ヒロアカ | 第2話『ヘドロ事件』ネタバレ | My Hero Academia

My Hero Academia

🖊原作者(Original Story): 堀越耕平(Kohei Horikoshi)

TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』 第2話ネタバレ

第2話 ヒーローの条件
放送日	2016年4月10日
OPテーマ	THE DAY
EDテーマ	HEROES
CAST
🔷緑谷出久 デク Midoriya Izuku CV.山下大輝 🔷爆豪勝己 Bakugo Katsuki CV.岡本信彦 🔷オールマイト All Might CV.三宅健太 🔷シンリンカムイ Kamui Woods CV.北田理道 🔷Mt.レディ Mt. Lady CV. 名塚佳織

EPISODE GUIDE
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緑谷出久「個性がないせいで…そのせいだけじゃないかもしれないけど…ずっとバカにされてきて…だからかわかんないけど…」

緑谷出久「人を助けるってめちゃくちゃかっこいいと思うんです。恐れ知らずの笑顔で助けてくれる、あなたみたいな最高のヒーローに僕も…」

緑谷出久「うおおおおおお！！」

「勝己よ、緑谷とは幼なじみなんじゃねぇの？」
爆豪勝己「俺の道にいたのが悪い」



爆豪勝己「ガキのまま夢見心地のバカはよ、見てて腹が立つ！」

「おい！！」


緑谷出久「しぼんでる！さっきまで！え？！偽物！？」

オールマイト「私はオールマイト…」

緑谷出久「あああああ！！うそだぁああああ！！」

オールマイト「プールでよく腹筋力み続けてる人がいるだろ？あれさ」
緑谷出久「うそだあああ！」

オールマイト「見られたついでだ少年。間違ってもネットには書き込むな」

オールマイト「5年前敵の襲撃で負った傷だ。呼吸器官半壊胃袋全摘。度重なる手術と後遺症で憔悴してしまってね」

オールマイト「私のヒーローとしての活動限界は今や1日約3時間ほどなのさ」
緑谷出久「そんな…5年前って毒々チェーンソーと戦ったとき？」

オールマイト「詳しいな。だがあんなチンピラにやられはしないさ。これは世間に公表されていない。公表しないでくれと私が頼んだ」

オールマイト「人々を笑顔で救い出す！平和の象徴は決して悪に屈してはいけないんだ」

オールマイト「プロはいつだって命懸けだよ。力がなくとも成り立つとはとてもじゃないが、口に出来ないね」


オールマイト「夢見るのは悪いことじゃない。だが相応の現実も見なくてはな、少年」

オールマイト「さて早くこいつを…」

オールマイト「まさか…」

デスデゴロ「子供を人質に！？」

爆豪勝己「こんなドブ男に…俺が飲まれるかあああ！！」

ヴィラン「(こりゃあ大当たりだぜ。この個性と力ならばヤツに報復できる)」

Mt.レディ「ちょ…私2車線以上じゃなきゃ無理！」

「くっ…爆炎系は我の苦手とするところ。今日は他に譲ってやろう！」

「消火で手いっぱいだよ。消防車まだ？状況どうなってんの！？」

「ベトベトで掴めねぇし良い個性の子供が抵抗してもがいてる！」
「おかげで地雷原だ。三重で手ぇ出しづれぇ状況！」

「ダメだ！これ解決できんのは今この場にいねぇぞ！」
「誰か有利な個性のヤツが来るのを待つしかねぇ！」

「それまで被害を抑えよう。何すぐに誰か来るさ！あの子には悪いがもう少し耐えてもらおう」
「くそっ…ヤツを吹き飛ばせるようなパワーがあれば…」

オールマイト「(あの時だ…活動時間ばかり気をとられた)」

オールマイト「(ファンを諭しておいてこんなミスか…情けない！情けない！)」

緑谷出久「(プロのトップまで言うんだ。泣くな！わかってたろ？現実さ…わかってたから必死こいてたんじゃないか…見ないように見ないようにって)」

緑谷出久「(あいつなんで！？)」

緑谷出久「(落とした？だとしたら…)」

「あのヴィランさっきオールマイトが追いかけてたヤツじゃね？」
「うそ！来てんの？」
「じゃあ何してんだ？オールマイトは」

緑谷出久「(僕のせいだ…彼は動けない…有利な個性のヒーローを待つしかない)」

緑谷出久「(頑張って…ごめん…ごめんなさい…すぐに助けが来てくれるから…誰かヒーローがすぐ…！)」

緑谷出久「(何で出た！？どうしようどうしよう！こういうときは…25ページ！)」

緑谷出久「かっちゃん！」

爆豪勝己「なんでてめぇが！」

緑谷出久「(いろいろ理由はあったと思う…ただその時は)」

緑谷出久「君が助けを求める顔してた」

オールマイト「(情けない…情けない！)」

オールマイト「本当に情けない」

緑谷出久「オールマイト…」
オールマイト「君に諭しておいて己が実践しないなんて！」

オールマイト「プロはいつだって命懸け！！！」

オールマイト「DETROIT SMASH!!!!」

「…雨？」
「まさか今の風圧で」

「上昇気流が発生して…」

「雲を作ったのか？」

「右手一本で天気が変わっちまった！」

「すげぇえ！これがオールマイト！」

『このあと、散ったベトベトはヒーローらに回収され無事警察に引き取られたみたいだ』

『僕はヒーローたちにものすごく怒られ』

『逆にかっちゃんは称賛された』

爆豪勝己「デク！」

緑谷出久「あ、かっちゃん！」

爆豪勝己「…俺はてめぇに助けを求めてなんかねぇぞ！助けられてもねぇ！一人でやれたんだ！無個性の出来損ないが見下すんじゃねぇぞ！恩売ろうってか！？」

爆豪勝己「見下すなよ俺を！クソナードが！」
緑谷出久「(タフネス…)」

緑谷出久「(かっちゃんの言う通り、何かできたわけでも変わったわけでもない。でもよかったよ。これで身の丈に合った将来を…)」

オールマイト「私が来た！」

緑谷出久「何でここに？」

オールマイト「なぜなら私はオールマイ…」


オールマイト「礼と訂正、そして提案をしに来たんだ。君がいなければ…君の身の上を聞いていなければ口先だけのニセ筋となるところだった。ありがとう」

緑谷出久「そんな！そもそも僕が悪いんです…仕事の邪魔して無個性のくせに生意気なこと言って…」

オールマイト「そうさ、あの場の誰でもない、小心者で無個性の君だったから私は動かされた」

オールマイト「トップヒーローは学生時から逸話を残している。彼らの多くが話をこう結ぶ」

オールマイト「考えるより先に体が動いていたと」

緑谷出久「(僕はなぜか母の言葉を思い出していた)」

緑谷引子「ごめんね出久…ごめんね…」

オールマイト「君もそうだったんだろう？」


緑谷出久「(違うんだお母さん。あのとき僕が言ってほしかったのは…言ってほしかった言葉は…)」

オールマイト「君はヒーローになれる」

緑谷出久「(夢は現実に…)」

『言い忘れてたけど、これは僕が最高のヒーローになるまでの物語だ』