ONE PIECE | 第606話『裏切りの中将！鬼竹のヴェルゴ』ネタバレ

ONE PIECE

🖊原作者(Original Story): 尾田栄一郎(Oda Eiichiro)

TVアニメ『ONE PIECE』 第606話ネタバレ

♦放送日(Air Date): 2013年7月28日

第606話 裏切りの中将！鬼竹のヴェルゴ

Vice Admiral's Betrayal! 'Demon Bamboo' Vergo

CAST

🔷モンキー・D・ルフィ Monkey D. Luffy CV.田中真弓

🔷ロロノア・ゾロ  Roronoa Zoro CV. 中井和哉

🔷ウソップ USOPP CV.山口勝平

🔷サンジ Vinsmoke Sanji CV.平田広明

🔷チョッパー Tony Tony Chopper CV.大谷育江

🔷ナミ Nami CV.岡村明美

🔷ロビン Nico Robin CV.山口由里子

🔷ブルック BROOK CV. チョー

🔷ヴェルゴ Vergo CV.諏訪部順一

🔷スモーカー Smoker CV.大場真人

🔷たしぎ Tashigi CV.野田順子

🔷シーザー・クラウン Caesar Clown CV.中尾隆聖
🔷茶ひげ Chadros Higelyges CV.菅原正志
🔷パイク PIKE CV.荒井聡太
🔷ジェロ JERO CV.宮原弘和
🔷ガル GAL CV.田中一成
🔷モチャ MOCHA CV.神田朱未

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ロビン「研究所を犠牲にしてまでガスを入れてくるとはね」

ブルック「シーザーという人やる事がムチャクチャですよ」

ウソップ「とりあえずは助かったがまだ安心はできねェぞ」

ゾロ「おい！もっと速度上げろ！」

茶ひげ「お前らいつの間に全員乗っとるんだ！さすがに重いぞ」

ゾロ「本当にすまねェ。だが堪えてくれ。こうするしか手がねェんだ」

茶ひげ「何かよっぽどの理由があるのか？」

ゾロ「ああ…おれ達は…疲れて走るのが面倒くせェんだ」

茶ひげ「最悪の理由だ！降りろ！」

錦えもん「貴殿、茶ひげ殿と申されたか。拙者は心苦しいが一刻も早く我が息子モモの助を救出致したい所存！しかしもはや走り通して走るのが面倒くさいのでござる」

茶ひげ「降りろ貴様ら！アホなのか！？」

ゾロ「研究所内はもうコートじゃ暑いくらいだ」

ウソップ「ああここに掛けられるぞ」

ブルック「お腹すきましたねー」

錦えもん「拙者は侍ゆえ腹などすかぬ」

ブルック「茶ひげさん何か食べ物ないですか？」

茶ひげ「黙れ！お前ら兵隊の屯所に着いたら全員振り落としてやるからな！」

たしぎ「行きましょう」

G-5「天井に何かいるぞ！」



ジェロ「何だ？あの生物は」

パイク「あれは麦わらの一味についてきてた奴だろ」

たしぎ「話には聞いた事あります。パンクハザードにはドラゴンが実在すると！島を護衛する為Dr.ベガパンクが人工的に生み出した幻獣！」

たしぎ「みんな！B棟に逃げるのよ！」


G-5「何だ？」

G-5「行っちまったぞ」

G-5「逃げたのか？」

G-5「たしぎ大佐！喜んでくれ！」

G-5「パンクハザードに強力な援軍が！」

G-5「中将が助けにきてくれた！」


たしぎ「(ヴェルゴ！)」

G-5「スモやん中将！ヴェルゴ中将！G-5の2トップが揃い踏みだ！」

G-5「もう無敵だぜ！」

たしぎ「違う…逃げてーー！」





パイク「ヴ…ヴェルゴ中将…そいつら何か失態でも…」
ジェロ「いくら体罰でもあんたの指銃なんかくらったら命が…」

ヴェルゴ「ようこそ。噂は聞いてるよ」

ヴェルゴ「スモーカー中将よろしくな。このG-5の奴らは粗雑で頭はよくないが、つき合ってみれば世間が言う程悪い奴らじゃない」

ヴェルゴ「その内かわいい部下だと思えるハズだ」

たしぎ「ヴェルゴ中将は？」

ジェロ「いねェよ」

たしぎ「どこに行ったの？」
パイク「心配すんな。ヴェルゴ中将は時々ひょろっと帰郷するんだ」

ガル「病気の妹さんがいるんだよ」

「あんた達！それでも海軍なの！？」

パイク「別に家の崩落は海軍の砲撃と直接関係…」

「何よ！その言いぐさは！」

ヴェルゴ「申し訳ない。部下の失態は私の責任です」

「あ～そうかい。じゃあちゃんと責任とって貰おうか！」

パイク「てめェ！」

ジェロ「調子に乗ってんじゃねェぞ！」


ヴェルゴ「わかりました。納得していただげる対応を取らせて貰います」

たしぎ「ヴェルゴ中将、先日の子供が誘拐されたという通報についてですが…」

ヴェルゴ「ああ、よく調べさせたが、やはりただの海難事故だった。つまり誤報だ」

ヴェルゴ「我が子の死はどんな親でも受け入れ難い。だが、誘拐と思えばまだ希望を捨てずにすむ」

ヴェルゴ「キミもいつが人の親になればわかるさ」

たしぎ「そういうものでしょうか…」

ヴェルゴ「ああ、そういうものだ」

たしぎ「みんな離れて！そいつはもうあなた達の知る男じゃないっ！」

たしぎ「コイツはずっと昔から！」



パイク「コイツニセ者だ！ヴェルゴさんが大佐ちゃんにこんな事するわけねェ！」

ジェロ「変装か！？能力者か！？てめェ！ヴェルゴ中将のマネしてんじゃねェよ！」

ガル「うわっ！」



たしぎ「(声が出ない…もうやめて…助けて…スモーカーさん…)」


サンジ「レディがおれを」

ヴェルゴ「誰だ？」

サンジ「呼んでいる～～～！」


サンジ「女の涙の落ちる音がした」

ブルック「さっきのドラゴンさんですよ！」

茶ひげ「鎮静剤が切れたな…あいつは元々凶暴な奴でな鎮静剤を打たねェと扱いが難しいんだ。しかも小さい奴程、後で生み出された進化型だ。より素早く体は硬い」




ルフィ「くそォ…負けるかァ！」

スモーカー「麦わら、てめェどこへ向かってるんだ？」

ルフィ「シーザーを捕まえるんだよ！お前は？」

スモーカー「ヴェルゴとケリをつける！」

ルフィ「そいつはシーザーと一緒にいんのか？」

スモーカー「たぶんな。邪魔すんなよ」

「おいこら、扉から離れろ」

「みんなと一緒においしいキャンディを」

モチャ「ここから出して！」
チョッパー「あれ？何で子供がここにいるんだ？」

チョッパー「ヘビーポイント！やめろォーー！」

「誰だ！」

「撃つぞ！」

「とまれ！」



チョッパー「大丈夫か！？」


モチャ「キャーッ！化け物！助けて！」

チョッパー「禁断症状か…落ち着け！」

チョッパー「そうだ！鎮静剤！」

チョッパー「痛くないよ」

チョッパー「よし終わった」

モチャ「私…今まで何を…」

チョッパー「お前ここの扉を叩いてたぞ」

モチャ「そうだ私…ここから出ようとして…」

チョッパー「なァ、せっかく助け出したのにお前何でここにいるんだ？」

モチャ「私達はマスターが用意してくれた空飛ぶガス風船で研究所に戻って来たの」

チョッパー「他の子供達は？」

モチャ「みんなビスケットルームに向かったよ。そこにはキャンディがあるから」

チョッパー「何ィ！？ダメだよ！そのキャンディを食べちゃ！大変だ！」

チョッパー「頼む！おれをそのビスケットルームまで案内してくれ！」

モチャ「いいわ！ビスケットルームへの近道私知ってるからついてきて」

シーザー「何をやってやがんだヴェルゴの奴」

シーザー「G-5はおれの実験要員だぞ！シノクニで消さなきゃ意味がねェんだバカ野郎！」

シーザー「こうなったらG-5のいる通路の前方を塞ぎ後方のゲートからガスを入れろ」

モネ「でもそこにはまだヴェルゴがいるけど…」

シーザー「しるか！あんなバカの命！さっさとやれ！」

モチャ「ビスケットルームはこの先だよ」

チョッパー「急ぐぞ！」

子供達「ビスケットルームはこっちだ！」

チョッパー「マズい！子供達が！」


チョッパー「この扉から中に入れるな」

シンド「何すんだモチャ！開けろ！ビスケットルームへ行くんだ！」

チョッパー「いいか！絶対にビスケットルームへ行かせてはダメだぞ！」

モチャ「うん！」

モチャ「ねぇ…何でキャンディを食べちゃダメなの？」
チョッパー「それはな…」

ルフィ「ハァ…ハァ…」

スモーカー「いいか？」

ルフィ「よくねェよ！ちょっと待て！ハァハァ…おれは地面がコゲる程ダッシュし続けたんだぞ！ハァハァ」

ルフィ「お前なんかズリーだろ…もくもくふわふわ空飛んでよハァハァ…」

スモーカー「よしいいか」

ルフィ「ちょっと待てって言ったろ！おれが“よし”って言うから…ハァハァ…」

ルフィ「はァ…少し落ち着いてきた」

ルフィ「オイ！まだ“よし”って言ってねェだろ！ゼェ…ゼェ」

スモーカー「いいか！ヴェルゴはおれの敵だ」

ルフィ「わかってる。おれはシーザーだからな。お前こそ手ェ出すなよ！？」


ルフィ「あ！おれの方だ」

スモーカー「チッ」

ルフィ「もう逃がさねェぞオオ～～～！」

ルフィ「シ～～ィザァアア～～～！」

シーザー「シュゴォーー！」

 

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