ONE PIECE | 第325話『おれは白ひげを王にする バナロ島の決闘』ネタバレ

ONE PIECE
原作(Original Story): 尾田栄一郎(Oda Eiichiro) TVアニメ『ONE PIECE』 第325話ネタバレ
第325話 最凶の能力！エースを襲う黒ひげの闇
放送日	2007年9月23日
OPテーマ	Crazy Rainbow
CAST
エース Portgas D. Ace CV.古川登志夫 黒ひげ Marshall D. Teach CV.大塚明夫 ジーザス・バージェス Jesus Burgess CV.稲田徹 ヴァン・オーガー Van Augur CV.高塚正也 ラフィット Laffitte CV.松野太紀 ドクQ Doc Q CV.内田直哉 ストロンガー Stronger

EPISODE GUIDE
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TITLE CARD

黒ひげ「ゼハハハハ！とんでもねェ事やりやがった」

黒ひげ「おい見ろ。麦わらの記事だ。司法の塔を落としたそうだ。これは賞金もはね上がるぞ！」

ラフィット「エニエスロビーならウォーターセブンの海列車が有名ですな」

ヴァン・オーガー「ここから遠くない。それもまた巡り合わせ」

ドクQ「我々の射程範囲にいるとは…憐れ…運のない奴らだ」

ジーザス・バージェス「ウィーハハハハ！行こうぜ船長！」

黒ひげ「当然行くとも！ゼハハハハ！」

黒ひげ「出航の準備をしろ！忙しくなるぞ！」

エース「おーい、待てよティーチ。探したぞ」

『出回った麦わら海賊団の手配書に世界中が驚き沸き立った日から遡る事3日』

『ある島で一つの事件が起きていた。ここはグランドラインバナロ島』

黒ひげ「おお！エース！隊長！」

エース「よせ。今更隊長なんて。そういうのは人を敬える奴が使う言葉だ。バカにしてやがる」

ラフィット「ほう…あなたがかの火拳のエース」

エース「ああそうだ。よろしくな」

エース「お前ももう立派に船長やってんだろ？黒ひげ海賊団マーシャル・D・ティーチ船長」

黒ひげ「ゼハハハハ！何だよエース！久しぶりだな！どうしたんだ？なぜここがわかった？」

エース「ティーチ、無駄な問答はやめようぜ。人の倍の人生を歩んでるお前がこの状況を理解できんわけがねェ」

エース「そうだよな」

黒ひげ「ああわかった。じゃあ一つ話をさせてくれ。なァエース！お前おれの仲間にならねェか？おれと一緒に世界を取ろう！おれが成り上がる手段はもう全て計画してある！」

黒ひげ「白ひげの時代はもう終わりだ！海賊王にはおれがなる！まず手始めにこの先のウォーターセブンにいる麦わらのルフィをブチ殺して政府への手土産にする！」

エース「ルフィ？何だと？」

黒ひげ「知ってるのか？」

エース「つくづく野放しにできねェな…そいつはおれの弟だ！そして当然おれもおめェの仲間にゃあ」


エース「ならねェ」


エース「へへ…行儀の悪ィ野郎がいるな」

エース「火銃！」


バージェス「ウィー～～～～～～ハ！」


エース「炎戒！」

エース「火柱！」

黒ひげ「オーガー！バージェス！勝手に手ェ出すんじゃねェよ！おめェらじゃまだあの男に敵わねェ！引っ込んでろ！」

エース「火拳！」

黒ひげ「おうわァ～～～～っ！ぐわっちちちあち！」

ラフィット「船長！」






黒ひげ「ゼハハハハ…わかってるよエース…おれを殺してェんだよなァ…そりゃそうだ…仲間殺しは大罪だ」

黒ひげ「4番隊隊長サッチは確かにおれがブッ殺した！仕方がなかったんだよ！あいつがおれの意中の悪魔の実を手に入れやがったんだ！」

黒ひげ「船の掟じゃ見つけた奴が口にしていいルールだっただろ。おれは図鑑に載ってる実の形は全て覚えてたから、それがおれの求め続けたものだとすぐにわかった」

黒ひげ「そもそもおれが何十年も白ひげの船にいたのは、その実が転がり込んで来る確率が一番高ェと思ったからだ。運がなけりゃ諦めもしたが」

黒ひげ「その実はおれの友達の手に入った」

エース「それでサッチを殺して奪ったのか」

黒ひげ「まァハズミさ。この能力はおれを選んだんだよエース。おれァこれで最強になれたんだよエース！見ろ。ロギアの中でもまた異質」

黒ひげ「エース、お前の体は火だろ！？ゼハハハハ！おれは闇だ！」


エース「闇？」
黒ひげ「そうさエース隊長。おれはおめェにゃ殺されねェ。悪魔の実の歴史上、最も凶悪とされるのがこの力」

黒ひげ「ロギア系ヤミヤミの実！おれは闇人間になったんだ。その実力の程は今すぐ見せてやる」

エース「好きにしろ」

バージェス「何してんだ！急げ！船長が暴れるぞ！早く逃げねェとおれ達まで巻き添え食っちまうだろうが！」

黒ひげ「闇とは引力。全てを引きずり込む力。一切の光も逃さねェ無限の引力だ」

エース「肝心のおれに届いてねェじゃねェか」

黒ひげ「まだお前にゃ手は出さん。そこで町を眺めているといい」

黒ひげ「ブラック・ホール！」

黒ひげ「闇の引力は物体を無限の力で凝縮させ押し潰す」

黒ひげ「消えた町なら今見せてやる。その成れの果ての姿をな！」

黒ひげ「リベレイション」


黒ひげ「あ？」

エース「蛍火」

エース「火達磨！」

黒ひげ「くわアアーっ！」

黒ひげ「ぬあちちちちちち！」

エース「闇の力の凄さはよくわかった。だが不思議だな。ロギアならこんな攻撃受け流せてもいいだろうに」


黒ひげ「言った筈だぞ。闇は全てを引きずり込む。銃弾も刃も打撃も火み雷も！お前らと違って攻撃を受け流す事などできず」

黒ひげ「おれの体はあらゆる痛みまで常人以上に引き込んじまう。だが、そのリスクと引きかえにもう一つ！引きずり込める物があるのさ」

黒ひげ「闇水(くろうず)」

黒ひげ「闇の引力は正確に能力者の実体を引き寄せ」

黒ひげ「そしておれの体は…」

黒ひげ「ん～？どうだ？もう気づいたんじゃねェか？エース」

エース「まさか」



黒ひげ「ゼハハハハハ！」

黒ひげ「殴られるなんてのはずいぶん久しぶりなんじゃねェのか！？エース…おれがお前を掴んだ瞬間わかった筈だ」

黒ひげ「おれの闇が引きずり込むもう一つのものは悪魔の力だ！つまりおれが実体に触れると能力者はその間いかなる能力も使えなくなる」

黒ひげ「ロギア！ゾオン！パラミシア！己の能力に過信するこの世の全ての能力者達に対し、おれは防御不能の攻撃力を得た！」

エース「捕まらなきゃいいんだろ」

黒ひげ「闇の引力からは逃げられねェと証明した筈だ！闇水！」

エース「神火」

エース「不知火」

黒ひげ「ぐああああ」


黒ひげ「くそ！炎の槍か！」

エース「首の骨がイカレちまう！厄介な能力手に入れやがって…」

エース「十字火！」

オーガー「さすがに白ひげの船の隊長ともなれば基礎戦闘能力まで凄まじい。さて今日もまた運命の別れ道なのである」

黒ひげ「闇の前では全て無力。お前の強さをもってしてもな」

黒ひげ「しかし益々惜しい力だ。エース！おれの仲間になれ！」

エース「力に屈したら男に生まれた意味がねェだろう。おれは決して人生にくいは残さない。わかったかバカ」

黒ひげ「生きてナンボのこの世界…まったく残念だエース…闇に死ね！」

エース「大炎戒！」

エース「炎帝！」

黒ひげ「ゼハハハハ！太陽か闇か！勝者は一人だ！」

エース「おれは白ひげを王にする」




『グランドライン、バナロ島の決闘。この二人の海賊の争いは後に起こるあの極めて大きな事件の引き鉄として語られる事となる』

 

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