WIND BREAKER | 第18巻140話『在るべき姿』ネタバレ

WIND BREAKER
ウィンドブレイカー 第140話 ネタバレ 感想 桜遥 ウィンブレ ウィンドブレーカー Wind Breaker Chapter 140
『WIND BREAKER』第140話「在るべき姿」ネタバレ。棪堂と桜の激しい戦いが続くなか、棪堂は他人のために戦う桜の姿に不満を抱き、己のためだけに戦うことこそが本当の美しさだと焚石の姿を重ねる。屋上からの落下物によって焚石の戦いが終わる焦りを感じた棪堂は、桜に街の軍勢の撤退を引き換えにした異例の誘いを持ちかける。
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ウィンドブレイカー 第140話

原作 にいさとる
サブタイトル在るべき姿
配信日2024年4月17日
掲載サイトマガジンポケット
単行本18巻
登場人物桜遥
棪堂哉真斗
焚石矢

第140話 在るべき姿


あらすじ

風鈴高校の敷地内で棪堂と桜の拳の応酬が続くなか、棪堂は他人のために戦い、周囲と仲良くするために自分を美しく見せている現在の桜の姿に対し、勿体なく自分の好みではないと心の中で強い不満を抱く。棪堂は焚石の姿を思い浮かべながら、本当の美しさとは他人を気にせず全てを焼き尽くす炎のようなものであり、自分自身のためだけに戦い、蹂躙して血を滴らせる姿こそが桜に相応しいと確信し、自分がそうさせてやると決意する。その時、焚石と梅宮が死闘を繰り広げている屋上から椅子が落ちてきて、棪堂は焚石の戦いを見られないまま終わるのではないかと激しい焦りを覚える。焦った棪堂は桜に向かって自分と一緒に来いと告げ、頭がいかれたのかと返す桜に対し、正気だと返して、もし来れば街の奴らを引き上げさせて二度と風鈴に手は出さないと驚くべき条件を提示する。

概要

第140話は、棪堂が抱く独自の美意識と、桜に対する異常な執着の理由が本人のモノローグを通じて鮮明に描かれる回である。他者との絆を大切にし始めた桜の成長を、棪堂が「他人と仲良くやるための表面的な美しさ」と一蹴し、焚石のような圧倒的な孤高の強さこそを求めている点が非常に印象的である。周囲を蹂躙して血を滴らせる姿を妄想する棪堂の歪んだ愛情と狂気が、戦闘の最中に生々しく描写される。さらに、屋上から椅子が落下してきたことで、大好きな焚石の戦いを見逃すかもしれないという棪堂の子供のような焦燥感が引き出される展開が見どころである。その焦りから、本来の目的であるはずの風鈴への侵攻をすべて白紙に戻してでも桜を手に入れようとする、破格の交換条件を提示する棪堂の行動が、物語に新たな緊張感をもたらす重要なエピソードである。

本文:ネタバレ

1. 棪堂の思想 | 他人のために戦う桜への不満と本当の美しさ

棪堂は桜と激しく拳を交えながら、他人のために戦っている現在の桜の状態に対して強い不満を抱く。
現在の桜への不満:
  • 他人のためなんぞに戦っている今の桜の姿について、ますます勿体ないと感じ、現在の状態は自分の好みではないと心の中で思う。
表面的な美しさの指摘:
  • 他人のために動き、他人と仲良くやるために、ただ自分を美しく見せているだけであると冷ややかに捉える。
本当の美しさの定義:
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  • 焚石のことを強く思い浮かべながら、本当の美しさというものは他人など一切気にもかけず、ただ触れたものを焼き尽くす炎のようなものであると考える。
自己のための戦闘の推奨:
  • 他人のために戦うのはやめ、己のためだけに戦えと心の中で強く願う。
桜の可能性への確信:
  • 他でもない自分が惚れた相手なのだから、お前なら必ずそのような存在になれるはずだと確信する。
蹂躙への強い妄想:
  • 己のためだけに戦って周囲を蹂躙し、血を啜る桜の姿は恐ろしく綺麗だろうと想像を膨らませる。
滴る血の描写:
  • 啜った血が体中から滴り落ちる様子は、まるで全身が激しく燃え盛っているように見えるだろうと思いを巡らせる。
変革への強固な決意:
  • 今からでもまだ間に合うと考え、自分が桜をその領域へと連れていき、そういう姿にさせてやると心の中で固く決意する。

2. 屋上からの落下物 | 焚石の戦いへの焦りと桜への異例の提案

激しい戦いの最中に屋上からある物が落ちてきたことで、棪堂の心の中に突然の焦りが生まれ、桜へ言葉を投げかける。
屋上からの物体の落下:
  • ふたりのケンカが続いている最中、焚石と梅宮が激しい死闘を繰り広げているはずの屋上から一つの椅子が下へと落ちてくる。
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進行への舌打ちと苛立ち:
  • 落下する椅子を目撃した棪堂は、ちっと舌打ちをしながら、もっと勿体ぶれよと不満を呟く。
戦いへの強い焦燥感:
  • 屋上の決戦が自分の見られないまま終わってしまうのではないかと、棪堂は心の中で急激に焦り始める。
桜への突然の勧誘:
  • 焦燥感に駆られた棪堂は戦いを止め、なあ桜、自分と一緒に来いとストレートに告げる。
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桜の困惑と強い拒絶:
  • 唐突に投げかけられた誘いを聞いた桜は、は、と声を漏らし、頭がいかれたのかと棪堂の正気を疑う。
バリバリ正気の主張:
  • 頭がいかれたのかという桜の問いかけに対し、いいやと否定し、自分はバリバリ正気であると言葉を返す。
破格の交換条件の提示:
  • もしお前が自分と一緒に来るという選択をするのであれば、街に呼び寄せた仲間たちを全員引き上げさせ、二度と風鈴には手を出さないという非常に大きな譲歩を交換条件として桜に提示する。
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まとめ

第140話は、他人のために戦う桜に不満を持つ棪堂が、屋上からの落下物をきっかけに焦りを感じて街の撤退を引き換えにした誘いを持ちかけるストーリーである。
他人のために戦う桜への失望:
  • 他人のために戦う桜は勿体なく自分の好みではないと感じ、他人と仲良くするために美しく見せているだけだと切り捨てる。
焚石を基準とした本当の美しさ:
  • 本当の美しさは他人を気にせず触れたものを焼き尽くす炎であり、桜も自分のために戦い血を啜る姿になるべきだと考える。
自分が変えるという決意:
  • 血が滴り燃え盛るような姿こそが綺麗であると考え、まだ間に合うから自分が桜をそのようにさせてやると心に決める。
屋上からの椅子の落下と焦り:
  • 焚石と梅宮が戦う屋上から椅子が落ちてきて、焚石の戦いを見られないまま終わるのではないかと急激に焦る。
桜への突然の同行要求:
  • 焦った棪堂は桜に向かって自分と一緒に来いと言葉を投げかけ、桜を驚かせる。
街の引き上げと不干渉の条件:
  • 頭がいかれたのかと言う桜に正気だと返し、一緒に来るなら街の奴らを引き上げさせて二度と風鈴に手は出さないと約束する。
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