ONE PIECE | 第965話『ロジャーと白ひげ』ネタバレ

ONE PIECE

原作(Original Story): 尾田栄一郎(Oda Eiichiro) TVアニメ『ONE PIECE』 第965話ネタバレ

第965話 交える刃! ロジャーと白ひげ!
放送日	2021年3月7日
OPテーマ	DREAMIN' ON (歌 : Da-iCE)
CAST
🔷黒炭オロチ Kurozumi Orochi CV.岩崎ひろし 🔷黒炭ひぐらし Kurozumi Higurashi CV.江森浩子 🔷黒炭せみ丸 KUROZUMI SEMIMARU 🔷霜月康イエ Shimotsuki Yasuie CV.島田敏 🔷光月おでん KOZUKI ODEN CV.石丸博也 🔷光月スキヤキ Kozuki Sukiyaki 🔷傳ジロー DENJIRO CV.岸尾だいすけ

EPISODE GUIDE
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光月スキヤキ「次期将軍はおでんに継がせたい。だが、おでんは今不在につき、私にもしもの事があった場合、おでんが帰るまでの代理を立てたいと思う」

光月スキヤキ「おでんが弟の様にかわいがったこの男。黒炭オロチだ」

霜月康イエ「オロチ…なぜここに…」

霜月康イエ「(おでんが弟のように？だと？)」

黒炭オロチ「この度は黒炭家、汚名返上の機会を賜り、スキヤキ様ならびにおでん様には生涯頭が上がりません。祖父の愚行を償う意味でも、微力ながらおでん様の即位の準備をわたくしめが務めさせていただきます」

黒炭オロチ「ただ一時おでん様の帰りを待つだけの人形となりますゆえ、どうか皆々様のお力添えを」

霜月康イエ「オロチ、黒炭だったか？」

霜月康イエ「なぜ隠してた？」

黒炭オロチ「えっ！！すみません！」

黒炭オロチ「へへ」

黒炭オロチ「すいません」

『黒炭オロチの過去』

「こらあ！！待て！！黒炭オロチ！！」

「どこだ！！黒炭！！」

「黒炭は根絶やしだ！！」

「黒炭はワノ国の害虫だ！！」

「黒炭！！お前達は罪人だ！！罪を償わせてやる！！出てこい！！」

黒炭オロチ「何でじじいのやったことでおれがこんな目に遭わなきゃならねぇんだ…」

黒炭オロチ「ただ黒炭ってだけで…何でおれが…クソッ…」

黒炭オロチ「うわっ！ビビった！何なんだよ！」

黒炭ひぐらし「見えるよ！未来が見える！お前は」

黒炭ひぐらし「将軍になるよ」

黒炭オロチ「脅かすなよ！婆さん！誰なんだよ？」

黒炭ひぐらし「知らないのか？お前の祖父の話」

黒炭オロチ「詳しくは知らねぇな…切腹したと聞いてる」

黒炭ひぐらし「殺されたんだよ！光月に！」

黒炭オロチ「え…？でも何か罪を犯したって…」

黒炭ひぐらし「権力闘争の何が“罪”だ！？」

黒炭オロチ「権力闘争？」

黒炭ひぐらし「先代の光月家将軍にはね、子供が生まれなかったのさ、世継ぎがね」

黒炭ひぐらし「光月に仕えてた５つの大名家はザワついてた。次期将軍は誰か！皆が皆…我こそがと胸をはる中」

『風月家 天月家 雨月家 黒炭家 霜月家 』

黒炭ひぐらし「お前のじいさんは準備を整えた！そのこざかしき大名共を順に“毒殺”する準備をね！一人また一人と内乱を装い消していった。将軍は立て続けに死ぬ大名達を気に病み、ついに病床に臥した。計画は順調、もうすぐ天下に手が届く、というその時…！」

黒炭ひぐらし「生まれちまったのさ…“世継ぎ”光月スキヤキが…」


黒炭ひぐらし「あと一歩だったのに！黒炭家は天下を取り損ねたあげく計画はバレ、オマエの爺さんは切腹の上お家断絶！領土も城も地位も全てを奪われ、黒炭の名は人々に蔑まれ一族は路頭に迷うハメになった！一体誰のせいだ？オマエの今の惨めな境遇は！その貧乏暮らしは誰のせいだ？誰が悪い？」

黒炭オロチ「生まれてきた！！光月スキヤキ！！」

黒炭ひぐらし「そうだよ！あいつさえ生まれて来なければ、お前もいずれ将軍だった！」

黒炭オロチ「おれが将軍！？」

黒炭ひぐらし「そうさ」

黒炭オロチ「アンタもしかして…おれの黒炭家の血縁の者か？」

黒炭ひぐらし「ワシが誰かなんてどうでもいい話。ワシは今まで国外にいた」

黒炭ひぐらし「この顔を見ててごらん」

黒炭オロチ「うわっ！！」

黒炭オロチ「ウエッ！！おれの顔！！」


黒炭ひぐらし「マネマネの実という果実の能力さ」

黒炭ひぐらし「お前がワシのいう事を聞くならば“力”を与えよう！将軍になる為の力を！」

黒炭オロチ「する！！何でもする！！」

黒炭ひぐらし「金を貯めて“武器”を生産しな。ワノ国の職人達の技術は高い。そいつをエサにすれば“巨大な後ろ楯”を得られる」

黒炭オロチ「わかった！！」

黒炭オロチ「うはははははは！！」

『白舞』

黒炭オロチ「オロチと申します。家族が病に倒れてしまい何とかして自分が全員の食い扶持を稼がなくてはならず」

霜月康イエ 「ふ～ん、それは不憫だな。ここで働け」

黒炭オロチ「ありがとうございます！！」

一ヶ月後
霜月康イエ 「何？オロチがいなくなった？」

「はっ、それとこれは偶然かと思いますが金庫の金も無くなっており」

霜月康イエ 「何！？金も無くなった？」

『九里』
光月おでん「オマエは康さんのところにいた」

黒炭オロチ「オロチでございやす。実は家族の病が悪化してしまい金が必要になってしまいました」

光月おでん「ほぉ…」

黒炭オロチ「とても恩ある康イエ様に金を借りるなど…」

光月おでん「うん！なるほど！任せておけ」

傳ジロー「おでん様！！」

黒炭オロチ「ありがとうございます！！」

黒炭オロチ「どうかお金を！！」

光月おでん「またか！！」

黒炭オロチ「どうかお金を！！」

光月おでん「また！？」

黒炭オロチ「どうかお金を！！今度こそ返すアテがありますので！お願います！！」

光月おでん「うわああっっ！！」

傳ジロー「おでん様！！」

傳ジロー「ウチも！台所事情に余裕があるわけではないのですよ！！」

光月おでん「返すというから…アイツが…」

黒炭オロチ「はははははは！はははははは！」


黒炭オロチ「これだけあれば充分か？」

黒炭ひぐらし「いや、大量に武器を作るには全然足りないね。もっと金があるところがあるだろ？」

黒炭オロチ「えぇ？」

黒炭ひぐらし「次の標的は！」



花の都
光月スキヤキ「おでん、どうした突然？家臣も連れず」

光月おでん「実は頼みがあって来た。こいつを城に置いてやって欲しい。よく働くし薬も作れる。おれの弟分なんだ」

黒炭オロチ「オロチでございます」

光月スキヤキ「ほぉ～」

光月おでん「みんな、オロチをよくみてやってくれ！」

『そして時は戻る』
光月スキヤキ「私にもしものことがあったら…頼むぞオロチ」

黒炭オロチ「承知…仕りました」

光月スキヤキ「よいな？オロチを盛り立ててやってくれ」

家臣「はっ」

光月スキヤキ「ホッホッホッ！！」

家臣「スキヤキ様！医者を呼んでまいります！！」

家臣「今しばらお待ちください」

黒炭オロチ「スキヤキ様！大丈夫ですか？スキヤキ様！！」

光月スキヤキ「後は頼んだぞ、オロチ」


黒炭オロチ「プッ！ははははははは！」

黒炭ひぐらし「これでオマエが将軍だ！ウキョキョキョキョ！」

『おでん出航より４年目のある日』

「魚たちが大騒ぎしてるぞ」

「天変地異の前兆か！？」

光月おでん「あの島からだな？白吉っちゃん？」

ラクヨウ「怪物でも住んでんのか？」

フォッサ「マルコ見て来いよ」

マルコ「やだよい。楽しみが減る」

光月おでん「ハハハッ 大丈夫だ日和、モモの助。何でもない」

マルコ「行くかいオヤジ？」

白ひげ「うん、そうだな」



白ひげ「上陸だ！！」

ロジャー「おれを掴まりたいのならガープやセンゴクでも連れて来い！」


バギー「うわあああああ！！」

バギー「船長！！島の反対側に白ひげの船だ！！」

バギー「こちらに気付いた模様」

レイリー「今一戦やったばかりだぞロジャー」

ロジャー「白ひげか～久しぶりだな」

シャンクス「あ～ん」

レイリー「鳥が騒いでる。上陸したな」

ロジャー「よ～し！」

ロジャー「いっちょやるか 生きててこその殺し合い！」

ロジャー「おれももう終わりが近い。お前と会うのも最後かもしれねェからな、白ひげ」

バギー「何だアイツ！！すっげぇ速ぇぞ！！侍か！？」

ロジャー「侍！？噂の？」

光月おでん「遅れをとるな！」

光月おでん「宝を奪えばいいか？」

「今回はいつもと全然違う！！」

「ロジャー海賊団はやべぇって！！」

光月おでん「銃・擬鬼！！」

ギャバン「噂通り強いな！早めに止めるかレイリー？」

レイリー「そうしよう」

ロジャー「待て！ギャバン！レイリー！君達にケガさせるわけにいかん！ハハハッ」

レイリー「やりてぇだけだろ」

光月おでん「獣の匂い！」

ロジャー「よう侍！」

ロジャー「神避(かむさり)！」





ロジャー「ウハハハッ！」

光月おでん「何じゃ今のは！納得いかん！」

ロジャー「来たか」

光月おでん「触れてねェ！！」