薬屋のひとりごと | 第12巻63話『狩り(後編)』ネタバレ | ビッグガンガン

KUSURIYA
原作(Original Story): 日向夏×ねこクラゲ
薬屋のひとりごと 12巻63話 じんし 壬氏 猫猫 狩り ネタバレ 原作 漫画 ねこクラゲ The Apothecary Diaries chapter 63
薬屋のひとりごと 第63話ネタバレ
第63話 狩り(後編)
薬屋のひとりごと 12巻63話 じんし 壬氏 猫猫 狩り ネタバレ 原作 漫画 ねこクラゲ The Apothecary Diaries chapter 63
単行本第12巻
ビッグガンガン2023年 Vol.07
配信日2023年6月23日
登場人物猫猫(マオマオ)
壬氏(ジンシ)
STORY
薬屋のひとりごと 12巻63話 じんし 壬氏 猫猫 狩り ネタバレ 原作 漫画 ねこクラゲ The Apothecary Diaries chapter 63
猫猫「いただきます」
猫猫「(妙に子供じみた仕草をする時がある)」
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猫猫「あれは一体なんだったのでしょうか?」
壬氏「飛発(けんじゅう)だな」
猫猫「飛発といえば火薬を使った戦で使われる武器のはずだが」
壬氏「一回撃つごとに準備が必要になる。それがあの間隔で撃たれていたから複数犯だろう。だから何人潜んでいるかわからない森を避け崖から飛び降りた」
猫猫「(それに飛び降りる途中にも飛発の音が聞こえていた。あれが誤射だったとは思えない。この男、想像以上に偉いだろうが面倒には巻き込まないでもらいたい…いや的になりそうな場所に連れ出したのはこちらか…山荘から離れるほど狙いやすくなったはずだ。申し訳ないことをした。小動物の骨が転がっているところを見ると滝の裏側へ入ったはいいものの水流が激しくて外へ出られなくなったのだろう) 壬氏さま、ここから出る方法もわかりますか?」
壬氏「普通に滝壺を泳ぐ手がある」
猫猫「私には難しそうです。あまり泳ぐのは得意ではないので」
壬氏「奥の天井に山荘近くの洞窟につながる穴がある。度胸試しで飛び降りたものはだいたいそこから引き上げられる」
猫猫「それって高順さまは知っているのですか?」
壬氏「高順は俺がこんな遊びをするのを嫌がったからな」
猫猫「(高順の目を盗んで遊んでいたのか)」
壬氏「馬閃ならわかっていると思うが、頭が固いからすぐ気づくかどうか…何か知らせる術があればわかるだろうが」
猫猫「(壬氏の体力なら泳いで渡れないこともないだろうが狙撃手たちが滝壺の近くを探していたら危険だ) 天井の穴に向かって大声で助けを呼ぶのはどうでしょうか」
壬氏「よほど近くに寄らないと聞こえない。一日中、叫び続ければ誰か気付くかもしれない」
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猫猫「(そううまくいくものではないか…高さが九尺といったところか…壬氏の背丈が六尺はあるが飛び上がるには少しきつい)」
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猫猫「(何を考えているのか…)!できませんよ。立場があります (壬氏を足蹴にしたことが水蓮にでもばれたらどうなるかわからない)」
壬氏「おまえが下になったら潰れるぞ」
猫猫「しかし」
壬氏「やれ」
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猫猫「(そう言われたら)」
壬氏「おまえもっと太ったらどうだ?」
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猫猫「今言うことじゃないです (湿っていてぬるついているが指を引っ掛ければ) いけそうです。立ちます」
壬氏「よし」
猫猫「(蛙程度で) あっ」
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壬氏「おっおい!」
猫猫「(痛…くない。代わりに微かに香の匂いが……これだけ密着していたら心音が聞こえてしまいそうだ。しかしそんなことより)」
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猫猫「(これはなんだ?さっきの蛙か?にしては少し大きいような)」
壬氏「ん…す…すまないがその手をどかしてくれないか?さわりがあるんだが」
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猫猫「(さわり…?あるわけない。後宮に立ち入る宦官にはあってはいけない。だがある)」
壬氏「ある意味手間が省けたということか」
猫猫「(宦官らしくない無駄な肉のない武人のように鍛錬された体、それを知っていた。だからこそあえて気付かないようにしていたのかもしれない。傾国の美貌を持つこいつが本当は“宦官ではない”という可能性に)」
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壬氏「おまえに伝えたいことがある。今回ついてきてもらったのもそのためだ」
猫猫「(あ、これ以上は聞いてはいけない。後宮内に宦官ではない男がいて、妃に手を出して子を孕ませたらどうなる?これまで散々面倒ごとを我慢してきたが、そんなことを知れば墓まで持っていくことになる。流石にそんなところまで付き合う気はない!)」
壬氏「俺は」
猫猫「申し訳ありません。蛙をつぶしてしまったかもしれません」
壬氏「…蛙?いや蛙では…」
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猫猫「蛙が頭から降りてきて姿勢を崩してしまったんです。かばってくださりありがとうございます。お怪我はありませんか?(そうだ、あれは蛙だ) さあ早くここから出ましょう」
猫猫「(…ん?) 手をどけていただけないでしょうか?」
壬氏「誰か蛙だと?」
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猫猫「(はしたない格好!しかし負けるか!) 蛙でなかったらなんでしょう?」
壬氏「蛙はもっと小さいだろう?」
猫猫「いえこの季節そこそこ大きい蛙などたくさんいます」
壬氏「そ…そこそこ」
猫猫「ええ、そこそこです。そこそこの蛙でなかったら、そこそこのなんですか?」
壬氏「おい、何手をぬぐっている!」
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猫猫「いや蛙って気持ち悪いでしょう。粘液を出しますし」
壬氏「きもっ…誰が粘液だ💢はぁ…そうだな」
猫猫「(勝ったか?何事も知りすぎるのは良くない。今後も必要以上の秘密はいらない。高官の上司が何をしようと私は何も知りませんと、分相応にそう言える下女がお似合いだ)」
壬氏「確認してもみるか?」
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