鬼滅の刃 無限城編 | 第20巻173話『透き通る世界』ネタバレ | Demon Slayer

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原作(Original Story): 吾峠呼世晴(Koyoharu Gotōge) 鬼滅の刃 第173話ネタバレ

第173話 匪石之心が開く道
配信日	2019年9月9日
ジャンプ	2019年41号
登場人物	時透無一郎 不死川実弥 不死川玄弥 悲鳴嶼行冥 黒死牟

STORY
悲鳴嶼行冥「岩の呼吸 伍ノ…」 黒死牟「月の呼吸 拾陸ノ型 月虹・片割れ月（げっこう・かたわれづき）」 悲鳴嶼行冥「(技が尽きない。一体いくつ型を持っているんだ…おかしい…速すぎる。攻撃ができない。全て読まれている。しかしそれが速すぎる。下手をすると攻撃動作に入る前から動きを抑え込まれる。技を出そうと考えた瞬間を読まれている。おかしい。神通力でも使っているのか？この鬼には何が見えている？何を見ている？感覚を研ぎ澄ませ違和感の正体を掴め。鬼とは、人間の形が変貌したもの。鬼にできることは人間にもできる。呼吸は人間を文字通り鬼の如く強くする。この見えぬ目は本質を見抜く目。決して惑わされない。極限まで刮目しろ！)」 悲鳴嶼行冥「(何だこれは！？脈動が知覚できる…はっきりと像を結んだ…これは…もしやこれが！)」 時透無一郎「(内側に間合いの内側に入れ。一瞬でもいい)」 時透無一郎「(ほんの一瞬でも上弦の壱の動きを止められたら、ほんの少しでも攻撃の手を緩めることができたなら…悲鳴嶼さん、不死川さんのどちらかが奴の頚を斬ってくれる必ず！片腕を失い失血も重なり時間はもう殆ど無い。まだ動ける内に役に立てる内に…急げ！)」 悲鳴嶼行冥「不死川！」 時透無一郎「(！俺の意図を汲んで合わせてくれた)」 黒死牟「(ふむ…同時に向かってくるより他に手はあるまい。しかしこれで此方も三者同時に仕留められる) 月の呼吸 拾肆ノ型 兇変・天満繊月（きょうへん・てんまんせんげつ）」 時透無一郎「(入れ入れ入れ入れ！抜けろ！間合いの内側に！)」 不死川実弥「(くぐれ！攻撃の隙間をくぐれ！折り重なった攻撃の隙間！)」 黒死牟「(鉄球の男の数珠！？鎖を振る隙間に投げたのか…どのように私の視界を搔い潜った？)」 不死川実弥「塵旋風・削ぎぬ」 黒死牟「(また…そうかこの男…)」 黒死牟「(頸動脈が斬れていない。限り限りで躱した…私の攻撃を…手負いの子供が…数珠をぶつけられ僅かながら攻撃が鈍ったとしても…まさかこの眼…視えているのか…私と同じ世界が…)」 黒死牟「(あの男もそうだ。感知している。戦いの最中、視え始めたのだ。そしてさらにあの男は私の眼を謀った。己の血の巡りを操作し攻撃を攪乱させた。予期せぬことがいくつも起きた。しかし誰の刃も私の頚には届かず謀りも攪乱もわかってしまえば意味もなし) 月の呼吸 拾陸ノ型」 時透無一郎「(離すな！離すな！バラバラにされても…)」 時透無一郎《玄弥、撃っていいから構わなくていいから俺が上弦の壱の動きを止められたら俺もろとも撃っていいからね。絶対に躊躇するなよ》 不死川玄弥「(わかってるよ…わかってるよ)」
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