ONE PIECE | 第494話『サボ登場！グレイ・ターミナルの少年』ネタバレ

ONE PIECE

🖊原作者(Original Story): 尾田栄一郎(Oda Eiichiro)

TVアニメ『ONE PIECE』 第494話ネタバレ

♦放送日(AirDate): 2011年4月17日

第494話 サボ登場！不確かな物の終着駅の少年 

Enter Sabo! The Boy From Grey Terminal

CAST

🔷モンキー・D・ルフィ Monkey D. Luffy CV.田中真弓

🔷エース Portgas D. Ace CV.阪口大助

🔷サボ SABO CV.竹内順子

🔷ブルージャム Bluejam CV.石住昭彦

🔷ポルシェーミ Porchemy CV.菅原正志

「ふふふ…結構金になったな」

「ポルシェーミさんの言った通りだぜ」


ルフィ「うへーっ！何だここ？」

『ダダン一家の住むゴルボ山を北へ抜けるとこんな場所がある。捨てられた大量のガラクタの山はいつも煙を上げている。不用になったものがここに集まる』

『住民は国の中心街から爪弾きにされたならず者ばかり。当然無法地帯』

『医者もなく犯罪と病気が蔓延している。ここはグレイ・ターミナル』

ルフィ「エース！」

ルフィ「おーい！どこ行ったんだよー！エース！」

ルフィ「ひひひ」


エース「サボ！サボいるか？」

サボ「ああ、エース！」

エース「悪ィ、遅くなった」

サボ「遅かったな！おれはもう町で一仕事してきたぞ」

エース「そうか、実はおれもだ」

エース・サボ「せーのっ！」
　
サボ「うわ！すっげェ！おれよりすっげェ！大金だぞ？どうした？」

エース「大門のそばでよ、チンピラ達から奪ってやった」

サボ「くっそ～今日も負けたなー」

エース「どっちが勝ってもいいだろ？いつか二人で使う海賊貯金…貯め始めてもう5年にるな…苦労した」

サボ「そうだな…このイーストブルーから島の奴らの知らない世界へ…考えただけでワクワクするな！」


エース「早くしまえよ。誰に見られるかわからねェ」

サボ「海賊船なんていくらあれば買えんのかな」

エース　「さァ…何千万か何億か…まだまださ」

ルフィ「海賊船？お前ら～～！海賊になんのか！？おれも同じだよ～～！」

ルフィ「ひひひひひ」

エース・サボ「静かにしろ！」

ルフィ「エース！お前毎日こんなとこまで来てたんだな！」

エース「だまれ！」

サボ「コイツかよ…お前が言ってたルフィって奴」

ルフィ「え？おれの話してくれたのか？」

エース「しつこい奴って文句言ってたんだ」

サボ「あと何も考えてなさそうん奴ともな」

ルフィ「はっはっはっは！そっか！」

サボ「けなされてんのわかってないだろう…」

エース「とうとうここまでついて来やがった。人が通る道は通ってねェのに」

ルフィ「お前！エースの友達か？お前も友達になろう！」

サボ「だまれ！お前にお前と言われる筋合いはねェ！」

ルフィ「じゃあ名前何てんだ？」

サボ「サ…教えねェよ！」

サボ「だからお前もここに住めってのに！毎日の往復山道修業がアダになったな！どうする？」

エース「秘密を知られた。ほっといたら人に喋るぞコイツ」

ルフィ「ひひ」

エース「殺そう」

サボ「よし、そうしよう」

ルフィ「え～～～～～～～～～～～～～っ！？」

ルフィ「殺さないでくれ～～～～！助けてくれ～～～～！死にたくねェ～～～～！」

サボ「バカ！静かにしろ！」

エース「サボ！さっさと殺れ！」

サボ「何言ってんだ！お前がやれよ！」

エース「おれは人なんが殺した事ねェよ！」

サボ「おれだってねェよ！やり方わかんねェ！」

ルフィ「水に落とすのはやめてくれ～～～～～！」

エース「よし！川だ！」

サボ「コイツ何で自分から言ったんだ？」

エース「バカなんだよ！」

ルフィ「助けてくれ～～～～！」

エース・サボ「うるせェ！」

ルフィ「死にたくねェ～～～～～！」

「森の中から声が聞こえたぞ！」

「子供の声だ！」

サボ「しまった！誰か来るぞ！」

エース「とりあえずコイツの縄を解け！ここから離れねェと宝が見つかっちまう！」

ポルシェーミ「ここらじゃ有名なガキだ。エースとサボ。お前らから金を奪ったのは、そのエースで間違いねェんだな？」

『ブルージャム海賊団 船員ポルシェーミ』

「はい…情けねェ話です。油断しました」

エース「しまった…あのチンピラ…ブルージャムんとこの運び屋だったのか…」

サボ「チンピラってさっきの金あいつらから！？」

エース「やべェ金に手ェ出しちまった」

サボ「本物の刀持ってんぞ。手下のポルシェーミだ。あいつイカレてんだ。知ってるか！？戦って負けた奴は生きたまま頭の皮を剥がされるんだ」

エース「ここはなんとかやり過ごして…」

サボ「あれ？あいつは？」

ルフィ「放せ！何すんだよ！」
エース・サボ「(何で捕まってんだよ～～～～！)」

ルフィ「放せ！コンニャロォ～～～～！」

ポルシェーミ「何だこのガキ…」

ルフィ「助けてくれ～～～！エース～～～～！」

エース「あのバカ！おれの名前を！」

ポルシェーミ「エースって言ったか？今」

ルフィ「何だよ！」

ポルシェーミ「お前、エースを知ってんのか？」

ルフィ「友達だ！あ、でもさっきおれ殺されかけた」

エース「あいつベラベラと！」

ポルシェーミ「一応聞くが、今日エースの奴がおれ達の金を奪って逃げたってんだよ。どこにあるか知らねェよな」

サボ「ヤベェ！宝全部持ってかれちまう！」

エース「喋んじゃねェぞあのバカ！」

ルフィ「し…し…知らねェ」

ポルシェーミ「(ウソ下手っ！)」

ポルシェーミ「よしよし知らねェなら仕方ねェ。くくくく！思い出させてやるから安心しろ！」

ルフィ「何だよおい！放せよ！どこ連れてくんだ！畜生ォ！」

サボ「どうする？」

エース「どうするって…それは…」

ルフィ「放せ！おれは何も言わねェぞ！」

ルフィ「だからおれはゴムゴムの実を食ったゴム人間！」

「ギャアアアアア～～～！」

ポルシェーミ「うるせェ！」

ポルシェーミ「悪魔の実か…フッ…これは本物だな。グローブ持って来い」

エース「早く宝を他所へ移すんだ！ルフィの奴が口を割るのも時間の問題だ！」

サボ「ここに来られちゃ今回の盗品だけじゃなくおれ達の5年分の海賊貯金が全部奪われちまう！」

「効いた！」

ポルシェーミ「海賊を怒らせるモンじゃねェ！」

ルフィ「ぎゃああああああ！痛ェよォ！恐ェよォ！助けてくれ～～～～！」

「エースとサボを知らねェかって？お前ら町の不良だろ？やめときな。あの二人に関わんのは」

「チビだからナメちゃいけねェ」

「あいつら虎でも食い殺す狂犬だ」

サボ「あいつら…まだおれ達の居場所がわかってないのか…とっくにバレてるとばかり…まさか！」

エース「気がつきゃ夕方か…よし終わった！宝は全部移動させたぞ！」

エース「…何なんだよ…あいつ…」

サボ「エース！」

エース「サボどうした？あいつら向こうに金探しに行ったか？」

サボ「いや、来てねェ…探しになんか来るわけねェんだ！」

エース「どういう事だ」

サボ「あのルフィって奴、まだ口を割ってねェんだよ！」

ブルージャム「遅ェなオイ…今日の責任者は誰だ？」

「ポルシェーミの野郎です、ブルージャム船長」

ブルージャム「もう日が暮れるぞ。いくら何でも換金は終わってんだろ！あの野郎、金持って逃げたわけじゃあるめェなァ」

『ブルージャム海賊団 船長ブルージャム』

「ポ…ポルシェーミさん！もう無駄ですよ！」

「そいつ叫ぶ気力も失ってます！たぶんもう何も喋らねェし…正直ムゴくて見てられねェ！」


ポルシェーミ「ガキをかばうヒマがあったらエースとサボを捜して来い！命が危ねェのはおれ達なんだよ！」

「あんな子供を…」

「町の保安官を呼ぼうか」

「ムダだ。ここに国の法律は届かねェ。それにあの男はブルージャムの一味だ。貴族に金を納めてる。あいつらのこの国での犯罪・殺しは黙認されてる」

ポルシェーミ「答えろ！」
ルフィ「いわねェ…」

ポルシェーミ「クソガキが一丁前に秘密を守ろうとするんじゃねェよ！言え～～～～！」

ルフィ「いわねェ…いわねェ…いわねェ！」

ポルシェーミ「じゃあもういい…死ねよ」

エース・サボ「やめろォ～～～～～！」

 

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