名探偵コナン | 第1080話『高木と伊達と手帳の約束②』ネタバレ | Detective Conan

Detective Conan
原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama)
名探偵コナン 漫画 1080話 高木と伊達と手帳の約束 安室さん Detective Conan Chapter 1080
名探偵コナン 第1080話ネタバレ
第1080話 瞑れる事件
名探偵コナン 漫画 1080話 高木と伊達と手帳の約束 Detective Conan Chapter 1080
サンデー2021年47号
配信日2021年10月20日
アニメ第1109話 高木と伊達と手帳の約束(前編)
第1110話 高木と伊達と手帳の約束(後編)
登場人物コナン
安室透
伊達航
高木刑事
佐藤刑事
榎本梓
吉田歩美
灰原哀
円谷光彦
小嶋元太
ピエール・カッセル
アラン・カッセル
鬼童捺房
鬼童の手下
場所喫茶ポアロ
STORY
佐藤刑事「本当にその少年は先週この店に来てたの?」
榎本梓「ええ、ちょうどこの席から見える位置に車が停まって、その後部座席の窓からさっきコナン君が言ってた通り、折った親指を残りの4本の指で包むって仕草をこっちに向かって何度も何度も繰り返しやってたよ」
名探偵コナン 漫画 1080話 高木と伊達と手帳の約束 Detective Conan Chapter 1080
榎本梓「車が停まってる間ずっと。でもまさかそれがSOSのサインだったなんて。毎週だからてっきり私の顔を覚えて“コンニチワ”って合図してるのかと」
コナン「その子、毎週ずっと来てるの?」
榎本梓「ええ、気づいたのは半年ぐらい前だけど」
コナン「安室さんは見てないの?その車」
安室透「今日は珍しく昼前からシフト入ってるけど、日曜日は大体13時からだから」
佐藤刑事「伊達さんにこの店に誘われたのって1年前だったのよね?」
高木刑事「はい」
佐藤刑事「だったら伊達さんの手帳に書いてあった“ポアロの窓際の席で赤い蝶ネクタイを付けて待て”っていう何かの取り引きはもうとっくに終わってるはず…その少年と取り引きは関係ないのかしら」
高木刑事「(1年前…取り引き…少年…外国人の少年…あっ!)」
名探偵コナン 漫画 1080話 高木と伊達と手帳の約束 Detective Conan Chapter 1080
佐藤刑事「誘拐事件!?」
高木刑事「はい、誘拐されたのはフランスの自動車メーカーの本社から出向して日本支社に来たピエール・カッセル副社長の2人いる息子さんの次男」
名探偵コナン 漫画 1080話 高木と伊達と手帳の約束 Detective Conan Chapter 1080
高木刑事「アラン・カッセル君、当時7歳。1年前、公園で友だちと遊んでいる所を2人組の男にさらわれたという目撃証言があり、その翌日、犯人から公衆電話を使って身代金5千万円の要求があったので、その公衆電話の場所を突き止めて向かったんですが、間一髪の所で逃げられてしまい犯人からの連絡がパッタリと途絶え未解決になっている事件です」
佐藤刑事「でも確か伊達さんが所轄から警察庁に配属されたのは松田君が亡くなった後で、来てからずっと私達と同じ殺人や強盗事件を担当する強行犯捜査係だったよね?誘拐事件は特殊犯捜査係でしょ?何で伊達さんがその事件に関わってたの?」
高木刑事「丁度その頃、佐藤さんは別の事件にかかりっきりで覚えてないでしょぅけど、伊達さんの家がそのカッセル副社長の自宅のそばで土地勘があるって理由で捜査本部に呼ばれたんです。僕の家も割と近かったんで僕もついでに」
佐藤刑事「あー思い出した。確か容疑者は土地の利権争いでその自動車メーカーと揉めてた泥惨会の」
高木刑事「ええ、捜査本部はそうにらんでいましたけど、伊達さんは近所に住む半グレ集団の元リーダーの鬼童捺房って男がギャンブルで多額の借金をしてたって事に目を付けて」
名探偵コナン 漫画 1080話 高木と伊達と手帳の約束 Detective Conan Chapter 1080
高木刑事「“公衆電話からの身代金要求”の次の日からその男のアパートを僕と2人で徹夜で張り込んでいたんです。そうしたら3日目の夜、鬼童が出て来て電話ボックスに入り、これは当たりかもって思った矢先に鬼童は酔っ払いにビール瓶で殴られて意識不明の重体に。殴った理由は“電話が長い”と注意したら逆ギレされて突き飛ばされ頭に来たからその辺に捨ててあったビール瓶をつかんだと供述してました」
名探偵コナン 漫画 1080話 高木と伊達と手帳の約束 Detective Conan Chapter 1080
高木刑事「鬼童が救急車で運ばれた後、電話ボックスのそばで伊達さんがメモのような物を見つけ、“鑑識さんを連れてこい”と言われたので呼んできたら、そのメモを鑑識さんに渡しながら伊達さんが僕に言ったんです。“今度の日曜、俺に付き合え。お前を男にしてやるよ”って」
佐藤刑事「その鬼童って男、今はどうしてるの?」
高木刑事「しばらく意識不明だったんですが、容体が悪化して事件の一週間後に亡くなりましたけど」
佐藤刑事「なるほど、伊達さんの手帳に書かれたこの数字がその時鑑識さんを待ってる間にメモの内容を手帳に書き写した物で、そのあと誘拐犯から連絡が途絶えたのなら、その鬼童って男がアラン・カッセル君を誘拐した犯人と見て間違いなさそうね」
コナン「その鬼童って男に手下がいてボスである鬼童に“日曜の昼12時、取り引き場所の真ん前に誘拐した少年を車に乗せて連れて行き、5分たっても取引相手が現れなかったから出直せ”と指示を受けていて、鬼童の死を知らなかったとしたら、手下がその指示を1年間忠実に守り続けてるって場合もあるよね?」
佐藤刑事「ええ、“成功するまで連絡するな”とか言われてたかもしれないし」
円谷光彦「ちょっと待ってください」
吉田歩美「今日って日曜日で」
小嶋元太「今11時54分って事はよ」
佐藤刑事「あと5分で誘拐犯の仲間がその少年を車に乗せてこの窓の外に現れるって事!?」
コナン「ボク、赤い蝶ネクタイ持ってるから取り引き相手のフリならできるかも」
佐藤刑事「でも罠だとバレたらそのまま車で逃走されて、その少年の命が危ないわね。犯人を車から降ろさせる事ができればいいんだけど、そうするにはどうやって身代金をせしめるつもりだったかを知っておかないと」
コナン「誘拐犯は5千万円をどうやって持って来いって言ってたの?」
高木刑事「“ジュラルミンケースに入れておけ”って最初の公衆電話からの要求で言ってたよ。約50×30㎝で厚さは15㎝ぐらいのケースにしろと」
コナン「ケースの大きさも指定してきたの?(でもなんで?)」
名探偵コナン 漫画 1080話 高木と伊達と手帳の約束 Detective Conan Chapter 1080
榎本梓「あのー、関係ないかもしれませんけど、窓際の席のソファーの端に油性マーカーで細いラインが入ってた事がありました。角の座面を壁に向かって三角に区切るように。もう消しましたけど。後その席と床の隙間に取っ手付きの手袋が」
安室透「なるほど、恐らく犯人は身代金を持ってきた相手にこう指示する気だったんでしょう。ジュラルミンケースをソファーに書いたラインに合わせて三角の空間が出来るように斜めに置き、床の隙間から取らせた紙袋の中にお金を詰め替えるフリをして三角の空間にお金を詰め込む…」
名探偵コナン 漫画 1080話 安室透 高木と伊達と手帳の約束 Detective Conan Chapter 1080
安室透「そして会計を済ませ空の紙袋を持って店から出て行けば刑事が張り込んでいたとしても、その人の跡を追う。席に残されたのは空のケースだけに見えますから。その直後に来店した犯人が窓際の席に行き、脱いだ上着をそのケースが隠れる様にかけ」
名探偵コナン 漫画 1080話 高木と伊達と手帳の約束 Detective Conan Chapter 1080
安室透「その上着の下からゴソゴソとケースだけを取り出し、“忘れ物ですよ”とケースを店員に渡せばOK。後は持ち込んだバッグにお金をこっそり詰めれば犯人は身代金をせしめる事ができるというワケです」
名探偵コナン 漫画 1080話 安室透 高木と伊達と手帳の約束 Detective Conan Chapter 1080
高木刑事「なるほど、きっとそれが正解ですよ」
佐藤刑事「ねぇあなた、どこかで会ったことない?」
安室透「え?今日が初めてですけど?」
コナン「とにかくゲームマン7を充電しないと」
吉田歩美「それなら今してるよ」
円谷光彦「梓さんがアダプター持ってましたから」
小嶋元太「10分ぐらいなら動くんじゃね?」
コナン「梓姉ちゃん、その紙袋取っといてない?」
榎本梓「あるよ。持ってくるね」
コナン「後はボクが立てた作戦通りにやってくれる?」
名探偵コナン 漫画 1080話 高木と伊達と手帳の約束 Detective Conan Chapter 1080
コナン「(来た、にぎにぎボウヤ。赤い蝶ネクタイを付ける取り引き相手役は安室さん。見た目が外国人だからカッセル副社長の遣いの者だと思わせられる)」
名探偵コナン 漫画 1080話 高木と伊達と手帳の約束 Detective Conan Chapter 1080
コナン「(おっ、ゲーム機に着信。どうやら予想した通りの指示が送られてきたようだ。まず紙袋をソファーと床の隙間から取り出し、お金を詰め替えているフリをする)」
名探偵コナン 漫画 1080話 高木と伊達と手帳の約束 Detective Conan Chapter 1080
コナン「(ジュラルミンケースは必要ない。植え込みや壁に遮られて車の中からじゃ見えないし、ゲーム機のバッテリーが切れる事すら考えてないやつがジュラルミンケースを確認するワケがないからな。後は会計を済ませ紙袋を持って店の外に出て跡を追うように高木刑事が店の外に出れば)」
名探偵コナン 漫画 1080話 高木と伊達と手帳の約束 Detective Conan Chapter 1080
佐藤刑事「ねぇ、ちょっと話聞かせてくれるかしら?」
名探偵コナン 漫画 1080話 高木と伊達と手帳の約束 Detective Conan Chapter 1080
佐藤刑事「(くそっ防犯スプレー!) 」
名探偵コナン 漫画 1080話 高木と伊達と手帳の約束 Detective Conan Chapter 1080
佐藤刑事「コナン君、ボウヤをお願い。車内はボウヤ1人みたいだから」
コナン「わかった」
アラン「うわああああ」
名探偵コナン 漫画 1080話 高木と伊達と手帳の約束 Detective Conan Chapter 1080
コナン「(この子、何で縛られてないのに逃げなかったんだ?車のドアにロックもかかってなかった。一度なら怖くて逃げるに逃げられなかったのもわかるけど、SOSのサインをずっと出し続けてたのにどうして?) ねぇ君、もしかして君の他にも誰か捕まってるんじゃないのか?」
名探偵コナン 漫画 1080話 高木と伊達と手帳の約束 Detective Conan Chapter 1080
前の話次の話