マッシュル | 第7話『マギア・ルプスの6番と7番』ネタバレ | MASHLE

MASHLE

原作(Original Story): 甲本一(Hajime Kōmoto) TVアニメ『マッシュル-MASHLE-』 第7話ネタバレ

第7話 マッシュ・バーンデッドと人形の魔法使い
放送日	2023年5月26日
OPテーマ	Knock Out (歌 : 岡崎体育)
EDテーマ	シュークリーム・ファンク (歌 : フィロソフィーのダンス)
CAST
マッシュ・バーンデッド Mash Burnedead CV.小林千晃 フィン・エイムズ Finn Ames CV.川島零士 ランス・クラウン Lance Crown CV.石川界人 ドット・バレット Dot Barrett CV.江口拓也 レモン・アーヴィン Lemon Irvine CV.上田麗奈 アベル・ウォーカー Abel Walker CV.梅原裕一郎 アビス・レイザー Abyss Razor CV.七海ひろき ワース・マドル Worth Maddle CV.伊東健人 アンサー・シンリ Shinri Anser CV.河西健吾 ラブ・キュート Love Cute CV.古賀葵 オロル・アンドリュー Orol Andrew CV.乃村健次 マイロ・ジェーニアス Milo Genius CV.梅田修一朗 ナレーション CV.平田広明

EPISODE GUIDE
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ENDCARD

STORY

シルバに勝利し、巨大森サソリも倒して合同授業を無事終えるマッシュ。集めた５枚の銀の級硬貨（コイン）が金の級硬貨1枚になると共に、級硬貨狩りをしているというレアン寮の中枢・七魔牙（マギア・ルプス）の7人組の存在を知る。だが後日、次の教室を探すマッシュは、七魔牙の本拠地へと迷い込んでしまう。その場は切り抜けたものの、フクロウ小屋掃除をしていたマッシュ達の元へ黒い影が近づく──。

アベル「君か…1年で金のコインを持っているって子は」

マッシュ「はい、そうです」

アベル「君は何故神覚者を目指す？」

マッシュ「家族と平和に暮らす為です」

アベル「素晴らしいね…だけど間違っている。神覚者とは、この世界を創る人間の事だ。文字通り神の使いに等しい。創造主の思想としては君はあまりに弱々しい」

マッシュ「じゃあ、アナタは？」

アベル「僕はこの世界を本来の姿へ戻す」

アベル「人間が何故栄えてきたかわかるかい？強き種が弱い種から奪い利用し貪ってきたからだ。だが、今の社会はどうだろう」

アベル「我々の本質は獣だ。人間社会においても弱きは奪われ利用され淘汰されゆくべき」

アベル「我々のような高次な存在だけが栄えていく。それが自然の理だ」

マッシュ「つまりそれは…アナタも平和に暮らしたいって事ですか？」

ラブ・キュート「何言ってるのアイツ」

マイロ・ジェーニアス「聞いてたのか？話を」

アベル「その発言、敵意と受け取ろう」

マッシュ「そんなつもりじゃないです。ごめんなさい」

アベル「そうか…なら今金のコインを渡せば、君の事を見逃してあげてもいい」

マッシュ「あげませんけど」

アベル「そうか…まぁ君に拒否権はないけど」

マッシュ「(人形！)」

マッシュ「何だこの人形…鍛え方が段違いだ」

アベル「このコインは僕が正しく使ってあげよう」

マッシュ「まずい…人を踏み殺しかけてしまってる」

マッシュ「ちょっと保健室連れて行ってきます」

アベル「コインは諦めるのかい？」

マッシュ「いや…物事には優先順位ってものが…それに」

マッシュ「アンタがどれだけ強くても負ける気ないから、僕」




マッシュ「失礼します」

アベル「(彼の圧倒的な自信…ただの考えなしか…それとも…何だこの違和感は…)」

アベル「(人形…ボタンがない！)」

ラブ「(今さっきありえない事を目の当たりしたような…)」

ラブ「(人形がコインを弾いた瞬間)」

ラブ「(キノコ頭が人形から何か引きちぎり)」

ラブ「(すごい勢いで飛ばして)」

ラブ「(浮いたコインを肺活量で吸いもどした)」

ラブ「(いや…どういうこと？)」

アベル「フッ…面白い」

マッシュ「危なかった」

シルバ「(元に戻ってる！？人形になってからの記憶がまるでねぇ)」

シルバ「何やってんだテメェ！」

マッシュ「外腹斜筋を鍛えてます」

シルバ「つかお前がここにいるって事は…お前がオレの事を…」
マッシュ「そうですけど」
シルバ「何でだ？」

マッシュ「困った時はお互い様だきゃっ…舌とれそう…」

シルバ「そ…そうか」

マッシュ「じゃ僕は帰るんで…お大事に」

『その頃、アドラ寮302号室では』
ランス「なぜ貴様がこの部屋にいる？そしてなぜ髪型が変わっている？」

ドット「それはこっちのセリフだ。イメチェンだイメチェン」

フィン「何で僕の部屋でケンカしてるの？」

ドット「(こいつの顔は明らかに偏差値70超え。加えてこの長身…こいつの人生プレイ難易度はイージーモード)」

ドット「面白くない率500%だぜ。出てけこの部屋から！」

フィン「いや僕の部屋なんだけどここ！」

トッド「イライラするぜ！お前見てっと！オレはツラが良い奴が死ぬ程嫌いなんだ！」

ランス「オレも品のない奴は死ぬ程嫌いなんだ。今すぐこの世から消し去ってやってもいいんだぞ」

トッド「上等だ！3回殺してやるぜ！」

フィン「お願いだから外でやってぇええ！」

マッシュ「ホント部屋のものが壊れるから外でやってくれない？」

ドット「ふざけんじゃねーぞマジで」

フィン「何これ…」

ドット「人の部屋に上る時の手土産だろうが。常識だろ。めちゃくちゃ香りいいから…それオレのお気に入り」

フィン「(この感じでハーブティー好きなんだ)」

マッシュ「いやーなんだかんだ今日も平和ですな」

レモン「大変です！ちょっと来てください！」

レモン「これは寮ごとの金の硬貨数を表す魔法の秤です」

レモン「現在、レアン寮がほとんどの金のコインを独占しています。それに対して私達アドラ寮はマッシュくんの一枚だけ」

レモン「今年度に入ってから急にレアンが他寮からコインの乱獲をしだしています。それに対抗できる私達の寮の上級生は今学外インターンに行っていて…」

レモン「オルカ寮の生徒達は基本研究に没頭してますし…」

ドット「(レモンちゃんはみんながわかるようにちゃんと解説してくれてホントいい子だな～ちゅきでーす)」

ランス「なるほどな…つまりレアンの奴らを消さねば、オレの目的は達成されない…と…」

マッシュ「そういう事ですな」
ドット「オッシャコラァ！殺るぜぇ！」

マッシュ「失われた平和を取り戻す為に一筋肉動かしますか」

ウォールバーグ・バイガン〈君の数々の行動…やはり建前上でも罰を与えた方がよいと判断した。という事で一週間、フクロウ小屋の掃除！フォッフォッフォッ〉

ランス「手伝いに来たぞ」

マッシュ「え？何で？」

ランス「レアンの奴らがコイン目当てでお前に接触してくる可能性があるからな。そいつらをオレが狩る」

マッシュ「僕の事が心配なの？」

ランス「違う。殺すぞ」

オロル「それでは金の硬貨を頂くとしましょうか」

ランス「引く程フクロウに嫌われてるなお前…」

オロル「シーフィルド」

アンサー「シュリケス」


オロル「ごきげんようアドラ寮諸君。コインを頂きに来ましたよ」

オロル「我らマギアルプス、シックス、オロル・アンドリューと」

アンサー「セブンス、アンサー・シンリ」

オロル「さぁ早速コインをかけて戦いましょう」


オロル「私もすぐ行きますよ。シーシャーク！」


オロル「狩りの時間です」

ランス「オレの相手は貴様か」

アンサー「シュリケス！」

ランス「(円盤状の武器を操るだけの魔法か…オレの重力魔法で)」

ランス「グラビオ…」

フクロウ「ホー」
ランス「(フクロウさん…だと！？)」

アンサー「シュリケス」

ランス「(まずい！フクロウなんか関係ない！オレの重力魔法であいつを…) グラビオ…」

アンナ「お兄ちゃん！フクロウさん可哀そうだよ！」

ランス「そうだな妹よ…お兄ちゃんが間違っていた」

アンサー「シュリケスダブル！」


ランス「(まずい！後ろのフクロウさん達が)」

ランス「うおおおおお」

アンサー「そのマグノリアを使った杖…さてはクラウン家だな？魔法界の超名門、重力魔法のクラウン家。そのクラウン家の長男がいなくなった事は聞いていたが…まさか…」

アンサー「こんなにも弱いとはな」

ランス「グラビオル」

アンサー「もう十分だ。楽にしてやる。シュリケストリプル」

アンサー「(何だこの違和感は…ハッ！フクロウが一箇所に！？)」

ランス「グラビオル」


ランス「フクロウさんが邪魔だったんでな…どかさせて貰った」

アンサー「(まさか最初の魔法で小屋にかけてあったスコップを操ってエサ袋を切り裂き)」

アンサー「(フクロウを呼び寄せた！？)」

アンサー「(あいつ今までフクロウを気にしてオレに攻撃しなかったのか！？)」

アンサー「ふざけるな！ラージシュリケス」

ランス「グラビオル」




ランス「お前のような自分が為に戦う奴に…オレの妹を救うという覚悟が負ける訳が無い」

オロル「キノコ頭君！さぁ狩りの時間です！」

オロル「え！？」

オロル「彼、私の魔法にかかった時、泳げない的な事言ってませんでした？」


オロル「なんか感謝されてる」

オロル「これが狩られる側の気持ち…いいでしょう。私も本気を出します」

オロル「シーシャークエボルブ！こうなった私はもう誰も止められま」

ランス「やったか」

マッシュ「うん」

ランス「マギア・ルプス6番と7番でこの強さという事は…」

マッシュ「なんかいけそう」

アビス・レイザー「おやおや…ひどい言われようですね」

アビス「少し早計じゃないですか？」

ランス「グラビオル」

ランス「(魔法が使えない？)」

アビス「落ち着いて下さい。私はただ仲間を…」

マッシュ「殺気立ってるじゃないですか」



ランス「(何だ今！一瞬で移動したのか！？)」

アビス「殺気立ってしまった事は謝ります。少し見てみたかったものですから」

アビス「ですが仲間を回収しに来たのもまた事実」

アビス「焦らなくて大丈夫です。またすぐ会えます」

アビス「それでは失礼します」

アビス「(あの時に…)」

アビス「魔法なしであのスピード…という事は彼も私と同じ類の…」