おそ松さん | 第3期8話『高尾山』ネタバレ | Osomatsu-san

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TVアニメ『おそ松さん』 第3期8話ネタバレ 第3期8話『高尾山』 チョロ松「(おはようございます。チョロ松です)」 チョロ松「(今日は僕達みんなで高尾山に行きます)」 チョロ松「(高尾山は八王子市にある人気の観光スポットで年間の登山者はなんと世界一なんです！)」 チョロ松「(楽しみだなぁ フフフフ)」 チョロ松「みんな早くして。電車の時間に遅れるよ」 一松 「お待たせ」 チョロ松「山ナメてるだろ一松 ！なんでサンダルなんだよ！」 カラ松「フッ！待たせたな」 チョロ松「なんでお前はギター持ってんの！？」 トッティ「準備完了」 チョロ松「日焼けを気にしすぎ！山に行くんだからある程度諦めてよトド松」 チョロ松「はぁ！？そこまで本格的な山旅は想定していませんけど！？」 チョロ松「ってあれ？そういや残りの一人は？」 チョロ松「起きろぉー！！」 おそ松「いや～平日昼の普通電車は空いてて最高だよね～」 おそ松「なんでみんな平日昼の普通に乗らないのかな～？」 チョロ松「仕事してるからじゃない？」 十四松「出かける時は平日の昼がいいよね。あんまり混んでないし」 トッティ「なんでみんなそうしないのかな～？馬鹿なのかな～？」 チョロ松「仕事してるからじゃない」 カラ松「ふふ！結局は俺達ニートって一番の勝ち組だよな」 十四松「確かに」 「あははははは！」 一松「ところでさ、何で急に高尾山に行くことになったの？」 十四松「我々ニートが日頃感じているそこはかとない不安感を少しでも和らげるため」 トッティ「そう！こうしたちょっとした遠出をすればちょっとした達成感を得られて精神的に少し安定する。そういうのが狙いです」 一松「なるほど～」 「ニート最高～！」 チョロ松「くだらないこと言ってないでみんな早くこれ読んで」 一松「何だこれ？」 チョロ松「旅のしおり！」 松「しおり！！？」 チョロ松「僕が今日のために一生懸命作っておいたから」 おそ松「お前のこういう所ってほんと気持ち悪いよね」 チョロ松「気持ち悪いって言うな！」 カラ松「オイ！！予定の中に…俺の...ワンマンライブが入ってないぞ…」 チョロ松「入れるわけねぇだろ！」 トッティ「あの…記念撮影多くないっすか？野郎6人できついんだけど…」 十四松「レクリエーションもひどい。しりとり、ビンゴゲーム、かくれんぼ。地獄だね」 一松「おい！最後のキャンプファイヤーって何だよ！？そ…それぞれの夢を語り合う…？」 おそ松「野郎共6人で？」 トッティ「高尾山で…」 チョロ松「やるよ！やるから！」 チョロ松「僕一生懸命考えたもん！」 チョロ松「勝手な行動は許さないぞー！」 チョロ松「ここで乗り換えだよ」 チョロ松「もう一つ乗り換えようか」 チョロ松「次はこっちで乗り換え」 一松 「でもああいうのが一人いてくれるとこっちは馬鹿みたいに着いていくだけでいいから楽っちゃ楽なんだよな」 おそ松「ぶっちゃけ助かる」 カラ松「チョロ松、さっきは責めてごめん」 松「ごめん」 トッティ「いやここどこ！？山に一向に着かないんだけどチョロ松兄さん！」 十四松「迷ったでしょ！」 チョロ松「ううん。迷ってないよ」 カラ松「いや！だって」 チョロ松「迷ってないよ」 チョロ松「迷ってないよ迷ってないよ」 トッティ「怖い怖い怖い！怖い！」 十四松「あれ？やばい。切符がない」 トッティ「はぁ？もう！」 一松「俺もない」 トッティ「え？」 カラ松「俺もだ」 トッティ「は！」 カラ松「おそ松、お前切符持ってるか？」 おそ松「切符ってなに」 トッティ「おい！20歳を越えた大人達よ！」 チョロ松「切符切符切符…」 トッティ「いや チョロ松兄さん！今しおり見ても意味ないでしょ。何も解決しないよ！」 チョロ松「何やってんの？」 十四松「気を付けろ～山は何があるかわかんねぇ」 チョロ松「まだ山じゃない」 トッティ「うん…どこまで行こっか？山頂まではしんどいからやだな～」 チョロ松「じゃああそこは？薬王院。みんなでお参りして帰ろうよ」 トッティ「いいね！じゃあ早く行こう。日が暮れるとやだし」 チョロ松「そうだね。で…山はどっち？」 カラ松「フン！山はあっちだ」 十四松「え？カラ松兄さんなんでわかるの？」 カラ松「フッ なんでわかるかって？山が俺を呼んでるから」 十四松「すーげぇ！」 トッティ「山こっちだよ」  チョロ松「あ！ちょっと待って！全員揃ってない！」 おそ松「へへ！」 トッティ「土産買うの早いって。帰りに買おうよ～てかその刀いる？」 おそ松「かっこいいだろ」 十四松「いいな～」 カラ松「ハハハハ！イエーーイ！」 チョロ松「だから土産は後でいいから！」 トッティ「映えるわ～」 チョロ松「先行くなー！トド松ー！」 チョロ松「あ！ご飯は後後！先にお参り！」 十四松「う～ん どっちで行こうか？」 トッティ「迷うね～いやしおりはいいんだって！」 カラ松「ブラザー達よ！まさか文明の力を頼る気か？山が泣いてるぜ！歩いて登ろうぜ！」 カラ松「みんなで力を合わせて山を制するんだあああ！」 トッティ「でも歩いて登ると２時間弱かかるみたいだけど」 おそ松「どーぞ」 十四松「行けば？」 チョロ松「おそ松兄さん、ケーブルカーとリフトどっちがいいと思う？」 おそ松「どっちでもいいよ。てかバラバラに乗ればいいんじゃないの？」 トッティ「ケーブルカー派の人ー」 チョロ松「はーい」 十四松「リフト派の人ー」 おそ松「おー」 十四松「一松兄さんは？」 一松「いやぁ迷う。これ難しいね」 トッティ「ケーブルカーの方がいいって。安心じゃん」 十四松「でもリフトの方が迫力がある」 チョロ松「いやぁ 意外とケーブルカーの方が景色はよかったりするからね」 カラ松「風を感じようぜ！リフトだろ！」 十四松「一松兄さんは？」 一松「いやぁ難しい。こりゃ性格が出るな」 松「はぁ...どっちかなぁ...」 おそ松「早く決めない！？」 カラ松「ちょ…ちょっと待てー！」 カラ松「これ結構な値段するぞ…」 カラ松「まさか山に着く前にこんな難関が」 十四松「ニート割ないの？」 おそ松「ねぇだろ」 十四松「あ！いいアイデア発見伝！」 トド松「お…お山ー！お山行くのー！」 チョロ松「小２六枚くだちゃーい！」 十四松「小２です！」 おそ松「小２です！」 松「小２くだちゃーい！」 おそ松「クソが！きっちり取りやがった。高尾山手ごわいな～」 一松「ああ ナメてたぜ...もう俺は…無理だ…」 トッティ「早いな。まだ山に着いてないけど」 一松「足が取れる」 トッティ「なぜサンダルで来た」 カラ松「乗るのは二人ずつだ。ペアを決めないとな」 おそ松「え！気持ち悪いよ。一人ずつでいいだろ」 チョロ松「駄目だって。他のお客の迷惑になる。グーチョキパーでペア決めよ」 カラ松「ヘッ！よかったな～俺の隣は特等席だ。幸せな奴め」 一松「トッティ代わってくんない？」 トッティ「ん？代わる？ほんとにいいの！？」 一松「やっぱいいや。どっちもどっちだな」 トッティ「でしょ」 カラ松・十四松「どういう意味だ？」 チョロ松「代わろうか？」 松「いえ。絶対嫌です」 チョロ松「だよな」 おそ松「どういう意味だ！」 おそ松「ん？なんで震えてんの？どうした？」 チョロ松「リ…リフトってどう乗るんだっけ…」 おそ松「は？」 チョロ松「やばい…僕乗れないかも…」 おそ松「簡単だよ。立ってりゃ勝手に来るから座ればいいだ」 チョロ松「緊張してきた～」 おそ松「大丈夫か？」 おそ松「なんで避けるんだよ！」 カラ松「山と俺～🎵山と俺～山俺～🎵」 チョロ松「うう…」 おそ松「わー！テンション上がるー！フゥー！」 チョロ松「あんまり動くな！危なっかしいなもー！」 おそ松「ほら！見てみ」 チョロ松「あ～」 十四松「あの…トッティ？僕の写真も撮ってくれないかな？」 トッティ「駄目だよ。僕は今日一人で高尾山に来てる体で撮ってるんだから。兄さん達が映り込むとＳＮＳのいいね数減る」 トッティ「あ…ちょっと待って！え～！？ちょ！何投稿してんの！」 十四松「あはは！匂わせてみました」 おそ松 「おーいお前ら！今日は来てよかったな！ニート最高！イェイ！」 松「イェイ！はははは！！」 「キャーーッ」 「キャーーッ」 「キャーーッ」 おそ松「お幸せに」 チョロ松「浮気しちゃ駄目だよ」 STAFF「はーい 撮りますよー」 松「ハハハハ！」 一松「この写真欲しいね」 おそ松「すげー欲しい！」 STAFF「ありがとうございます。1枚７００円です」 松「いえ。結構です」 十四松「我々文無しなので」 一松「ああ…もう無理だ…」 おそ松「なんだよこの刀！邪魔なんだよ！いてっ」 十四松「情けねぇぞお前達！歩け歩け～」 松「わ～！すげ～！」 チョロ松「きれい～気持ちいい～」 一松「山って空気が違うよね」 カラ松「ああ…なんか澄んでる！」 トッティ「写真撮る？」 松「シェー！」 一松「うまい」 十四松 「うまー！」 カラ松「おい！おいおいおい！こらぁ！！」 おそ松「あああ！満足した」 一松「よし。じゃあ帰ろう」 チョロ松「いやいやいやいや！お参り！薬王院まで行くからね！」 一松「もう限界だ…」 カラ松「諦めよう…」 おそ松「ここでいいよ…」 カラ松「帰ろう…」 一松「無理だよ…」 チョロ松「(僕達はいつもこうだった)」 チョロ松「(何かを初めてもすぐ言い訳をして逃げて何も成し遂げられない。でも今回は違った。諦めたくなかった。目的地まで辿り着けば自分達の何かが変わる気がしたんだ)」 チョロ松「(そう。明日からまたやって来るクソみたいな日常に抗うため僕達は諦めたくなかったんだ)」 チョロ松「そして僕達は対に辿り着いた！」 チョロ松「ついにやったんだ！」 チョロ松「ちっちゃなことかもしれない。でも成し遂げられたんだ。僕達もやれるんだ」 チョロ松「と思ったら」 チョロ松「そんなものは全て幻だった」