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Kagurabachi | |||
原作(Original Story): 外薗健(Hokazono Takeru) カグラバチ 第54話ネタバレ | |||
カグラバチ 第54話 | |||
サブタイトル | 友情 | ||
配信日 | 2024年10月21日 | ||
ジャンプ | 2024年47号 | ||
登場人物 | 六平千鉱 (ろくひら チヒロ) 昼彦 (ひるひこ) 幽 (ゆら) 柴登吾 (しば とうご) 漣伯理 (さざなみ はくり) 座村清市 (さむらせいいち) 漆羽洋児 (うるは ようじ) 巻墨 (ますみ)/女 巻墨 (ますみ)/男 | ||
第54話 友情『語るのは毘灼の頭領 幽』 幽「神奈備の動向は概ね掴めた。襲撃に備え各慚箱に戦力を追加したようだが、そのうちの一つに異分子である六平千鉱を選ぶとは、奴らかなり余裕がないな。…未だ掴めないのは柴登吾の行方。妖術師の中でもわかりやすくピンキリはあるが、その天井を叩いてるのはあの男だ。三年前も出し抜くのにかなり苦労した。こちらは引き続き探らせる。…なんにせよ神奈備が東京本部の人員を頑なに動かさないのはやはり“剣聖”の保護…いや幽閉場所が東京にあるからだろうな。あの老人たちの牙城は硬いぞ。本部を崩すには妖刀が最低条件だな」 「…契約者を殺すのは大前提なわけでしょ。…よかったの?そんな大事な仕事を昼彦に任せて」 幽「…どうかしたか?」 「漆羽たちと接触はできたんだけど昼彦の奴…」 昼彦からのメール《ちょっと六平千鉱とあそぶ^_^ ウルハは寺に行きました^_^ 演劇見てる》 幽「だがちゃんと兵隊を動かしてはいるんだろ?なら問題ないじゃないか。むしろ良い機会だ。昼彦の戦闘の才は宝物だ。強力とは言えない妖術を持ちながらあそこまで昇華させた。あの子なら妖刀もすぐにモノにする。だがあまり世に触れさせてやれなかった分、精神的な未熟さは大きい。妖刀を得る前に六平千鉱と対話しておくのはあの子にとってプラスになる」 「でもせっかく長らく準備してきたのに…これで昼彦が負けたりしたらどうすんの」 幽「心配するな。代案はいくつかある。切り札を含めて。あの子が失敗してもいいようにこさえた準備だ。心に余裕を持っていこう。昼彦には失敗も敗北も敵の考えもぜひ食らってみて欲しい」 『チヒロVS昼彦』 六平千鉱「さあ話せ。何もかも」 昼彦「(奴が鶴の攻撃を受けた後、突然…視界が暗く…) 何をした」 六平千鉱「お前は視界を覆う紙を通じて俺の位置を感知していた。それと同じことをしたまでだ。大量の金魚で空間を満たし、紙を通した視界を奪いつつお前の位置を感知した」 昼彦「それができるならなんでわざわざ鶴を受けた」 六平千鉱「空間に散らばる紙をそのまま鶴に変えて来ないのを見るに鶴は手元で折る必要があるんだろ?そしてその火力は一度きり。俺を攻撃した後の鶴は全て停止している。すぐに空間を覆う涅を使わなかったのはこの状態に陥った後、未使用の鶴が残っていれば躍起になって誰かを攻撃するかもしれない。だから大きなスキを見せ全ての鶴に役目を終えさせた。…そして」 昼彦「(なんだよ)…それでそこまでするか。奴らを傷つけないために。それでも結局俺たちだけなのに」 六平千鉱「彼らが無事なら構わない。…あの目は仕方ない。殺しは最悪だ。俺はお前と同じ側にいる。ただ」 昼彦「(なんなんだ…こいつは正真正銘殺しに生きる人間だ。二人きりになれたんだ。それなのに)」 六平千鉱「お前らの所業はより強く否定する」 昼彦「(なのになんだ!) 殺しは殺しだろ」 六平千鉱「殺しの全てが同じはずがない。それは許せない (もしこいつらの所業と全ての殺しが同じとするなら英雄の信念まで否定することになる)」 昼彦「(こっち側なんだろ。なんで俺のことを理解しないんだ。二人きりで共感できないのなら俺は…) 同じだろ」 六平千鉱「違う。だから殺し合う」 昼彦「(…そうか。違うから殺し合うんだ。そういうことか。だから2人きりで殺し合うんだ。全力でぶつかる。これが友情!) 俺たち毘灼は十名の妖刀師によって構成される小組織だ」 六平千鉱「……」 昼彦「お前が話せと言ったんだろ」 六平千鉱「…続けろ」 昼彦「率いるのは幽という男。楽座市で挨拶は済ませてるよな。目下の計画はご存知慚箱の襲撃。今回の作戦にあたっては野良の妖術師を68人雇っている。雫天石の武器のストックは34固。そして今回毘灼のメンバーを含んだその戦力の全ての指揮権は俺に委ねられている」 幽「…そうくるか…まあ各慚箱の警備は固まってきてる。その他の対策も強めてるはずだし、いい判断だとは思う。いい判断だとは思うが、そこまで行くと博打だな。4つの慚箱に配分してちょうど対抗できるように用意した戦力なのにあの子らしい全ベットだ。心は踊るがそこまだ仙沓寺にこだわるか…よほど切り札が気に入らないみたいだな」 昼彦「個人的な理由もあってな、その戦力は全て仙沓寺に送ったよ。悪いな俺だけ…こんなザマで。もうすぐ同じ土俵に立つ。準備はできてる。今度こそお前と対等に殺し合う」 『仙沓寺』 漣伯理「敵が投入され続けている。ここにも到達するぞ」 漆羽洋児「まずいな」 巻墨(男)「避難に尽力した方がいい」 巻墨(女)「移動しながら回復はできない」 漆羽洋児「まだ十分しかたってない」 巻墨(女)「準備は」 巻墨(男)「進めてる。もう直だ」 『座村VS毘灼』 「おっと、罰当たるかな?」 座村清市「…罰ァ今俺が下してやる」 『混乱の中現れたのは最初の街にいた松のおじさん…!?』 カグラバチ キャラクター一覧 カグラバチ コミックス一覧 | |||
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