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Kuroshitsuji | |||
原作(Original Story): 枢やな(Yana Toboso)![]() 黒執事 第194話ネタバレ | |||
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黒執事 第194話 | |||
配信日 | 2022年11月18日 | ||
サブタイトル | その執事、入校 | ||
Gファンタジー | 2023年12月号 | ||
扉絵 | ドール | ||
単行本 | 33巻 | ||
登場人物 | フィニアン スネーク ドール テオドア アーティ メイベル オリバー ニック ビースト | ||
第194話 その執事、入校ドール「これからよろしくな、フィニアン」 フィニアン「よ…よろしくおねがいします」 職員「待ってください。その子達には適性がないのですよ。我が院に滞在することは許されません」 ドール「そんなケチくせーこと言うなよ。こいつ、オレの昔からのダチなんだ。候補生としては適性がなかったかもしれないけど、雑用として置いてくれないか?」 職員「でも…」 ドール「頼むよ!定員オーバーっていうならオレの部屋を半分貸すから!」 職員「…あなたがそう言うなら」 ドール「やった!ありがとな!それじゃ先輩が職場の案内してやるよ」 ドール「改めてここはF.O.L.児童養護院(オーファネージ)。身寄りのない子供を集めて面倒を見てる。ただここはそんじょそこらの養護院とは違うんだ。適性テストでクラスを分けて、それぞれに最適な方法で高度な栄養管理と教育を施してる。ここはマスティフクラス」 スネーク「マスティフクラスって…犬の?ってキーツが言ってる」 ドール「そっちの方がA~Dよりも子供向けでいいだろってさ。このクラスは読み書きの他に広大な屋敷を管理できる上級使用人のスキルを学んでいる。こっちはコーギクラス。運動に特化していて、体操や乗馬なんでもござれだ」 ドール「コリークラス。家事使用人として食っていける全てのスキルを身につけられる。あとなぜか格闘技」 スネーク「クラスごとに制服まで違うのねってエミリーが言ってる」 ドール「そ…それが最適なんだってさ。適性に合わせた身だしなみも高度な教育の一環?ってやつらしいぜ。ここにいるのは特別な子供達だからな。その中でも一番特別なのがポメラニアンクラス。適性テストで高得点を叩き出した子供達。このクラスが学んでるのはラテン語や数学。他にも重要なのが…ゲーム」 ドール「ちなみに、10歳以上になると個室がもらえる」 スネーク「(こんなに扱いが違うなんて…あの適性テストにそんな重要性が?) なんだか貴族みてーだなってワーズワスが言ってる」 ドール「ぜーたくだよなー」 ニック「あっ、ドール!ねぇ一緒に凧あげしようよ!」 ドール「ニック…ポメラニアンクラスが凧で遊んでいいのは週2回までって決まってるだろ」 ニック「じゃあ自転車は?」 ドール「ダメー。今日はボードゲームと読書の日」 ニック「他のクラスは外でたくさん遊んでいいのになんで僕達は…」 ドール「それがお前の適性だからだよ。代わりにポメラニアンは毎日甘いもんが食える。泥雲雀より毎日餌にありつける室内犬のほうがずっとマシだろ?」 ニック「うん…」 ドール「じゃあ頑張れよ」 ニック「はぁい…」 ドール「適当に座れよ。お茶淹れるな」 フィニアン「(この部屋もなんだか見たことあるような…)」 スネーク「ドール、お前ノアの方舟からいなくなった後、どうしてたんだよ?ジョーカー達は?ってオスカーが言ってる」 ドール「ジョーカーの兄貴達の行方はオレも知らない。皆何も言わずいなくなっちまった。兄貴達が消えた晩、オレはお父様への届け物を頼まれて兄貴達とは別行動だった。今思えば、オレを置いていくための口実だったのかもしれねぇ。そしてオレはあの夜、全てを失った」 | |||
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