WIND BREAKER | 第15巻117話『怪物』ネタバレ

WIND BREAKER
ウィンドブレイカー 116話 ネタバレ 感想 獅子頭連 十亀条 柱尾 ウィンブレ ウィンドブレーカー Wind Breaker Chapter 116
『WIND BREAKER』第117話「怪物」ネタバレ。河川敷方面での十亀と柱尾の激しい一騎打ちが描かれる。十亀の戦いを心配する蘇枋に対し、有馬は本来の十亀が心配など無縁の怪物であることを告げる。十亀は圧倒的なスタミナとタフネスで柱尾を防戦一方に追い詰め、最後は鮮やかな関節技で決着をつける。
第116話第118話

ウィンドブレイカー 第117話

原作 にいさとる
サブタイトル怪物
配信日2023年9月13日
掲載サイトマガジンポケット
単行本15巻
登場人物蘇枋隼飛
十亀条
有馬雪成
鹿沼稔
柱尾修士

第117話 怪物


あらすじ

河川敷方面において、蘇枋は戦いながら十亀と柱尾の戦闘の行方を心配そうに見つめる。それを見た有馬は、以前の風鈴高校との抗争における十亀は実力を大幅に制限していた状態であり、本来の彼は他者からの心配など必要としない怪物のような強さを持っていると説明する。実際の戦いでは、十亀が圧倒的なスピードとパワー、そして底なしのタフネスを発揮して柱尾を終始圧倒する。柱尾は長期戦を嫌い、十亀の低い姿勢からの突進に合わせて左膝でのカウンターを顔面に命中させ、倒れた十亀を踏みつける。しかし十亀は即座に柱尾の足を引っ掛けて転倒させ、腕挫十字固を決めて身動きを完全に封じる。柱尾は意識を失う寸前、なぜ自分より弱い桜の言葉に従うのかと疑問を呈するが、十亀は桜が大切な恩人で友達であり、喧嘩の枠を超えた本物の強さを持っているからだと語り、静かに勝負を締めくくる。

概要

第117話は、獅子頭連の副頭取である十亀条の本来の圧倒的な実力と、彼が風鈴高校の桜遥に対して抱く深い敬意の理由が明かされる重要なエピソードである。前半では、過去のボウフウリンとの抗争時における十亀の実力を有馬が将棋の駒に例えて解説し、彼が本気を出していなかった事実が示される。実際の戦闘シーンでは、十亀が繰り出す息をもつかせぬ猛攻が描写され、敵の幹部である柱尾を完全に防戦一方へと追い詰める。中盤では、柱尾が十亀の底なしのスタミナに対抗するため、最速最短での撃破を狙って見事な膝蹴りを決めるものの、十亀の桁外れのタフネスと冷静な関節技によって瞬時に形勢が逆転する様子が描かれる。後半では、力の絶対信仰を持つ柱尾からの問いかけに対し、十亀が桜を「恩人で友達」と呼び、喧嘩以上の強さを認めているという精神的な成長と思想の変化が強調される。

本文:ネタバレ

1. 有馬が語る十亀の真の実力 | 過去の戦いとの比較

河川敷方面において戦闘を継続している蘇枋は、同じ戦場で繰り広げられている十亀と柱尾の激しい一騎打ちの行方を心配そうに見つめる。
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蘇枋の視線と心配の察知:
  • 蘇枋が戦いながらも十亀の様子を気にしていることに、同じ場所にいる有馬が気づく。
有馬による心配の否定:
  • 有馬は蘇枋に対し、まさか十亀の身を心配しているわけではないだろうなと言葉を投げかける。
過去の抗争時の状態の解説:
  • 以前に風鈴高校と戦った時の十亀は、将棋で例えるならば飛車や角、金といった主要な駒を落として戦っていたような状態であったと有馬は説明する。
本来の怪物的実力の断言:
  • 本来の十亀は他者からの心配などとは全く無縁の存在であり、怪物と呼ぶにふさわしい強さを持っていると有馬は語る。

2. 十亀の猛攻と柱尾の防戦 | 底なしのタフネスの証明

場面は十亀と柱尾の直接の戦闘へと切り替わり、十亀の圧倒的な攻撃の前に柱尾は防戦一方の状態に追い込まれる。
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圧倒的なスピードとパワーの体感:
  • 柱尾は十亀の攻撃を受けながら、相手の速度と威力の双方が尋常ではないレベルにあると感じ取る。
ダンプカーに例えられる突進:
  • 十亀の攻撃は何度切り離しても全く止まる気配がなく、まるでダンプカーに何度も突っ込まれ続けているような感覚であると柱尾は恐怖を覚える。
息を阻害されるほどの連続攻撃:
  • 反撃に転じるどころか息をつく隙すら与えられず、十亀の攻勢によって自分の呼吸が詰まっていくのを柱尾は実感する。
不意の動作による戦闘の一時停止:
  • 激しく動き続けていた十亀が突然その動きを止めたため、柱尾はこれでようやく猛攻が止まったかと考える。
疲弊の推測とくしゃみによる裏切り:
  • あの低い姿勢のまま動き続けていれば体力が消耗するのも当然だと柱尾は推測するが、十亀はその場で大きなくしゃみをする。
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スタミナに対する柱尾の驚愕:
  • 十亀の動きが止まった原因がただのくしゃみであったと知り、柱尾は相手の最大の武器が速度や威力ではなく、底なしのタフネスであると驚く。
夜の寒さへの言及と再開の宣言:
  • すっきりしたと呟いた十亀は、まだ夜の空気は冷えると口にし、待たせたことを謝罪した上でもう止まらないから安心してほしいと柱尾に告げる。

3. 柱尾の最速最短の作戦と十亀の反撃 | カウンターと関節技への移行

十亀の無限のスタミナを察知した柱尾は、長期戦を避けて最速最短で相手を打ち負かす作戦へと切り替える。
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長期戦の不利の認識:
  • スタミナが相手の武器である以上、これ以上の時間の経過は自分にとって致命的な不利になると柱尾は判断する。
タックルのタイミングの看破:
  • 十亀が低い姿勢から繰り出す高速の突進は、何度も見せられたことで大体のタイミングが把握できていると柱尾は考える。
想定を超える十亀の速度向上:
  • しかし十亀は柱尾の予測を上回るさらに速い速度で、下からのアプローチを開始する。
左膝による顔面への直撃:
  • 柱尾は自身の左膝を突き出し、低い姿勢で突っ込んできた十亀の顔面に向けて正確に打撃を命中させる。
勝利を確信した踏みつけ行為:
  • 自分を舐めるなと叫びながら、柱尾は地面に倒れ伏せた十亀の身体を容赦なく足で踏みつける。
足の引っ掛けによる形勢逆転:
  • これで勝負は終わりだと柱尾は確信するが、十亀は即座に柱尾の足を引っ掛けて相手のバランスを崩し、地面へ転倒させる。
腕挫十字固による完全な拘束:
  • 不意を突かれた柱尾がしまったと思った次の瞬間、十亀は相手の腕を取って腕挫十字固の関節技を完璧に決めて身動きを封じる。

4. 力の絶対信仰と桜の強さへの言及 | 十亀の精神的成長

関節技によって完全に動きを止められた柱尾は、身動きが取れない中で獅子頭連の行動に対する強い疑問を十亀に投げかける。
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力の絶対信仰と桜への疑問の提示:
  • 柱尾は力の絶対信仰という言葉を口にし、自分よりも明らかに実力が劣るはずの弱い桜の言いなりに、なぜ獅子頭連の面々が従っているのかと十亀に問いかける。
実力差に対する不満の吐露:
  • 十亀の方が明らかに強大な力を持っているにもかかわらず、その上下関係が成立している理由が分からないと柱尾は主張する。
桜に対する明確な呼称の訂正:
  • その言葉を聞いた十亀は、相手に向かって桜のことはチビではないと再び静かに名前を訂正する。
恩人と友達という特別な関係:
  • 桜という存在は、自分にとって大切な恩人であり友達であるのだと十亀はその特別な関係性を明かす。
喧嘩の枠を超えた強さの理解:
  • 桜と出会ったことで、人間の本当の強さというものは決して喧嘩の強さだけではないという事実を教えられたと十亀は語る。
桜の圧倒的な強さの肯定:
  • 総合的な意味において、桜は自分よりもずっと強い存在であるのだと十亀は自らの見解をはっきりと述べる。
意識喪失への気づきと独り言:
  • しかし十亀が話し終えた時には柱尾は既に完全に気を失っており、十亀はもう自分の話を聞いていないかと呟いて技を解く。
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まとめ

第117話は、河川敷方面での十亀と柱尾の一騎打ちにおいて、十亀が本来の圧倒的なタフネスを発揮して勝利を収め、桜への深い信頼を語る話である。
有馬による十亀の怪物性の解説:
  • 戦況を心配する蘇枋に対し、有馬は過去の風鈴高校との戦いでの十亀は実力を制限していただけであり、本来は他者の心配など必要のない怪物のような強さを持つと告げる。
底なしのスタミナと猛攻の描写:
  • 十亀はダンプカーのような圧倒的な速度と威力で柱尾を防戦一方に追い詰め、くしゃみで動きを止める一瞬を除いて底なしのタフネスを見せつける。
カウンターの命中と関節技の逆転:
  • 柱尾は長期戦を嫌って最速最短での撃破を狙い、十亀の突進に合わせて左膝を顔面に命中させて踏みつけるが、十亀は即座に足を引っ掛けて転倒させ、腕挫十字固で拘束する。
桜への敬意と柱尾の意識喪失:
  • なぜ弱い桜に従うのかと問う柱尾に対し、十亀は桜をチビではないと訂正し、恩人で友達であり喧嘩以上の本当の強さを持つと語るが、柱尾は既に気を失っており戦闘は終了する。
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