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FRIEREN | |||
原作(Original Story): 山田鐘人×アベツカサ![]() 葬送のフリーレン 第143話ネタバレ | |||
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葬送のフリーレン 第143話 | |||
サブタイトル | 読み合い | ||
配信日 | 2025年8月20日 | ||
サンデー | 2025年38号 | ||
単行本 | 15巻 | ||
帝国編 登場人物 | |||
フリーレン一行 | 大陸魔法協会 | 魔導特務隊 | 影なる戦士 |
フリーレン フェルン シュタルク ザイン | ゼーリエ ゼンゼ ファルシュ ユーベル ラント リネアール | フラーゼ カノーネ ノイ ヴェーク ラーガー グラウ | レーヴェ 爺 クレマティス ヴァルロス シュリット ヴォルフ ロレ ガゼレ イーリス ルティーネ クライス |
第143話 読み合い『警戒しながら軽快に。影を捉えて離さない』 フェルン「次はあっち」 シュタルク「おう。さっき出て行った連中を除いても、やっぱり3人足りねぇな」 フェルン「クライス、ヴァルロス、ロレですね」 シュタルク「ロレって奴は来てると思うか?」 フェルン「半殺しにしたのでわかりません」 シュタルク「怖いって…」 フリーレン「他の敵も動き始めた。私たちもそろそろ行くよ」 ゼンゼ「ファルシュと合流したら、あとは彼の指示に従ってくれ。水面下での戦いが始まります」 ゼーリエ「いよいよだな。先陣はラント達か。そういえば遊撃を許した理由を聞いていなかったな」 ゼンゼ「恐らくユーベルには自覚は無いでしょうが、あの二人は対戦士において高い優位性を持った魔法使いです。私と同じで」 ゼーリエ「上出来だ。あとは敵が想定を上回るほど、強大でないことを祈るばかりだな」 『魔導特務隊』 カノーネ「フラーゼ隊長、交戦を探知しました。戦闘区域を認識阻害結界で隔離…いや、既にその必要は無いようですね」 「…あれ、何しに来たんだっけ?」 フラーゼ「偶発的な戦闘にも関わらず、影なる戦士と大陸魔法協会、その両者が戦闘区域の隠蔽に動いた。不測の事態でも統率に乱れがない。敵は中々優秀なようですね」 『影なる戦士』 ルティーネ「クレマティスさん、すみません。交戦を開始してしまいました。現在」 クレマティス「事情はわかっている。今回の戦闘指揮は私だ。通信を通してすべて聞いていた」 ルティーネ「では改めて、交戦の許可をお願いします」 クレマティス「やむを得んな。交戦を許可する」 『魔導特務隊』 カノーネ「今なら影なる戦士も捕捉できます。フラーゼ隊長、御命令を」 フラーゼ「探知を継続し、戦勝を監視。待機せよ」 『ユーベルVSルティーネ』 ユーベル「…へぇ」 ルティーネ「(やっぱり。壁や天井は切れているのに、鎧一式は切れていなかった。どういう性質かはわからないけど、この魔法は盾で防げる)」 ユーベル「なんか分析されてるような気がするんだよねー」 ルティーネ「(本当に軌道が予測できない。でも盾を避けた)」 ユーベル「これは相性が悪そうだ。楽しくなってきた」 『ラントVSイーリス』 イーリス「(何その攻撃、あたしの針勝手に使わないでよ。相性最悪だな。一般攻撃魔法(ゾルトラーク)の耐性装備の弱点を突くような姑息な戦い方、何よりこいつ毒針が効かない。それにあの二人、どちらも魔法使いの反応速度じゃなかった。理由を考えないと。それがわからないとたぶん負ける。あっちは恐らく感覚型。思考する前に魔法が使えるから、その分、反応速度も早い。こっちはどういう理屈だろ。同じ感覚型には見えないけど。毒が効かないんだよな。なんでだ。耐性があるようにも見えないし…) あ、実体じゃないのか。そっか、あんたは逆なんだ。考えていないんじゃない。思考するだけで動けるから速いんだ」 ラント「魔法使い以外が相手なら、こういう戦法も通用すると思っていたけれども、まさかもう実体じゃないとバレるとはね。お陰で形振りを構う必要が無くなった。眠れ」 イーリス「ごめんね。あたしどんなに痛くて苦しくても、意識だけははっきりしてるんだ。というかなんで」 ラント「(…防御魔法の反応速度だと間に合わない。こいつの相手が僕で良かった。でもどうする?ファルシュからの情報で、毒に耐性があるとは聞いていたが、それを除いても想定を超えるタフネスだ。これが影なる戦士か。このままだと消耗戦。そうなれば勝ち筋が無くなる。それに…)」 イーリス「ねー、実体じゃないんだよね。なんで急所(くび)守ったの?」 ラント「(…こいつは想像以上に頭が切れる)」 『ユーベルVSルティーネ』 ユーベル「(流石にまずいかも…戦士ってこんなに速いんだ。動きを封じるにも目で追うのがやっとだし、何よりあの盾が邪魔だ。見た者を拘束かる魔法(ソルガニール)の発動条件は視界に全身を収めること。そして衣服は身体の一部。私もその認識だし、ヴィアベルも間違いなくそういう認識で使っていた。でも盾は、障害物にしか見えない。だって切れないじゃん。相打ち覚悟で飛び込めばなんとかなりそうだけど、メガネ君そういうの嫌がるだろうしなー。…やっぱり戦局を変えるとしたらあっちか。こっちと違っていい勝負してるし。でもなんでだろ。メガネ君の動きってかなり分かりやすいと思うけど。魔力の流れを読めば先読みなんて簡単に…ああ、そうか。こいつら魔力探知が使えないんだ。五感、それも目視に大きく頼っている。対して私の視線は自由。タイミングを見極めるか)」 『戦い方が示す異なる生き様。第40号につづく』 | |||
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