名探偵コナン | 第1104話『真犯人は逃走中』ネタバレ | Detective Conan

Detective Conan
原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama) TVアニメ『名探偵コナン』 第1104話ネタバレ
第1104話 真犯人は逃走中
放送日	2023年11月18日
OPテーマ	Unraveling Love ～少しの勇気～ (歌 : 倉木麻衣)
EDテーマ	…and rescue me (歌 : Rainy)
CAST
江戸川コナン Edogawa Conan CV.高山みなみ 吉田歩美 Yoshida Ayumi CV.岩居由希子 円谷光彦 Tsuburaya Mitsuhiko CV.大谷育江 小嶋元太 Kojima Genta CV.高木渉 灰原哀 Haibara Ai CV.林原めぐみ 目暮十三 Megure Juzo CV.茶風林 高木渉 Takagi Wataru CV.高木渉 千葉和伸 Chiba Kazunobu CV.千葉一伸 坂口寛太 CV.宮本崇弘 おばさん CV.渡辺ゆかり

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STORY
公園で遊んでいたコナン、歩美、元太、光彦、灰原は、茂みで男性の遺体を発見。到着した警察によると男性は近くのビルで金融業を営んでいる高松次郎で、金銭トラブルや強盗殺人の可能性などが考えられた。凶器の石に血がべっとりと付着していることから、犯人は相当な返り血を浴びているはずだということになる。ずっと公園に居たコナンたちは不審な人物を目撃しておらず、発見された血の付いた足跡も途中で無くなっており……。
吉田歩美「キャーーーッ！」 高木刑事「亡くなったのは高松次郎さん50歳。近くのビルで金融業を営んでいたそうです」 高木刑事「違法な金利でお金を貸していたらしく、いわゆる闇金業者ですね」 目暮警部「この事件、金銭トラブルの可能性も考えられるな」 高木刑事「被害者の財布や時計など目ぼしい金品がなくなっていました。もしかしたら通り魔的な強盗殺人の線も…」 目暮警部「そうだな。それで凶器は見たところ遺体の側に落ちていた石で間違いなさそうだが」 高木刑事「はい、被害者の頭部の傷痕から凶器はその石で間違いないそうです。それて死亡推定時刻は午後3時からコナン君達が発見した午後3時25分までの間と推定されます」 目暮警部「君達は誰か不審な人物を見とらんかね？」 円谷光彦「見てないです」 コナン「ボク達2時くらいから公園で遊んでたけど、広場の方は誰も通ってないと思うよ。犯人は広場と反対方向に逃げたんじゃないかな。だって足跡が…」 高木刑事「どうやら犯人も靴が血で汚れているのに気づいたみたいで」 高木刑事「公園の入口近くの水道で洗ったみたいなんだ」 目暮警部「何ィ！？目撃者が誰もいない！？」 高木刑事「はい。今のところ有力な情報は何も…」 千葉刑事「それと残念ながら公園付近に防犯カメラは設置されていませんでした」 目暮警部「仕方ない。一旦この現場は撤収だ」 高木・千葉「はい」 コナン「(ん？あれは…血か？)」 コナン「あそこに真新しい血痕があるんだ」 円谷光彦「本当ですね」 コナン「たぶん返り血を浴びた犯人は誰にも見つからないように人通りがない道を選んで逃げたんだ」 円谷光彦「こうなったら他にも犯人の手がかりが残っていないか捜しましょう！」 小嶋元太「行くぞ！」 吉田歩美「あった！」 円谷光彦「これ血ですね。ナイスです歩美ちゃん」 小嶋元太「よーし、追いかけようぜ」 円谷光彦「大通りに出ちゃいましたね」 円谷光彦「あのー何かあったんですか？」 「ああ実はね、少し前自転車が電柱に激突しちゃったのよ」 円谷光彦「ぶつかった人は大丈夫なんですか？」 「それが結構な血が出ていて救急車で運ばれていたわ」 コナン「救急車…あっ！」 円谷光彦「コナン君！どうしたんどすか？」 コナン「わかったんだよ。犯人がどうやって警察の包囲網から逃げきったのかが！そしてその証拠になるものがきっとこの辺りに落ちているはずだ」 円谷光彦「僕達も探します！」 吉田歩美「あっ！コナン君これ見て！」 コナン「これだ！」 コナン「でかしたぞ歩美ちゃん」 コナン「高木刑事？調べて欲しい事があるんだけど」 円谷光彦「失礼します」 坂口寛太「ん？子ども？」 小嶋元太「オレ達少年探偵団だぜ」 コナン「お兄さん、自転車を電柱にぶつけて怪我した人だよね？」 坂口寛太「そうだけど」 円谷光彦「どうして電柱にぶつかったんですか？」 坂口寛太「ハンドル操作を間違ったんだよ」 円谷光彦「じゃあ事故だったんですね？」 坂口寛太「そうだよ」 コナン「あれれ～おかしいな～だって本当にハンドル操作を誤って電柱にぶつかりそうになったんだったら、普通ブレーキをかけて回避しようとするよね？でも現場にはブレーキの跡なんて一切なかったよ」 コナン「お兄さん、本当は自分から電柱にぶつかりに行ったんじゃない？ケガをして出血する事であるものをごまかそうとしたんだ」 円谷光彦「あるものって…あっ！わかりました！血でごまかせるのは血。つまり他人の血ですね」 コナン「ああ、お兄さんこそが公園で亡くなっていた高松次郎さん殺害の犯人だ」 「！！」 コナン「事件の全容はこうじゃないかな」 コナン「あなたは高松さんを殺害し公園から逃げた」 コナン「でも返り血を浴びていたので」 コナン「人目につかない道を通って逃げざるを得なかった」 コナン「だけどそんな道を探しながら逃げるのにも限界があったんだ」 コナン「逃げ場を失いつつあったあなたは苦肉の策を考えた」 コナン「大ケガをして救急車で運ばれるって策をね」 坂口寛太「ふんっ、馬鹿馬鹿しい！大体返り血がべっとりついた服を着たまま自転車で街中を走ったら、その時点で通報されるだろ！」 コナン「服についた返り血を気づかれないよう細工でもしてたんでしょ？公園の土か何かで」 坂口寛太「だったら証拠はあるのか？」 コナン「あるよ。コレお兄さんが放置自転車を盗んだ時に破り捨てた紙だよね？この紙にはわずかだけど血痕が残ってるんだ」 円谷光彦「うわっ！何するんですか！？」 小嶋元太「出せよ！」 坂口寛太「ふんっ！これで大事な証拠はなくなったなバーカ！」 コナン「大丈夫だよ。あの証拠がなくても」 目暮警部「失礼しますよ」 高木刑事「坂口寛太さん、高松次郎さんの殺害容疑で警察署までご同行願えますか？」 坂口寛太「俺は殺害なんてしてねぇよ」 千葉刑事「これに見覚えは？病院からあなたを治療する際に脱がした服をお預かりしました」 高木刑事「そしてこの服に付着した血液を調べさせてもらいました。あなたの他に高松次郎さんの血液も検出されました」 目暮警部「言い逃れはできませんぞ」 坂口寛太「あれは出来心だったんだ…ベンチで眠っている人がいて」 坂口寛太「いい時計をしてたから、財布にもたくさんお金があると思って…」 坂口寛太「そしたらあの男が目を覚まして」 坂口寛太「揉み合いになって…」 坂口寛太「本当に殺すつもりはなかったんだ」 目暮警部「詳しい話は署の方でお聞かせ願いましょうか」
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