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🖌原作(Original Story): 吾峠呼世晴(Koyoharu Gotōge)
TVアニメ『鬼滅の刃』 第15話ネタバレ
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我妻善逸「禰豆子ちゃん♡禰豆子ちゃん♡」
竈門炭治郎「善逸！いい加減にしないか！」
我妻善逸「た・ん・じ・ろ・う」
我妻善逸「仲良くしよう炭治郎」
竈門炭治郎「善逸！頼むからくっついてこないでくれ！」
我妻善逸「そんなこと言うなよ～炭治郎」
嘴平伊之助「腹減った…」
お婆さん「失礼します。お召し物が随分汚れていらっしゃいますね」
お婆さん「洗ってお返しいたしますからこちらを着てみてくださりませ。肌ざわりもよくて気持ちいいですよ」
嘴平伊之助「ほわ」
お婆さん「夕飯はてんぷらにしましょうね。そう。衣のついたあれでございます」
嘴平伊之助「ほわほわ…」
嘴平伊之助「うわあああああああ！！」
竈門炭治郎「なんだなんだ？」
嘴平伊之助「ああああああああ！！」
竈門炭治郎「なんだなんだ？」
嘴平伊之助「ああああああああ！！」
嘴平伊之助「あああああああああっ！！」
竈門炭治郎「待て待て！止まってくれ伊之助！」
嘴平伊之助「あああああああ！！」
我妻善逸「炭治郎」
「完治です」
鎹鴉「北北東！北北東！次ノ場所ハ北北東！三人ハ那田蜘蛛山ニ行ケ！那田蜘蛛山ニ行ケ！」
竈門炭治郎「では行きます。お世話になりました」
お婆さん「では、切火を」
嘴平伊之助「何すんだババァー！！」
我妻善逸「馬鹿じゃない！？」
我妻善逸「切火だよ！お清めしてくれてんの！危険な仕事行くから！」
お婆さん「どのような時でも誇り高く生きてくださいませ。御武運を」
嘴平伊之助「誇り高く？ご武運？どういう意味だ？」
我妻善逸「(なんも知らん奴だな…)」
竈門炭治郎「そうだな…改めて聞かれると難しいな。誇り高く…自分の立場をきちんと理解してその立場であることが恥ずかしくないように正しく振る舞うこと…かな？」
嘴平伊之助「その立場って何だ？恥ずかしくないってどういうことだ？」
嘴平伊之助「正しい振る舞いって具体的にどうするんだ？」
嘴平伊之助「なんでババァが俺達の無事を祈るんだよ？なんも関係ないババァなのになんでなんだよ！」
嘴平伊之助「ババァは立場を理解してねぇだろ！」
竈門炭治郎「フン！」
我妻善逸「あ！加速した！」
我妻善逸「あ！加速した！」
嘴平伊之助「うあああ！負けねぇぞ！！」
我妻善逸「待ってくれ！ちょっと待ってくれないか！」
竈門炭治郎「善逸…どうしたんだ？」
我妻善逸「待ってくれ！ちょっと待ってくれないか！」竈門炭治郎「善逸…どうしたんだ？」
我妻善逸「怖いんだ！目的地が近づいてきてとても怖い！」
嘴平伊之助「何座ってんだこいつ？気持ち悪ぃ奴だな」
我妻善逸「お前に言われたくねー猪頭！」
我妻善逸「目の前のあの山から何も感じねーのかよー！」
竈門炭治郎「しかしこんな所で座り込んでも…」
嘴平伊之助「やっぱ気持ち悪ぃ奴」
我妻善逸「気持ち悪くなんてない！普通だ！俺は普通でお前らが異常だ！」
隊員「あ…助けて…」
竈門炭治郎「大丈夫か！？どうした！？」
隊員「うわぁ！つながっていた！俺にも！助けてくれぇー！！」
竈門炭治郎「…俺は行く」
嘴平伊之助「俺が先に行く。お前はガクガク震えながら後ろをついてきな」
嘴平伊之助「腹が減るぜ」
我妻善逸「腕が鳴るだろ…」
嘴平伊之助「あ？何だこれ？」
竈門炭治郎「蜘蛛の巣…」
我妻善逸「お前に言われたくねー猪頭！」
我妻善逸「目の前のあの山から何も感じねーのかよー！」
竈門炭治郎「しかしこんな所で座り込んでも…」
嘴平伊之助「やっぱ気持ち悪ぃ奴」
我妻善逸「気持ち悪くなんてない！普通だ！俺は普通でお前らが異常だ！」
我妻善逸「え？何？どうしたの？ねぇ？」
竈門炭治郎「なんだこの匂い！」
我妻善逸「炭治郎！嫌だ！俺を一人にしないで！俺を一人に」
竈門炭治郎「なんだこの匂い！」
我妻善逸「炭治郎！嫌だ！俺を一人にしないで！俺を一人に」
隊員「あ…助けて…」
竈門炭治郎「大丈夫か！？どうした！？」
竈門炭治郎「…俺は行く」
嘴平伊之助「俺が先に行く。お前はガクガク震えながら後ろをついてきな」
嘴平伊之助「腹が減るぜ」
我妻善逸「腕が鳴るだろ…」
嘴平伊之助「あ？何だこれ？」
竈門炭治郎「蜘蛛の巣…」
嘴平伊之助「チッ！蜘蛛の巣だらけじゃねぇか！邪魔くせぇ！」
竈門炭治郎「そうだな…」
竈門炭治郎「伊之助」
嘴平伊之助「何の用だ！」
竈門炭治郎「ありがとう。伊之助も一緒に来ると言ってくれて心強かった」
嘴平伊之助「あ？」
竈門炭治郎「山の中来たからよじれたような禍々しい匂いに俺は少し体がすくんだんだ。ありがとう」
お婆さん「肌触りも良くて気持ちがいいですよ。どのような時でも誇り高く生きてくださいませ。ご武運を」
嘴平伊之助「ほわほわ…」
竈門炭治郎「伊之助！」
嘴平伊之助「ん？」
竈門炭治郎「応援に来ました！階級・癸、竈門炭治郎です」
村田「癸、癸！？なんで柱じゃないんだ！癸なんて何人来ても同じだ！意味がない！」
竈門炭治郎「伊之助ー！！」
嘴平伊之助「うっせぇ！意味のあるなしで言ったらお前の存在自体意味がねぇんだよ！」
嘴平伊之助「さっさと状況説明しやがれ弱味噌が！」
村田「なんなんだこいつ…俺の方が先輩なのに！」
村田「か…鴉から！指令が入って…」
村田「十人の隊員がここに来た…山に入ってしばらくしたら…」
村田「隊員が…隊員同士で斬り合いになって」
嘴平伊之助「ん？」
竈門炭治郎「応援に来ました！階級・癸、竈門炭治郎です」村田「癸、癸！？なんで柱じゃないんだ！癸なんて何人来ても同じだ！意味がない！」
竈門炭治郎「伊之助ー！！」
嘴平伊之助「うっせぇ！意味のあるなしで言ったらお前の存在自体意味がねぇんだよ！」
嘴平伊之助「さっさと状況説明しやがれ弱味噌が！」
村田「なんなんだこいつ…俺の方が先輩なのに！」
村田「か…鴉から！指令が入って…」
村田「十人の隊員がここに来た…山に入ってしばらくしたら…」
村田「隊員が…隊員同士で斬り合いになって」
村田「俺は…俺は…」
産屋敷耀哉「よく頑張って戻ったね」
産屋敷耀哉「私の子供達はほとんどやられてしまったのか。そこには十二鬼月がいるかもしれない」
産屋敷耀哉「柱を行かせなくてはならないようだ」
産屋敷耀哉「私の子供達はほとんどやられてしまったのか。そこには十二鬼月がいるかもしれない」
産屋敷耀哉「柱を行かせなくてはならないようだ」
産屋敷耀哉「しのぶ」
義勇・しのぶ「御意」
胡蝶しのぶ「人も鬼もみんな仲良くすればいいのに。冨岡さんもそう思いません？」
冨岡義勇「無理な話だ。鬼が人を喰らう限りは」
我妻善逸「俺…嫌われてるのかな…普通置いていくか？仲間を道端に…説得しない？仲間なら」
嘴平伊之助「善逸」
竈門炭治郎「善逸」
我妻善逸「(二人で説得してくれたらさ、行くからね、俺だって)」
我妻善逸「(それなのに二人でさ、怖い山の中ですたこらさっさですか…置き去りにされた俺の気持ちよ…)」
チュン太郎「ちゅんちゅん！ちゅんちゅんちゅん！」
我妻善逸「いいな、お前は気楽で、何もわかんないよな？人間のことなんて」
我妻善逸「いてててててて！」
我妻善逸「お前かわいくないよ！ほんとそういうとこ！もうほんと全然かわいくない！」
我妻善逸「鬼の禰豆子ちゃんがあんなにかわいいのに雀のお前が凶暴じゃ…」
我妻善逸「あっ！！あいつ禰豆子ちゃん持って行ったー！！」
我妻善逸「なんで俺の大切な禰豆子ちゃん持ってってんだー！！とんでもねー炭治郎だー！！危ないとこ連れてくな女の子を！！バカバカバカ！禰豆子ちゃーん！！」」
我妻善逸「お前かわいくないよ！ほんとそういうとこ！もうほんと全然かわいくない！」
我妻善逸「鬼の禰豆子ちゃんがあんなにかわいいのに雀のお前が凶暴じゃ…」
我妻善逸「あっ！！あいつ禰豆子ちゃん持って行ったー！！」
我妻善逸「なんで俺の大切な禰豆子ちゃん持ってってんだー！！とんでもねー炭治郎だー！！危ないとこ連れてくな女の子を！！バカバカバカ！禰豆子ちゃーん！！」」
村田「まただ！またこの音だ…この音が聞こえて来て気付いたら隊員同士が斬り合いになったんだ！」
嘴平伊之助「こいつらみんな馬鹿だぜ！隊員同士でやり合うのは御法度だって知らねぇんだ！」
竈門炭治郎「いや違う！動きがおかしい！」
竈門炭治郎「何かに操られている！」
嘴平伊之助「よし、じゃ、ぶった斬ってやるぜ！」
竈門炭治郎「駄目だ！生きてる！まだ生きてる人も混じってる！それに仲間の亡骸を傷付けるわけにはいかない！」
嘴平伊之助「否定ばっか…」
嘴平伊之助「するんじゃねぇー！」
嘴平伊之助「否定ばっか…」
嘴平伊之助「するんじゃねぇー！」
竈門炭治郎「(背中が…甘い！奇妙な匂い…)」
竈門炭治郎「糸だ！糸で操られてる！糸を斬れ！」
嘴平伊之助「お前より俺が先に気付いてたね！」
竈門炭治郎「(敵はどこだ…操ってる鬼の位置…なんだ！？すごい刺激臭だ！一瞬だけど…これは！)」
竈門炭治郎「(蜘蛛！？蜘蛛が操り糸をつないでいるのか！ということは…)」
母蜘蛛「ふふふ、さぁ私のかわいいお人形達、手足がもげるまで踊り狂ってね」
竈門炭治郎「糸を斬るだけじゃ駄目だ！また蜘蛛が操り糸を繋ぐ！だから…(また刺激臭！？なんだこれは…風に乗って流れて来てる…)」
嘴平伊之助「じゃあその蜘蛛を皆殺しにすればいいってことだな」
竈門炭治郎「無理だ！蜘蛛は小さいし多分かなり数がいる！操ってる鬼を見つけなければいけないんだよ！」
嘴平伊之助「オラ！オラ！」
竈門炭治郎「無理だ伊之助！」
竈門炭治郎「伊之助、もし君が鬼の位置を正確に探る何らかの力を持っているなら協力してくれ！さっきから変な匂いが流れて来ていて俺の鼻がうまく機能しないんだ！」
竈門炭治郎「それから…えっと…」
村田「村田だ！」
竈門炭治郎「それから…えっと…」
村田「村田だ！」
竈門炭治郎「村田さん！村田さんと俺で操られてる人達は何とかする！伊之助は…」
竈門炭治郎「(浮いてる！？いや…糸の上に立ってるんだ…家族って…)」
累「お前らなんかすぐに母さんが殺すから」
嘴平伊之助「くはっ！どこ行くんだてめぇ！勝負しろ！」
竈門炭治郎「伊之助！」
嘴平伊之助「何のために出てきたんだ…？」
竈門炭治郎「あの子はおそらく操り糸の鬼じゃないんだ！だからまず先に！」
嘴平伊之助「あー！わかったっつーの！」
嘴平伊之助「鬼の居場所を探れってことだろ！うるっせぇデコ太郎が！」
嘴平伊之助「見つけた」
嘴平伊之助「そこかぁ！」
累「誰にも邪魔はさせない。僕達は家族五人で幸せに暮らすんだ。僕達の絆は誰にも斬れない」
次回予告我妻善逸「禰豆子ちゃーん！炭治郎ー！いないのかー！」
チュン太郎「一旦落ち着いて周りの音を聞こうよ！」
我妻善逸「禰豆子ちゃんが危ないんだぞ！チュン太郎も騒いでないで探せ！」
我妻善逸「禰豆子ちゃんが危ないんだぞ！チュン太郎も騒いでないで探せ！」
チュン太郎「だから落ち着けって！」
チュン太郎「ここで大正こそこそ噂話！僕の本当の名前は“うこぎ”です。うこぎご飯が大好物だからなんだけど、善逸は気づいてくれないから豆ばかりだよ」
我妻善逸「何怒ってんだよ？これ食って落ち着けよ」
チュン太郎「ちゅんちゅん！うこぎご飯のおにぎりだ！」
我妻善逸「何怒ってんだよ？これ食って落ち着けよ」
チュン太郎「ちゅんちゅん！うこぎご飯のおにぎりだ！」
我妻善逸「食ったらお前も探せよ。禰豆子ちゃんが危ないんだから。禰豆子ちゃーん！」
チュン太郎「本気で心配してる。こういうところがあるから憎めないんだなぁ」
我妻善逸「次回、第16話 自分ではない誰かを前へ」
我妻善逸「次回、第16話 自分ではない誰かを前へ」
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