呪術廻戦 | 第18巻159話『裁き』ネタバレ | 日車寛見登場

Jujutsu Kaisen
呪術廻戦 漫画 159話 日車寛見 Jujutsu Kaisen Chapter 159 Hiromi Higuruma JJK
原作漫画『呪術廻戦』第159話 ネタバレ
本記事では、原作漫画『呪術廻戦』第159話の物語展開を、出来事ベースで整理します。

呪術廻戦 第159話

掲載日2021年9月18日
ジャンプ2021年42号
単行本18巻
アニメ第3期
登場人物日車寛見
清水
高木
大江圭太

第159話 裁き

あらすじ

死滅回游のプレイヤー・日車寛見の過去が描かれる。
日本の刑事裁判制度の歪みの中で「弱者」を救おうとした一人の弁護士は、勝訴の先で理不尽な現実に直面し、その精神をすり減らしていった。そして現在、彼は死滅回游の参加者として名を連ねている。

1. 概要

第159話「裁き」は、死滅回游編における重要人物・日車寛見の前日譚を描く回。
日本の刑事裁判の有罪率99.9%という現実を背景に、冤罪事件を巡る弁護活動と、その結末が詳細に描写される。

2. 日本の刑事裁判と大江圭太事件

呪術廻戦 漫画 159話 日車寛見 Jujutsu Kaisen Chapter 159 Hiromi Higuruma JJK
冒頭で提示されるのは「日本の刑事裁判の有罪率は99.9%」という事実。

大江圭太の供述

  • 猫を飼っていたことを理由に職務質問を避けようとした
  • 職務質問中に逃走し自宅へ
  • 追ってきた警官が血の付いた刃物を発見
  • DNA鑑定で被害者の血液と一致
  • 大江本人は一貫して犯行を否認
  • 凶器は「拾ったもの」と主張
事件概要として、2016年に岩手県盛岡市で起きた母子刺殺事件が提示され、大江は強盗殺人容疑で起訴される。

3. 日車寛見の弁護方針

事務所でのやり取り

  • 事務員の清水は供述の不自然さを指摘
  • 日車は大江の過去と生活環境に着目

大江の置かれていた環境

  • 高齢者支援NPO法人に住み込みで勤務
  • 給料は支払われず、現物支給のみ
  • 月5万円の家賃を徴収
  • 入居者には前科者も存在
  • 団体は限りなく黒に近いグレー
さらに「パトカーや救急車を呼んではいけない」という団体内ルールが、凶器提出の遅れにも影響していた。
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4. 清水との関係と日車の姿勢

清水は事件の重さと世論、有罪前提の空気に不安を抱くが、日車は淡々と対応する。
  • 国選弁護で報酬は安い
  • 殺人事件で執行猶予はほぼ不可能
  • それでも日車は依頼を引き受けた
「楽な仕事ばかりじゃ腕が鈍る」という日車の姿勢が示される。

5. 過去の挫折と弁護士としての限界

高木との会話

  • 日車はかつて飲酒運転事件を担当
  • 被告人は19歳、強要された犯行
  • 示談できず実刑判決
  • 被告人から「嘘つき」と罵られる
高木は「弱者救済は弁護士一人では限界がある」と忠告する。
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6. 一審無罪判決とその後

裁判の結果

  • 一審:無罪判決
  • 根拠
    • 被害品が大江の部屋から見つからない
    • NPO内に行方不明者
    • 想定犯行時刻に大江がコンビニの防犯カメラに映っていた
清水は勝利を喜ぶが、日車は控訴を予測していた。

7. 二審で覆る判決

  • 控訴審(二審)で有罪・無期懲役
  • 新証拠なし
  • 行方不明者の犯行可能性を否定する強引な事実認定
  • 最高裁への上告は極めて困難
この裁判が「初めから有罪ありき」で進められていたことが強調される。
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8. 日車寛見の信念

回想の中で日車は語る。
  • 自分は正義の味方ではない
  • おかしいと感じたことを放っておけないだけ
  • 正義の女神は目を塞ぎ、人は保身のために目を閉じる
  • それでも自分だけは目を開けていたい

9. 現在、そして死滅回游へ

裁判長から上告期限が告げられ、日車は「全員戻れ。やり直しだ」と告げる。
最後に表示される肩書きは――
『日車寛見 死滅回游 プレイヤー』
彼はこうして、呪術の世界へと足を踏み入れることになる。
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10. まとめ

  • 日車寛見は制度の歪みに抗い続けた弁護士
  • 勝訴しても救われない現実が彼を追い詰めた
  • 死滅回游参加は、彼の価値観と強く結びついている
次回、虎杖たちと日車がどのように交差するのかが注目される。