ONE PIECE | 第1100話『ありがとうボニー』ネタバレ

ONE PIECE
原作(Original Story): 尾田栄一郎(Oda Eiichiro) ONE PIECE 第1100話ネタバレ
第1100話 ありがとうボニー
配信日	2023年12月4日
ジャンプ	2024年1号
登場人物	バーソロミュー・くま ジュエリー・ボニー ベガパンク 黄猿 サターン聖 戦桃丸 コニー サイファーポール No.8 アルファ

STORY

黄猿「今日は仕事で来た。こかァ寒いね。パンクハザードとはだいぶ違う」 ベガパンク「やがてここに人類の未来を再現するつもりじゃ。今日もなお湧き出続けるアイデアの処理に困っておる所」 黄猿「だがまだあんたァこの研究所を隅々までしらなかった。こっそり海賊と交渉はマズイ」 ベガパンク「だまれ。そういうとこじゃぞボルサリーノ。お前のそういう所が嫌いじゃ」 黄猿「勘弁してよ。これが本職なんだ」 🐌サターン聖「お前には関係ないかも知れんがベガパンク、バーソロミュー・くまはクローン兵の素体として優れていても懸賞金2憶9千600万の名の知れた海賊。そんな男のクローン兵を保有する事は海軍として面目が立たん。そこで追加条件一つ目はバーソロミュー・くま、お前が海賊として王下七武海に加盟する事だ。先日エースというルーキーが七武海の一角を落とし後任を探してた。海賊の世界が荒れ始めている。お前が七武海なら申し分ない。二つ目の条件は、くまお前自身が海軍の人間兵器になる事」 🐌くま「体を改造するという事か？」 🐌サターン聖「そうだ。七武海としてもその特性は大いに海賊達の恐怖となる」 黄猿「海軍としてもそりゃ助かるねェ」 ベガパンク「黙れ黄猿」 🐌サターン聖「その通り。しかしくまには革命軍という前科もある。その力を世界政府に向けられては困るわけだ。従って三つ目の条件は最終的に一切の思考と自我を捨ててもらう」 🐌ベガパンク「待て。それは死ねっちゅー事じゃサターン聖。他の七武海が意のままに動かんからか？改造人間から人の意志を取ればただのロボットじゃろう。私に人を殺せというのか」 🐌サターン聖「貴様は口答えできる立場ではない。軍の科学者だ。この三つが犯罪者の娘の命を救う条件だ。これが約束できなければ巨大な手術費をかけてどこぞの小娘一人助ける義理はない」 ベガパンク「これは殺人じゃ。そんな人道に反する改造手術」 くま「ベガパンクそうしてくれないか」 ベガパンク「くま」 くま「おれはてっきり無理難題でボニーの命を救えなくなるんじゃないかと気が気じゃなかった。ありがとう。ボニーの病気が治るならおれはどんな運命でも受け入れる」 🐌サターン聖「ベガパンク、くまの改造完了と娘の病気完治まで期間は？」 ベガパンク「青宝鱗は手術に半年、その後一年もすれば外に出られる筈、足して一年半じゃ。くまの改造には最低2年」 くま「よかった。ボニーは10歳の誕生日までに元気に」 🐌サターン聖「お前の娘は人質の様なもの。元気になってしまえばお前は我々の言う事を聞く必要がなくなる」 🐌くま「逃げやしない」 🐌サターン聖「念の為だ。手術後の娘の身柄は世界政府が預かる。お前が自我を失った時に本当の自由を与えよう」 🐌ベガパンク「それでは元気なボニーとくまは会えんじゃないか」 🐌サターン聖「そうだな。くまにはこの先改造手術を受けながら七武海の海賊として海に君臨して貰うが、術後より娘と接触・逃走を禁ずる。もしこれを破ったら娘は奴隷に落とすぞ」 🐌くま「絶対に会わない。だが一つ頼みがある。ボニーには本人の病気の事も人質である事も何も知られたくない。だからボニーの術後は無骨な政府の施設じゃなく彼女が育ったソルベ王国の教会で養生させて欲しい。そうしてくれたらおれは絶対に娘に会いに行かないし、あんた達の言いなりに動く」 🐌サターン聖「よかろう。監視がいればどこでも同じだ。面白い2年間になりそうだ」 くま「ここに半年程泊るぞボニー」 ボニー「お父さんも一緒に？」 くま「ああ私も病気が見つかってしまって検査する」 ボニー「一緒じゃん。やった！あ、こいつせんとう丸」 戦桃丸「コイツて…」 ボニー「ここ窓のない部屋いっぱいあるんだよ」 くま「いやしかし危険な物も多いから」 ベガパンク「夢の戦闘兵器を作ってやる。くそアイデアが止まらん。誰か私の頭の中を一緒に書き出してくれ。代わりにメシを、トイレをぬォ！暴れたい程忙しいっ。ああまた閃いた。猫の手も借りたい。私があと5人いれば」 『半年後』 ベガパンク「よし、いい経過じゃ。もう一年もすればきれいに治る」 くま「ありがとうベガパンク」 ボニー「ありがとう。治ったらまた来ていい？」 ベガパンク「勿論じゃ」 『ソルベ王国』 「くまちー、ボニーちゃん久しぶりだね。またここで暮らせるのかい？」 ボニー「あと一年で病気が治ってあたし外に出られるんだ」 「そうかい、よかったな」 「10歳になる頃に治って言ってた通り」 コニー「またお世話が必要なんだって？ボニー。みんなで喜んで預かるよくま。任せときな」 くま「ありがとう。また世話になるよ。私はもう海賊だからこの国に迷惑がかかる。おそらく一年以上は帰れないと思う」 ボニー「えーそんなに」 くま「手紙をたくさん書くよ」 ボニー「うんうん」 くま「今度会う時は海の上で一緒に水平線を見ような」 ボニー「楽しみ！旅行もいっぱい行きたい」 くま「ああ、どこへでも連れて行きたい (連れて行きたかった)」 アルファ「後はお任せくださいくまさん」 「何だいコノ女」 『サイファーポールN0.8 諜報部員 アルファ』 アルファ「ドクターの言いつけでボニーちゃんの病気完治まで付き添わせていただきます。看護師アルファです。よろしくボニーちゃん。完治まで不審人物は近づけられませんので皆さん身分証をお持ちください」 「不自由！表に何を建てた？」 アルファ「我々の宿泊小屋です」 アルファ《子供の首なんて造作もないからね》 くま《わかってる。戻らない》 くま「ありがとうボニー」 ボニー「ん？」 くま「生まれてきてくれて」 ボニー「えー！？えへへ♡」 『暴君くまと呼ばれる海賊だが、指令に対し従順すぎるバーソロミュー・くまの王下七武海加盟は世界中の海賊達を震え上がらせてゆく』 シュガー「若、新しい七武海だって」 ドフラミンゴ「暴君くま？悪ィ奴がまた現れたなフッフッフフ」 ロビン「興味ある？」 クロコダイル「誰でも構わねェさ。人工降雨船を見たって奴は消したのか？」 アルビダ「白ひげ程の巨漢らしいよ。あたしとどっちが強いかねぇコビー」 コビー「勿論アルビダ様です！えへへへ」 エース「ジンベエ、後釜が決まったってよ。よかったな」 ジンベエ「お前さんが言う事かエース。今見とるとこじゃ。元国王…現国王もおるがのう。海賊の世界も変わった」 ハンコック「わらわには無関係。生涯中枢になど行かぬゆえ」 ニョン婆「それでも情報は入れねば蛇姫や」 モリア「キシシシシ肉球人間だそうだ。どんな能力だそりゃ」 ペローナ「でもモリア様、七武海だよ！？」 サボ「七武海は政府の直属だろう！？」 コアラ「くまさんに限ってそんな」 『ボニーへ。私は今海の上にいる。少し有名になってしまい航海しづらいが無事でやってる。みんな元気か？ボニーが10歳になったら一緒に行きたい場所をたくさん見つけておく』 🐌「バーソロミュー・くま、政府より指令だ。今どこにいる？」 🐌くま「イーストブルー。要件は？」

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