葬送のフリーレン | 第142話『会敵』ネタバレ | FRIEREN

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原作(Original Story): 山田鐘人×アベツカサ
葬送のフリーレン 漫画 第143話 帝国編 ネタバレ 感想 ルティーネ イーリス ラント ユーベル FRIEREN Chapter 143
葬送のフリーレン 第142話ネタバレ
第141話第143話

葬送のフリーレン 第142話

葬送のフリーレン 漫画 142話 ネタバレ 感想 ユーベル ラント FRIEREN Chapter 142
サブタイトル会敵
配信日2025年8月6日
サンデー2025年36・37合併号
単行本15巻
扉絵ユーベルラント

帝国編 登場人物

フリーレン一行

大陸魔法協会

魔導特務隊

影なる戦士

フリーレン
フェルン
シュタルク
ザイン
ゼーリエ
ゼンゼ
ファルシュ
ユーベル
ラント
リネアール
フラーゼ
カノーネ
ノイ
ヴェーク
ラーガー
グラウ
レーヴェ

クレマティス
ヴァルロス
シュリット
ヴォルフ
ロレ
ガゼレ
イーリス
ルティーネ
クライス

第142話 会敵

『皇帝を謁見する魔導特務隊隊長』
皇帝「舞踏会の進行は?」
フラーゼ「すべて滞りなく。警備体制も十全です。国賓であらせられるゼーリエ様が、陛下にお目通りを願いたいと」
皇帝「従者をやたらと連れてきていたな。余も対抗するべきか?」
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フラーゼ「威厳をお見せするべきかと。魔導特務隊も護衛に付けます」
皇帝「では準備を進めよ。急がなくとも良いぞ。そのほうが威厳も出よう」
フラーゼ「手配します」
皇帝「それともう一つ。フラーゼ、余に何か言い忘れていることがあるのではないか?」
フラーゼ「お伝えしたことですべてです」
皇帝「デンケンを舞台から排除したな。何を企んでいる。水臭い真似はよせ。謀略なら余も一枚噛ませろ。デンケンと取り決めた手筈では、今宵の舞踏会で、余は大魔法使いゼーリエと会談し、友好的な条約の架け橋を結ぶことになっている。其方の手筈ではどうなっている?余は何をすれば良い?」
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フラーゼ「陛下は何も知らずとも。これは私という愚臣が陛下の意に背き、勝手に行うこと」
皇帝「考えを申せ」
フラーゼ「非礼をお許しください。死を賜るというのであれば、どうかすべてが終わったあとに」
皇帝「死を賜る?よく言う。殺し方が分るのであれば、余は疾うに其方を処刑台に送っている。フラーゼ、斜陽の帝国の責を其方一人が背負う必要は無い。今までは見て見ぬふりをしてきたが、デンケンと其方、性質こそ対極であったが、この国を守ってきてくれたことはよく知っている。これまでデンケンに報いてきたように、余も其方に報いたいのだ」
フラーゼ「ならば今まで通り、見て見ぬふりを続けるのがよろしいかと。それに斜陽などではありません。帝国の歴史は千年も続いた。これからも続くのです。この世界の誰もが、魔法を使えるその日まで」
皇帝「これからも続くか…フラーゼ、帝国の現状を誰よりも知る其方ですらそう思うのか。本当に不思議だ。遥か昔から存在し、当然のようにあるものは、滅びる姿が想像できん。それでもこの世に永遠に続くものなど存在しない。それは千年続いたこの偉大なる帝国ですら、きっと例外ではないのだ」
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『ユーベル&ラント』
ラント「ユーベル」
ユーベル「全部却下」
ラント「自分が何をしようとしているのか分かってる?」
ユーベル「会場で戦えば魔導特務隊が動いて全面戦争になるんでしょ。だから影なる戦士が会場にいる限り手が出せない。それでゼンゼは出方を待つ作戦を選んだ。正直あれは追いつめられるだけの悪手だよ。会場にいようがなんだろうが影なる戦士の尻を叩いてでも動かさないと、敵の計画は順調に進んでいく。出方を待つっていうのは、邪魔をしないのと同義だよ。敵が動いたときには、手遅れになっていることだって有り得る。それだけ今回は、分が悪い戦いな気がする。死の臭いがするんだよね」
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ラント「君の主張自体はよく分かる。否定するつもりはないよ。でもそれは会場で暴れていい理由にはならない。確かに敵の計画はめちゃくちゃになるだろうけど、乱戦になる。先鋒の君も含めて大勢死ぬことになるだろうね。だから僕は、もう何度も代案を提示している。君は全部却下したけど。ねぇそんなに死にたいの?」
ユーベル「メガネ君に死んで欲しくないんだよー」
ラント「巻き添えで死んじゃうから代案出してるんだけど。とりあえず冷静に話し合いを…」
ユーベル「ねぇねぇメガネ君。見て。これ全部実剣だ。ここって宮殿なんでしょー。こんな物騒な物あっていいのかな?」
ラント「もしかしたら僕達が気付いていないだけで、まだどこかに武器がー」
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ユーベル「ちょっと、何?」
ラント「それ止めてよ。痛そうだから」
ユーベル「刃が付いてるか確かめただけじゃん」
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ルティーネ「…し、失礼しました。…その、ごゆっくり」
ラント「何人?」
ユーベル「二人」
ルティーネ「対象を目視で確認。リストの該当者です」
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ルティーネ「先制攻撃された?なんで?あー…もしかして顔バレてます?じゃあ何処でそれを知ったのか、吐かせないと駄目ですね」
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『フラーゼ&カノーネ』
カノーネ「フラーゼ隊長、対戦を探知しました。御命令を」
『三つ巴の均衡は、魔導特務隊次第。第38号につづく』
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