…」

アザミ「これは私のコレクション」



アザミ「私が特にお気に入りなのはダイヤモンドの宝石で飾った総入れ歯」

アザミ「腹話術してあげる」

アザミ「お名前を教えてくださいな？」

元太「スミレ婆ちゃんは部屋に入るなり」



元太「うわー！」

元太「ああっ！！」

元太「うわっ！痛って！何すんだよ！婆ちゃん！？」

スミレ「痛いの～痛いの～飛んでけ～」

スミレ「痛いの～痛いの～」

スミレ「飛んでけ～！！」

コナン「どのお婆さんも皆とんでもない金持ちってことだな」

歩美「へへ」

光彦「ですね」

元太「ははは でも婆ちゃんたちは俺達のファンだからいいとしても」

光彦「気持ち悪いのは微笑ワルツとタンゴさんの理事長と事務長の夫婦です」

歩美「いつも微笑んでる」

コナン「そう！あった時から微笑みっぱなし」

光彦「微笑んでますね」

歩美「もしかすると、スマイルの里の理事長と事務長だから仕方なく微笑んでいるんじゃないの？」

元太「そういうの営業スマイルって言うんじゃないのか？」

コナン「たしかに…」

タンゴ「まさかあのババアたちが」

ワルツ「あのババアたちが」


ワルツ「あのババアたち…他の老人ホームからスカウトされるとは思ってもみなかったわ」

タンゴ「まぁ、あれだけ金を持っていれば他の老人ホームでも入居させたい気持ちはわかる」

タンゴ「ババアたちのアイドル、少年探偵団に会わせることでスマイルの里に残ることになり、まあ、少年探偵団様々だな」

ワルツ「ほんと～」

元太「フフフッ 俺達感謝されてる」

コナン「利用されたんだ」

歩美・光彦・元太「え？」

タンゴ「あのババアたちにバレないうちにドバイの高級ホテルを買わなくちゃな」

ワルツ「フフフッ 私達が管理してるババアたちのお金でね～」

タンゴ「これが俺達が買うドバイの超高級ホテルのリストだ」

元太「ドバイって何た？」

コナン「中東にある世界でも有名なリゾート地だよ」

元太「中東！？」

光彦「お婆さんたちのお金でホテルを買うって言ってましたけど」

歩美「お婆さまたち…勝手にお金を使われて…可哀そう」

ワルツ「タンコ～」

タンゴ「ワルツ～」

元太「あいつら悪党のくせに踊ってやがる」

歩美「全然美しくない」
光彦「っていうか見苦しいです」

ワルツ「ドバイに買う超高級ホテルをドバイのスマイルの里に」

タンゴ「ドバイのスマイルの里に」

ワルツ「世界のセレブの老人たちのお金を使って」

タンゴ「宇宙に宇宙のスマイルの里を作って」

ワルツ「宇宙のスマイルの里は純和風にしようと思っている」

タンゴ「純和風～」

ワルツ「その時、私は心を万葉集にして十二単を着るの」

タンゴ「心を万葉集にして」

ワルツ「そんなことより」

タンゴ「何だい？ワルツ」

ワルツ「二度と他の老人ホームからスカウトされないようにあのババアたちに独占契約書にサインさせないと」

タンゴ「ふっふっふーそうだな」

ワルツ・タンゴ「独占契約書～」

コナン「お前ら」

ワルツ・タンゴ「少年探偵団！！！！」

ワルツ・タンゴ「オンド！！」

コナン「お前ら～」

歩美・光彦・元太「コナン！！」

コナン「頑丈な鍵がいくつもかけてありやがる。さがってろ！ぶっ壊すから」

コナン「えっ！！あ…」

ワルツ・タンゴ「契約書にサインをお願いします」

アザミ・ボタン・スミレ・サクラ「はい。そういえば少年探偵団は？」

ワルツ「何度言えば分かってもらえるんでしょう？」

タンゴ「少年探偵団はお帰りになりました」

アザミ・ボタン・スミレ・サクラ「そうでした～そうでした～」

タンゴ「ではサインを」

アザミ・ボタン・スミレ・サクラ「はい！……あ！」

ワルツ・タンゴ「また何か？」

サクラ「私達のアイドル！」

スミレ「少年探偵団は？」

ボタン「今頃」

アザミ「何をしてるかと思って」

ワルツ・タンゴ「だーかーらー家にお帰りにな～り～ま～し～た～！」

サクラ「そんなに」

スミレ「微笑みながら怒らなくても」

ボタン「サインすればいいんでしょ？」

コナン「そうはさせねぇ～！！」

コナン「少年探偵団はまだ帰っていない！！」

アザミ・ボタン・スミレ・サクラ「きゃ～！！私達のアイドル少年探偵団！！」

ワルツ・タンゴ「オンド！！」


コナン「オンドさんはスマイルの里の仕事が好きなんだって。だからお婆さんたちのお金の管理を任されているタンゴ理事長とワルツ事務長がそのお金を使ってドバイの超高級ホテルを勝手に買おうとしていることが」

オンド「許せない」

「きゃーオンド様～♡」

「素敵～オンド様～♡」

ワルツ「皆さま」

ワルツ「少年探偵団がコロッケを食べています」





アザミ・ボタン・スミレ・サクラ「きゃ～♡オンド理事長様～♡」