名探偵コナン | 第1173話『オバケが出た！』ネタバレ(最新話) | Detective Conan

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原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama) TVアニメ『名探偵コナン』 第1173話ネタバレ
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名探偵コナン 第1173話
サブタイトル	オバケが出た！
放送日	2025年8月30日
原作	アニメオリジナル
脚本	松田千里
OPテーマ	Poker Face (歌: あみゅり)
EDテーマ	Fun! Fun! Fun! (歌: 新浜レオン)
キャスト	役：声優
	江戸川コナン：高山みなみ 吉田歩美：岩居由希子 円谷光彦 ：大谷育江 小嶋元太：高木渉 灰原哀：林原めぐみ 間宮まみ：寺崎裕香 金澤もと子：竹口安芸子 金澤伴治：斧アツシ 三宅晴：逢坂良太
あらすじ	光彦、歩美、元太は向かいのビルの屋上にオバケを目撃！偶然出会った間宮まみから「お手伝い先でオバケを見た」という話を聞き、真相を確かめるため、目撃現場であるまみのお手伝い先・金澤もと子の家を訪れていたのだ。まみ曰く、オバケは毎週決まった曜日に現れ、オバケが出るようになってから無言電話もかかってくるようになったらしい。さらに探偵団が帰宅しようとした矢先、もと子の家の玄関前に無数の足跡が広がっていて……
ネクストコナンズヒント
フォーク
第1173話 オバケが出た！ 円谷光彦「あそこら辺にですか？そのオバケが出たのは」 間宮まみ「うん。この家にお手伝いに来るようになって2週間。毎週木曜日に見ているの。多分、今日も出ると思う」 円谷光彦「ほ…本当に出ました！」 小嶋元太「ひ…人魂まで！」 吉田歩美「消えたよ！？」 間宮まみ「やっぱり出ました」 金澤もと子「全く…あんたのオバケ騒ぎに子供を巻き込んで」 間宮まみ「今日で3回目なんで見間違いなんかじゃありません」 金澤もと子「わかったわかった。信じるわよ」 吉田歩美「あれ？電話していたの？」 間宮まみ「もしかしてまたですか？」 吉田歩美「またって？」 金澤もと子「最近、2週間くらい前かしら…いたずら電話がかかってくるの」 円谷光彦「それってオバケが出るようになった時期と同じですよね？」 小嶋元太「まさかオバケからの電話ってことか？」 金澤もと子「そんなことあるかい。電話は無言だよ」 探偵団「お邪魔しました！」 間宮まみ「駅まで送ります」 円谷光彦「ええっ！」 小嶋元太「何だこの足跡！？」 吉田歩美「もと子さん、私たちが2階にいる間に誰か来た？」 金澤もと子「いいや」 吉田歩美「もしかしてオバケの足跡？」 小嶋元太「俺の靴より先が丸っこいな」 円谷光彦「オバケに足ってないイメージですけど」 三宅晴「お待たせしました」 円谷光彦「本当にご馳走になってもいいんですか？」 間宮まみ「もちろん。探偵団への必要経費よ」 吉田歩美「ありがとう。きっとすぐ解決するからね」 吉田歩美「ねぇ？コナンくん」 コナン「へへへ…」 小嶋元太「最高だ！このビーフシチュー！」 円谷光彦「あの、つかぬ事を伺いのますが、このビルの屋上で人影を見たことはありませんか？」 三宅晴「屋上で？シェフ、屋上って入れないですよね？」 金澤伴治「ああそうだね」 三宅晴「屋上に出るドアが開かないんだよ。ずっと前から壊れてるみたいで」 金澤伴治「屋上がどうかしたのかな？」 小嶋元太「実はよ…このビルの屋上にオバケが出るんだ」 「ええっ！？」 間宮まみ「本当なんです。人魂もセットで出るんです。私、3回も見てて…」 金澤伴治「僕たちは見ていないし、そんな話も聞いたことがないね。見間違いじゃないかな」 三宅晴「あれ？君たち何やってるの？危ないよ。ここにいたら」 「はーい」 金澤もと子「メンバー増員かい？」 コナン「ちょっとお家を見せてもらってもいい？」 金澤もと子「好きにしなさいな」 コナン「足跡はどんな風についてたの？」 円谷光彦「実は写真を撮ってあります」 コナン「で、その足跡はこの辺まであったんだよね？」 間宮まみ「うん。そうだよ」 灰原哀「料理人なんですね」 円谷光彦「あっ！超有名店って紹介されてますよ」 金澤もと子「昔の話さ」 吉田歩美「すごーい」 コナン「さっき何か見ながらお料理してたけど、じゃああれって…」 金澤もと子「私が書いた門外不出のレシピノートさ。過去に何人も見せてほしいって言ってきたけど、断ってきたの」 金澤もと子「私の宝物だよ」 ☎『電話のベル』 金澤もと子「今日こそカツンと言ってやる！」 金澤もと子「もしもし？もしもし？いたずらはやめて頂戴！」 『回想』 金澤もと子「もしもし」 犯人「オレだよ、オレオレ！」 金澤もと子「あら、あんたかい？」 犯人「事故起こしちゃってさァ、金が必要なんだ」 金澤もと子「大変じゃないの。いくら要るの？お金はどうすればいいんだい？」 『私はのかったフリをして待ち合わせ場所を決めて』 金澤もと子「残念だったね。私には子供はいないんだよ」 『そのあと電話をかけてきた親玉も逮捕されてね』 『私はオレオレ詐欺撃退で表彰されたんだよ』 『現在』 金澤もと子「新聞にも載ったから…多分」 コナン「逆恨みされてる可能性があるんだね」 吉田歩美「じゃあ電話はオレオレ詐欺の犯人から？」 円谷光彦「もしかして足跡もオバケではなく…」 コナン「やっぱりオバケじゃなくて人間の仕業。電話も同じ人物からだ」 吉田歩美「どうしてわかるの？」 灰原哀「このケースを積み上げて足場にしたら梯子に手が届くわ。屋上には外から上れるのよ」 円谷光彦「なるほど。だから同じ曜日にしか現れなかったんですね」 小嶋元太「どういうことだよ」 コナン「配達の曜日が決まっているからさ。木曜日はランチ営業のみだったろ？食材を入れ替えたり仕込みの日なんだろうな」 灰原哀「こういうケースは翌日回収されることが多いわよね」 間宮まみ「え？じゃあ犯人がオバケを演じてたってこと？」 コナン「演じていたわけじゃなくて、たまたまそう見えたのさ」 コナン「その人物は上半身が黒、下半身が白い服装をしていて、屋上からスマホで電話をかけていたんだ。だからオバケの斜め上に人魂が出たように見えたのさ」 間宮まみ「なんで屋上から？」 コナン「おそらく…もと子さんの家を見張っているんだよ」 小嶋元太「でもどうやって突然現れたり消えたりしたんだ？」 コナン「そこはまだわからねぇけど」 間宮まみ「その犯人がさっきここから電話をかけていたんならまだ近くにいるんじゃないかな？」 小嶋元太「みんなで手分けして探そうぜ！」 コナン「そうだな」 小嶋元太「大変だ！」 間宮まみ「もと子さんが危ない」 間宮まみ「そこまでよ！」 「すみません！ご迷惑でしたか」 間宮まみ「いや…あの…人違いでした」 小嶋元太「あれ？この匂いは…」 吉田歩美「元太君たち遅いね」 「！！」 円谷光彦「大丈夫ですか？」 吉田歩美「ってことはオレオレ詐欺の犯人がこのお兄さんってこと？」 円谷光彦「雨です」 コナン「ケースを集めるのを手伝ってくれ。もう一回屋上を確認したいんだ」 三宅晴「うう…」 円谷光彦「大丈夫ですか？あの…ここで何を？」 三宅晴「少し前にシェフが梯子で下りて来るのを見たんだよ。屋上のオバケの話を聞いたばっかりだったから…何をしていたのか気になって…確かめようと思ったんだ」 間宮まみ「みんな！元太君見なかった？」 吉田歩美「一緒じゃなかったの？」 間宮まみ「色々あってもと子さんの家の前まで行ったんだけど、そこで晩ご飯のビーフシチューを味見させてもらって…そしたら元太君、このレストランの味と同じだって言いながら急に飛び出して行ったの」 円谷光彦「はっ！下半身のみ白です。なるほど、エプロン。だから急に現れたり消えたりできたんですね」 間宮まみ「どういうこと？」 円谷光彦「エプロンって前側しかないじゃないですか。向きを変えるだけでいいんですよ」 間宮まみ「そっか！」 吉田歩美「これ元太君の足跡じゃない？」 円谷光彦「レシピを盗んだことに気づいた元太君はここに来てシェフを問い詰め」 間宮まみ「そして連れ出された」 吉田歩美「秘密を知った元太君の口封じをするために…」 「元太君が危ない！」 間宮まみ「見つけた！」 円谷光彦「そこから離れてください！」 吉田歩美「元太君を食べても美味しくないよ！」 金澤伴治「え？」 コナン「違うんだよ。確かにまみさんとみんなが見たオバケの正体はシェフだ。屋上に証拠が残されてたしな。雨で足跡が浮かび上がっていたんだ。もと子さんの家の前にあったものと同じ足跡だった。屋上で防水スプレーをかけたんだろうな」 金澤もと子「何だい、騒がしいね…はっ！」 小嶋元太「シェフはもと子さんの息子なんだってよ。だから料理が同じ味だったんだ」 「えぇーっ！」 金澤伴治「20年前、店の方針のことで母と大喧嘩の末、家を出た私は」 金澤伴治「長年ホテルのシェフとして働いていました。意地になっていた私は母と一切連絡を取りませんでした」 金澤伴治「数か月前、ホテルを辞めて自分の店を持つことになったんですが、実家の近くの物件をたまたま見つけてそこに決めました」 金澤伴治「母さんの様子をこっそり見たかっただけなんだ」 間宮まみ「でも何で電話を？そのせいで結構ややこしいことになったんですけど」 コナン「まみさんが来たからだよ」 間宮まみ「私？」 コナン「ある日、急にもと子さんの姿が見えなくなって、代わりに2階にはまみさんが現れるようになった。事情がわからない伴治さんは焦って電話したんだ」 金澤伴治「電話をすると母が出るから家にいることがわかって安心したんだけど…でもやっぱり心配で…知らない人影が2階に現れる度つい電話を…でも自分だと言い出せなくて…先週はついに家まで行ったんだけど中には入れなくて…」 吉田歩美「どうしようってウロウロしたからたくさん足跡がついたんだ」 金澤伴治「今日みんなが来てオバケ騒ぎになってると知ってもう屋上から見るのは最後にしようと覚悟を決めて母に電話したんだけど切られてしまって…」 金澤もと子「やれやれ…何でそんなまどろっこしいことを…」 コナン「もしかして伴治さん、もと子さんが表彰された新聞を見たんじゃない？」 金澤伴治「もう母さんの中では自分はいないことになっているんだとショックでね…それでなかなか…」 金澤もと子「バカだね…そんなの犯人を観念させるための方便に決まってるじゃないか」 吉田歩美「もと子さん、シェフのこと忘れてなかったよ。だって古い子供用のフォークとスプーン大切にとってあったもん。宝物みたいに」 金澤伴治「母さん…」 小嶋元太「最初から素直になればよかったのに」 金澤伴治「本当に私のせいで申し訳ない。こうしてここに来られたのは元太君のおかげだ。ありがとう」 小嶋元太「俺？」 吉田歩美「元太君お手柄！」 間宮まみ「すごいすごい！さすが少年探偵団」 小嶋元太「へへへ…さすがって」 金澤伴治「今日はお礼だからたくさん食べてってね」 「いただきまーす！」 金澤伴治「息子にはまだまだ負けてられないよ。味で勝負さ」 コナン「はは、よかったよかった」
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