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Detective Conan | |||
原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama)![]() TVアニメ『名探偵コナン』 第1171話ネタバレ | |||
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名探偵コナン 第1171話![]() | |||
サブタイトル | 執事になった理由(前編) | ||
放送日 | 2025年8月16日 | ||
原作 | 第1113話 執事と謎 第1114話 執事とお嬢様 第1115話 執事と探偵 | ||
OPテーマ | Poker Face (歌: あみゅり) | ||
EDテーマ | Fun! Fun! Fun! (歌: 新浜レオン) | ||
キャスト | 役:声優 | ||
江戸川コナン:高山みなみ 伊織無我:小野大輔 大岡紅葉:ゆきのさつき 服部平次:堀川りょう 遠山和葉:宮村優子 男:青山穣 乗客:斉藤志郎 暴漢:中西正樹 公安:小田敏充 | |||
あらすじ | 蘭に会うために東京へ向かう新幹線に乗っていた平次と和葉。そこには、何故か大岡紅葉と執事の伊織無我の姿もあった。実は平次が東京へ向かうという情報を入手した伊織が、紅葉のために隣の席を確保していたのだった。四人が話していると、酔っ払いが伊織にビールをかけてしまう。シミ抜きのために洗面台へ向かった伊織は、スマホの忘れ物を発見して着信に出るが……。車内で発生した殺害事件。伊織の過去を知る犯人の目的とは? | ||
ネクストコナンズヒント | |||
絆創膏![]() | |||
第1171話 執事になった理由(前編)![]() ![]() 服部平次「あーくそ!また紅葉の勝ちや!やってられへんわ」 ![]() 伊織無我「ではカルタはいかがでしょうか?取り札と読み札、どちらもご用意しております。読手は僭越ながら紅葉様の執事である私めが」 ![]() 服部平次「こんな狭いトコでカルタなんかできるかボケェ」 大岡紅葉「平次君は葉っぱちゃんの付き添いですか?」 服部平次「そうや」 ![]() コナン《蘭の奴、絶景スポット探してたぜ?》 ![]() 服部平次《そ…そんなん興味ないけど東京付き合うたるわ》 ![]() 大岡紅葉「用がないと乗ったらあきまへんの?」 ![]() 服部平次「まあ鉄子とかやったら構へんけど」 ![]() 大岡紅葉「ほんなら丁度明日、東京で百人一首の試合があるからってコトにしときましょか?」 服部平次「何や、試合があるんか?頑張りや」 大岡紅葉「おーきに♡」 ![]() ![]() ![]() 大岡紅葉「(当たり前です。“平次君がこの新幹線で東京に行こォとしてる”て伊織が聞きつけたすぐ後に)」 ![]() 大岡紅葉「(空いた席をみんな予約して平次君が乗車券を買いに来はったタイミングで二席だけキャンセルしたんですから)」 伊織無我「(さすがに濡らしたハンカチで拭いただけじゃビールのシミは落ちないか。とりあえず袖をまくってごまかすか)」 ![]() ![]() 大岡紅葉《小も大も兼ねるんです。元気にウチを守ってもらわなあきませんし》 ![]() ![]() 伊織無我「(ん?スマホの忘れ物?)」 ![]() 📱伊織無我「もしもし?私はこのスマホの持ち主ではありませんが、もしもこのスマホをお探してでしたら」 ![]() 📱「いや、お前にかけているんだよ。公安の伊織さんよォ。おっと今は大岡家の執事だったか」 📱「その前にお前のスマホの電源を切って通路のゴミ入れに捨てろ」 ![]() 📱「お嬢様にメールでも打たれたら困るからな。スマホを捨てたらお前の席の前の車両、14号車へ向かえ」 ![]() 📱伊織無我「まさかこの遺体の処理をしろとでも言うんじゃないだろうな」 ![]() 📱「そんなオヤジの死体なんざどーでもいいさ。その男が持っているはずのUSBメモリー、そいつを見つけたらスマホが置いてあった洗面台に置き、お前はその死体の横で待ってろ。USBメモリーの中身を確認したらお嬢様は解放してやる。終点東京まであと2時間足らず。お嬢様をその男のようにしたくなければ頑張るんだな」 ![]() 伊織無我「(心臓を刃物で刺されている。凶器は恐らくさっきお嬢様の後ろで見せた血まみれのナイフ。遺体にかなり抵抗した痕跡が残っているのを踏まえると)」 ![]() 伊織無我「(最初は被害者にナイフを突き付けてUSBメモリーを出させようとしていたが)」 ![]() 📱「どうだ?見つかったか?」 📱伊織無我「いや、靴の中も調べたがUSBメモリーは見つからなかったよ」 📱「じゃあやっぱりその男の手荷物の中か」 📱伊織無我「手荷物?そういえば被害者の席はここじゃないようだが」 ![]() 📱「ああ。その男の席の周りには割と人がいたから脅すのに都合が悪くてよ、トイレから出た所をナイフで脅して空いていたその席に連れ込んだのさ」 ![]() 📱「その男の本当の席はその車両の前から2列目の向かって左の窓側の席だ」 ![]() ![]() 伊織無我「(鶴城疑惑といえば、収賄の疑いがかかった鶴城議員の秘書が全ての罪は自分にあると遺書を遺し投身自殺した…)」 ![]() 服部平次「アンタ何してんねや?こんなとこで。アンタ、紅葉の執事やろ?全然戻って来ぇへんから心配しとったで。ちゅうか、その席も荷物もアンタのとちゃうやろ?」 📱「おい?何だそのガキ。上手く誤魔化して追い払え」 ![]() 伊織無我「実は車内で古い友人に会ったんですが、名古屋で下車した後で荷物を車内に忘れたことに気がついたそうで、その荷物を見つけ預かっておいてくれと電話で頼まれまして。こうして本当にその友人の荷物かどうか開けて確かめていたんですよ。納得されましたか?」 ![]() 服部平次「それやったらしゃーないのォ。用が済んだから早よ帰って来いや」 伊織無我「ええ」 ![]() 服部平次「あ、コナン君か?やっぱりオレらの思た通りやで」 ![]() コナン「ああ。間違いねぇな」 ![]() 📱「おいどうだ?まだUSBメモリーは見つからねぇのか?」 📱伊織無我「ああ。このアタッシュケース、本当に後ろの席でお前達が殺した男性の物なのか?」 📱「ああそうだ」 ![]() 📱伊織無我「他に別の荷物を持っていたとか?」 📱「いや、それだけだ。この新幹線に乗車する所からバッチリ見てたんでな」 📱伊織無我「じゃあ元々USBメモリーなんて持っていなかったのでは?」 ![]() 📱「そんなはずはねぇ。あの男、日売新聞社に電話して大声で“事件の真相がバッチリわかる特ダネのデータを持って行くから待ってろ”って豪語してやがったからな」 📱伊織無我「(思った通りUSBメモリーの中身は鶴城疑惑の真相がわかる何かの証拠か)」
![]() 📱「とにかく余計な事は考えずUSBメモリー探しに専念しろ。大切なお嬢様があの男みたいにならねぇように。脅しじゃねぇぜ?こっちは一人殺っちまってるからよォ…あの娘の細ぇ首なんざ片手でスパッとだ。まあ気合入れて頑張りな、元公安の伊織さんよ」 ![]() 伊織無我「(やはりこの声どこかで…あれは確か私がまだ公安だった頃…)」 ![]() 『3年前』 ![]() 伊織無我「こちら伊織。母屋の方は制圧した」 ![]() 📱「お前一人でか?流石だな。こっちは人質を取って離れに立てこもってる奴が2、3人いる。加勢に来てくれよ」 ![]() 伊織無我「行きたいところだが、さすがにつかれたよ。少々深手を負ってしまったし…」 ![]() 伊織無我「昨夜、別件の資料に目を通していてあまり寝てないんだ。まさかこんなことになるとは思ってなかったんでね」 ![]() ![]() 大岡紅葉「それはこっちのセリフです。ウチは大岡紅葉。アンタはどちら様ですか?」 ![]() 伊織無我「紅葉?大岡元総理のお孫さんか。私は公安の伊織という者で」 大岡紅葉「公安言うたらお巡りさん?」 ![]() 伊織無我「ああまあ…来週、元総理がこの別荘に一週間滞在されるということで、ここの警備体制を練ろうと他の公安警察官と下見に来たんですが、何故か暴漢が大挙して襲ってきてこの有り様というわけです」 ![]() 大岡紅葉「変やなァ。お祖父様は色んな人から恨みを買うてはるて聞いてますけど、今日は来てはらへんのに」 伊織無我「君は何故ここに?」 ![]() 大岡紅葉「新しい別荘が出来たみたいやから覗きに来たんです。“どーせやったらいつもお祖父様が使ってはる車で行きたい”ってワガママ言うてなァ」 伊織無我「(それで暴漢連中は元総理が来たと勘違いしたんじゃ…)」 ![]() 大岡紅葉「アフタヌーンティーを済ませたら帰るつもりやったから、この床下の穴に隠れてお給仕さんをビックリさせようと思てましたのに全然来はらへんくて」 ![]() 📱伊織無我「こちら伊織。確かお前、裏口の辺りにいたな?」 📱「ああ。今やっと制圧してこれから離れに応援に向かう所だ」 📱伊織無我「じゃあ今から娘が一人勝手口から出て行くから保護を頼む。事情はその娘に聞いてくれ」 📱「了解」 ![]() 伊織無我「ではそういうことだから勝手口から出て行くといい。じゃあなお嬢さん」 ![]() ![]() 暴漢A「どこだ!?出て来い。隠れても無駄だぞ。本当に孫娘はいるんだろうな?」 暴漢B「ああ。捕まえた運転手が喋ってたからな」 ![]() 伊織無我「(一時間経ってる?アラームに気づかなったのか!?まさか暴漢たちに加勢が?他の公安警察官は大丈夫なのか!?あの娘は無事に…)」 ![]() 伊織無我「え? 何故逃げなかったんだ?」 大岡紅葉「だってケガの手当てしてたら悪い人が入ってきてもうて」 ≫関連記事:第1113話 執事と謎![]() ![]() 大岡紅葉「“大は小を兼ねる”て言いますけど、小も大も兼ねるんです。計量カップやってそうやと給仕さんたちが言うてはりました。お陰で持ってた絆創膏みんな使てしもたけど…時計のアラームも止めさせてもらいました。ぐっすり寝てはったから」 ![]() 伊織無我「でも何故手当てを?」 大岡紅葉「当たり前です。アンタには元気にウチを守ってもらわなあきませんしなァ」 ![]() 暴漢B「床下から声がしねぇか?」 第1114話 執事とお嬢様 第1115話 執事と探偵 | |||
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