名探偵コナン | 第107巻1142話『ウソつきは…』ネタバレ | 大金と3人のウソつき②

Detective Conan
名探偵コナン 漫画 1142話 ネタバレ 感想 毛利小五郎 妃英理 Detective Conan Chapter 1142
『名探偵コナン』第1142話「ウソつきは…」ネタバレ。米花駅前で発生した3人の男による衝突事故と、そこから露呈した拳銃、血塗られた刃物、そして一億円の現金を巡る奇妙な所有権争いの全容を追う。小五郎と英理の夫婦コンビが、嘘を重ねる3人の男たちの正体と目的を暴き出す過程を原作をもとに整理する。
第1141話第1143話

名探偵コナン 第1142話

名探偵コナン 漫画 1142話 ネタバレ 感想 扉絵 Detective Conan Chapter 1142
サブタイトルウソつきは…
配信日2025年4月9日
サンデー2025年19号
単行本107巻
登場人物江戸川コナン
毛利小五郎
毛利蘭
妃英理
Aさん (弁護士)
Bさん (フリーター)
Cさん (映画助監督)
場所米花駅
Danny's レストラン

第1142話 ウソつきは…


あらすじ

コナン、蘭、英理が小五郎を尾行している最中、米花駅で紙袋を持った3人の男が激突するトラブルに遭遇する。紙袋の中からは大量の拳銃、血まみれの包丁とシャツ、そして多額の一万円札が溢れ出すが、男たちは全員が現金の入った袋の持ち主だと主張し始める。男Aは誘拐事件の身代金、男Bは競馬の配当金、男Cは映画の撮影用小道具であるとそれぞれの現金の出所を説明する。場所をファミレス「Danny's」に移し、英理と小五郎が個別面談と物品の検証を行うと、弁護士バッジの仕様や競馬の知識、映画用語の理解、さらには遺留品に付着した不自然な汚れなど、数々の矛盾が浮き彫りになる。コナンはモデルガンに付着した指紋や、細工された牛乳パック、裏が白いシール状の赤い紙を発見し、3人が全員嘘をついていること、そしてその中に極めて悪質な犯人が紛れていることを確信する。

概要

本話は、小五郎と英理という「名探偵と敏腕弁護士」の夫婦が連携し、三者三様の嘘を見破るロジカルなミステリー回である。3人の男たちが抱える物品は「武器」「証拠品」「金」という凶悪犯罪を連想させるものばかりだが、全員が「金」の所有権を主張するという異常な状況が物語の核となる。英理は法的な知識と観察眼から新人弁護士を名乗る男の不審点を突き、小五郎は業界用語や経験から他の男たちのボロを出させる。コナンは子供の視点を活かして物理的な証拠を収集し、牛乳パックやスケッチブックといった一見無関係な道具に隠されたトリックの端緒を掴む。夫婦が息の合った推理を見せる一方で、その背後に「とんでもねぇ悪党」が潜んでいることを示唆し、次回の解決編へと繋がる緊張感の高い構成となっている。

本文:ネタバレ

1. 米花駅での衝突事故と三つの不審な紙袋

コナンが現在の状況を整理し、駅前で起きた異常な衝突トラブルの概要を振り返る。
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現場の状況:
  • コナンは小五郎を尾行していた際、目の前で3人の男がぶつかり合い、それぞれが持っていた紙袋を落とした状況を説明する。
袋の中身:
  • 散乱した紙袋には、おびただしい数の拳銃、血まみれのシャツと包丁、そして数えきれないほどの一万円札が入っている。
所有権の主張:
  • 3人の男たちは、拳銃や血まみれの物品が入った袋には目もくれず、全員が現金の入った袋こそが自分のものだと言い張る。
解決の委ね:
  • 英理はこの難解な状況を、名探偵である小五郎がこれからすべて解き明かしてくれるはずだと期待を込めて述べる。

2. 現金の出所を巡る三人の男たちの不可解な証言

小五郎は現金の所有権を主張する3人に対し、それぞれの現金の正体を一人ずつ説明するように促す。
男Bの主張:
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  • フリーターを名乗る男Bは、ネットニュースで話題になっている競馬の大穴を当てた金であると自信満々に語る。
男Cの主張:
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  • 映画助監督を名乗る男Cは、現金を撮影用に作ったただの小道具であるとし、今しがた刷り終わって現場に届ける途中だと述べる。
男Aの主張:
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  • 弁護士を名乗る男Aは、ある資産家の息子の身代金であると明かし、誘拐事件の真っ最中であることを示唆する。
事件性の認識:
  • 英理は身代金という言葉から誘拐事件の可能性を疑い、詳しい話を聞くために場所を変えることを提案する。

3. ファミレス「Danny's」での個別面談と仮名の設定

英理が主導権を握り、ファミレスの席を利用して男たちから一人ずつ慎重に話を聞く体制を整える。
聴取の場所:
  • 一行はファミレス「Danny's」へ移動し、英理は男たちに別の席で待機し、小五郎の待つ席へ一人ずつ来るように指示する。
匿名性の確保:
  • 身元の露呈を拒む男たちの要望を受け、英理は名前や住所を聞かない約束で、彼らを便宜上A、B、Cと呼ぶことに決める。
最初の面談:
  • 英理は、弁護士バッジを付けているAから最初に聞き取りを行うことを決定し、小五郎と共にテーブルにつく。
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4. 新人弁護士Aへの追及と弁護士バッジの矛盾

資産家の顧問弁護士を自称するAに対し、英理が同業者としての鋭い視点から彼の素性を問い質す。
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任務の内容:
  • Aは資産家の下で働く二人の顧問弁護士のうち、若い自分が銀行へ一億円を引き出しに行く役割を担ったと説明する。
バッジの仕様:
  • 英理はAのバッジが新品のように光っていることを指摘し、自身と同じ弁護士であることを明かした上でバッジの裏側を確認する。
装着方法の差異:
  • 英理は自身のバッジがタイタック式であるのに対し、Aのものがネジ式であることを指摘し、交付場所によって異なると述べる。
登録番号の不詳:
  • 英理が弁護士登録番号を尋ねると、Aは名前も言えない状況で教えるわけがないと拒否し、そもそも暗記していないと答える。

5. フリーターBの万馬券的中話と付着した資材の謎

次に呼ばれた男Bが語る的中エピソードに対し、コナンが彼の衣服や所持品に残された不自然な痕跡を指摘する。
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競馬の的中:
  • Bは、17番人気のゴウカイテイオーが1着に入った3連単を的中させたと述べ、待機中にスマホで調べられるような情報を披露する。
拳銃の否定:
  • 小五郎が拳銃の袋が目当てではないのかと鎌をかけると、Bは否定し、自分は単なる競馬好きのフリーターであると主張する。
衣服の汚れ:
  • コナンはBのズボンにビニールテープが大量に付着していることを発見し、Bは競馬場の混雑によるものだと釈明する。
筆記具の用途:
  • ポケットに差した太いマーカーについて問われると、Bは馬券の予想を書き込むために使用するものだと説明する。

6. 映画助監督Cへの試験と小道具に関する専門用語

映画の小道具として現金を運んでいたと主張するCに対し、小五郎が業界の専門用語を用いて信憑性を確認する。
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映画のシーン:
  • Cは、盗賊団のアジトで天井が崩れて札束が降ってくるラストシーンに使用する小道具であると札束の用途を解説する。
バミるの確認:
  • 小五郎が役者の安全のために現場を「バミって」いるのかと問うと、Cは現場で何度も確認しているから大丈夫だと応じる。
腱鞘炎の理由:
  • 英理が腕の湿布について尋ねると、Cは趣味のギターを弾きすぎたことによる腱鞘炎であると理由を述べる。
指先のタコ:
  • コナンはCの中指の先が膨らんでいることを指摘し、Cはギターの弦がよく当たる場所であるからだと説明する。
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7. 紙袋の中身の検証と札束に付着した異臭

英理が3人に1分間の猶予を求め、男たちが渋々承諾する間に、回収した紙袋の中身を詳細に調査する。
警察への牽制:
  • 時間が惜しいと焦る男たちに対し、英理は協力しないのであれば警察を呼ぶことになると警告し、10分間の調査時間を確保する。
現金の外見:
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  • 小五郎は札束を確認し、見た目には本物の一万円札にしか見えないとその精巧さに驚きを見せる。
独特の臭気:
  • 蘭は札束から防虫剤のような独特の臭いが漂っていることに気づき、管理状態に疑問を抱く。
小道具の真偽:
  • Cの主張する撮影用小道具としての可能性を考慮しつつ、一同は現金の真の持ち主を慎重に見極めようとする。

8. モデルガンの構造とグリップに残された指紋の向き

拳銃が入っていた紙袋を調べた結果、それらが精巧な偽物であることと、使用者の特徴が判明する。
銃の正体:
  • 英理は袋の中の拳銃がすべてモデルガンであることを確認し、所々に消しゴムのカスのような白い物体が付着していることを発見する。
指紋の付着:
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  • コナンはモデルガンのグリップ部分に黒い指紋が付いていることを見つけ、その付き方から左手で保持されていたことを指摘する。
左利きの可能性:
  • コナンの実演により、モデルガンの持ち主が左利きである可能性が浮上し、英理は3人の男の中に左利きがいたかを振り返る。
残る袋の確認:
  • 小五郎は武器と現金以外の最後の一つ、血まみれの衣類が入った紙袋の調査へと移る。

9. 血まみれのシャツの正体とスケッチブックの発見

凄惨な事件を予感させた血まみれの物品が、実は人為的に作成されたものであることが証明される。
ペンキの付着:
  • 英理はシャツや包丁に付いた赤い液体が、色落ちしないペンキや絵の具であることを突き止め、本物の血ではないと断定する。
衣類の質感:
  • シャツに付着した赤が乾いても黒ずんでいないことから、事件性のある出血ではなく、何らかの意図で塗られたものだと判断する。
文房具の混入:
  • 袋の中からは衣類の他にスケッチブックが見つかり、不自然な組み合わせに一同は首をかしげる。
蘭の発見:
  • 蘭はスケッチブックの間にシール状になった赤い紙が挟まっており、その裏側が白いことを発見する。

10. 牛乳パックの細工と三人の嘘つきに対する確信

コナンが袋の中にあった牛乳パックの異常に気づき、男たち全員が重大な嘘をついているという結論に達する。
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容器の違和感:
  • コナンは牛乳パックの底が一度開けられた痕跡があることや、中身が液体ではなく重みのある別の何かであることを察知する。
キャップの仕掛け:
  • パックのキャップの内側にゴム状の物質が挟まっているのを見つけ、コナンは不用意に開けてはならないと小五郎を制止する。
全員の虚偽:
  • 小五郎と英理はこれまでの調査から、3人の男たちがそれぞれの事情で全員嘘をついていることを確信する。
巨悪の存在:
  • 小五郎は、3人の中に一人だけ「かなりの嘘つき」が含まれていると述べ、コナンもその背後に潜む悪党の影を感じ取る。
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まとめ

第1142話では、一見バラバラに見える「拳銃」「血まみれの服」「現金」という三つの物品が、3人の男たちの嘘を通じて一つの事件へと収束していく過程が描かれた。
嘘の積み重ね:
  • A、B、Cの3人は、それぞれ自分を有利に見せるために弁護士、的中者、助監督を装っていたが、専門知識や遺留品の矛盾からすべて虚偽であることが暴かれた。
物理的証拠の重要性:
  • モデルガンに付着した消しゴムのカスや左利きの指紋、さらには牛乳パックの底の細工など、コナンが発見した細かな証拠が真実への手がかりとなる。
小道具の裏側:
  • 血まみれのシャツや包丁がペンキによる偽装であり、シール状の赤い紙が用意されていたことから、誰かが「凄惨な現場」を捏造しようとしていた意図が見て取れる。
夫婦の共演:
  • 小五郎と英理が息の合った推理を見せることで、複雑な状況を整理し、単なるトラブルの裏にある計画的な犯行の存在を浮き彫りにした。
次回への布石:
  • 全員が嘘つきであるという結論の中で、誰がどのような目的でこの状況を作り出したのか、「とんでもねぇ悪党」の正体が次回の解決編で明かされる。
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